M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Welcome to the Dungeon (Oink Games/IELLO)・T.I.M.E. Stories (Space Cowboy)をプレイしました。

まずはT.I.M.Eストーリーズですが、人待ちがてら3人でドラゴンの予言シナリオの前半戦のやり直しプレイ。前回とにかく後半に突入すること最優先で進めてしまってボロボロの状態だったので、もう1ループ再プレイして万全の状態で後半戦に入ったところまで進めておきます。

微妙な時間調整でダンジョンオブマンダム。低レベルモンスターは回復の餌で高レベルモンスターは無視できるけど中レベルモンスターはヴォーパルダガーで切るしかないというトリッキーなローグをプレイしました。2点先取して勝ち。

4人揃ってT.I.M.Eストーリーズはドラゴンの予言シナリオの後半戦。前半デッキの半分の厚みなのでそれほど時間はかかりませんが、難しめの謎ありヘビーな戦闘ありの濃厚なシナリオでした。結局ドラゴンは出てきませんでした。回を重ねてるだけあって、拡張セットのシナリオはどれも基本セットのような解けないと完全に詰まる系のシナリオ構造にはなっておらず、納得するかどうかはともかく丹念に周回重ねていけばドハマりはしない親切設計です。
若干時間余ったので次の拡張のアンダーザマスクを1ループだけプレイしました。舞台は古代エジプトで、ツタンカーメンのマスクが盗まれたのでなんとかしろという今までにない目的が明確なミッションです。最初はキャラクター4人しかいませんが、シナリオ中に登場する他の人物に1ループ中に5回まで乗り換えられるという新基軸が導入されています。序盤からこの新機能をガンガン活用していきますが、さすがに初回では一通り街を回った程度で時間切れでした。続きは次回。

ML.K 6月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者5人。
Welcome to the Dungeon (Oink Games/IELLO)・Dominion (RGG)・Lancaster (Queen)・DORASURE (GIANTHOBBY)をプレイしました。

まずは人待ちダンジョンオブマンダム英語版。キャラクター増えてバリエーション違いのゲームができるようになりました。とりあえず分かりやすそうなバーバリアンを選択。ボーパルソードがボーパルアックスになっていてモンスター見てから使う使わない決められるとか、基本の戦士より扱いやすそうな感じです。その分だけ装備捨てたときの弱体化が激しく引き時見極めるのが難しそう。真っ先に1ポイント獲得するも後が続かず負け。

4人でドミニオンは最新拡張の帝国入り。借金システムだとか、同じ山札で上5枚と下5枚の内容が違うとか、サプライにVPが貯まっていくとか、新しいシステムが多数投入されています。全体としては後順不利なバランスの補正がメインな感じ。4戦2勝。

5人でEU離脱記念ということでイングランドが舞台のランカスター。他人を排除できるタイプのワーカープレースメントですが、排除する方もされる方も無用の浪費をしてしまうので、いかに他人を競合しないかが重要なゲームです。そのためにも可能なら人より先に騎士をレベルアップして他人の置けない城に行けるようしておくのが効果的かと思います。貴族全部揃えて勝ち。

最後ドラスレはサムライ・キャスター・ガンナー・ヴァンパイア・パラディンというパーティーでヴァンパイアが落ちて負け。ヴァンパイアをプリンスに交代して再戦しましたが、順調に最終決戦に進むも全滅。パラディンが初手で丸呑みされたのが痛かったです。

終了後は場所を変えて裏例会。Pirates vs. Dinosaurs (Jolly Roger Games)をプレイしました。参加者3人。
海賊ゲー以外出す気なさそうなメーカー名に始まりいかにも色物ゲームな海賊対恐竜。ロストワールドっぽい謎の島で次々と襲ってくる恐竜を撃退しながら宝探しをします。ゲームの前半は島の探索で、カードで他のプレイヤーを妨害しながら、各自事前に割り当てられた目的地を伏せ置きされたタイルから探します。自分の分を見つけた人は発掘ポイントに移動して、財宝を袋から引きまくり、火山が噴火して島が沈む前に脱出します。直接攻撃ありのテーベの東といった雰囲気のプレイ感で、見た目に反して意外としっかりしたゲームでした。負け。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Zombicide: Black Plague (Cool Mini Or Not)・Terra Mystica (Feuerland Spiele/テンデイズゲームズ)・A Study in Emerald (Treefrog/アークライト)・ドラフト戦国大名 (遊志堂)をプレイしました。

まずは3人でゾンビサイド:黒死病。狼の街拡張入り。プレイヤー側には新キャラ4人と新アイテムデッキ、ゾンビ側には1ラウンドに3アクションしてくる狼ゾンビが追加されます。アボミネーションの狼版、ウルフボミネーションも普通に3アクションしてきます。基本セットになかった高レベルキャラクターしか使えないアイテムが追加されて、カードの上のレベルインジケーターが意味あるようになり、高レベル武器には3ダメージ出るものがあるので、アボミネーションを戦闘で倒す目も出てきました。
シナリオ0は省略してシナリオ1から。新キャラ入れて1人2キャラ持ち、序盤アイテム揃うまでは薄氷でしたが、後半強力な武装が揃うとみんな次々とゾンビを薙ぎ払えるようになり、危げなく勝ち。

1人増えて4人でテラミスティカ。ドワーフ・カオスマジジャン・シェイプシフター・アコライトという配牌。シェイプシフターで最下位。隣接プレイヤーとのマナのやりとりで儲ける特殊能力なのに、初期配置で隣に誰もいないと箱の鍵は箱の中状態で全く前進できませんです。地形に関係なく好きなように進出できるアコライトが強そうでした。

ワレスの翠色の習作はクトゥルフテーマのデッキ構築+正体隠匿系のチーム戦。クトゥルフ側と探索者側のチームは均等に割れるとは限りませんが、今回は開けてみたら順当に2対2でした。序盤は正体探りながらデッキを育てていくのだと思いますが、陣営どちらでも結局は何でもダイナマイトで解決するゲームなので、火力重視でカードを買っていくのがよいと思います。探索者側は正体バレると即ゲーム終了ですが、クトゥルフ側は正体割れても特段のペナルティはない(どころかむしろ盤上の戦力が回復する)ので、序盤からどんどんリスク取っていってよさそうな雰囲気です。全体として悪くはなさそうですが、エリアマジョリティに勝たないとカードが買えないので序盤に他人と絡めば絡むほど出遅れるシステムとか旧支配者の皆さんは単に爆破されるのを待つだけの的だとか、原作知らない分を割り引いてもイマイチ訴求力には欠けると思います。ワレスの原作ものはだいたいそんな感じですが。

ドラフト戦国大名。担当勢力ランダムに決めると武田。戦国ゲームらしく普通に包囲されている立地ですが、常に行軍アクションが不足ぎみなゲームなので、マップ中央へのアクセスが良いのは悪くないです。1点差2位。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Theomachy (P.E.)・Mage Knight Board Game (WizKids)・Elements (Adlung-Spiele/B2FGames)・The Last Spike (Columbia)をプレイしました。

3人でテオマキー。神話体系や神様同士の強弱はあまりバランス取ってある感じしないですが、ある程度の不平等さはポーカーなので折り込み済みといったところかもしれません。やはりデッキがどんどん腐っていく欠点が目につきますが、相応の面白さは保証されています。脱落型のゲームなので最後の2人になってから展開加速するルールが一応はあるのですが、イマイチ機能してなさげで箱に30~60分と書いてあるのは明らかに嘘です。
バビロニア神話の女神イシュタルで相手はスラブ神話の邪神女神モッコスとクトゥルフ神話のニャルラトテップ。1番に脱落。バビロニア神話の固有カードで英雄王ギルガメッシュも登場しますが、あまり戦闘の役には立たない能力でした。

ちょっと古いゲームですが、ギークのランキングでも上位のメイジナイト。1人1キャラ持ってファンタジー世界を探検するルーンバウンド型のゲーム。彩色されたフィギュアが美しい。システムはデッキ構築がベースとなっていて、若干の引き運はあるものの、計画的にリソースマネジメントして探索や戦闘を詰めていく達成感のあるパズルライクなゲームで、高評価も納得です。
最初の入門シナリオの第1ラウンドだけプレイしたところで人が増えたので終了。

1人増えて4人でエレメンツは日本語版。色と数字のカードを配り切りで一見トリックテイクっぽく見えますが、アブストラクトな競りゲー。最初に色の強弱決める伏せ出しで手札の価値がぐっと変わってくるところが面白い。ある程度手札の色や数字が寄らないと全く勝負にならないところなど、トリックテイク風の運要素も強いですが、独特の面白さのあるゲームです。負け。

最後はラストスパイク。トリガー引き勝ち。無料権利書をほとんど取れなかったのでラストスパイク分入れても勝ってるとは思ってませんでしたが、線路敷設コストの差でしょうか。

ML.K 5月例会

札幌市北区民センターでML.Kの5月例会がありました。参加者9人。
Race for the Galaxy (RGG)・Theomachy (Petersen Entertainment)・コバンいただき(篠原遊戯重工)・Dungeon Fighter (Heidelberger Spieleverlag)・私の世界の味方(テンデイス)をプレイしました。

5人でRftGはゼノ拡張入り。今回は人類の軍事力勝利と12軒建設が同時に発生した割とバランスの良い展開でした。5人プレイだと下位2人まで侵略に勝てば2VPなので最下位で連戦連勝しましたが及ばず。

3人でテオマキーは古今東西の神様の1人となって信者を率いて他の神と戦うゲーム。システムとしては、まずドラフトで初期デッキを作って、信者を賭け金にしたテキサスホールデムで他プレイヤーの信者数を削り、デッキ構築で自分のパワーを育てていく、というゲームです。それ相応には面白いのですが、その面白さのほとんどはポーカーに由来していて、このゲーム独自のデッキ構築システムにはあまり光るところはありません。過去いくつもの出来の悪いデッキ構築ゲーが例外なく採用している、スルージエイジズ方式の流れる購入場と強制購入義務の組み合わせが、ここでもテキメンにゲームをつまらなくしているので、お買い物システムをもう少し調整すれば大化けしそうな雰囲気はあるのですが。
一応ケルト神話のダヌ女神でスラブ神話のペルーンとクトゥルフ神話のヨグ=ソトースを倒して勝ち。

5人でコバンいただきはメイフォロー切り札なしのかなり自由なトリックテイクですが、勝つのは出た枚数の多かったスートの最高値で、不定数の勝ち点の中から同じ色出してくれた協力者に勝ち点を分配するフンタみたいなゲームです。一手一手がどう勝ちに近付いているのかよく分からん何ともプレイの難しいゲームですが、フタを開けたら3人同点トップという絶妙なバランス。

5人でダンジョンファイターは火風水土の4属性拡張の入ったフルセット。新キャラとか専用ダイスとかいろいろ増えています。新要素を駆使して序盤から快調に飛ばしていきましたが、最後に登場した黒の騎士の王のカードジャンプショットを誰も成功させられず全滅。机の材質が最大の敵でした。

最後は9人でガンダムの世界の見方。親以外の肉入り8人対ダミー1人でも割とダミーに当たります。

終了後は場所を変えて裏例会。5人。Thunderbirds (Modiphius Entertainment)をプレイしました。
本来4人用ですが、フッド拡張を入れると、1人フッド担当で5人プレイが可能になります。もともと難易度高いゲームなせいか、フッドの暗躍がどうこうという雰囲気は強くなかった感じでしたが、それでもなすすべもなく3戦3敗。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Key flower (R&D)・Favor of the Pharaoh (Bézier Games)・Caverna (Lookout/HJ)・Zombicide: Black Plague (Cool Mini Or Not)をプレイしました。

キーフラワーは農夫拡張と商人拡張入り。農夫拡張によってアグリコラのように羊豚牛の3種の動物が登場しますが、羊は得点低すぎ、牛は登場するタイミングが遅すぎなので豚が使い勝手良さそうです。負け。商人拡張の追加要素の契約タイルをガン無視したのがよくなかったのかも。船選ぶと1枚ついてくるのだけでも早めに取っておけば独走防ぎつつ方針も立てやすいかと思われます。

ファラオの寵愛。今回はダイスの数に恵まれて最後9個で6を9個振れば勝ちでしたが出るはずもなく。

カヴェルナはゲームマーケットで販売されたミニ拡張入り。部屋タイルが何枚か増えるだけなので建てなければ何も影響はないのですが、特殊な配置制限がある割に作者は分かってるのだろうけれど明確に書いてなくて何とでも解釈できるダメなルールライティングの見本となっています。元々記述が足りないので訳が悪いわけではなさそうです。
4人プレイだと最初から人増やすマスがアクティブですが、今回は収穫が立て続けに来て人増やしにくい雰囲気で全体的に低空飛行でしたが、最後まで3人にしかできず空きマスも多くて負け。

ゾンビサイドはシナリオ2。宝物庫の入口が遠いセットアップな上に、早速1人死ぬわものすごい勢いでゾンビが湧くわで、これはもうダメかも分からんねと思いましたが、地道に掃除してギリギリクリア。2回プレイした感じではキャラクターの能力差が結構あって活躍できるキャラできないキャラの格差が大きいです。拡張買わない限りどのシナリオも同じ面子の6人なので、それ踏まえてアイテムや経験値の配分を考えればよいのでしょうが。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Champions of Midgard (Grey Fox Games)・Hansa (ABACUS)・Quadropolis (DoW)・Favor of the Pharaoh (Bézier Games)・Zombicide: Black Plague (Cool Mini Or Not)をプレイしました。

ミッドガルドの王者たちはワーカープレースメントで戦士を募って怪物を倒すゲーム。ミッドガルドっぽいのは怪物の名前くらいであまり北欧神話感はないですが。戦士は専用ダイスで表されていて、振って必要な数の当たり目が出れば怪物倒せるのですが、何も書いてないハズレ目ばかりなので大軍用意しないと勝てないようになっています。ところが肝心の怪物は海の向こうにいて、積載量の限られた船に食料とバランス取って積まないと到達できずワーカープレースメントなので当然良い船は早い者勝ちだったりするため、少ないチャンスを確実にモノにしないと成果上がりません。1点差2位。最初に選ぶ特殊能力で貿易港を無料で使える人が強そうでした。角笛振り直しさんは相当遠征でリスク取らないと能力使う機会がありません。

少し古いシャハトのハンザは1隻の船を全員で共有しているところが独特なピック&デリバリー。移動先の制約がキツいので、次の移動先が1つしか選択肢のない都市の行き先に商館用意して待ってるのが効きそうに思います。大差2位。

クアドロポリスは毎手番1枚ずつタイルをピックして並べて街を作るゲーム。グリッドの外周を指定してその列から1枚選ぶという独特でありながらどこかで見たようなタイルの獲得方法が特徴ですが、ゲームの後半になればなるほど選択肢縛られるだけで特に拡大再生産要素も何もなく、イマイチ爽快感の薄いのが気になります。街は種類によって周囲のタイルだったり連続件数だったり得点計算の方法が違ってるのはよくあるシステムですが、タイルを重ねて高層建築ができるのがありそうでなかなかないように見えてやっぱりよくあるシステムという、何とも評価に困るゲームした。どど負け。

王への請願のリメイクのファラオの寵愛。ランダムセットアップになりましたが、ダイス操作よりそもそもダイスの数が十分にないと勝つ権利すらない基本システムは従来通りでした。最終ラウンドだけダイス増やせるタイルが逆転の要素を大きくしていて決定的な改良点ですが、出るかどうかはセットアップ次第です。負け。

ゾンビサイド黒死病はファンタジー世界が舞台の協力型のゾンビゲー。ゾンビが際限なく湧くので次々と撫で切りにしつつマップ上をあちこち探索していくハック&スラッシュに寄ったゾンビゲーです。チュートリアルシナリオに6人用と書いてあったので1人2キャラずつ担当して開始。6キャラしか入ってないので選択肢作ろうと思ったら拡張買うしかない商売上手です。チュートリアルは簡単すぎたので、協議終了してシナリオ1へ。さすがにシナリオ1だけあってそれほど難易度高くなく、ほとんど倒す手段のない大ゾンビも卒なく焼き払って手堅く勝利。孤立禁止の鉄則が有効なのはマップの狭い序盤だけでしょうけれど。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。
ドラフト戦国大名 (遊志堂)・T.I.M.E. Stories (Space Cowboy)をプレイしました。

まずはゲームマーケットの戦利品のドラフト戦国大名から。
織田武田上杉今川の4人固定の戦国時代ゲーで、アクションカードをドラフトしてプレイするのを4ラウンド行ないます。箱には60分と書いてありますが、基本的には他人殴るしかない旧来型の戦国マルチなので普通はもう少しかかると思います。
他のボードゲームのシステムを取り入れた戦国時代ゲームとしては、国通の新戦国大名と群雄割拠とかゲームジャーナルのヒストリーオブサムライと天下布武とか多数の試みが行われていますが、どれもシステムが浮いていてイマイチ戦国らしさに欠ける物足りない作品が続いていたと思います。その点、このゲームは奇をてらわないオーソドックスなドラフトシステムを採用しマップの範囲を大胆にカットしたり4人プレイ固定とするなど規模を制限することで、戦国マルチの面白さを十分に楽しめる完成度の高い作品になっています。
担当国適当に決めると織田。初期位置以外には大名の性能差はないゲームです。プレイ順はラウンドごとにランダムなのでどうにもできないですが、最終ラウンドの1番手はやはり不利らしく、せっかく広げた領地をゴリゴリ削られて負け。

ネタバレ防止のためあまり何でもは書けないタイムストーリーズはドラゴンの予言シナリオ。架空のファンタジー世界で王様を乗っ取っているらしい敵の陰謀を防げという命令ですが、例によって敵についても陰謀についても具体的な説明はありません。前2本より長い話なのか、4~5時間くらいプレイしてストーリー中盤らしきところでリアル時間切れ。残りは次回プレイで再開することにしました。ところでまだドラゴン1匹も出て来てないような気がします。

S野氏宅ゲーム会

S野氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Da Luigi (KOSMOS)・Murano (Lookout/Mayfair)・Orcs Orcs Orcs (Queen)・IKI (UTSUROI)・Terra (Huchi & Friends/HJ)・Was sticht? (Moskito/NGO)をプレイしました。

ダ・ルイジはレストランに次々と客がやってくるので食材を調達してオーダーを満たしていくゲーム。
客によって持ち時間が異なり、時間内に食材を用意できればプラス点、間に合わなければマイナス点というゲームですが、客によっては異様に短気な割に払いはそれほどでもなかったりとカードと食材の引き次第で運ゲー度は高いです。うまく行ったときは実力で負けたときは運のせいにできる良いゲームとも言えますが。勝ち。

ムラーノ島はゴンドラを操作して建物建てたりヴェネツィアガラスを生産するゲーム。アクショントラックのゴンドラを進めることで行動を選択するロンデルシステムの変種的な雰囲気ですが、ゴンドラが渋滞すると選択の自由度が下がっていくという特徴的なシステムとなっています。序盤は何をするにもお金が足りないのですが、ある程度建設が進むとどんどん豊かになってスムーズにプレイが進むところは爽快感があります。主に建設予定地の数の制限から早い者勝ち要素が強いので、できるだけ早く生産体制を組めるよう進めるのがよいでしょうか。勝ち。

オーク・オーク・オークは6方向から攻めてくるモンスターを撃退して城を守るゲームで、キャッスルパニックと見た目もテーマも似ていますが、特に協力要素はないデッキ構築ゲーム。プレイヤーはプレイヤー色の赤青緑黄の4属性のいずれかの魔術師という設定で、赤と緑、青と黄がそれぞれM:tGにおける友好色のような関係になっていて得意な呪文が重複しているのですが、3人プレイだと1人は相方が登場しないことになります。これが有利が不利かはちょっとよく分かりませんが、どちらにせよ4人プレイの方が条件平等でよさそうに思います。勝ち。

江戸職人物語。微妙に火消し力足りないところに的確に火事がヒットし、毎回職人焼かれて負け。四隅に住んでるのが悪いのですが。

テラ。エリアについては緑難度だとヒントもあるので知ってればかなり正確に当たりますが、年のゲージが近現代だと区分細かすぎて問題によっては難しいと思います。難易度次第ではあるのですが。この点はファウナの方がエリアの分布のバリエーションが多いとか意外性があるとかで好感触かと。勝ち。

最後バス・シュテッィヒはNGOの日本語版。マストフォロー切り札ありの普通のトリックテイクですが、全36枚を公開してロチェスタードラフトしてから各自任意選択した個人目標を目指すという特異なゲームです。親だけはドラフト前に切り札の情報を知っている代わりに目標を自由に選べないので、ここでうまく他人を妨害できるように切り札をピックしておくのが重要なようです。負け。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Royal Goods (Österreichisches Spiele Museum)・Castle Panic (Fireside Games)・Concordia: Salsa (PD-Velag/NGO)・Roll for the Galaxy (RGG)・Marco Polo (HiG)をプレイしました。

まずはロイヤルグッズ。言語依存性はないのですが日本語版が出るらしいです。2版の改訂ルールで良くなったとは言え、安い建物ほど得点効率高く助手はさらに安くて得点効率が高いとか、そもそも生産チェーンを効率よく回すには建物起動させるのに助手が要るとかで、助手の獲得枚数で差がついたら割とそこで勝敗決まるようです。最終ラウンドだけじゃなく、最初から生産チェーンを無条件で利用可能にするくらいでもいいのでは。

ギターのピックのような形のモンスターマーカーが特徴のキャッスルパニックは、城の周囲6方向から攻めてくるモンスターを撃退する協力ゲーム。分かりやすいシステムでわらわら敵が湧いてくるのを次々と捌くのは楽しくもあり厳しくもある好ゲーム。難易度はそれほど高くなくそこそこ余裕を持ってクリアできたので、いろいろバリアントを入れてもよさそうです。

コンコルディアサルサはヒスパニアマップ。1番手で初期手札のフォーラムタイルは悪くなかったのですが大差2位タイ。もともと1番手はお金がなくラス番手は進出先がないゲームですが、サルサで初手から建築家で2都市に建設が普通のオープニングになったせいで、その傾向がさらに強くなっていると思います。できれば手番は2番か3番がいいです。

ロールフォーザギャラクシー。こちらは工夫しないとシールで盲牌できてしまうので、日本語版にも期待がかかりますが、拡張入って完全体なのでそこまで出るかどうかが注目でしょうか。生産出荷を回してもダイスをプロットしてない人は何も得られないシステムなので、プエルトリコ系としては低リスクで出荷型ができるはずですが、現時点ので作戦研究的にはまだ6コスト技術連打の性能には追い付いていない感じです。負け。

マルコポーロは4番手、市場おこぼれマンを選択し、早々に資源2種の!を確保して上々の滑り出し。他プレイヤーに移動力そのものにボーナスのない移動系が多かったせいか、移動コストの調達のためにそこそこ市場使ってもらえた割に契約の競争は激しくなく、難なく契約最多を達成して逃げ切り勝ち。