キヤ291

石北本線のラッセルを撮りに行って来ました。
今日のラッセル車は新型のキヤ291。JR東日本のENR-1000をベースにロータリー機能を排して前後とも大型のラッセルヘッドに換装したといった風の構造です。2021年から1年以上試運転を繰り返してた車両ですが、この2月から本格的に石北本線の除雪に使用されています。特にここ数日は連日の起用です。
例によって定番撮影地の小春トンネルポイント。今日の旭川は日中猛吹雪で夕方から晴れてくるという、まさにラッセル日和。DE15でもこんなに飛ばさねぇよってくらいの爆雪でした。

比布スキー場俯瞰

旭川を出て国道40号を北上するとすぐ右手に見えてるデカいスキー場がぴっぷスキー場。
冬休みの日曜だけあってリフトは混んでましたが、ゲレンデは広くそこまでの混み感はありません。スキー教室の小学生が多かったですが、北部方面隊のゼッケンをつけた自衛官らしき団体の姿も。彼ら仕事で来てるんでしょうか。
昨日今日と降雪ありませんでしたが、気温マイナス10℃なこともあって雪質は上々。

山頂からは宗谷本線が見下ろせます。西向きなので夕方には完全に逆光になりますが、逆光は勝利と昔の偉い人も言っているので。写真中央にはちょうどラッセル車が通過しています。
夏は山の中を通る道路があってリフト終点そばの展望台に車で直接アクセスできるので、年中通して撮影ポイントとして利用できます。

宗谷ラッセル

南比布駅跡を通過する宗谷本線ラッセル。
南比布駅のそばにある国道跨線橋は昔からの有名撮影地ではあるのですが、ラッセル車の場合、駅で減速+ウィング閉じするのであまり良い撮影ポイントではありませんでした。それが去年から駅が廃止になってラッセル車が全速で通過するようになったので、にわかに人が集まるようになったというわけです。
今日は曇天+積雪なしでしょぼしょぼとしか雪ハネない上に作業灯も消灯で微妙写真でした。
札幌近郊は大雪なんですけどね…
大雪で宗谷+サロベツが運休になったので、ラッセル車の前のサロベツ1号はキハ54の2両編成による代走になっていました。

音威子府スキー場俯瞰

音威子府村の南端には音威富士スキー場というバーン1面の小さなスキー場があり、市街全域を見下ろすことができます。
宗谷本線ラッセルは正午すぎに音威子府着発なので、営業時間内のリフトでお手軽に上がれる俯瞰撮影地となっています。
ここは融通効いてスキーなしでもリフトに乗せてくれるらしい、というのをネットで見かけたことがありますが、下山すること考えたらスキー履いていった方がよいと思います。
リフトは2基ありますが、上段リフトの方は長年休止中で動いていません。券売機で180円払って1回券を買い、さすがに三脚担いてリフト乗りたくないので荷物は最小限で。村の全景を入れるならレンズは70mm~100mmくらい。写真は下段リフトの終点あたりからのもの。列車主体で撮るならば、中腹くらいまで下りた位置もよさそう。
帰りもスキーですいっと滑り降りるだけなので素早く撤収できます。追っ掛けるなら安全運転(道民基準)で何とか東恵橋には間に合います。

留萌ラッセル

留萌までラッセル車を撮りに行ってきました。
昔は留萌線もDE15のラッセル車が走っていたらしいのですが、現在の留萌線の除雪は定期除雪列車ではなく、除雪用作業機械のENR-1000かTMC500ASが担当しています。このうちENR-1000はもともとJR東日本が最近導入を進めている新型除雪車なのですが、3年くらい前から試験的に留萌本線にも配備されています。
機械なので固定のダイヤがあるわけではないのですが、おそらくは未明に深川から留萌まで下り、午前中は留萌駅に除雪車を留置して、午後の上下便どちらも走っていない14:30~16:00頃の隙間を利用して留萌から深川まで帰ってくる、という運用がほぼ毎日行なわれてるようです。
というわけで正午ごろの留萌駅に行ってみてENR-1000が留置されていることを確認、ひとっ風呂浴びてから深川留萌道大和田ICの近くの第4種踏切で待機。予想通り4927Dと入れ替わりでやってきました。天気は良かったのですが、昨日今日と降雪がなかったので撥ねる雪もなく回送列車状態でした。

山線ラッセル

夏にロイヤルエクスプレスを曳くために全面黄色一色に塗られた2両のDE15のうち、1545号機の方が、今冬の小樽~長万部間の排雪列車に1日おきに充当されています。
目撃情報的に今日が1545号機の番のようだったので見に行ってきました。
ダイヤ的にはどこで撮っても闇鉄にしかならんですが、確かにまっ黄っきなDEが前後にラッセルヘッドをつけて走っておりました。

石北ラッセル

石北本線のラッセルに転戦。
今年はダイヤ少し変更になり、旭川の発車が1時間くらい遅くなったらしいです。
ブレード半開きウィング閉なのがちょっと残念ですが、光線状態も雪跳ねもいい感じです。
ノロッコ色の1534号機なのですが、ヘッドは他と同じ赤なのでこの角度からだと分かりません。

山線ラッセル

今年も函館本線小樽長万部間の排雪列車の運行がDE15型機関車で始まっています。
富良野ノロッコ用新塗色のDE15-1535号機ですが、ここのところ函館線の除雪を3日ごとに担当しています。
ほしみ駅で午後3時すぎの回送を駅撮り。今年は全然雪ない感じで、もちょっと降ってくれないと何も撮れないのですが。
新型除雪車キヤ291を石北・宗谷線に導入するとかしないとかいった噂があるようですが、今のところ留萌線でENR-1000排雪モーターカーが走っているだけで、例年通りどちらの路線もDE15らしいです。