黒松内スキー場俯瞰

黒松内東山という小さな山の西斜面にバーン1面ロープトゥリフト1本の小さなスキー場があります。
もちろん全然シーズンではないので、今はただの草むらですが、下から見上げた感じではかなり絶壁みたいな急斜面に見えます。

山の頂上に放送だか携帯電話だかの電波塔があって、そのメンテナンスルートなのか離合困難な悪路ですが一応車でてっぺんまで上がることができます(少なくとも夏は)。スキー場の最上段のさらに上から黒松内市街地とそこを通る函館本線を俯瞰できます。残念ながら、家屋が立て込んでいて抜けるのは列車1両くらいの幅がせいいっぱい。
黒松内に来る列車は特急ニセコを除くと4往復半しかなく、撮影可能なのは13:50ごろに黒松内で交換する普通列車上下1本ずつに限られると思います。
長万部に向かう2940D。

倶知安スキー場俯瞰

倶知安駅の裏山といった感じの旭ヶ丘スキー場。今は使われていないジャンプ台が目立ちます。
ペアリフト1本の小規模ロコスキー場です。まっすぐ下りる上級者コースとぐるっと迂回する初心者コースというよくある構成。長さは物足りないのですがゲレンデ幅は十分で、結構な斜度があって面白いと思います。
ニセコほど標高高くなく普通のよく固められた圧雪ですが、さすがに雪質は期待以上じゃないでしょうか。

羊蹄山を背景に倶知安駅の前後を俯瞰することができます。これ天気良ければ絶景だと思われます。真冬に山頂まで抜ける日がどれだけあるか分かりませんが。
倶知安駅に到着する2943D。

深川スキー場俯瞰

深川の東側、旭川との境目あたりにあるスキー場のカムイスキーリンクス。
山頂からは深川駅から納内駅前後くらいまでの範囲を俯瞰することができます。
ちょっと距離遠いので列車が分かるサイズで撮ろうと思うと500mm以上が必要そうな感じ。一応深川を発車したライラック15号が写っていますが全然分からないです。

スキー場としては斜度きつめのコースが多め。4人乗りゴンドラで一気に山頂まで運ばれるので効率よいと思います。
昨日今日と旭川周辺で異様に冷え込んだせいか昼すぎになっても木々が真っ白なレベルでした。雪質も十分。

富良野スキー場俯瞰

定番撮影地の富良野ワインハウスの俯瞰で正面に見える富良野スキー場。
当然逆にスキー場から線路を俯瞰することもできるはずなので、見に来てみました。
北の峰ゲレンデのG1コースあたりが見晴しがよいです。レンズは50mm前後で市街地全景と背後の十勝岳連峰が入るくらい。300mmくらいないと列車は豆粒です。
画面の右下あたりに富良野に向かうタラコ色のキハ40の2475Dが通過しています。

平日月曜ですが冬休みなので千客万来。ゲレンデは長くて広く混み感はないのですが、どのリフトも長蛇の列で輸送力が不足ぎみだと思います。
メインは101人乗りのロープウェイ。行列に並んだ上に乗っても立ったままなのでちょっとしんどいです。中腹より上にあるいくつかのリフトが空いてるので、その辺をローテーションするのがよさそう。
特に今日は早朝から良く冷え込んで気温が低く雪質は上々、スキー板の下でキュッキュと小気味よい音がしていました。
全体的に東向いていて、午後からは一気に暗くなります。3時すぎにはほとんどのリフトが営業終了。一番下の初心者コースだけのナイター営業に移行していました。

旭川スキー場俯瞰

旭川のまさに入口あたりにあるサンタプレゼントパークスキー場。
石北ラッセル撮った後だともう日没なのですが、帰りに寄ってみました。
斜度はかなり緩やかでファミリー向けのスキー場です。コースは広くて変化に富んでいるので飽きないと思います。
今日は天候のおかげで雪質が最高。こんな街近のスキー場で全面ふわふわのパウダースノーというのはなかなかないでしょう。
前方には旭川の街並みが広がる俯瞰ポイント。17:33近文通過のライラック38号が写っている可能性がありますが、さすがに夜景では全然分からないです。

中富良野スキー場俯瞰

中富良野駅の裏山といったあたりにある北星山スキー場。
夏はラベンダー園になっていて、おそらく観光地としてはそっちの方が有名でしょう。

富良野線の線路沿いなので、列車の撮影も一応は可能。中富良野市街地の真ん前なので車両がすっきり抜ける画角はちょっと難しいです。葉が落ちてる分、夏よりはマシだと思いますが。今年は冬季営業しているファーム富田の方が撮影ポイントとしてはアリかもしれません。
街外れの踏切を通過するキハ150。このキハ150も、今年3月のダイヤ改正でH100型に置き換えられてしまうため、富良野線で見られるのも今だけです。

スキー場としては山というよりは街中の丘で広くはなく雪質も特に期待できるものではありません。もとのラベンダー畑の地形のままなので斜度はあります。
今シーズンはリフト料金無料という太っ腹ですが、客は私だけでした(係員はリフト上下の運転室に2人ずつでたぶん4人)。

比布スキー場俯瞰

旭川を出て国道40号を北上するとすぐ右手に見えてるデカいスキー場がぴっぷスキー場。
冬休みの日曜だけあってリフトは混んでましたが、ゲレンデは広くそこまでの混み感はありません。スキー教室の小学生が多かったですが、北部方面隊のゼッケンをつけた自衛官らしき団体の姿も。彼ら仕事で来てるんでしょうか。
昨日今日と降雪ありませんでしたが、気温マイナス10℃なこともあって雪質は上々。

山頂からは宗谷本線が見下ろせます。西向きなので夕方には完全に逆光になりますが、逆光は勝利と昔の偉い人も言っているので。写真中央にはちょうどラッセル車が通過しています。
夏は山の中を通る道路があってリフト終点そばの展望台に車で直接アクセスできるので、年中通して撮影ポイントとして利用できます。

当別スキー場俯瞰

当別駅から北に少し行ったところにある石狩平原スキー場。
リフト2本でそんな広くはないんですが、斜度はそこそこあります。というか、とりあえず初心者コースってなってる第3ゲレンデに向かって木立の角を曲がるといきなり急斜面で驚きます。
札幌圏はここ数日陽気が続いたせいか雪質はザラザラでした。
鉄道撮影ポイントとしても悪くないです。当別駅を出て医療大学駅に向かう2565Mが当別川橋梁を渡るところ。
距離がけっこうあるので300mmくらいのレンズは欲しいかと。曇りだとステンレスボディが映えないので晴れてるときに再履修ですかね。

仁木スキー場俯瞰

仁木町は然別駅のやや近く、国道5号線沿いのきのこ王国の裏山に仁木町民スキー場があります。
いまどき珍しいシングルリフト1本という小規模なスキー場です。真っ直ぐ滑り下りる中上級者コースとぐるっと迂回する初心者コースというよくある構成。広くはありませんが、混雑もしないのでお手頃感があってよいのではないでしょうか。上級者コースの一部が未圧雪のナチュラルな雪原になっているとか、規模の割には楽しめると思います。
国道と函館本線の向こうに然別山が見える好撮影ポイントでもあります。線路は木立の中を走っていて、余市川の支流にかかった鉄橋付近の列車1台分しか切れ目はありません。ナイター営業が20時終了なのが惜しいです。21時までやってればちょうど山線ラッセルが通過するのですが。

追分スキー場俯瞰

追分駅の裏山といったあたりに安平山スキー場というリフト1本の小さなスキー場があります。
今年はどこも雪多いらしいのですが、この近辺は小雪だそうで積雪はちょっと足りなめです。
あまり高い山ではなく、追分市街地との間には森があってあまり見晴しはよくないのですが、追分駅南側の室蘭本線と石勝線の直線の範囲が俯瞰できます。
札幌から帯広に向かう貨物列車2075レです。さすがに機関車赤いと俯瞰でもすぐ分かります。