廃線になった札沼線浦臼駅の跡地がきれいに整地されています。
駅舎そのものは現役時代から継続して町営の歯医者さんが入っているので、特に変化はありません。
ホームとその隣の踏切までの線路を残して周辺を公園として整地した、といった感じです。ホームは現役時代と比べるとかなり短縮されています。ホーム上には時刻表と駅名標を復元。
踏切はもともとここが踏切だったわけではなく、新設したのかどこかから移設してきたのか。
近くにできた公民館的な多世代交流施設「えみる」というところで、廃止区間各駅の駅名標だとかコロナで運行できなかったラストラン列車用に作成した記念ヘッドマークだとかの展示をしていました。
タグ: 保存鉄道
札幌市交通資料館
札幌市交通資料館がリニューアルオープンしたので見に行ってきました。
もともと2020年ごろ再オープン予定だったのが延び延びになっていたものです。場所は同じ地下鉄自衛隊前駅の高架下。建物規模は以前より大きくなっていると思います。
目玉の展示は2軸木製電車22号車。名古屋の明治村に貸し出されていたのが帰ってきました。
展示室は1室、この電車を中心に市電や地下鉄の歴史や今の交通局の仕事を紹介するパネル、地下鉄案内放送が流れるマップだとか簡易シミュレーターだとかが囲むように展示されています。
古い交通資料館にあった地下鉄6000形先頭部実物大模型はさすがになくなってました。その他、古い機材だとか模型だとかの以前からある展示品は大きな違いはたぶんないと思います。地下鉄のタイヤ置くのやめたのはちょっと残念。
屋外展示の保存車両は以前と変わらず。試験車すずかけの周囲が整地された他、新しくM101が搬入され、Tc1が塗り直されています。M101とTc1は連結するのかと思ったら普通に2両バラバラに置かれています。それならTc1をM101に合わせたウソ塗装に変える必要はなかったのでは。
今日は屋外展示の車両のいくつかで車内も公開されていました。1000形の中見てきましたが、丸い貫通路が懐しいですね。
小樽市総合博物館のED75
小樽市総合博物館のED75を見てきました。
このED75 501とED76 509が8月までに解体されるという報道で、今日は同じく見に来た人多かったんではないでしょうか。
主変圧器に使用されてるPCBの問題だそうで、ご覧のように三角コーンで封鎖して近寄れないようになっています。
海峡線で使われていたED79は全機もれなく解体されてしまったので、ED75とその派生型で道内に残るのは三笠のED76の保存機だけになりました。あちらは問題の機器を全部撤去してドンガラ状態だそうなので当分は心配ないというのが救いです。何もかもお金がないのが悪いんですかね。
ニセコエクスプレス
ニセコ駅で展示されているニセコエクスプレス車両を見てきました。
いつの間にか転車台で前後入れ替えたのか、南向きになっています。こっちの方が日当たりはいいですね。
去年よりなんかトラロープ増えて厳重になってるような。
札幌市電248
先日札幌市電248が北24条のサンプラザ前に移設されました。
ちょうどこの電車を置くための公園として作られたかのようにマッチしています。
札幌市電213
屯田の建設会社が札幌市電の廃車を2両買い取って保存するそうです。
先日その1両が搬入されたとかで、道路沿いのよく見える場所に展示されています。
もう1両は北24条のサンプラザ前に展示するんだとか。
改築とやらで長らく休館中の札幌市交通資料館は市電210形を保存する計画はないらしく、また仮に収蔵されてもあそこは割と躊躇なく保存車両を解体する傾向にあるので、こちらで永く保存できるとよいでしょうね。
新十津川駅跡
去年廃止された札沼線末端区間の駅がいくつか解体されているということで見に行ってきました。
とりあえず確認した範囲では、新十津川駅駅舎、南下徳富駅ホーム、晩生内駅待合室、豊ヶ岡駅待合室、知来乙駅待合室が撤去されているようでした。その他駅舎以外でも下徳富~南下徳富区間の電信柱(ハエタタキ)などの設備も軒並片付けられてしまっています。
新十津川駅はかなり思い切りよく整地されていて、沼田方に農業倉庫のあたりまで伸びていた線路の先の列車止めや背後の鉄道林もすっかりなくなっていました。残っているのはホームと駅舎わきにあったホオノキの大木だけ。この二つは公園整備計画に含まれているのでそのままにするのでしょう。
ニセコエクスプレス
ニセコ駅に移設されたニセコエクスプレスの車庫が完成して、この週末から公開を開始しています。
金土日と車庫の扉を開けて先頭部だけ見える状態です。
車庫から伸びている線路はあまり長くないので、最大出しても頭がちょっと出る程度のようです。用地にはあまり余裕がなく転車台のそばまでSLとこの車庫でいっぱいいっぱいな感じです。とりあえず今年は車庫から出す予定はなさそう。
ニセコエクスプレス
クラウドファンディングで保存が決まったニセコエクスプレス車両が11/16にニセコ駅に搬入されました。
現在はニセコ駅の転車台の函館側に線路を延長してそこに置かれています。また、反対側の札幌側にも線路を敷いていて、そこに保存用の車庫が建設中です。車庫からはさらに札幌側に線路が伸びていて、おそらく屋外公開用になるのだと思われます。
室蘭駅のD51
室蘭駅に静態保存されているSLのD51560号機ですが、やっぱり夜にはライトアップするそうなのでまた見に行ってきました。
炭鉄港のヘッドマークをつけて、前照灯も点灯して、となかなかの見栄えでした。
点灯は日没からたぶん24時まで、特に期間は決まってないようです。