ML.K 11月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者6人。
Bison (Phalanx)・Hegemony (Hegemonic Project Games/テンデイズ)・六華(アークライト)・Poison (Playroom/cosaic)・Whirling Witchcraft (AEG/ケンビル)をプレイしました。

バイソン。3人。
クラマー&キースリングのバイソン。20年近くの前のゲームで、箱小さくてコンポーネントもシンプルで簡単ゲーっぽく見えるせいか、BGGの評価はパッとしません。中身は見た目に反してゴリゴリのエリアマジョリティ。運要素は少なめのような、結局ラウンド開始時のタイル引き運のような、何とも評価しにくいバランスです。
2位。後半は激戦地に乗り込むよりは僻地を少ないキューブで確実に獲得するのが効率よさそう。

ヘゲモニー。3人。
今回は中流階級を担当して2位。なぜかどの階級を担当しても順位変わんないです。
移民政策の7Aを何回か提案したのに全然通らなかったのが痛い。資本家も労働者も人口が増えても別に困らない(中流階級は自給自足できなくなるので困る)ので、もともと通りにくい政策ではあるのですが。これ他の議題でキューブを消費しないようにあえて負けそうな投票をすべきだったりするのかも。
他の政策は中流階級には割とどうでもいいように見えて、実際はAかCに振れるのは困るということが分かりました。特に税金の3Aが中流階級には厳しい。中流階級は会社のスペックが資本家より劣るのに、事業税(和訳ではたぶん雇用税とか何とか)を資本家の会社と同額課せられるのがよろしくないです。中流階級は無料の繁栄を得るために会社数増やしたいところにブレーキがかかります。
今回もみんな気軽に国庫から金を引き出してIMF管理国に転落。Bの政策がほとんどなくなるので、一番損してるのは中流階級と思われます。これ4人プレイだと国家と中流階級で共闘できる要素かもしれないですね。

六華。5人。
練り牌の生産なのか、去年出てあっと言う間に売り切れてからずーっと再生産かかってなかったのがやっと店頭に並ぶようになりました。
マージャンみたいなゲーム。負け。

ポイズン。5人。
クニツィアのポイズン。何度やってもものすごい勢いでカードを獲得できてしまう。何かコツがあるんでしょうか。最下位。

ワーリングウィッチクラフト。5人。
2戦して1戦は下家があっと言う間に溢れ死、1戦は逆に上家を溢れさせて勝ち。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Hegemony (Hegemonic Project Games/テンデイズ)をプレイしました。

ヘゲモニーはテンデイズの日本語版。
3人なので政府はいません。資本家を担当して2位。
資本家は2ラウンドめ以降は前のラウンドで生産した商品を輸出して元手を作れるのですが、第1ラウンドは企業カードと商取引カードの引きが悪いとすることないですね。とりあえず初回の給料を払うくらいは持ってるので、ヒマなうちに政治活動に精を出せということなんでしょうか。
政府プレイヤーがいないと国庫を管理する人がいないところにみんな無造作に集ってくるので、かなりの確率でIMF管理国に転落すると思います。財政規模の1番と最低賃金の2番の政策が勝手に新自由主義に振り切るので資本家としてはそれほど悪くないような。法人税の3番の政策が社会主義になって増税になるので、課税前に収益をタックスヘイヴンに逃がせるカードを都合よく引けていると(もしくは早くに引いて握っておけると)強そうに思います。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Dead Reckoning (AEG)・Crimson Scales (Boardgame613)をプレイしました。

デッド・レコニング。4人。
ちょっと前のキックスターターもの。デッキビルディングで4Xする海賊ゲー。
各プレイヤー12人の船員からなる1組のカードデッキを持っています。お買い物したカードは枚数が増えるのではなく、透明なカードになっていて船員と一緒のスリーブに入れて船員カードの性能を強化するという仕組み。なかなかオリジナリティ溢れるシステムです。
とは言うものの、襲いやすい商船が現れるかどうかも襲って勝てるかも得られる戦利品も運、海を探検するのも当然運、買えるカードが都合よく並んでるかは運、売り場の島まで到達して買えるかどうかも船員の引き運次第、とまあだいたい海賊らしい運ゲー。
船体の強化タイルを買う能力を持っているのがBuson (甲板長) 1人だけで、しかも初期状態ではレベルが足りなくて買えない上に1レベル上げてもまだ買えなくて、さらには1レベル上げただけでは甲板長の本体の性能は特に変わらないという、どんだけ船体強化買わせたくないのかというデザイン。いつまでも初期のボロ船ではお話にならないので、さっさとレベル上げた方がおそらくはよいでしょう。
本体は単発ゲームなのですが、拡張を入れることで全6回のキャンペーンゲームとしてプレイできます。とりあえずキャンペーンモードで1戦。終了トリガー引き負け。

クリムゾンスケール。3人。
1シナリオのみ。ランダムサイドシナリオを1つクリア。次は本編のメインルートに戻るか、トレイルオブアッシュのサイドシナリオか、という感じ。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Crimson Scales (Boardgame613)をプレイしました。

クリムゾンスケールの続き。
今日はランダムシナリオを中心に4シナリオ。
シャードレンダーが引退した後の入れ替わりはエンベロープVから出てきた隠しクラス。隠しクラスなので紙コマだけでフィギュアがありません。一応STLファイルは公開されているので自分で3Dプリンタで印刷することは可能となっています。
さすがに隠しクラスだけあって癖の強い性能ですが、回し方が分かればなかなか楽しいです。

ここからはネタバレ要素
続きを読む M上氏宅ゲーム会

ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者5人。
Dorada (Otto Maier/NGO)・Railways of the Lost Atlas (Asterisk Games)・Eurorails (Mayfair)・Dominion (RGG)をプレイしました。

ドラダ。4人。
また真っ先に1コマゴールした後は残り3駒穴に落ちて負け。

レイルウェイオブザロストアトラス。5人。
5人なので全社登場のロングゲーム。とは言うものの、1人あたりの資産が少ないせいか会社の経営はカツカツ。初手最高額で建てたトンネル会社にうまいこと最初の(かつ唯一の)5列車を持たせることができましたが、手持ち株数が少なく5列車1両ではそれほど儲からず。
終了時大会社3社小会社2社と全体的に建った会社数が少なくほとんどの都市が素通しだったため、∞列車がものすごい額の配当を叩き出していました。
銀行資金無限の通常ルールだと株券総枚数の保有制限がないので、2人で協力して大会社1社に合併して5株持ち合いでも全然問題ないのではという感想。

ユーロレイルズ。4人。
キックスターターで再版されるらしいのを記念してメイフェア版。再版はコンポーネントの改良の他、マップに調整が入ってスカンジナビアあたりが少し使いやすくなるらしいです。
序盤にちょっと儲かったので調子に乗ってユーロトンネルを掘ってみましたが、あまり英国に行くこともなく無駄金になりました。負け。

ドミニオン旭日拡張。4人。
日本語版もすぐ出る予定らしいですが、一足先に英語版でプレイ。
今回の特徴的なルールはオーメンカード。オーメン属性のアクションカードが一定回数以上使用されると全体に影響するイベントが発生するという仕組み。組み合わせ次第なので1回プレイしただけだと何とも言えないです。
今回たまたまかもしれませんが、デッキ圧縮系のカードが多かったような。1戦1敗。

ラファールのゲーム会

K藤氏主催のゲーム会に参加しました。参加者8人。
Challengers! (1 More Time Games/HJ)・Stich-Meister (Amigo/サニーバード)・ツクル10テン (WT-GP)・Kronologic (Origames/テンデイズ)・Atiwa (Lookout/HJ)・Evacuation (Delicious Games/数奇ゲームズ)・Pixes (Bombyx/HJ)をプレイしました。

チャレンジャーズ。7人。
勝ったり負けたりの平凡な成績。奇数人数の数合わせのロボットが後半ほど異様に強いので、引き順の優劣があるような。

トリックマイスター。3人。
今日のルールはほどほどに楽しめる組み合わせ。プラス点の場で大量得点した分で勝ち。

ツクル10テン。3人。
0~8まで赤青紫の牌8枚を麻雀のようにツモって並べて合計値がちょうど10になったら上がりというパズル。順子や刻子を作ると端の数字だけになったりゼロになったりするので、それをうまく組み合わせます。最下位。
牌が薄い木の板でちょっと遊びにくいです。六華みたいな練牌の方がプレイ感は良さそうですが、コストとか箱サイズとかもあるので善し悪しかと。

クロノロジック。3人。
犯人と場所と時間を当てるクルー系の推理ゲーム。
シナリオ選ぶと自動的に答がひとつに決まるので、最大でも1箱に入ってる15回までしか遊べませんが、それだけプレイできれば十分でしょう。
手番ごとにシステムを相手に好きな質問をすると、自分だけの情報ひとつと全員に公開される情報ひとつが出てくるので、それを繰り返して推理します。カードとタイルを組み合せたこの調査システムは良くできています。何聞いてもいいのでノーストレスなのもよいです。
シナリオ1のNo.1をプレイ。勝ち。

アティワ。3人。
ローゼンベルクの農業系ワーカープレース。いつものように食料供給しながら拡大再生産して最終状態を得点化するゲーム。
アフリカの何とか言う部族の話で、コウモリと共生してフルーツを餌として与えることで木を生やしてくれる謎の生態系が構築されています。なので、コウモリを飼う空間とコウモリの数そのものの管理をうまく回すのが重要らしいです。最下位。

エバキュエーション。4人。
もうダメだねこの星となった惑星から4年で別の星に移住します。
アクション選択で技術開発して宇宙船を建造して市民や工場を新惑星に疎開させます。ついでに市民に娯楽を提供するためにスタジアムを建設したり、このゲームでも食料供給義務があったりと、時間が4年(4ラウンド)と限られてるのにやることが多くて何もかも手遅れになるゲームです。
全員勝利条件を満たせてなかったですが、相対的に勝ち。
おそらく誰もが最初から投入するであろう上級アクションカードルールを入れました。上級アクションカードは基本アクションと比べてアクションでできることが多く一見おトクなのですが、これが意外な罠。選択したアクションに応じて進展トラックの上を人工衛星が進んで行くのですが、上級アクションカードの多くは進展トラックの進みが遅く設定されています。進展トラックは1年に1つチェックポイントを超えるくらいのペースで全速力で進めていかないと、効率の良い入植地が解放されず、後半どんどんジリ貧になっていきます。
おそらく1回プレイしてペース配分が何となく分かってからが本番なゲームのような。

ピクシーズ。4人。
カードドラフトで1~9の数字をピックして3×3の自分の場に配置して得点化するゲーム。
得点パターンはいくつかありますが、やはり7~9の大きな数字を2重化して確実に得点にするのが効率良いようです。2位。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Crimson Scales (Boardgame613)をプレイしました。

クリムゾンスケールの続き。
3戦3シナリオ。
少し早いですが、シャードレンダーが引退。
本来はなかなかに硬いタンクなんですが、周りがイニシアチブ極速な面子だったのと、移動力に若干難があったせいかあまり敵に狙われずイマイチタンクとしては活躍できませんでした。
シャードレンダーが引退すると、引退で解放されたクラスとは別に、エンベロープVが開封されてトレイルオブアッシュ拡張の隠し要素にアクセスできるようになります。