千歳基地航空祭

千歳基地の航空祭を見に行ってきました。
コロナによる中止を挟んで3年ぶりの開催。今年は有料席を新設、無料一般入場も事前申込制となりました。無料一般入場は抽選、ということでしたが、ネット等では落ちたという話はあまり見なかったですし、現地も例年並みの混みぐあいだったと思います。有料席は持ち込み撮影機材のサイズに制限があるのに、無料入場は両手に持てれば何でもよしという良く分からない規制。まあ有料席でも70cmとかでそれってシグマのエビフライ並みなので引っかかることは普通なさそうではありますが。
今年は基地内駐車場が基本ないのでJRで行きました。千歳線の上り列車は従来は北斗2号が始発だったのですが、2020年から北斗2号の前にエアポート50号が設定されて、かなり便利になりました。北斗が通過する千歳にも止まりますしね。

今回からいつもの千歳基地側の会場とは別に、旧千歳空港跡地あたりに空港地区会場が設置されました。両会場間は無料シャトルバスで往復できます。空港会場は南千歳駅から徒歩すぐなので、こちらから入場してみました。広さに余裕があるのか大型機の地上展示は全部こちら側。午前の演目も順光で見学できる良ポジションですが、やはり千歳基地の滑走路はちょっと遠いですね。というかそもそも南千歳のランプウェイの土手から見るのと変わらないです。
午前中は晴れときどき曇りといった感じで悪くないコンディション。
今年は新しい政府専用機が飛ぶはずでしたが、岸田首相がNPTに乗っていってしまったのでなし。F-15の機動飛行が2回とF-35の機動飛行が1回ありました。F-15が201飛行隊と203飛行隊で各1回ずつというのは珍しいです。どちらもなかなか気合入っていたと思います。F-35は千歳の航空祭では初ですが、2回航過して最後にハイレートクライムで帰っていきました。こちらはちょっと物足りないですね。

昼から基地側が順光になるのでブルーインパルスを見に基地会場の方に移動。シャトルバスはどうやら自衛隊や地本のをかき集めたのか、白ナンバーや自衛隊ナンバーのマイクロバスが大量に動員されていました。それでも輸送力は不足ぎみなんじゃないかなと思いますが。行列に並ぶ時間も含めて30分くらいかかりました。
ブルーの時間にはどんどん雲が出てきましたが、3区分の演技が行なわました。描きもの系がハートしかなかった代わりにループバック系のが2回あったような。天候以外は十分よかったと思います。

今日はむちゃくちゃ暑かったですが、コロナ対策とかで物販は食べ物なし飲料のみ、というのちょっとキツかったですね。しかも空港会場は飲料の販売もなかったみたいですし、基地会場の方も昼ごろにはほとんど売り切れになっていました。
帰りのシャトルバスは激混み。

千歳基地航空祭

千歳基地の航空祭を見に行ってきました。
例年8月第1週の日曜ですが、今年はちょっと早かったです。理由はよく分かりませんが。
週間予報では千歳はずっと雨で今年はダメかと思ったのですが、前日からものすごい勢いで予報が更新され、当日未明の予報ではついに終日晴天ということで喜び勇んで出撃しましたが、現地に着くとどう見ても何も飛びそうにない低い雲が一面に広がっていました。晴れとは一体なんだったのか。
午前中いっぱい天気は回復せず、午前のメニューの飛行は救難ヘリ以外ほとんどがキャンセルとなりました。米軍のF-16だけは例年通りではあるのですが、悪条件をものともしない最高のパフォーマンスを披露。雲高が低くちょっとでも上昇すると雲の中という高度が限られる状況の中で、観客の度肝を抜く激しい機動飛行展示でした。
午後からブルーインパルスの時間になるにつれて徐々に天候が好転し、にわかに観客の期待も高まりましたが、ブルーインパルス各機が滑走路に並んだ時点で1番機が突然の機体不具合で滑走路上で立ち往生するというトラブルが発生。滑走路上ですでに編隊を組んでいた2~4番機も同様に滑走路から出られなくなり、離れて準備していて唯一無事だった56番機だけ離陸しましたが、彼らだけでは特にできることもなく空港上を1回旋回だけして着陸、1~4番機はトーイングカーに引かれて撤収という何とも期待外れの結果に終わりました。
滑走路に出る直前までは完調だったわけで機体不良は誰のせいということもなく、仮に離陸できても万全の演技ができたとは限らない気象条件でしたが、機材トラブルでミッション中止というのは近年ちょっと聞いたことのない珍事でした。

千歳基地航空祭

千歳基地の航空祭を見に行ってきました。
昨日に引き続き朝から晴天でしたが、南から薄い靄のような雲が流れてくる不穏な雰囲気で始まりました。
午前の部はどの飛行もつつがなく行なわれました。特にF15の機動飛行が良かったと思います。例年は悪く言うとのんびり飛んでる感がありましたが、今年は2機が代る代るいろいろな方向から進入しては間を空けることなく激しい旋回を披露していて、とても見応えのある展示でした。
湿度少し高いようで、どの機体も少し姿勢を捻るとすぐに綺麗なヴェイパーが出ていました。
昼ごろから南の雲がどんどん濃くなってきて、ブルーインパルスが始まったときには周りが雲に囲まれる中、飛行場上空だけにぽっかりと青空が広がる状態でした。
通常通り離陸して序盤の演技が始まりましたが、天候調査の結果、残りは全部航過飛行になってしまいました。会場は十分晴れていたのでいささかしっくり来ない結果でしたが、ブルーが終わるやいなや、あたり一面真っ黒な雲に覆われて霧雨まで降ってきたので、さすがプロの判断だったというところでしょうか。

千歳基地航空祭予行

千歳基地の航空祭の予行を見に行ってきました。
もともと今日は午後のブルーインパルスの予行だけの予定だったはずですが、昨日の保安検査スルー事件の影響で中止になったF16の機動飛行の予行が午前に行なわれました。
場外の定番観覧ポイントの旧千歳空港ターミナル跡近くの南千歳の土手ですが、滑走路ちょっと遠めでF16は小さい感じしますが、ブルーインパルスは描きもの系の演技がちょうど真上で行なわれるベストポジションです。
丘珠の航空ページェントに引き続きエアショー日和の好天でしたが、いくつか大きめの雲が浮いていた影響か後半のスタークロスは2区分相当の低い高度での実施でした。上向き空中開花からなかなかスモーク焚かないなぁと思っていたら、驚くほど巨大な星が描かれました。

千歳基地航空祭予行

千歳基地の航空祭は明後日ですが、予行でF16とブルーインパルスが飛びました。
近年まれに見る快晴のうえ、上空に風がほとんどなく、ハートもスタークロスも全く形が崩れない完璧なコンディションでした。第1区分の演技を一通りやって最後にクリスマスツリーローパスで終了。
本番は台風のようですが…

千歳基地航空祭

千歳基地の航空祭を見に行ってきました。
今年の航空祭は震災の影響で千歳が最初になりました。

まず一番最初にF15のミッシングマンフォーメーションによる慰霊飛行から始まりました。
午前は救難ヘリの訓練展示・航過飛行・F15機動飛行・F16機動飛行が行なわれました。去年悪天候で飛ばなかったF15はよく飛んでいたと思います。逆にF16は数回ダーティ(脚出し)ローパスしただけですぐ降りてしまいました。去年とはパイロット変わったそうですが機材トラブルかもしれません。

午後はF2の機動飛行・F15大編隊・ブルーインパルスで、F2の機動飛行もF15の大編隊も最近の千歳では実施がなかったと思います。F2もよく飛んでいました。
ブルーインパルスは訓練不足で航過飛行だけという噂もありましたが、編隊連携機動飛行が行なわれました。ループやロールなど背面飛行になる要素がないだけで、演目の流れはいつもの水平系の区分と同じ雰囲気でした。航空祭でフルの機動飛行しかも晴天というのはめったにあるものではないので、これはこれでよかったと思います。

天気は朝から快晴で、昼すぎの一番暑い時間帯に少し雲が出てくれはしたのですが、むちゃくちゃ暑い一日でした。冷たいお茶買ったハズなのに1時間後に触ったらいつの間にかホットになってるくらいでした。

千歳基地航空祭

千歳基地の航空祭を見に行ってきました。
朝から降っていた雨は航空祭が始まるころには止みましたが、午前の航過飛行は一部の機体がキャンセル、F15の機動飛行もキャンセルでした。
米軍F16の機動飛行は水平系主体でしたが、通常通り実施されました。さすがアメリカ人です。
ブルーインパルスは直前に強い雨が降ってきましたがすぐ止みました。雲が低く第4区分。サクラがキャンセルされてしまいましたが、それ以外の科目は新技ダブルロールバックを含め無事実施されました。

千歳基地航空祭

千歳基地の航空祭を見に行ってきました。
函館のときと同じように朝から五里霧中で、午前のメニューは大幅に縮小されてしまいました。
昼すぎから晴れてきてブルーもいったんは第1区分の演技を始めたのですが、前半を過ぎたあたりでまた雲が出てきたらしく、後半の演目は全部キャンセルになって編隊航過飛行に変更になってしまいました。