M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
T.I.M.E Stories (Space Cowboys)・ビンジョー×コウジョー(すまいる120円工房)・North American Railways (Speilworxx)をプレイしました。
早速タイムストーリーズは最新拡張の「エンデュランス号の探検」シナリオ。史実のイギリスによる南極横断探検がモチーフで、一見前回の仮面の下と同じ歴史改変もののように見えますが、箱絵をよく見ると航海日誌と思しき冊子からどこかで見たことのあるマークがチラ見えしています。ルールの説明に入ると早速新要素として正気度とSANチェックのシステムが導入され、要するにそういう話です。
2束のカードの一方は指示があるまで開けるなと記載されていることから分かる通りの2部構成ですが、全体のカード枚数は少なめ、難易度もそれほど高くなく総プレイ時間は全シナリオ中最短でした。短くても物足りないということは全くなく、2部構成をうまく活用したストーリーテリングの妙技でシナリオとしては今までで最もドラマチックだったと思います。
去年のゲームマーケットで何か賞取ったらしいビンジョー×コウジョー。クラウドファンディングで再生産された大箱版です。買ってきた機械を並べて生産ラインを作り、次々と商品を作ってはそれを売って新しい機械を買う拡大再生産系のゲーム。他人の生産アクションに相乗りできる便乗システムによるプレイヤーインタラクションが特徴ですが、生産はタイルの引き運なので、タイル配置を工夫してもあまり努力が報われた実感がありません。新要素の拡張タイル3枚を入れてみましたが、コピー機械が普通に強力すぎで裏面のデザイナー使う意味がほとんどなく、バランスはちょっと難がある感じ。負け。
ノースアメリカンレイルウェイ。今回はみんな株の購入はできるだけ安値をつけて社長に引き取ってもらい、他社の成長性を下げつつ小銭を手に入れる作戦のようで、どの会社も金欠で伸び悩みます。あまり社長に自社株たくさん持たせるのも考えもので、最後の大陸横断ボーナス次第でかなり差がつきます。6株独占できた会社がほどよく伸びた分で勝ち。