K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Chicago 1875 (Quined Games/数寄ゲームズ)・Ark Nova (Feuerland/テンデイズ)・ナショナルエコノミー (スパ帝国/コロコロ堂)・Gads Hill 1874 (Clicker Spiele)をプレイしました。

シカゴ1875。
今回は選択ルールの上級サプライチェーンを使用しました。資源の供給のランダム性が低くなり、袋引き次第で必要な資源が場に全然ないという事故が少なくなります。その代わり、需要の大きい資源は順調に高騰するので、会社を選択するときはちょっと気をつけた方がよさそうです。
今日もラス番スタートで好きな会社を選べるので拡張で入った複雑豚会社にしました。工場が1つしかなく自動化もできない代わりに、労働者は2人以上いれば6人まで全員埋まっていなくても操業できるという柔軟性の会社。初手から確実にワーカーを解放できるのが長所です。
今回は全員初期価格は最低の$35でスタート。$35だと、初回に株価が2段アップして$50になっても3段アップを許されるボーダーに届いてないのがやや欠点でしょうか。
特にトラブルなく順調に経営できて2社めに低価格小麦会社を設立。最終決算すると何だかんだで2位。20%子株を優先的に買って実質株数多めに持つのが良いらしいです。といっても、このゲームは毎回同じ株数買ってると優先売買は動かないし、アクションラウンドのスタートプレイヤーを取りに行くワーカーが足りないで、なかなかプレイ順変わらないのですが。

アークノヴァ。
水族館拡張入り、アクションカードは拡張版のドラフト、個人ボードは追加ボード入り、という全部入り。
人工知能マップを使用してみました。能力を解放するとアクションが1・2のマスで3パワー、4・5のマスで6パワー出るという強烈な能力。全解放一歩手前の4のマスで5パワー出る状態でも十分強いです。
これで協会を連打して保全計画取りまくり。同点タイブレーク勝ち。

ナショナルエコノミー。
メセナとグローリーを1戦ずつして2勝。1回プレイするだけだと大部分のカードは見ないで終わる引き運ゲーなので、もうちょっと回したいところ。

ガッズヒル1874。
カフェメランジェのデザイナーによるカフェメランジェみたいなゲーム。量子街作りゲー。
ガッズヒルとかいう西部の街がほとんど完全に更地になっているので、手札をプレイして各建物の位置を確定していきます。どれだけ条件を絞り込んだかが得点になるというシステム。
独特のアイディアで内容も十分に面白いのですが、ルールの記述があいまいすぎるのが欠点。そこ量子化する必要なかったと思います。

留萌本線廃線記念団臨

留萌本線でキハ54による団臨が走りました。
団体のコースとしては比布~石狩沼田だったそうで、ヘッドマークは前が快速ぴっぷ、後ろがありがとう留萌本線になっていました。
イベント列車的なのはこれで最後なんでしょうか。
秩父別駅に入るところを後追い。沿線はすっかり雪景色でした。

ML.K 11月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者7人。
Ra (alea/NGO)・Chicago 1875 (Quined Games/数寄ゲームズ)・Kavango (Mazaza Games)・Alea Iacta Est (alea)をプレイしました。

ラー。5人。
ニューゲームズオーダーの箱が小さくなった新版です。木駒セットも買ったのでほぼ従来通りのプレイ感。
いつも通りのラーでした。最後の手元の太陽トークンの1位と最下位のウマの分で負け。

シカゴ1875。3人。
シティ・オブ・ザ・ビッグショルダーズの再版。拡張がビルトインされた以外は特に変更ないはず。
最後手番スタートだったので高級豚工場を選択。株価は最大の$50から。そのまま1社経営で株価も唯一天井に到達して終了。でも決算すると微妙に負け。たぶん自社株が高すぎで社長も買えなかったのが敗因。18XXと違って列車が飛ぶことはなく、会社の経営が傾くことはほとんどありません。株価控えめで開始して株数を確保して、3段アップをうまく活用して資産を増やすのがいいのだと思います。

カヴァンゴ。5人。
巨大なダブルレイヤー個人ボードが特徴です。実際のところ個人ボードはあまりゲームの役には立ってないです。
世界の七不思議みたいに1枚ピックしてすぐプレイするドラフトを繰り返して、自分の箱庭にさまざまな動物を配置して自然保護区を作るゲーム。
七不思議と違って資源の貸し借りもなければ戦闘もなく、プレイヤーインタラクションはかなり薄め。ゲーム中はみんな淡々とカードプレイを繰り返す感じです。
ゲーム性も見た目もそこまで悪くはないのですが、コンポーネントにひとつだけ大きな欠陥があります。ゲーム開始時に各プレイヤーに「水辺の動物をたくさん集めろ」とか「木の上にいる動物をたくさん集めろ」みたいな目標カードが配られて、それなりに大きな得点源なのですが、どの動物がどの条件に合致するか全然分かりません。「毒を持ってる」とか「甲羅を持ってる」みたいなさすがにこれは見た目じゃ分からんだろうという属性だけ太字のキーワードが書いてありますが、他はイラストで判断してくださいという杜撰なシステムです。2版では条件をアイコン化して分かりやすくするつもりらしい。
手なりでプレイしても150点前後にはなるようなので、各10点になる終了時ボーナス「11種類のアイコンを全部集める」「地球温暖化対策に8金貢献する」「2種類の保護レベルを両方とも4にする」を全部履修するのが勝負の最低条件になりそう。ボーナス全然取れず負け。

賽は投げられた。5人。
5人もいると、誰か彼かが一投でストレート完成させていきなり元老院に6個置いてくるので、下手したら3順周りません。みんな大量に振り直しトークンを獲得して足りなくなる勢いでした。ルール上は、どうせみんなバンバン振り直すからそんな足りなくなることはないし、どうしても足りないときは適用に何かで代用してね、ということらしい。でも正直ダイスゲームあるあるですが、振り直したくらいで欲しい目が出るんなら苦労はないと思います。

キハ150むかわ竜ラッピング

廃車になったキハ40-1706むかわ竜の代替なのか、キハ150-110にむかわ竜のラッピングが施されました。
11/8に日高線を記念運行した後、しばらく苫小牧駅に留置されていましたが、先週あたりから室蘭線の運用に入っているようです。
1466Dで古山駅に進入するところ。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Wealth of Nations (TableStar Games)・Soul Raiders (One for All)をプレイしました。

国富論。
そこそこ古いゲーム。3年前に作者がBGGで3版ルールを発表しています。その後?台湾で再版されているようですが、このルール変更が適用されているかはちょっと良く分かりません。
3版ルールは旧版の戦雲拡張とは互換性がなく、基本セットのみでプレイする新ルール。従来、1ラウンドが貿易フェイズ、建設フェイズ、生産フェイズと分かれていたのが、ラウンドの切れめがなくなり各自手番ごとに貿易でも建設でも生産でも何でも好きな行動を一つ選んでできるようになりました。もともと長いゲームなのでスピードアップが目的だそうです。確かに速いは速いですが、ひとたび生産態勢が整ったらバンバン連続で生産が打てるようになるので、運要素ないだけ差がつきやすくなっているように思います。
また、3版ルールで大きく変わったのが商品の価格表。従来より商品枯渇時の値上り幅が大きくなっています。旧版ルールになかった生産設備の解体ルールと合わせて、高騰してる商品に乗り換えやすくなっているような印象です。
総じて今風に改良されている感じですが、初期資産がかなり減らされているところは若干疑問。序盤の経営を軌道に乗せるまでのやり繰りが難しくなっています。
電力と食料の自給態勢を作って人より早く銀行3軒態勢にできた時点で中押し勝ち。

ソウルレイダース。
キックスターター版。大きな本を模した巨大なパッケージが特徴です。協力ゲーで全3話のストーリーもの。プロローグの第0話をプレイ。
全員ソウルレイダーズとか言う魔法戦士だそうで、1人1キャラ持っていますがライフは全員で共有。初期位置がカードで示されていて、カードには次行けるところとか探索できるところが書いてあります。特に固定のプレイ順とかはなく、好きな順で探索を進めたり敵が出てきたら戦ったりします。
基本的にはゲームブックをカードにバラしたもので、T.I.M.Eストーリーズとか第7大陸みたいな感じです。
キャラを適当に選ぶとキック特典らしいブリュンヒルデちゃん。キャラ間の性能差とかはよく分かりませんが、移動力も火力も不足を感じたことはなかったので強いんじゃないでしょうか。
さすがにプロローグシナリオなので難なくクリア。強い敵を倒すと成長用のコインがもらえて、これがシナリオ間の引き継ぎ要素になっています。ただし、第0話は夢オチで終了時に全部没収され、第1話はバニラな状態からスタートするらしいです。
第0話はカード10枚のシナリオで2時間くらい、第1話のカードはどんと増えて40枚くらいあるようです。やってみないと分からんですが期待はできそうな。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Weimar: The Fight for Democracy (Skellig Games)・Lunar Rush (Dead Alive Games)をプレイしました。

ワイマール。
日本語版も出てますが、キック版なので完全英語版。特にキック限定要素はないので普通の製品版と内容はたぶん同じ。
共産党を担当。
今回は政権側の立ち上がりがスムーズで、ベルサイユ条約もレンテンマルクも序盤からすんなり通ってムチャクチャ政情が安定しています。
我らが共産党は議会対策重視で議席を伸ばして政権入り。確かに政権に入ると安定してVPが入ってきます。ただし、連立相手の社民党の方が首相持ってて政権担当期間も長い分点差は離れてく一方なので、それで勝てるわけではない感じ。
うまいことスタートプレイヤーの議案が取れたので速攻で政権を離脱して、第1インパルスの前に追加行動できるアジェンダを採用。これで優先的に2回行動できるので、クーデターを連打して勝ってしまう作戦です。残念ながらダイス目がふるわずクーデターは全くの失敗。ユニットの数は出せているので、今度はアクションポイント少なくて済むデモ隊作戦に切り替えましたが、やっぱりダイスに嫌われて何の成果もなし。
勝ったのは極右の国家人民党。共産党が仕掛けて他プレイヤーのマークから外れてる間にスルっとベルリンを含む3箇所のクーデターを成功させて第4ラウンドで帝政復活END。
やはり終盤戦まで共和国を持たせるのはなかなか難しいようです。

ルナーラッシュ。
何年か前のこれもキック版。月と地球を往復して拡大再生産をします。
毎ラウンドの最初に実質的には握り競りでイニシアチブを決め、イニシアチブ順に月地球間の上下便それぞれについて、速いけど積載量の少ない宇宙船か遅くてたくさん積める宇宙船かを選んでいきます。で、その宇宙船で地球から材料とか労働者を月に送り、月では箱庭をして生産した商品を地球に送り返します。遅い宇宙船だと届くまで2~3ラウンドかかってしまうので、少量の資源でさっさと月で拡大再生産のサイクルを回し始めるか、大量の物資を送りつけて何でも好きなものを買えるようにするかのバランスを取るというゲーム。
時間差で出発した宇宙船がうまく同時に到着するように調整して、単発便よりさらに余裕のある物資で高価なユニーク建物を建てるのが良いんじゃないでしょうか。
高速便メインの作戦は安定しますがユニーク建物にほとんど手が出せず大差2位。

[Spoiler]グルームヘイヴン・ボタンズ&バグズ ソロプレイ(シナリオ20)

グルームヘイヴン・ボタンズ&バグズのソロプレイ14回目。シナリオ20「決戦」
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