K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
504 (2F-Spiele/アークライト)・Super Motherload (Roxley Games)・Jump Drive (RGG)・Ships (Treefrog)をプレイしました。
まずはフリーゼの504日本語版。9種類のシステムを組み合わせて504通りのゲームが楽しめるという、典型的なフリーゼでなければ考えつかない作品です。初回プレイ推奨の123番世界は超つまらんと巷で有名なようなのでランダムにシステムを選ぶと、未知のタイルを探検しながらネットワークビルディングでエリアマジョリティをする756番世界。今回は戦闘ルールはなく平和的に共存しつつどんどん領土を拡張できるので、ゲーム中盤には全員基地を置ききって決算を待つだけの展開になりました。ちゃんとゲームにはなっているのですが、どうにも調整不足感が強かったです。504パターン全部できっちりバランス取るのも難しいというのは分かるのですが。有利なタイミングで得点計算が起きてくれたおかげで勝ち。
スーパーマザーロードは地面を掘り進んでお宝を集めるデッキ構築ゲーム。デッキ構築としては、各自専用の購入対象カード1セットが用意されていることと、手札上限がないので圧縮するまでもなく要らないカードはずっと手に持っていればいいところが独特です。マス目の地下世界を昔のナムコのディグダグみたいに縦横無尽に掘り進んでいくユニークな見た目も特徴的です。プレイヤーごとに違うカードセットに有利不利ありそうな気がしないでもないですが、再プレイしたくなる良ゲーム。
ジャンプドライブはレースフォーザギャラクシーの簡略版。プエルトリコ・サンファン以来の生産出荷のシステムがついに無くなって、ほとんどの星系は毎手番固定のVPとカード補充を生むだけになりました。他人の行動見てフェイズ選択するバッティング要素もなくなりましたが、その分展開は高速になり、やっとレースの名にふさわしいスピーディーなプレイ感が得られています。1人だけ勝利ボーダーの50点に届かない大敗。星系Galactic Trendsetterがとても強いそうなので全員絶対に流さない意気込みでいいと思います。
ワレスのシップス。ボードの見た目的には同じくワレスのオートモビルとよく似ていて、次々と外周の船が新型にモデルチェンジして昔のものが陳腐化していくところも同じですが、ゲームの焦点はボード中央のマップ上での陣取りと手元のアクション数管理キューブにあるので、プレイ感はオートモビルにとは全く似ていません。得点伸ばすにはたくさん船を作る必要があるのですが、同じ時代の船をたくさん作れば作るほど次の時代に進むのが簡単になり、たくさん作った船がすぐ苦難の重荷になるというジレンマを楽しむゲームです。後半にうまく時代を進められるタイミングで手番が回って来たりして効率よく得点できて勝ち。