T井氏宅ゲーム会

T口氏を迎えてのT井氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Poison (Playroom/cosaic)・Black Fleet (Space Cowboys)・Heroes Wanted (Action Phase Games)・luz (倦怠期)・Five Trives (DoW)をプレイしました。

箱絵が変わったクニツィアのポイズン。箱絵がこのゲームの魅力の少なくない部分を占めていたという説もないではないですが、中身のカードの絵は結局薬瓶なのでプレイ中の雰囲気はほとんど同じ。信号機状態で次々をカードを獲得できてしまい大敗。一度引き取りループに入ると抜け出せません。

宝石の煌きの会社の2作めブラックフリートは海賊ゲーム。各プレイヤー海賊1隻と商船1隻を持ってゲームの半分を普通のピック&デリバリーにすることで、海賊ゲーに当たりなしの法則を打ち破ろうとした意欲作です。成果はやっぱり半分程度の成功といったところですが、それでも軽快なプレイ感や派手な成長要素と十分なプレイヤーインタラクション性から遊んで楽しいゲームには仕上がっています。初手に配られた成長キットの配牌の有利不利はありますが、どれから有効化するかどうかで展開変わるので極端にバランス悪いということもないはず。負け。

ヒーローズウォンテッドは歩道にゴミ捨てるシナリオ1。敵のオクトプードルが強力で、8本の触手でプレイヤーのスーパーパワーカードが使う間もなく捨てられてしまいます。プードルなので本体の火力はそれほどでもなかったですが、手札回復力に優れたオレンジ以外は苦戦をまぬがれない展開でした。

ルイスは4人で5ラウンドのフルセットをプレイできました。ビッド外したときのマイナス点が大きいので、得点半分でも幅をもったビッドで確実に加点するので十分な雰囲気です。注意深くビッドすると全員満足できる組み合わせになることが多いので、もう少し点減らすか、ピンポイントで当てたときの得点を大きくして希望持たせた方がよいかもしれません。

ミープルがたくさん入っているファイブトライブズは一見ワーカープレースメントっぽく見えますがマンカラゲーでした。ミープルをマンカラシステムで他のタイルに移動させ、最後に着地したタイルでミープルをもらったりタイルを占領したりタイルの能力を使ったりします。マンカラーゲーらしくプレイ中に考えること多い割に思ったようには行動できないシステムですが、実際のところアクションそのものの優劣は見ためほどはないようバランス取られているので、プレイ順の競りで払った額がかなり勝敗に影響してたような気がします。魔人呼び出して特殊効果使うのが派手に見えますが、一手一手で得点積み上げるゲームです。無駄遣い多くてどど負け。

ML.K 11月例会

札幌市白石区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者は大盛況の12人。
luz (倦怠期)・Dungeon Fighter (Heidelberger Spieleverlag)・Straw (AEG)・Mascarade (Repos)・Ghost Stories (Repos)・Dominion (RGG)をプレイしました。ゲームマーケットの戦利品の一つらしいルイス。マストフォロー切り札ありのごく普通のシステムのトリックテイキングゲームですが、インディアンポーカー式に自分以外の全員の手札を見た上で何トリック取れるかビッドします。カードセット中何枚かは抜かれているので自分の手札は完全には分かりませんが、そのまま自分の手札を見ないで、ドメモのように残り枚数を推測しながらプレイします。ありそうでなかった独自性の高いトリックテイク。意図的に通常とは逆向きにされたカードデザインはちょっと遊びにくいですが、ゲームそのものはかなり高い完成度を持っています。

6人になってダンジョンファイター。人数変わっても難易度に影響ないようバランス取られていますが、それでも人数多い方がダメージ受けて戦力が下がってもリカバリしやすいので有利そうです。最後の1人で華麗に勝利。とは言っても一番難易度低い設定なので、まだまだマゾくできます。

ストローはラクダの背中に荷物を積んで、ラクダが潰れたら負けのバーストゲーム。広島訳は肝心の藁の効果の訳が抜けているみたいなので要確認です。英文ルールでは藁は50kgちょうどのときしか載せられないと読めます。安全策で手札に空飛ぶ絨毯を抱えていると得点伸びないので、勝つためリスク取って手札を重くするところがゲーム性になっているのですが、補充で絨毯引いてそのまま誰かにバーストされるとそれまでなのでちょっと運要素高め。1回だけ華麗に藁載せて勝ちましたが総得点的にはさっぱり負け。

10人でフェドゥッティのマスカレード。拡張も買いましたが今回は投入せず。役職次第ではあるのでしょうか、10人はちょっと多すぎな雰囲気です。負け。

卓分けてゴーストストーリーズ4人。拡張フルセット用意されていましたが基本セットのみでプレイ。いろいろと機微を忘れていて1戦めは華麗に敗北。このゲームは無条件で敵倒してくれる大仏をいかにフル活用するかというところにあるようなので、そのまま2戦め。ボスにあと一矢報いることができれば勝ちでしたが及ばず。

ドミニオン3人は2戦1勝。

その他の卓ではKingsport Festival・Modern Art・Dungeon Questなどがプレイされていました。
次回12月例会は第2土曜東区民センターです。

終了後は場所変えて裏例会。参加者4人。
Last Will (CGE/アークライト)・Dragon’s Hoard (Mortensen Games)をプレイしました。

おかしな遺言はお払い箱拡張入り。プレイヤー全員定職に就いていて、恐ろしいことに毎ラウンド定期収入が降ってきます。基本的なシステムは変わっていないので、まずは仕事を首になって収入を断ってから資産ゼロを目指します。職を失う条件がプレイヤーごとに異なる序盤の行動指針になっているので、何でもできるけどたまたま他人とカチ合うとカードの取り合いになってその2人だけ沈んでしまう基本セットの欠点をうまく補正しています。その他計画フェイズ用のカード補充/帽子/アクション数の組み合わせがタイルでランダムに差し替えられるようになっているなど、リプレイ性を上げる工夫がされていてマストバイな拡張と言ってよいでしょう。

ドラゴンズホードは乗車券方式でカードを集めるセットコレクション。カードにはアクションカードと財宝カードがあって、アクションは使い捨てですが、財宝はサンファン方式で他のカードをコストとして払って自分の資産にします。各プレイヤーはドラゴンなので、巣に貯めた総資産額が多い人の勝ち。コストとして支払うときのカードの裏面の羊の絵の毒々しさがアメゲーらしいです。アクションカードは捨て札になって回収されるのですが、財宝は次々と場に置かれていくので、後半山札の財宝率がどんどん薄まっていきます。序盤からカードを取っておく計画性が要求されるとか、後半はプレイヤー間でガシガシ殴り合う展開になるとか、デザイン上の意図は分からなくもないですが、ちょっともの足りない感のある惜しいゲームでした。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Hyperborea (Asmodee)・Québec (Ystari)・Grog Island (eggertespiele)をプレイしました。

一部ルールが改正されたヒュペルボレア。完成しなかったアクションをリセット時に個人ボードに残せなくなりました。袋に入れるキューブの数を極力抑えて頻繁にリセットする作戦を封じるための修正のようです。
担当ランダムに決めると黄色。Bタイルの種族能力が1VP払ってキューブを3個引ける高速化能力(一応他の選択肢もありますが)なので、まさにこの修正の影響を受けます。改正後の強さを測るためにもBタイルを選択、というか最初に2VPもらえるだけのAタイルの出番はないでしょう。基本的な作戦は上級技術は一切買わずキューブも極力増やさず、特殊能力で毎回キューブを追加で引いて2ラウンドに1回リセットして基本技術を高速回転させ、コマ置ききりと12VPを目指します。一応経験者なので順調に展開して作戦通り勝ち。十分に強いことは強いのですが。毎ラウンドリセットする暴力的な性能はなくなったので、陣取りのコマ捌きでバランス取ることはできそうな感じです。初手でパーマネント型の上級技術買えると旧ルール通りの毎ラウンドリセットができてしまうので、それだけは阻止した方がよいでしょう。

ケベック。5人いると自分の順番回ってくる前にめぼしい建物は埋まってしまうので、紫色の自分の建物の追加効果を使えるカードは微妙そう。自分が使いたい良さげな建物選んでも、他人から見て人気がないと使ってもらえないわ自分で使っても効果出ないわなので、そういうときこそ活用できそうな気もしますが、1時代1人あたりの手番数が少なくなるせいかどうにも手数が間に合わない感じです。4位。

1人減って4人でグロッグアイランド。さすがリーネック、海賊ゲームらしからぬ良作。独特のシステムの競りで海賊が老後のための家を買うゲームです。競りの対象と可能な価格がダイスで決まるのでなかなか思うようには行きませんが、ほぼ公開されている所持金と手札の隠し財産のバランスや、種類の少ない分読みやすい代わりに強力なダイス操作カードで見た目以上に高いゲーム性を持っています。やはり海賊とはあんまり関係ないあたりが成功の要因でしょうか。1点差3位。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Hyperborea (Asmodee)・ESSEN the Game: SPIEL ’13 (Geek Attitude Games)・7 Wonders (Repos)をプレイしました。

ヒュペルボレアは6人までプレイ可能な陣取りマルチ。謎のファンタジー世界が舞台でクトゥフル神話とはあまり関係ありません。カタン式のヘクスタイルを組み合わせてマップを作り、外周の1タイルから中心の高価値なタイルに向けて領土を広げていきます。Eclipseみたいな感じですが、初期マップよりは広がらないので机のサイズは常識的な範囲で済みます。
各自自分の袋に6色のキューブが入っているので、手番ごとに3個ずつ引いて色の組み合わせで移動とか戦闘とかの可能なアクションが決まります。基本アクションは全員共通ですが、技術開発すると上級アクションカードを獲得して自分だけ特定の色の組み合わせで効率のよいアクションができるようになったり、キューブを袋に追加投入してよく使うアクションのセットを揃えやすくなったりします。この独特のアクション選択システムによる戦略的オプションが豊富で複雑なゲームですが、アイコンなどのデザインがよくできていて、煩雑さを感じさせない軽快なプレイ感です。
1回プレイしただけでまだ何とも言えませんが、技術開発の副産物として降ってくる灰色キューブは通常は何の役にも立たないお邪魔虫なのに、一部の技術や種族能力で超強力なアクションに化けるとか、手番ごとに通常の3個の補充を増やす手段はほとんどないのに、これまた一部の技術や種族能力で大量に追加補充できてしまうとか、バランス的には序盤のちょっとしたピックの差で簡単に大差がついてしまいそうでちょっと大味かもしれません。
ランダムに色決めると戦闘系の赤。システム的には大抵の場合移動すると戦闘できず、戦闘の準備すると移動できないので、戦って稼ぐのはなかなか難しそう。負け。

エッセンザゲームは、去年のエッセンゲームショーを舞台にゲームを買いまくるゲーム。ボードゲームギームゲームと似た雰囲気ですが、プレイヤーは純粋にゲームを購入するだけのゲーマーなのと、同じゲームは2つとして存在しないので欲しいゲームは早いもの勝ちなのが特徴です。
群集を避けつつ混みあう会場を移動して、次々とブースを回ってゲームを買い集めます。あまり大量に買うと移動力が落ちるので、駐車場に戻って車に積んで身軽になったら再度会場に突入するというのを繰り返します。事前にドラフトで欲しいものリストを作っているので、それらを買えればさらに得点アップですが、なぜか半分以上の商品は開場時点ではまだ搬入すらされてないので、突入と離脱のタイミングを調整して最適な経路でお買い物をします。ボードゲームギームゲームと比べるとぐっと戦術的に振ってある感じです。
順番ランダムに決めるとスタートプレイヤー。如実に順番の有利不利のあるゲームで勝ち。プレス用入場チケット恐るべし。

7不思議はバベルの塔拡張入り。建築をパスしたときに3金もらう代わりに全体に影響するルール変更タイルを出せるようになるバベルタイルと、時代ごとに推奨カラーがランダムに決まり、それ建てるとボーナス、建てられないとペナルティが発生する偉大な計画ボードが追加されます。
以前の拡張はリーダーにしろ都市にしろ強力なカードセットが追加されるため、ドラフトシステムとは言え適切なタイミングに適切なカードを配られた人が有利になる運要素強めな傾向にありましたが、今回の拡張はどちらのルールも全体に影響して戦略性を高める方向に作用します。特にバベルタイルは従来のシステムでのカードの強弱を補正するように調整されているように思われます。
不思議をランダムに引くとワンダーパックのアブ・シンベル神殿A面、使用済みのリーダーを埋めてコストに応じた勝利点に変換するという、リーダーの引き次第ですがある意味強力な不思議です。2点差負け。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Kingsport Festival (Stratelibri/HJ)・Störtebeker (HiG)・Taj Mahal (alea)・Heroes Wanted (Action Phase Games)をプレイしました。

キングスポートフェスティバルはシナリオ引くとクトゥルフの呼び声、クトゥルフに置き放題になる素敵なシナリオですが、探索者が2ラウンド連続して襲ってくるので難易度は高めです。前回は街の接続を無視できる魔女の家の夢シナリオだったので、それと比べると建物の成長の方向性に意味のあるキングスブルグらしい展開になりました。負け。

ちょっと古めのカードゲーム、シュトルテベッカーは海賊になって商船を襲うゲーム。海賊ゲームに当たりなしと言いますが、海賊の人生的にいつどんな商船が何積んできて襲撃が成功するかどうか何もかもが運、というのが根本的な問題でこのゲームも全くもってそこから外れてはいないのですが、自分の手番に取りうる行動が襲撃の準備するとか他プレイヤーの妨害するとか捨て札回収して手札調整するとか、オプションが多くて手詰まりになりにくい軽快なプレイ感が良いです。プレイヤー間戦闘で調整できるのでバランスも悪くはなさそう。最後の船沈めて勝ち。

タージマハール。相当久し振り。3人だと毎ラウンド何がしかは獲得でき特殊カードの所有者があまり固定されないので人数の割には展開流動しやすいかもしれません。産物の得点が伸びやすいのが要注意でしょうか。1点差負け。

最後はヒーローズウォンテッド。シナリオ2は国家経済に大混乱を引き起こしている海賊版DVDの生産工場を襲撃するというストーリー。悪党もヒーローもベルトコンベアで運ばれながら殴り合います。もともと移動がしにくいシステムなので、勝手に動いてくれると大いに助かります。ヒーローの能力差が思いのほか大きくて大差負け。シナリオ2は時間の余裕もあって悪党倒しやすいので、その分ヒーロー同士でも攻撃しあってバランス取る必要がありそうでした。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Colonialism (Spielworxx)・Automobile (Mayfair)・DORASURE (GIANTHOBBY)をプレイしました。

コロニアリズムは植民地時代の列強になって各国を搾取するゲーム。主にカードプレイを各プレイヤー1アクションずつ6巡行動してからエリアごとに決算、というのを2周x3ラウンドで計6回行ないます。このメーカーのゲームとしては割と素直なシステムのエリアマジョリティです。普通のエリアマジョリティと違って、どのエリアにも最初から原住民という名の第三勢力がそれなりの数配置してあり、これを上回らない限り何ももらえない仕組みのため、よくある1個ずつバラ撒いてちょっとずつ稼ぐ戦法が通用しないところが独特でしょうか。
カードは強力なのから微妙なのまで様々ですが、全員同一構成の自分専用山札からラウンドごとにほぼ固定枚数の補充を受けるシステムのため有利不利はそれほどないはず、というもののやっぱり早い遅いのタイミングで相当違ってきます。戦力置くタイプのカードが割と過剰なのに対して、置けるトークンの総数の方は圧倒的に不足気味で、それなりに狙い絞って行くべきでしょう。となると他人と狙いカブるとかなり難しくなります。
得点は3色のキューブで獲得して一番少ない色が一番多い人の勝ち、というシステムなため、ついつい均等に少しずつ集めたくなりますが、結局は数勝負なのでドカンとたくさん獲得できるチャンスを狙った方がよさそうに思います。ボーナス達成分入れても1色1個足らずで全然勝負にならず。

オートモビル。4人いる割にはあまり開発進まなかったような。無借金経営でしたが及ばず2位。最後高級車が売れ残ったのと、普通車安売りしすぎたのがよくなかった。値下げして完売するのは定価売りで在庫捨てるのとあんまり変わりません。そういう意味では白キューブ取れなくて広告打てないハワードさんは実は微妙かも。

ドラスレは速攻でドラゴンとの決戦になってあっさり負け。

ML.K 10月例会

札幌市東区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者8人。
Fünf Gurken (2F Spiele)・Keyflower (R&D Games)・Blueprints (Z-man/HJ)・Heroes Wanted (Action Phase Games)・Flaschenteufel (Bambus)をプレイしました。

人待ち5人で5本のきゅうり。最初に脱落。

キーフラワー5人は農園主拡張とキーセレスト拡張入り。
農園主は牛豚羊の3種類の動物を飼うことができるようになる拡張です。2匹以上いると繁殖するのでちょっとアグリコラみたいです。それなりの得点源になるのと、プレイ人数が多いといつも似たようなタイルしか出てこない部分を改善してくれるので、ゲームに変化が出てよいと思います。
キーセレストは1タイルしかないミニ拡張で専用の幽霊ミープルを使用します。これは自分以外の誰かの競りの結果をそのプレイヤーの勝ちで確定させる代わりに、そのために使用されたワーカーを奪って自分のプールに加える、というもので、展開によってはアクションラウンド中に突然大量のワーカーを補充できてしまうインパクトの大きいものです。使いこなすと強力ではあるのですが、微妙なバランスが取れていたキーフラワーの基本システムを壊しかねない大味な拡張なので常に入れるべきかどうかは微妙な感じです。
動物増やしましたが、タイル取った数が少なくて十分に置ききれず得点伸びずでした。

人増えたので卓分けしてブループリント3人。ごろっと振ったダイスを1個ずつピックして積み木にして、設計図通りの建物を作ります。ルールはシンプルでプレイ時間も短いです。
3ラウンドすべて金賞取りましたが負け。ちゃんとボーナス達成しないとダメなようです。

キックスターターのヒーローズウォンテッドは、ゼータシティを守るアメコミヒーローになって悪党と戦うゲーム。悪党もヒーローも頭カードと胴体カードを1枚ずつ組み合わせて無数のバリエーションを生み出すことができるクァークス方式を採用しています。
システムはハンドマネジメント系で、全員ほぼ共通の構成のカードデッキすべてを手札として持って、それを消費して攻撃や防御を行ない、使いきったら1回パスしてカードを回収する、割と分かりやすいルールです。ルールブックはイマイチ読みにくいのですが。プレイヤー全員でシステム担当の1人の悪党をタコ殴りにして、誰かが悪党にとどめを刺したらゲーム終了、最も勝利点稼いでいる人の勝ちという半協力ゲームです。
今回は初回推奨のシナリオ1、悪党ランダムに引くとラバーパンクさん。体がゴムなのでヒーローの必殺技ではトドメを刺せないという特殊能力を持っているそうです。こいつが歩道にゴミを捨てるという法治国家の根幹を揺るがす大悪事を働いているので、懲らしめてやろうというストーリー。悪党はマップ上を勝手気ままに移動しますが、ヒーローたちはローフルなのでちゃんと横断歩道を渡らなければならないというアホなルールもあります。
初回プレイなので皆さん手さぐりプレイです。制限ターンぎりぎりでヒーロー側の勝ち。一応得点的には私がトップでした。思ったよりはずいぶんと普通のゲームでした。

余った時間でボトルインプ4人。マイナスなしでしたが得点はぱっとせず。

他の卓ではPacific Typhoon (GMT)などがプレイされていました。

終了後は移動して裏例会。参加者3人。
Dominion (RGG)・スターライトステージ(シュレディンガーゲームズ)をプレイしました。
ドミニオンは3戦3敗。
スターライトステージはアイドルをプロデュースするカードゲームです。一見アイマスかと思いましたが、全然関係ない独自設定。3人の所属アイドルに実績を積ませて有名になってさらに大きな仕事をさせてと、かなり合理的に進みます(どう見ても全員1度は整形してるような気がしますが些細な点でしょう)。アイドル達には能力値として3つの属性があるのですが、ほとんどの場合、山札のすべてのカードが1順するとゲーム終了で、かつ各属性にはシステム上の優劣はなさそうな感じなので、いつか必ず引かれるであろう手持ちアイドルの得意なカードが引かれたターンに確実にそれを処理できるよう手元のリソースを大事に使うのが重要なようです。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
DORASURE (GIANTHOBBY)・Lewis & Clark (Ludonaute)・Camel Up (Pegasus)をプレイしました。

ドラスレはファンタジー世界でドラゴンを倒す冒険者になる協力ゲーム。メタルフィギュアが豪華です。ルーンバウンドを簡単にしたような雰囲気で、ダイスを振って移動してイベント処理してラスボスに備えて経験を積みます。イベントカードの類はなく、すべてダイスだけで抽象的に処理されるので雰囲気的にはちょっと落ちますが、その代わりサクサクとテンポよく進みます。
4人プレイ。全員いい感じに育って最終戦闘、一進一退の攻防が続きましたが全員死亡して敗北。さすがに簡単に勝てるようにはなっていません。

1人増えてルイス&クラーク。得点トラックは同じ場所に2人入れず無料で先に進めるシステムですが、5人だとかなり混み合います。
山を超えるための馬の入手が異様に困難なので、そこを何とかできるキャラクターを加えることができるとがぜん有利になるゲームですが、今回は道具1を馬1に変換できる人材と、基本資源なら何でも獲得できる人材を得ることができ、中盤以降どんどん進めるようになりました。1ラウンド差で勝ち。

さすが大賞で何度もプレイされるキャメルアップ。軽やかに飛び出した黄色に真っ先に賭けましたが、あっと言う間に馬群に飲まれてしまいました。負け。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Kingsport Festival (Stratelibri/HJ)・Camel Up (Pegasus)・Le Havre (Lookout)をプレイしました。

ホビージャパンの新作キングスポートフェスティバル。キングスブルグのシステムでクトゥルフものです。プレイヤーは邪悪なカルティストとして旧支配者の神々に祈りを捧げてキングスポートの街の支配を目論みますが、毎年冬になると探索者が襲ってきます。
細かいルールは色々と変更されていて、毎年戦力がリセットされていたキングスブルグと違い魔力ゲージは使わなければ貯めておけるようになったとか、王の援軍がないので敵の情報の価値が高いとか、クトゥルフものらしい正気度ポイントのルールのおかげでただ大きい目を振ればよいというわけではないとか、白ダイスや+2トークンがなく特殊効果の出目操作も微妙に使いにくいためキングスブルグシステムの最大の特徴である他プレイヤーとのダイス配置のインタラクションが終盤まで有効に機能するとか、総じて戦略性が向上するように改善されていると感じられます。
プレイごとにランダムに引いたシナリオカードでゲーム全体のルールが大きく書き換わるので、繰り返しプレイ向きです。
終盤使い切れない資源を大量に残してしまい最下位。

キャメルアップはオアシスマーカーがビシバシとヒットしてあっと言うまにレース終了。やっぱり蜃気楼タイルの方を置いて何回も使ってもらいつつ混戦雰囲気にした方がもり上がりそうです。負け。

ルアーブル。5人プレイだと1ラウンドに1回か2回しか手番回ってきません。その分1ラウンドあたり食料の必要量は少なくなってはいますが、トータルでの総必要量は大差ないはず。木の船と鉄の船で食料供給量が倍違うので、少し我慢して良い船を手に入れたいところです。2軒しかない造船所を5人で取り合うのでなかなか建造できる機会も少ないのですが。
食料生産系の建物を優先して建てる方針で、他人に使われるので自分の食料供給はキツかったですが、そこそこ収入になったと思います。終盤は市役所からボーナスのつく建物を大量購入して1位。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。
DungeonQuest Reviced Edition (FFG/アークライト)・Tzolk’in (CGE)・Camel Up (Pegasus)をプレイしました。

まずは人待ち3人でダンジョンクエスト・クラシック。アークライトの日本語版です。異様にデッドリーだった前版の戦闘システムが削除されて初版のジャンケン戦闘システムに回帰しました。探索アクションがタイルごとに1回しかできなくなり、記録用のマーカーがつきました。それ以外はほとんど変わっていなさそうです。1人め私はドラゴンの部屋の前で奈落の底に落ちて即死、T井氏帰り道に罠で首をスカっと切られて即死、K川氏は首尾よく財宝盗み出して無事脱出で生存率33%でした。ドラゴン部屋から生還した人初めて見ました。

4人になってツォルキン。灰色歯車でドクロ拾って青歯車に届けようと思いましたが、初期のワーカー3人で両方に人送ると残り1人しか使えない事実。ダイレクトに点は入りますが信仰レベルは意外に上がりません。信仰で戦おうと思ったら赤歯車の一番上で1資源を2信仰に変換するのが速いらしいです。2位。建物の得点効率があまりよろしくないという話ですが…

最後はキャメルアップ。序盤から中盤にかけて出遅れているラクダも、終盤にかけていつの間にかトップ争いに絡む位置まで上がってくる不思議なシステムです。最下位当てるのはよく考えた方がよいかもしれません。最後1位のラクダに賭けた直後にゴールインできて勝ち。