K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Avenue (Aporta Games)・Key to the City London (R&D)・Concordia (PD-Vertag)・Ponzi Scheme (TMG)・Hit Z Road (Space cowboy)をプレイしました。
まずはアヴェニューはドゥードゥルシティのリメイク。ダイスの代わりにカードを引いて道路を延ばします。ある程度予測がつくようになってゲーム性は向上しています。いろいろな建物も赤ブドウと白ブドウの2種類にすっきり簡略化されて、線路引きの面がより強調されるようになりました。負け。
ロンドンの街の鍵はキーフラワーのリメイク。基本システムはほとんど一緒ですが、タイルのアップグレードアクションが、別途アップグレード能力を持つタイルを起動するのではなく、直接アップグレードしたい建物を起動するようになりました。貴重なアップグレード能力の奪い合いになるとか、アップグレードで強化した自分の建物を早速他人に利用されたりする問題が解決し、箱庭ゲーとしてかなりやりたいようにプレイできるようになったと思います。第1ラウンドの競りで技術タイルを生産するタイルを2枚確保しましたが、技術タイルの袋引きの要素がなくなった上に全員技術タイルを好きな技術タイルと1対1交換する能力を最初から持っているので、あまり技術タイルの需要は高くなかったようです。新要素の6色のパイプラインを生むタイルの方が生産系としては優秀そう。負け。
コンコルディアは拡張のガリア・コルシカマップからガリア面でサルサ拡張入り。通常通り人1船1持ってスタートですが、この船1は大西洋岸の都市に家を置くまで使えず最初から使えるのは入植者1人だけ、という特殊ルール。後順で行き先の選択肢限られてるプレイヤーの不利度が上がるだけであまりゲーム的な利点はないように思いますが。序盤に塩とレンガしか出ない属州で塩都市に2人で置きあったのが良くなかったです。総督ボーナスでレンガしかもらえないのに手数使って塩プレゼントするわけにも行かずでどちらも塩生産せず何のために塩都市取ったのか分からない展開。5人中の2人なのでちゃんと相談して交互に塩生産すれば塩レンガの組み合わせでお互いどんな都市にも置き放題とちょうどよかったのでしょう。大敗。
1人減って4人でポンジスキームは投資詐欺がテーマのゲーム。コンポーネントの革財布がカッコいい。無一文からスタートしてとりあえず借金をする→誰か1人プレイヤーを指名してペーパーカンパニーを売ったり買ったりする→ベラボーな利息を払う、ただし元本返してないので借金は減らない→次の利息を払うために新たな借金をする、という自転車操業を繰り返すだけのゲームです。誰かが転んだらそこで終了、会社を一番たくさん建ててる人の勝ち。借金はカードごとに利息の返済期限が3~5ラウンド先に設定されているのですが、時々1ラウンド短縮されるので、3ラウンドの借金は見た目以上に高利なのでは思います。とはいうものの5ラウンド周期のは5ラウンド分蓄積された返済額そのものが多いのでダメージの絶対値が大きく、倒れさえしなければよし、という観点からはより厳しいというところもあります。思ったより早く脱落者出たので返済用に貯めてた資金を有効活用できず2位。
ワレスのヒットザロードはシカゴからロサンゼルスを目指すゾンビゲー。競りで遭遇カードを取り合って資源を集めたりゾンビと戦ったりというのを8ラウンド繰り返します。競りでがんばると資源が減り、競りで手抜くと凶悪なゾンビが襲ってくるという仕組みです。さすがワレスというところか、ゾンビゲーのくせに普通に面白いです。最後弾薬をケチって素手で単身ロサンゼルスへの突破を試みて運よく成功、ケチった弾薬の分のボーナスで何とか2位。