M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Chronicles of Crime (Lucky Duck Games)・Gloomhaven (Cephalofair Games)をプレイしました。

クロニクル・オブ・クライムは手早くチュートリアルを済ませて本番ですが、最初のシナリオはのっけから3部作でちょっとどんなボリュームか良く分からないので、2番目のシナリオ「ファラオの呪い」から。大英博物館から古代エジプトの秘宝が盗まれるという窃盗事件を捜査していたら、それが殺人事件に発展して…という話です。時間オーバーと窃盗犯を見逃したことで70点★4の評価。外しといて何ですが、第2チュートリアル的なバランスの難易度Easyのシナリオで、同じルートに導く手がかりが複数用意されていて進行しやすいよう配慮されていたと思います。その代わり誰に話聞いても同じ情報しか出でこない感がちょっと強かったですが、次々と謎が解けていくあたりは十分堪能できました。

グルームヘイヴンはラスボスの前座3巨頭の残りの1人とラスボスを倒して無事メインのシナリオをクリア。さすがにラスボスは強かったですが、行動カードの引きでアグレッシブさがかなり変わってくるので運次第なところもあります。街の繁栄度を7くらいまで上げて強力なアイテムを装備してから行けば少しは楽できるかもしれません。
ラスボス倒すと最新のフォーゴットン・サークル拡張の最初のシナリオがアンロックされます。なんと、パーティーの1人が強制的に新クラスのディバイナー(予言者)に差し替えになります。誰でもいいのですが、2ミニをディバイナーと交代させて、残りは続投のブルート+ミュージックノートで挑戦。シナリオの目的はマップ上3ヶ所の祭壇を破壊すること、で殲滅戦ではないのですが、ラスボス倒してるんだからこれくらい当然でしょと言わんばかりの難易度であっさり全滅。ディバイナーはバフ・デバフ係なのでちょっと前衛がブルート1人ではやはり少なすぎでした。

[Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(シナリオ2)

グルームヘイヴンソロプレイ2回目。シナリオ#2「墳墓の隠れ家」です。
序盤はあまりシナリオの選択肢ないですが、2回目にして早速ボス属性の敵が登場。たぶんルール説明を兼ねてるんだと思います。
続きを読む [Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(シナリオ2)

[Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(シナリオ1)

自分用のグルームヘイヴンを購入してソロプレイを始めました。
ネタバレ全開で記録を残していくつもりです。
コントロールするコマ数増えるのは避けたいので2人プレイを想定。キャラクターはオーソドックスなイノックスブルートと強いと評判のマインドシーフにしました。
続きを読む [Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(シナリオ1)

ML.K 5月例会

札幌市北区民センターでML.Kの5月例会がありました。参加者は驚きの11人。
Wingspan (SM)・Roll for the Galaxy (RGG)・Las Vegas Royale (alea)・Sonic the Hedgehog: Dice Rush (IDW Publishing)・Xenon Profiteer (Eagle-Gryphon Games)をプレイしました。

ストーンメイヤーの新作でSDJエキスパート賞ノミネートの話題作、ウィングスパン。4人。ハンドマネジメントで鳥を集めるゲームです。北米大陸に生息する170種の鳥がそれぞれ1枚ずつカード化されていて同じカードは2枚とありません。豪勢なフィギュアこそ入ってませんが、パステルカラーの卵トークンとか巣箱に見立てたダイスタワーとかコンポーネントは充実しています。システムは分かりやすくカードの情報とかも見やすくまとまっていて、とても完成度の高いゲームです。ちょっとソロプレイ感強いところはありますが、文句のつけようのない良作。勝ち。

3人でロールフォーザギャラクシーはライバルリーから交易拡張のみを導入。$フェイズに割り当てたダイスごとに手持ちの資源を交易に出して別の何かを得られるというシステムです。貿易なので原則等価交換なため激しく交換してもあまり勝利に近づかないとか、よく分からない理由で輸出入均衡するまで最大3ラウンド使用したダイスが帰ってこないとか、単純明快で強力だったオーブダイスと比べるとイマイチ活用の難しいシステムです。負け。

3人でシックな箱のalea新大箱シリーズ第1作のラスベガスロイヤル。旧作ベガスのリメイクです。基本システムは一緒です。変更点は、各カジノのお金が2枚固定になって必ず2位までお金もらえるようになった、各プレイヤーがダイス2個分のスーパーダイスを1個ずつ持つようになった、$10,000払ってパスできるようになった、1~3の下位のカジノにランダムな特殊能力がついた、といったところ。元ゲームのシンプルさは薄まりましたが、特殊効果による紛れが出るようになった分、意外性は増えていると思います。負け。

4人でソニックザヘッジホッグ・ダイスラッシュはセガのソニックのカードゲーム化。今でも人気があるのか今年の新作です。人数分のカードが並ぶので、ダイスを振って役を作って獲得します。カードの取得は同時進行早い者勝ちのスピードゲームで、自分のダイスは好きなだけ何度でも振り直しできるというシステムです。元ゲーのスピード感の再現を狙っているのでしょうか。負け。

4人でキセノンプロフィッターは拡張入り。最初からルールブックに拡張のルールも書いてあるのに別売というテマカカルシステム。通常終了時の残金$5が1VPのところ、$2で1VPになる施設があるのですが、空気吸い込むだけで1VP入ってくるはお買い得すぎでは。勝ち。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Gloomhaven (Cephalofair Games)をプレイしました。

シナリオ番号の大きいサイドクエスト系を進めると、割と頻繁に登場するエンベロープX系とはまた違った暗号文が登場。ただし今回は全く手がかりなしです。BGGによると将来の拡張で解読できるようになるとか(ただしファウンダーオブグルームヘイヴンではなかったらしい)。ブルートフォースアタックで強引に解いた人もいるとかいないとか…
引退ラッシュでエンベロープXとスリースピアが引退。どっちも規格外の強キャラだったのに、後はいつラスボス倒しに行くの行かないのという時期に新キャラと交代ってのはどうかというタイミングですが。初期キャラのイノックスブルートと新キャラのミュージックノートが登場しました。専用ギミック持ちのミュージックノートは面白そう。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Hansa Teutonica (Argentum Verlag)・Wildlands (Osprey Games)・Space Base (AEG)・Newton (Cranio Creations/テンデイズ)をプレイしました。

4人でハンザテウトニカはブリタニア拡張。マップはイギリスで、スコットランドとウェールズにコマを置くにはちょっと制限があるという趣向。能力開放都市がどれも行き止まり都市だった基本マップと異なり、どの能力開放都市も2本以上道が生えていて競合しにくくなっています、と言いたいところですが、アクション数+1のチェスターはウェールズとの国境近くにあって、初期状態で入れるのはやっぱり1人だけというイヤがらせ。3位。

ワイルドランド。ランダムに勢力選ぶと近接格闘能力しかないチームでした。1歩移動するのも1回攻撃するのも1アクションでカード1枚を消費するので、遠距離攻撃なしでは移動の手間ばかりかかって全然火力が出ません。ちょっと初期位置固めすぎました。HPはやや多めなので、もっと盤上に散らして1人1殺の精神で行く必要がありました。

スペースベースはシャイ・プルート拡張入り。驚きのレガシーシステムです。最近はストーリー要素入れないと売れないんでしょうか。コンポーネントを損傷する要素はないので、片付ければ何度でも再利用可能そう。普通にスペースベースをプレイしながら、徐々に追加要素が増えていく形式です。元の大味感はそれほど変わっていません。3戦1勝。あと一つ開いてない秘密箱がありますが、プレイ回数としてはあと1回かそこらでしょうか。

1人減ってニュートンはヨーロッパ中を旅しながら本棚に本を片付けるゲーム。手札からアクションカードをプレイして5ターン6ラウンドで計30アクションでポイントサラダをします。同じラウンド内で同じタイプのアクションを複数回プレイしたり、ラウンド更新時に使用したカードを1枚除去したりすることで、そのアクションの効率が上がっていくシステムなので、できるだけ偏食して寄せていくべきだけれどあれもこれもやりたい、といったゲームです。ボードに配置するボーナスタイルがたくさんあって全部は使わないことでリプレイ性を上げる方式なので、何度かプレイしてみないとよく分からんといったところ。今回は旅と本棚に注力して大差勝ちでした。

ラファールのゲーム会

K藤氏主催の個人ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Conflict of Heroes: Guadalcanal (Academy Games)をプレイしました。

コンフリクトオブヒーローズの4作目、ガダルカナル拡張です。
収録されているシナリオは本当にガダルカナル島の陸戦のみで、期間も範囲も限られているため、ユニットやマップなどのコンポーネント数はシリーズの過去作と比べると驚くほど少ないです。
マップは地形的にジャングルばっかりで移動や射線を阻害し防御側にかなり有利な修正がつくので、双方とも接近戦をしかけていかないとほとんど敵を倒せません。自然と白兵戦主体の戦い方になると思います。
ユニットの評価としては歩兵に関しては日本軍も米軍も1ユニットあたりの性能はほぼ互角です。戦車はM3(スチュワートですが)とチハでは圧倒的な差がありますが、戦車が登場するシナリオは少なく、特にM3とチハが直接対決するシナリオはないので安心です。
システム面では米軍は従来の基本ルール通りですが、日本軍は武士道ポイントという独自のゲージを持っていて、シナリオの推奨行動を行うことでコマンドポイントを増やすことができます。米軍側のコマンドポイントは損害に応じて減る一方で増えることはないので、戦術レベルで損害が増えても士気の落ちない日本軍の特異性が際立っています。

ラファールのゲーム会

K藤氏主催の個人ゲーム会に参加しました。参加者7人。
Blood Bowl: Team Manager (FFG)・Eurorails (Mayfair)・Caverna (Lookout)をプレイしました。

ブラッドボウル3人。元のメタルフィギュアゲームではなく、FFGから出たカードゲーム版。基本的なシステムは競りで、チームメンバーのカードを1枚ずつ出して総戦力の多いプレイヤーが試合を勝ち取って勝利得点というシステムです。チームに新しいメンバーを加えたり不要なキャラを除去したりするデッキ構築の要素もちょっと入ってるといった感じ。元ゲーをどれだけ再現してるのか良く分かりませんが、これはこれで十分ゲームになっていると思いました。勝ち。

ユーロレイル5人。とりあえずスペイン行きの路線から作り始めましたが、最初に荷物2つ積んで1回使っただけで結局ほとんど活用できず。5人と人数多いとイギリスに入れる人数限られるので、ここがチョークポイントになるようです。

2人でカヴェルナは失なわれた種族拡張入り。プレイヤーごとに特殊能力がつくので、得意分野と不得意分野ができて序盤の指針になってプレイしやすくなると思います。今回は山ドワーフと青白き者でちょっと似たような種族でしたが。時間切れ終了。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Gloomhaven (Cephalofair Games)をプレイしました。

9レベルになる直前でエクリップスが引退。入れ替わりで登場したのは2ミニ。フィギュア2つで1キャラという異色のクラスですが、1体が本体で1体は召喚モンスター。召喚モンスターの方が規格外に強いのでこっちが本体という説もあります。クラスアイコンも召喚モンスターの方を図案化してますしね。
グルームヘイヴンには多数のクラスが登場しますが、作戦上不可欠なキーカードが1レベルから入っていて低レベルから活躍できるクラスと、ある程度成長させて高レベルカードを投入することで劇的に強化されるクラスがあります。スペルウィーバーや2ミニは前者、エクリップスは後者でした。街の繁栄度上がって最初から高レベルで始められるようになるとあまり違いないですが。

ML.K 4月例会

札幌市北区民センターでML.Kの4月例会がありました。参加者7名。
ヴィレッジオブファミリア(ワンドロー)・Unlock! (Space Cowboys/HJ)・Stephenson’s Rocket (Pegasus/Grail Games)・Roll for the Galaxy (RGG)をプレイしました。

今日は集まりがよく最初から卓分けて3人でヴィレッジオブファミリア。リアルタイムのドラフトゲーで、上家からカードが回ってこないようなら山札から1セットのカードを新しく引いてドラフトを続けられるというせっかちさんも満足なゲーム。逆にゆっくりプレイすると上家から来たカードが滞留するので選択肢が広がります。カードは全部建物で色とレベルがあって、1レベルから順に色を揃えて建てると高得点という仕組みですが、3レベルくらいまでは1枚1点で変わらないので、最後の6レベルまで到達しないとあまり効率良くないです。カードの特殊効果とか陣取りとか要素はいろいろ盛り沢山ですが、なにせドラフトが忙しいのでなかなか活用しにくく惜しい感のあるゲーム。3人全員同点でタイブレーク勝ち。バランスは取れているのかもしれませんが。

6人でアンロック。第3弾の3本めのシナリオ、オズの魔法使いです。オズの魔法使いのストーリーに沿った謎解き、といってもストーリーよく覚えてない童話ナンバーワン(当社調べ)なのでそんな話だったっけ状態です。割と原作に忠実なストーリーで知ってると簡単に解けてしまうような気もするので、これくらいがちょうどよいでしょう。一応3本中難易度最高となっていますが、それほど難しいところはなかったと思います。1回ヒント見ましたが特に役に立たない情報だったりしつつ時間内にクリア。

スチーブンソンロケットを3人。アメリカマップ。全体的な傾向として、駅や株と比べると産業が少し得点力に欠けるような気がします。勝ち。

ロールフォーザギャラクシーはライバルリー拡張からオーブのみ投入。ダイス改造するのは楽しいのですが、やはり基本セットよりプレイ時間がかかるようになってしまうので時間切れ。

終了後は移動して裏例会。Scythe (SM)・Robotech: Ace Pilot (Japanime Games)をプレイしました。

大鎌戦役はフェンリス拡張の協力モード。全員でフェンリス軍(でなくても未使用勢力なら何でもいいのですが)を囲んで殴ろうというゲームです。フェンリス軍は負ければ負けるほど強くなっていくので全滅させるのはちょっと難しいですが、ランダムに選択された規定数の勝利条件に時間内に★を全員で分担して置ければ勝ちです。フェンリス軍はダイスでランダムに移動するのですが、今回はうまく内政向きな国から離れて武闘派な国に向かって進軍してきたおかげで若干余裕をもってプレイヤー側勝利となりました。

ロボテック:エースパイロットはマクロスのカードゲーム、ですが版権は米国編集版のロボテックです。なので登場人物の名前がちょっとずつ違います。ゼントラーディー軍が3×3の9マスのフォーメーションで襲ってきます。ダイスの出目で役を作って登場人物を雇用すると人物ごとに9マスのいずれかに特定のパターンでダメージを与えられるので、敵メカの耐久力以上の累積ダメージを与えれば撃墜して勝利得点、というシステム。見た目の割にはなかなかゲームになっていました。