ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者7人。
History of the World (Z-man/アークライト)・Scythe (SM)・Zendo (Looney Labs)をプレイしました。

新版ヒストリーオブワールドを6人プレイ。アークライトの日本語版。国名の訳もよく見ると微妙で、英語版で殷のはずのカードがなぜか夏になってたりしてました。最大人数でも1/4の国は出ないので今回はローマが登場しませんでした。それ以外は大物はほぼ登場したと思います。
初期プレイ順をランダムに決めると国選べないラス番。エポック1はシュメールが流れてきました、最初に行動するだけあって他のコマがないので普通に領土広げるだけで中東完全支配取ってしまいます。エポック2も選択肢なしでカルタゴ。ここから先は順番調整に励んでゴート・オスマン・イギリスと尻上がりにいい国を獲得できました。まあ得点は尻すぼみに沈んでるわけですが。最後のイギリスで大量得点しましたが僅差2位にとどまりました。
ABHtoWからマップが狭くなっているのですが、それに合わせてコマ数も減っているので盤面からリセットされやすくなってると思います。前作以上にコマ残すことを意識して配置するべき。あと、5時代に減ったということは国を選ぶ機会も減っているので、時代3・4で強国確保するのがかなり効いてきます。ここで微妙な国が廻ってくる位置取りだと挽回は難しそう。また、決算機会も当然ながら5回に減っているわけで、うまく連続手番になるような国を選んでターンオーバーする効果が非常に大きくなっています。

卓分けて3人大鎌戦役+第1拡張。担当国ランダムに決めると緑。相手は青と黒。やはり緑はメックの能力で移動+1がないのが厳しい。終盤戦闘で星置く計算が立てにくいです。メック出さない青に手早く6星置かれて大敗。メックと補充兵の星を置いた後は空き地に遭遇探しに行くのではなく、真っすぐファクトリー目指すべきでした。

終了後は移動して裏例会。参加者3人。
Tiny Epic Zombies (Gamelyn Games)・Nations: The Dice Game (Lautapelit.fi)をプレイしました。

タイニーエピックゾンビーズはタイニーエピックシリーズの新作。名前の通りのゾンビものです。タイニーエピッククエストあたりから導入された、アイテムを持てるミープルが特徴ですが、ゲーム的には普通にアイテム持ってるだけなので見た目だけです。
ゾンビ担当1人と残りの人間担当の対戦ゲームで、モールに取り残されてゾンビに包囲された人達が3つのミッションをクリアすることを目指します。ミッションは9つ用意されてるのからランダムに選ぶので、その組み合わせでリプレイ性高めています。ゾンビゲーとしてはまあ普通な感じで悪くはないです。ゾンビ担当プレイヤーは割と機械的に処理するだけなので、ゾンビはAIに任せる選択ルールでもよいでしょう。ゾンビを担当しましたが、特に危なげなく人間の勝ち。

ネイションズダイスゲームはアンレスト拡張入り。アンレストダイスを嫌って取らないようにしても、各色つきダイスの供給は減っているので生産力伸ばすのが難しくなっています。あきらめてアンレストダイスを取っていかないと食料とか武力とかが不足するのでよくなさそう。
白ダイス6個のアメリカを選びましたが、固定のチットはないので思ったよりはパワー不足でした。負け。

ラファールのゲーム会

K藤氏主催の個人ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Coimbra (Eggert/HJ)・Pulsar 2849 (CGE/HJ)・Stingy (PLAYthisONE /アークライト)をプレイしました。

4人でコインブラ。ホビージャパンの日本語版です。コインブラはポルトガルの大都市だそうで、コインともブラジャーとも関係なくってしょうもないところでがっかりします。ダイスピックでカードを買って4ジャンルあるゲージを進めて定期収入とか副次効果とか伸ばして最後は順位によって得点を得られます。少ないジャンルに特化することで効率は上がるのですが、手を抜いていい要素はないというところでジレンマを生んでいる手堅いゲームデザインです。結局2色特化型になったのですが及ばず2位。

3人パルサー2849。これもホビージャパンの日本語版。このゲームもダイスピックです。出目の大きいダイスを選んだ方がアクションの効果は大きくなるのですが、出目の小さいダイスを選ぶと次ラウンドの行動順か定期収入で優遇される(しかも相対順位で)システムでバランスを取っています。盤面は賑やかで宇宙探検感がよく出ていると思います。イニシアチブ上位をキープして要所でいいダイスを確保する作戦でしたが及ばず2位。

最後は3人でシャークトレード。海賊がお宝の交換を繰り返してセットコレクションをします。クニツィアらしいテーマとシステムのあまり関係ないゲーム。後半海賊旗の奪いあいになり、最後になんとか旗を確保できましたが、その間に高価値のダイヤを全部集められてしまい同点最下位。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。
Gloomhaven (Cephalofair Games)をプレイしました。

グルームヘイヴンはシナリオ4本クリアしました。ややマップ広めのシナリオを選んだせいか、プレイ時間の割にはこなしなシナリオ本数は少ない気がします、本筋っぽい話が少しは進んだようです。
ついにパーティの名声が10になり、初期選択可能クラス以外のロックされていたキャラクターが一つ開放されました。今使っているキャラがいい感じに育ってきているので急に乗り換えるということにはならなそうですが、将来パーソナルクエストをクリアして引退した後の選択肢が増えるので良い感じです。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Zendo (Looney Labs)・Arkham Horror: The Card Game (FFG/アークライト)をプレイしました。

まずはルーニーラボの禅道。10年以上前のゲームで長らく絶版が続いていましたが、去年くらいに新版が出ました。最初に親が秘密裏にルールを一つ決め、プラスチックの積み木でそれに合致するオブジェとそうでないオブジェの2つを作るので、子も同じようにオブジェを組み立ててはルールに合致してるかどうか判定してもらって、最初に秘密のルールを解明した人が勝ちというパズルゲーム。旧版では積み木が4色あってすべて同じ形の三角錐で大中小の3種類だったのに対し、新版は1色減って3色になった代わりに形状のバリエーションが角柱・くさび形・三角錐と増えてサイズ差がなくなりました。もともとピラミッド形のプラ駒作りすぎたのを捌くために開発したゲームだったそうなのですが、新版はシステムに合わせて設計されたコンポーネントで遊びやくすなっているのではないでしょうか。全員1回ずつ親やる感じでプレイしました。

アーカムホラーカードゲームはアークライトの日本語版。1人1つずつ構築済みのデッキ持ってクトゥルフ神話RPG的なシナリオのクリアを目指す協力ゲームです。アーカムホラーカードゲームというよりはマンションオブマッドネスカードゲームといった雰囲気。珍しいことに、いちいち怪物に会うたびにSANチェックさせられるルールがないところが逆に新鮮です。FFGのアーカムホラー系のゲームは、どれもこのルールのせいで肉体戦闘派のキャラクターが不当に継戦能力低くなってしまうので良調整だと思います。基本セットのシナリオ1を無難にクリア。

ML.K 8月例会

札幌市北区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者7人。
Petrichor (Mighty Boards)・Das tiefe Land (Feuerland/テンデイズ)・Unlock! (Space Cowboys/HJ)をプレイしました。

まずはキックスターターの新作、ペトリコールを3人。プレイヤーの立場は水という何ともつかみどころのない設定ですが、要はカードプレイで天候を操作して9枚ある畑カードの上でエリアマジョリティをするゲームです。
畑に自分の水を撒くには、雲を作って水分を蓄積して目的の畑まで移動して雨になって降ってと相当の段階を踏まなければならないのですが、雲の移動手数が少ないとか他人の雲と同じ場所に移動したら合流してしまうとか一定規模以上になったら勝手に降ってしまうとかでなかなか思うようにはいかないという仕組みになっています。
4ラウンドのショートゲームをプレイして勝ち。最後の1手次第で全員勝ち目変わってくるバランスでした。エリアの決算が最後の1回しか発生しなかったので、もう少し収穫ダイス回すのに手数使ってもよかったのかもしれません。

人増えたので卓分け3人で見た目アグリコラっぽいローランドはテンデイズの日本語版。アグリコラのように4×5の格子状の農場を柵で囲って羊を飼っているところにものすごい勢いで高潮が襲ってくるので、みんなで協力して堤防を建設して羊を守らなければなりません。
防衛が成功すると羊の価値は上がりますが、堤防の建設からは特に得点は得られず、逆に堤防が決壊すると羊が失われた上にその価値まで下がってしまうのですが、堤防への貢献度は高く評価される、というシステムでジレンマを生んでいます。逆の方が経済的にはリアルであろうとは思うのですが。
ワーカープレース風の見た目に反して中身は自由なアクション選択システムで、建物効果でいろいろボーナスがつくよくあるシステム以外ではアグリコラとはかなりプレイ感異なります。
今回は無事堤防が持ち堪えてくれて羊の価格が高騰しました。羊の飼育頭数がそのままVPに反映された感じで2位。

最後に全員でアンロック第3作のシナリオ1。第1作シナリオ2の続編で、邪悪なノーサイド教授の陰謀を暴くコミカルな絵柄のお話です。さすがに7人もいると目玉と脳ミソの数は十分で、特に詰まることもなく時間内にクリア成功でした、

終了後は移動してGloomhaven (Cephalofair Games)。参加者4人。
グルームヘイヴンを1人途中参加なので周りに合わせて3レベルのキャラを作ってもらって一応は均等レベルで。人増えても増えた数に合わせて敵も増えるので難易度は変わらないのですが、マップの広さは変わらないので混雑度が増してきます。移動力の重要性が増すというか、最低保証効果の2歩移動だと渋滞抜けるのが困難というか。
火と地のデーモンでいっぱいの異次元で雑魚どもを蹂躙してると親玉っぽいエラそうなデーモンが出てきてお使いを依頼されたところまで。

ラファールのゲーム会

K藤氏主催の個人ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Labyrinth (GMT)・Wild Blue Yonder (GMT)・Star Wars: Rebellion (FFG)をプレイしました。

今日は2人しかいないのでシミュレーションゲーム会です。
まずはGMTのラビリンス2010年拡張入り。基本セットは2001年からのアフガン紛争やイラク戦争あたりを扱っていましたが、2010年以降のアラブの春やISISの台頭といった事件がメインになります。カードセットが完全に差し替えで、新しい時代のイベントカードだけを使ってプレイします。
タリバンの崩壊によってイスラム原理主義国は独自路線のイランを除いて駆逐され、アメリカはオバマ大統領への政権交代で穏健路線に変換しましたが、イギリスやフランスでイスラムテロが頻発して世界の世論は逆に強硬に振れてきている、といった世界情勢からスタートします。
基本システムは変わっていないのですが、インターネットとSNSの普及を再現するため、民主化運動の活動家がイベントによってあちこちに置かれるようになりました。従来のシステムでは米国かテロリストかどちらかが自分の手番で何かのアクションを実施しない限り、各国の政体が変わることはなかったのですが、新しい民主化運動家たちは、一度勢いがつくと時間の経過とともに自動的に勢力を伸長させ、勝手に自国を民主化していきます。もちろんネットはテロリストにとっても強力な武器なので、民主化運動家と完全に対になる反動活動家も登場し、同じシステムで自国を原理主義化していきます。アメリカもテロリストも彼らの行動を制御する方法論は持っていないので、イベントでユニットを置くことによって「火をつける」ことはできても、カードポイントを消費して行う通常アクションでは彼らの活動をコントロールすることができません。
その他にも、ISISの建国や最新情報を反映したマップの改訂などが含まれています。
テロリスト側を担当、前作にもあったアメリカ側のイベントカードの無人機RQ-1プレデターはMQ-9リーパーにアップグレードされて威力が増しています。序盤から撃たれてテロリスト吹き飛ばされたりカード捨てさせられたりしましたが、イエメンが内戦で原理主義化し、そこから流れたテロリストでサウジとイラクをたて続けに原理主義化してテロリスト勝利。さすがにある程度カードを把握しないとアメリカは大変そうです。

ワイルドブルーヨンダーはバルバロッサシナリオの中央軍集団ステージ。ソ連側を担当。6ミッションの独ソ戦初期の航空戦で、ドイツ側はBf109E/Fが主力、ソ連側はMig-3ならそこそこ対抗できますが、旧式機I-16は明らかに一段格下です。ランダムに決まるターゲットがすべてドイツが攻撃側の対地ミッションで、Mig-3のせっかくの高高度性能を生かす機会がありませんでした。6ミッション分を総計するとドイツの圧勝。爆撃機の生還ボーナスを与えすぎました。

最後はスターウォーズ反乱。デカい箱にデススターやら宇宙戦艦やらフィギュアがいっぱい入っています。帝国軍と反乱軍に分かれて、帝国は反乱軍の基地を見つけて潰すこと、反乱軍はその前に別途引いた目的カードの条件を満たして帝国軍の名声を下げることです。帝国軍の目標はある意味明確ですが、反乱軍が何を企んでるかは帝国側からはちょっと分からないという趣向です、システム的にはカードドリブンで、手札と盤上のリーダーを組み合わせてプレイすることで、そのカード固有のアクションができます。カードセットは帝国軍と反乱軍で全然別々なので、盤上はかなり非対称に展開します。一応帝国担当でインスト的に序盤のみプレイして会場時間切れ終了。ノコノコと帝国軍駐留星系まで出ばってきてダースベイダーに捕まったオビワンを拷問して反乱軍の目的を聞き出したりしてみました、

ラファールのゲーム会

K藤氏主催の個人ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Snowblind (Pleasant)・The Cards of Cthulhu (DVG/クロノノーツ)・Massive Darkness (CMON)・Perfect Hotel (JUGAME STUDIO)をプレイしました。

まずは人待ち3人。暑いので涼しげなスノーブラインド。一番乗りボーナスは逃がしましたが、比較的気候がおだやかだったおかげで、黄色の科学者コマでマメに科学得点を回収しながら安全に全員生還させて勝ち。

そのまま3人でカードオブクトゥルフ。クロノノーツの日本語版です。アイテムやキャラクターなどで読む場所はそこそこ多いので、日本語化されていた方がプレイは楽です、拡張の日本語版は出るんでしょうか。
途中かなりきわどい危機におちいりましたが、主に2回行動の呪文を駆使してギリギリのところでクリアできました。

1人増えてマッシブダークネス。CMONのフィギュアいっぱいゲーです。ゾンビサイドのファンタジー版のブラックプレーグってゾンビ要素いらなくね?という疑問に答えるファンタジーRPG風の協力ゲーム。ゾンビサイドと基本的なシステムは共通ですが、HP多め、回復手段は少ないですがゾンビサイドよりは多め、専用のダイスを使った単純ですが盛り上がる戦闘システム、流れ弾が味方に当たったりしないなど、様々なところで改善されています。
とりあえずチュートリアルをこなしてシナリオ1を開始。1/3も進まないうちに敵の大群に飲まれて全滅。ランダムですがちょっとボス級の敵が出てくるタイミングが速すぎたような。

パーフェクトホテルはカードを集めてホテルを建設するセットコレクションゲーム。4人プレイだと1人あたりのカード枚数が少ないせいか、じっくりカード集めていると思いの他早く終わってほとんど何も建てられず大敗。

最後は1人減って3人でスノーブライドを再プレイ。今回は道中にテント建てまくって安全策で。天候は今回もおだやかで、あいかわらず1番ボーナスは逃したものの周りより1順早く全員を生還させて勝ち。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Gloomhaven (Cephalofair Games)をプレイしました。

早速グルームヘイヴン。本筋っぽい番号の若いシナリオ3本と、サイドクエストっぽい番号の大きいシナリオ2本をプレイしました。
敵の強さはパーティの平均レベルを基準に自動調整され、序盤だろうが後半だろうが各シナリオの難易度は均一というシステムになっています。このため、未来の難しすぎるシナリオが予定外に早期に開いてしまうということは起こりません。見つけたクエストはバンバンチャレンジしてお宝を集めるのがよさそうです。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Everdell (Starling Games)・Gloomhaven (Cephalofair Games)をプレイしました。

厚紙組み立てて作る立派な巨木を模したボードなど、アートワークが目を引くエバーデル。
システムは普通のワーカープレースで、ワーカーを置いて資源を集めて、その資源を払って手札から建物や住人をプレイしてその効果で勝利得点を稼ぐゲームです。でっかい木は未使用のワーカーと一部のカードの置き場なだけで、見た目以外の意味は特にありません。
序盤はワーカー少なくて資源もわずかしか手に入りませんが、カードの方は序盤から潤沢に供給されて組み合わせで様々なコンボ組めそうなので、何から順に少ない資源をどうやりくりしようか頭使わせられるゲームです。
人待ちで2人プレイ。プレイ人数少ないときはアクションマス余り気味なので、ワーカープレースらしいキツキツ感は薄いです。勝ち。

3人になってグルームヘイヴン。前回のシナリオ1のリトライ含む3シナリオをプレイしました。カードの回し方分かってくると戦闘でも活躍できるし経験値もサクサク入ってきて楽しくなってきます。残念ながら2レベルに1XPだけ足りませんでした。
各シナリオの前後にランダムイベントカードを1枚ずつ引かされるのですが、プレイヤーの取り得る選択肢が「むっちゃ怪しいけど首をつっこむ」か「ガン無視する」の2択ばっかりで、あまり自由意思で介入してる気がしません。戦闘メインのボードゲームなのでその程度でもよいのかもしれませんが、RPG感は薄いです。

ML.K 7月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者8人。
Imaginarium (Bombyx/HJ)・Space Base (AEG)・Iron Dragon (Mayfair)をプレイしました。

早速5人でイマジナリウム。HJの日本語版です。夢の世界で工場を経営するゲームで、ベルトコンベアで流れてくる機械を買って拡大再生産します。機械を組み合わせて出力を強化したり逆に破壊して資源に戻したりといろいろできるのですが、お金は足りないしアクション選択の制限もキツいし、肝心の機械も欲しいときに欲しいものが並んでいるとは限りませんというシステム。
環境厳しい分、助手の特殊能力が強力なので、序盤にコストパフォーマンスが高く使い勝手のよいのを雇えると強そうでした。負け。

卓分けて4人でスペースベース。宇宙船を買い集めてどーのこーのというフレーバーとシステムはあまり関係なく、ダイスの出目に対応したカードを買ってダイス振ってその目が出たらお金がもらえるのでカードを買うのを繰り返すという街コロそのまんまなゲームです。
ダイス2個の目を合計してもいいしバラバラにカード2枚起動してもよいというところがちょっとしたアイディアで、買い集めるカードの方向性に戦略性をもたらしている、と思うのですが、カードの性能差が大きいようで結局誰に感想聞いても大味ですねという答えが返ってきます。本当は大味じゃないような気がするのですが、実際以上に大味に感じてしまうところはあると思います。負け。

アイアンドラゴンはメイフェアのクレヨン列車ゲー。ファンタジー世界でドラゴンを機関車代わりに使って鉄道を走らせます。相当古いゲームですが、最近再版された2版。マップは変わってなさそうですが、需要カードとかイベントとかのバランスは調整されているはず。
旧版と比べると、商品チップがプラから紙にグレードダウンしてますが、色がついたので格段に遊びやすくなっています。紙質的にも特に違和感はありません。両面印刷なので旧版のように裏返すと何だか分からなくなるということもなくなったのですが、なぜか裏面はアイコンだけで商品名書いてない罠。どうせ印刷なので裏に字書いてもコスト変わらない気がするのですが。これ以外にも、カードとマップで都市名のフォントが違う(しかも読みにくい飾り文字)とか、旧版でジグゾー式ボード1枚に納まっていた地下世界が2枚に泣き別れになったとか、さりげなくプレイアビリティ下げにかかっていてグラフィックデザイナーの仕事はちょっと杜撰です。勝ち。

終了後は移動して裏例会。3人でGloomhaven (Cephalofair Games)をプレイしました。
BGG1位の超大作レガシーゲームのグルームヘブン。箱も超デカいです。
とりあえず最初の1番のシナリオをプレイ。難易度はノーマルでも激ムズだそうなのでイージー。キャラクターはスペルウィーバーの水晶お姉さんを選択しました。火力ありそうなのですが、カード枚数少なく射程も意外とシビアなので出し惜しみしてる間に終わってしまいました。
シナリオの前後にカード引いてイベントが発生する以外はただ戦闘するだけなのですが、キャラクターの成長余地はかなり取ってあって、確かに続けていけば相当面白そうです。