M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人.
Cyclades Legendary Edition (Open Sesame Games)・Rolling Realms (Stonemaier)・The Lord of the Rings: Fate of the Fellowship (Z-man/HJ)をプレイしました。

キクラデス。
キックスターターの新版。マップがモジュラーボードになって毎回ランダムに組み換えられるようになったこと、新しい神ヘラが増えて旧版のハーデス拡張の要素が一部組み込まれたこと(ついでにプレイヤー数も1人増えて6人までプレイ可能になっています)、勝利条件が大都市2つじゃなくて3つになったこと、の3点が大きな変更点です。
ヘラから買えるリーダーが高価な代わりに強力で、お金さえ払えばアポロ以外ならどの神でも行軍できるようになりました。旧版はアレスを落札しない限り一切軍隊動かせないので肝心のタイミングに何もできないことが多い、というゲームだったので、これはかなりゲーム性を変えています。3都市が勝利条件なのはバランスとか逆転要素とかを考慮して、ということなのだと思いますが、バランス取れすぎていてなかなか勝ち切れずゲームが長びくように思います。
3都市とも他人のを奪って勝ち。

ローリングレルムズ。
たくさん入っているルールカードから3枚ずつランダムに選んだ紙ペンゲームを3回計9ルール分プレイして合計点を競います。各ルールは様々なゲームのタイトルが名前についていて、内容も元ゲームの雰囲気を再現したものになっています。知ってるゲームなら、確かにナントカだ!とはなります。とりあえずリプレイ性高くていいんじゃないでしょうか。2位。

指輪物語:運命の旅。
パンデミックシステムの協力ゲーム。サウロンの城をかたどったバカデカいダイスタワーがついてきます。ゲーム中はバンバンダイス振るのでそれなりに使用頻度は高いです。
サウロンの軍勢が中つ国のあちこちから湧いてくるので、それらをモグラ叩きしながらフロドを滅びの山に連れていくという分かりやすいゲーム。
4つの治療薬を作る代わりに、原作にちなんだ4つのクエストをクリアする必要があります。そのうちの最後のクエストは必ずフロドが滅びの山で指輪を投げ込むというものです。指輪を投げ込むにはフロドが指輪カードを5枚持っている必要があり、手札交換でカードを集めるところも普通にパンデミックです。
特徴的なのは各プレイヤーキャラクター2人持ちなところと、移動時には無条件で他のプレイヤーも一緒に運んであげられるところ。普通のパンデミックより盤面に出ているプレイヤーコマが多いので、うまいこと戦略的には分散してサウロンの軍勢が世界のどこを攻めても対応できる態勢を作り、戦術的には集中してキャラクターの特殊能力を組み合わせて効率良く戦争に勝っていく、というのが理想です。
初回推奨のおそらくは易しいセットアップ。山札が尽きるけっこうギリギリで指輪を投げ込んで勝利。