びらとり温泉ゆから

平取町の二風谷ファミリーランド内にある温泉。
2014年開設なのでまだ建物は結構新しいです。
内湯3・露天2。内湯は1と露天2が温泉でそこそこ熱め。内湯の残りはぬるめのジャグジーと人口炭酸泉。泡がすごいついて水面で弾けていてサイダー感かなりあります。
温泉は無色透明。分析書では濃そうな食塩泉ですが、4条件全部入りの塩素温泉で特筆すべきものはありません。

データ
住所:平取町字二風谷92
料金:500円
時間:10:00~21:00
加水あり・加温あり・循環あり・消毒あり

浜田浦駅

日高本線浜田浦駅を見に行ってきました。
来年3月のダイヤ改正で廃止になる駅です。ドアすらない簡素なブロック造りの待合室があるだけの棒線駅。
現地周辺は見事に何もないので廃止もむべなるかな、ではあるのですが、Wikipediaとか見ると数十年利用者2~3人で変わってないようなのです。通勤通学利用があるとも思えないんですが、固定利用者がいたんでしょうかね。
鵡川から来た2228D。

Jiangnan: Life of Gentry ソロプレイ

江南(Moaideas Game Design)をソロで遊んでみました。

ソロプレイルールはボットが1人担当してくれる仮想2人戦。
ボットは常に初期状態のバッグを使い、単純にランダムなアクションマスを踏んで邪魔するだけ。ボットの各アクションはリソースを消費しない簡易処理で、中間決算と最終決算でだけ得点します。

よほど引きが片寄らない限り、最終的にボットは平均で作品10枚3色セット3つ完成、街8箇所、助手3人くらいで終わるはず。人間が同じように平均目指しても全く出力が足りないので、染め手にして船のマジョリティで勝っのが定石になる、ということでしょう。初期状態では人間がスタートプレイヤーですが、必要な船で確実に勝つためにできるだけ後手を維持すると戦いやすいと思います。

簡易処理で省略される手番中の勝利得点やアップキープ時の定期収入をボットの分もちゃんと数えることで、難易度調整ができる仕組みです。かんたんレベルだと普通にダブルスコアで勝ててしまうので、最高難易度でどこまで迫れるかチャレンジする方が面白そうです。

デラックス版の厚紙の船ですが、代替品を3Dプリンタで作成しました。邪魔にならないように高さを抑えめに設計したので船っつうよりは筏みたいですが、視認性も取り回しも両立できて便利になったと思います。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Dune: Imperium (Dire Wolf)・BIOS: Mesofauna (Sierra Madre Games)をプレイしました。

デューン:インペリウムは最新のImmortality拡張入り。
Bene Tleilaxのサブボードが追加され、新しく増えた研究アクションをすることでヘクスを右へ右へと進んでいきます。途中で新しいカードとかVPとかがもらえたりする、という仕掛け。
待望の購入場を流す効果はBene Tleilaxとは関係なく、ゲーム開始時に各プレイヤーに1個ずつFamily Atomicsが配られます。使い捨てですが、いつでも好きなときに起爆して購入場を完全にリフレッシュできます。シールドウォールがなくなるとかのペナルティは特にないようなので、序盤の場札が気に入らなければ気軽に爆破していいと思います。
担当キャラをランダム引きするとIlesa Ecazさん。誰それって感じですが、アトレイデ家がアラキスに来る前にレトの正妻になる予定が暗殺された人みたいです。このゲームではシグネットリングでフォールドスペース買える高性能キャラ。序盤からハイカウンシルの席を買って購入力アップして9コストのThe Spice Must Flowを買いまくる正攻法で勝ち。
Rise of IX拡張と混ぜてますが、要素増えてもワーカーが増えるわけじゃないので、あれもこれもと目移りしますが手数が全然足りないのが困りものですね。

BIOSシリーズは3部作のはずだったのですが、なぜか4作目として出たBIOSメソファウナ。
扱う時代はBIOSメガファウナと同じで、4億年くらい前の古生代の生物の陸上進出から知性を獲得して人類になる直前くらいまで。メガファウナは大型動物の話でしたが、こちらではプレイヤーはみんな昆虫サイズの小型生物です。
基本システムはサイズ要素がなくなって簡略化されたメガファウナといった感じ。2列のお買い物場に様々な特徴の遺伝子が売っているので、それを買って自分の生物を進化させて繁殖し、できるだけ広範囲で繁栄することを目指します。
例によってシエラマドレなので、コツコツ積み上げたものがあっさりイベントで吹き飛ばされます。特に遺伝子買ってから装備するまで少なくとも1巡待たなきゃならないのに、その間にイベントで除去されるのが意味分からないレベルで運ゲー感を増しています。得点システムも雑で、努力や盤面の状況をあまり反映せずに勝敗決まってしまうのもいつも通り。一応計算上は勝ち。
離れ小島で独自のエコシステムを築いていたのが地殻変動で隣の大陸とくっついて思わぬ相互作用が発生したり、生態系シミュレーターとしてはなかなか教育的によくできていると思います。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
エアリアルはガンダムじゃありません(同人)・Jiangnan: Life of Gentry (Moaideas Game Design)・The 3 Commandments (RGG)・Room 25 (Matagot/HJ)をプレイしました。

エアリアルは〜は自作カードゲームのテストプレイ。
属性を15種類に減らしてカードのレイアウトを見やすくしました。MSカードも増量して雑魚モビルスーツも多めに収録しました。後は、セットアップで排他になりやすい条件が被らないよう調整すればバランスもとりあえず見られるものになったと思います。細かい駆け引きでシノギを削るようなコンセプトのゲームじゃないんで、完成度としてはこんなもんでしょう。

江南。
本来1~4人用のゲームなのですが、キックのデラックス版には5人用拡張がついてきます。例の組み立て式の船も5人拡張の一部なのですが、船そのものはなぜか4人分の座席しか用意されていなくて、5人プレイでは使えないという謎。
メーカー自らBGGに日本語ルールを上げてくれているのですが、一部に誤訳があるようなないような。英語版と比べると書いてること違うのですが、中国語版ではどうなっているのか分からんので。
個々の独立した選択ルールが多数入っていて、シナリオに応じて一部を入れたり入れなかったり、というのが本来なのですが、今回はほぼ全ての選択ルールを採用したモードでプレイしました。基本的に行動の選択肢が増える系の選択ルールが多いので、この方がプレイしてて楽しいと思います。
ワーカープレースですが、人数によってアクションマスの数が調整されたりはしないので、5人になると突然キツくなります。このくらいじゃないとワーカープレースっぽくはないのですが。それはそうと、ゲームの勝敗はワーカープレースよりは船のエリアマジョリティで大きく変わってきます。まずは作品の色を染めてその作品の勝利得点タイルを総嘗めにするのが勝利の道のようです。山では追い付かず負け。

三戒はちょっと古いフリーゼのゲーム。
箱は緑じゃないし、タイトルにFも入ってないです。BGGのレーティングも5点代。
ボード上に多数の柱が適当に立ち並んでいます。プレイヤーの1人が親になって、得点プラス条件と得点マイナス条件を密かに選んでいるので、子は思い思いに柱を移動させ、親が選んでいた条件に一致してたかどうかで点数がもらえたり失ったりします。全体でどんなカードがあるかはあらかじめ分かっているので、お祈りを捧げながら移動するとか、特定の色や場所に柱を集中させるとか、ありそうな条件を当てずっぽうで推測しながら儀式を成功させる条件を探るというゲーム。
この奇天烈なシステムをちゃんとゲームとして完成させているあたりはフリーゼの鬼才だと思います。5点はさすがに過小評価かと。

ルーム25。
エスケープルームのシナリオ7です。記録によるとどうやら4年ぶりらしいです。
さすがに7まで来ると、カード3枚以上集めないとどうやっても解けない謎が増えてくるので、リスクを取ってタイルをどんどん開けていかないと手がかり不足で時間切れになります。
なんとか全部の謎カードを回収するまでは行きましたが、それを1人に集めたり回答を入力したりする手数が足りずに敗北。答え合わせして正解には到達していたのであともうちょっとだったのですが。

ML.K 12月例会

札幌市北区民センターでML.Kの12月例会がありました。参加者7人。
エアリアルはガンダムじゃありません(同人)・Fancy Feathers (2F)・Jiangnan: Life of Gentry (Moaideas Game Design)・The Crew: Mission Deep Sea (KOSMOS)・Atlantis Rising (Elf Creek Games)をプレイしました。

エアリアルは〜は自作カードゲームのテストプレイ。4人。
1人がデリング総帥役になり、特徴カードをランダムに引いて「ガンダムである/でない条件」を秘密裏に決めます。例えばツノが生えてるか、シールド持ってるか、コアファイターついてるMSはガンダムなので不許可、ただし色が赤ければ他の条件にかかわらずガンダムとはみなさない、みたいな感じです。
残りのプレイヤーはベネリットグループの各子会社で、古今東西のモビルスーツを手札として持ち、1枚ずつ総帥に提示してガンダムかどうか判定してもらいます。何順か回して総帥の好みが推測できたら本命のコンペを行います。できるだけガンダムスレスレでガンダムじゃないMSを出せたプレイヤーの勝ち。
まあ1回笑いを取るだけの出落ちゲーではあるのですが、もう少し属性整理してカードデザインを改善すればモノになるかもといった感じ。

フリーゼのファザネリー。6人。
本来2人プレイ用のゲームなのですが、3箱買えば6人まで遊べるという、どこかで聞いたことのあるゲーム。
様々な鳥カードが1列に並んでいるので、順番にピックしたりしなかったりしてカードを獲得します。東海道システムというか、牛歩して1枚1枚拾っていくもよし、欲しいカードのところまで一気に進むもよし、という自由度。
鳥の種類によって得点条件が違い、人によって欲しい鳥とか誰にとっても欲しくない鳥とか様々用意されています。これ2人でやっても全然紛れがなくて苦しいだけな気がするので、最初から普通に多人数用のゲームとして売ってもよかったのでは。
結局のところ1人あたり獲得可能な枚数はそんな差はつかないので、得点効率を最大化するのが鍵のようです。負け。

台湾のパブリッシャーのキックスターターもの、江南。4人、
明王朝の時代の文化人になって芸術や文学の作品を発表して名声を稼ぐゲーム。
デラックス版なので厚紙で組み立てる船がボードの下に並んで壮観です。ただ、船の列の隣に平行して得点トラックが設置されていて、座り位置によってはトラックが全然見えません。船に載せてある得点タイルも見にくく、これ絶対設計ミスだと思います。この船はポーン乗せたまま1ラウンドに1歩ずつ移動していく仕掛けで、ただの船タイルより動かしやすくなってはいるのですが。
ゲームとしてはバックビルドとワーカープレースの合体。袋引きしたタイルで指定されたアクションマスにしかワーカーを置けません。初期状態はおおむね平等なのですが、ゲームが進むとプレイヤーによって行きやすいマスと行く機会のないマスが徐々に分かれていくという構造。不自由は不自由ですが、なかなか考えられてはいると思います。
初回プレイなので上級ルールは一切入らない基本ルールだけでプレイ。なんか都市を旅することによって得られる風景点が手間かからないくせに異様に高く評価されていて、普通に作品つくるより断然稼げる必須要素になっていました。バランス的にはちょっとどうなのかなという雰囲気。上級ルール入れると変わってくるのかもしれません。最下位。

海ザクルー4人。適当な難易度で勝ったり負けたり。

アトランティスライジング3人。今度は正しいルールで。どんどん島は沈んでいきますが、要は沈みきる前に必要なリソースを集めればよいので、危なげなく脱出成功。プレイヤー数多いと引き次第で思わぬところまで一気に島が沈んでしまうので、人数少ない方がそれなりに計算は立つ感じです。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Rear Window (Funko Games)・Dune: Imperium (Dire Wolf)・Everdell (Starling Games)をプレイしました。

裏窓。監督のカードの引きが良かったのか3日目にして完答、殺人事件なしで全員勝利。

デューンインペリウム。
3人プレイでも4人プレイでも特にアクションマス増えたりしないゲームですが、ゲーム中でそこまで行き先に困ることはなかったような気がします。
ただ、何人でプレイしてても最初のお買い物場のカードの並びが悪いとゲームが停滞するのですが、近々出るらしい次の拡張では場を流すような効果が追加されて改善されるんだとか何とか。
トップとビリの差1点という接戦でした。まあ後半は1点取るのが大変なゲームなのでこんなもんなのかもしれませんが。負け。

エバーデール。
知らないうちに拡張たくさん出ていて、その拡張を全部詰めるためのグルームヘイヴンもかくやというサイズの空の大箱まで発売されているという人気作。邪魔なことで有名な木ですが、こいつの差し替え用の木製の木まであるときています。
基本セット+真珠の入り江+その他小箱の拡張がいくつか入っていたような。英語版。
基本セットのボードの隣にけっこうな大きさの入り江ボードが追加されます。他の拡張も入れてフルセットにするとものすごいサイズに拡張されてご家庭のテーブルには載らない大きさに。
入り江ボードにのみ行ける専用のワーカーと、真珠という新しい資源が追加されてできることが増えます。
なんですが、もともと建物と住民でコンボ組むゲームなので、あまり拡張入れてカード増やしてもペアが揃う確率が減ってよろしくないんじゃないでしょうか。どど負け。

もう1回裏窓。最後におそらくこれは殺人事件入りだろうというところまで推理進めることができましたが、2択を外して観客の負け。

Beyond Humanity Colonies ソロプレイ

ビヨンドヒューマニティ:コロニーズをソロで遊んでみました。

キックゲーで、今年の後半くらいから順次世界中のバッカーに着弾してるはずなのですが、あまりプレイレポートの類を見ないですね。
スマホアプリを併用するハイブリッドボードゲームで、2200年くらいの未来で宇宙のどこかの惑星に入植地を作るゲームです。
半協力モード・協力モード・ソロプレイと選択肢があるのですが、今回は協力モードの仮想2人プレイ。

まず最初にプレイする惑星を選びます。グルームブリッジ星の第5惑星を選択。現時点では太陽系近傍の著名な星しか選択肢にないのですが、将来オンラインプレイが解禁されたらバッカー専用のネトゲと連結することで、そこで発見された宇宙のかなたの架空の星が大量に選べるようになるそうです。
各惑星には環境に応じた補正がかかっています。例えばこのグルームブリッジ5の場合は、大気も水もないので、これらの生産が下がるとか。
リプレイアビリティは無限大です(将来的には)。

ゲームとしてはワーカープレースで、リソースを獲得して建物を建ててコロニーを拡張したり、遺物の研究をしてVPを稼ぎます。
建物が建ったら、こんな感じに建物のミニチュアを連結していきます。左の大きいのが初期モジュールで、ここから四方に通路を伸ばして増築していく感じです。

昨日リリースされたアプリバージョン1.2.19からモジュールシナジーが実装されました。これは特定の組み合わせで建物を連結すると、例えば工業ドームに発電所を直結すると消費電力が削減されるとか、逆に工業ドームの隣に居住ドーム建てると住環境が悪化するとか、隣接効果でボーナスやペナルティが得られるというもの。
何と何を接続するとどうなるかは原則公開されているので、表を睨みながら都市計画を建てていくゲームになっています。
今までのβ版アプリでは単純化のためどこに何接続しても特に違いはなかったのですが、このパズル要素の追加で、やっと建物がひとつひとつミニチュアになっていて電子回路で接続が管理されている意味がでてきました。

ゲーム中はコロニーのステータス画面を眺めて足りない資源を補填してくれるような新しい建物を建てつつ、手が空いたときには遺物の研究を進めてVPを稼ぐというのを繰り返していきます。画像は中盤やや開発が進んだあたり、住民の幸福度と治安が低下していて、電力と水が不足している上に、お金が足りなくて地球連邦政府からちょっと借金してる、というちょっと危ない状態です。

協力モードでは20ラウンド終了時に全員のVPを合算して、惑星ごとの初期マイナスVPを差し引き、結果がプラスなら全員の勝ち。
得点はアプリが計算してくれるもの(借金1回ごとにマイナス10VPとか)と、各プレイヤーの手元にあるもの(目的カードとか遺物カードとか)があるので、終了時に手元にあるものをアプリに入力します。
今回はアプリ外VP215点、アプリ内VP56点、難易度補正-100点で合計171点。