手宮線跡

小樽の手宮線跡を見にいってきました。
天気は快晴ほぼ無風。ところが小樽は街自体が東を向いているため、午後到着ではいろいろなものが日陰や逆光になります。写真撮影にはもっと早く来ないとだめなようです。
手宮線は廃線ですがレールがほとんどすべて残存している貴重な路線です。ところがこの時期には既に雑草が生い茂っていて、遊歩道として整備されている区間以外はレールを確認するのが困難な状態になっていました。もっと春先かむしろ秋になってからの方がよいかもしれません。
小樽の後、倶知安の文化福祉センターの9600を見てきました。野ざらしで状態は普通といった感じでした。

ML.K 5月例会

5/26は札幌市北区民センターでML.Kの5月例会がありました。参加者7人。
Fire&Axe (Asmodee)・Big Bang (同人)・Arkham Horror (FFG)をプレイしました。

今日は妙に集まりがよく、定刻に到着したのにもうサンファンが立っていました。

5人でFire&Axe。お題(サーガカード)は一度に3枚しかオープンにならないので、4番手以降は初手の方針が立たず3人が最適のような気がします。運よく前の順番のプレイヤーが達成しそこねたカードをかっさらう形で好調にサーガを集めることができました。サーガ2の途中でまだ中盤でしたが、私の判定勝利ということに。

1人増えて6人BigBang。通常のゲームは善悪の聖闘士同士の戦いですが、今回は聖闘士(善)2人・(悪)2人・海闘士・冥闘士の4陣営に分かれてみました。一人二人脱落してもバランスが傾かないので長時間ゲームになります。善の聖闘士でしたがキャラの引きが悪く、まっさきに脱落してしまいました。相方の紫龍がねばってくれましたが、結局悪の聖闘士が勝利しました。

さらに1人増えて2卓に分けてアーカムホラー。旧支配者はアブホース。序盤から古き印やクルートークンで快調にゲートを封印していきましたが、それ以上のスピードでゲートが開き、あっというまに最終戦闘。2/3くらい削るのがせいいっぱいでした。

もう一卓ではプエルトリコが立っていました。

ML.K裏例会

某所でML.Kの裏例会がありました。参加者5人。
The Traders of Genoa (alea)・Die Macher (HiG)をプレイしました。

5人ジェノバはアクション権の相場が高くなりがちで、派手めに活動しているプレイヤーは実はアクション権を買うために余計な出費をしているので以外と勝ってなかったりするゲーム。他人が大取引をするアクションはあえて縛らずに高値で売るのがよいらしい。
土地の権利書と郵便でさりげなく稼ごうと思いましたが2位。あからさまに土地持ってるので全然さりげなくないですか。手紙は使い勝手の悪い組み合せのを1:1交換で捨てるプレイヤーがいると、2山めの質が悪くなってよろしくないようです。

ディマッヒャーはひさしぶりに発掘してみたら微妙にカビていて大ショック。ドイツゲーなのに外箱にプレイタイム4時間と書いてある大物なのでそうそう起動しないのが原因か。
政策カードを引いて自分の党の政策を変えるのですが、人数が多いと人気の政策はなかなか捨て札にならないのでいつまでたっても入手できないという罠がありました。プレイ時間も考えるとやや少なめでプレイした方がよいのかもしれません。
第1ターンにいきなり80議席で最大選挙区のノルトライン=ウェストファーレン州が出てくるという大波乱。全員ものすごい勢いで80議席に群がっているのを尻目に、ここは力を抜いて残りの6州のうち議席の多い半分に全力投入することにしました。4つ先の選挙区まで選挙活動できるので、最初の選挙をスルーした分、他のプレイヤーより一手早く先々の選挙区で地盤を固めていきます。作戦通り40~60議席の選挙区3つで最大議席を獲得して相当前進できましたが、最後の選挙区で勝ったN田氏に連邦政府の政策を華麗に変更され、政策点の分で逆転されてしまいました。

ML.K裏例会

某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
1835 (HiG)をプレイしました。

今回はJ.D.ガルト氏の同条件バリアントを導入しました。元のルールでByがゲーム開始時に設立されるのに対してSxがなかなか設立されない問題を解消するのが目的のバリアントルールです。その他細かなバランス調整がされています。主なルールは、

・プレイヤーの初期資金の変更(若干増加)
・By系個人会社でBy株の代わりにSxの株券を選択できる
・ByとSxの両方が設立されるまで、ByもSxも6株め以降の株券を購入できない
・2+2列車を2両追加
・WtとBaを入れ替え
・MSとOLの本社の都市の価値が増加
・その他の個人会社と小会社の能力や定価・収益の微調整
・その他のマップとタイルの微調整

となっています。

基本的にSxが大幅に強化された一方、Byはニュルンベルグ個人会社を利用した電撃的な北部進出ができなくなっています。その他にも従来弱かった会社が強化されていて、バランス的には相当改善しています。
勝者はこのバリアントでは全然変更されてないPrの社長のK川氏でした。

K藤氏宅ゲーム会

5/5はK藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Antike (eggertspiel)・Yspahan (Ystari)・三国ファイト(TDF)・Quirks (EON/SS)をプレイしました。

ルールの日本語訳を入手したのでAntikeをプレイ。裏のオリエントマップです。とりあえず空白エリアがなくなって2レベル文明がいくつか売れた段階で一度も戦闘が発生せずに一早く勝利条件を達成したプレイヤーが出てしまいました。4人で9VPは条件が低すぎるような気がします。もうすこし研究が必要そうです。

イスファハンは私以外の全員が同点で、ひとりだけ単独敗北を喫するという納得のいかない結果。

三国ファイトはY田氏のゲームマーケットの戦利品。三国志のマルチでコンポーネントはマップと人物カードしかないという思いきった設計。基本的に戦闘ルールしかなく特殊ルールなどはないので、三国志ゲームにしては珍しく呂布が裏切ることは絶対にありません。そして当然ながら呂布は最強です。三国志らしく均衡するとぜんぜん終らなそうです。

クァークスはY田氏が他の全員を3回ずつ絶滅させて単独勝利しました。

T井氏宅ゲーム会

5/4はT井氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Hey! That’s My Fish! (Phalanx)・Notre Dame (alea)・California (Abacus)・Tumblin’ Dice (Nash Games)・Alchemist (Amigo)・Vikings (HiG)・Acquire (AH)・Bluff (FX Schmid)をプレイしました。

オイそれは俺のサカナだぜは六角形の氷山タイル上で自分のペンギンを移動させてエサを集めるゲーム。Phalanxらしからぬ軽くてアブストラクト色の強いゲームです。他人のペンギンをブロックしつつ戦略的にペンギンを操作する必要があります。人待ちの3人プレイで2戦1勝。

ボードの形状が独特のノートルダム。ブースタードラフト風に自分の行なうアクションを選択していきます。同じアクションを繰り返すことで効果が増加するようになっているのですが、コマ・資金・衛生などの資源はどれが欠けても困るので同じアクションばかり選んでいるわけにもいきません。1戦1勝。

カリフォルニアは内装と家財道具を買い揃えて客を呼ぶゲーム。順番に1個ずつ商品を購入したり残りの商品を全部流したりするので上家の行動に多大な影響を受けます。

タンブリンダイスはダイスをはじいて得点するアクションゲーム。盤がでかいのでT井氏宅の外にはちょっと持ち出せません。これが非常に白熱する好ゲーム。2戦2敗。

アルケミストは錬金術のレシピを作ったり他人のレシピを再現したりして勝利得点を集めるゲーム。簡単でVPの高いレシピを作ると真似されて他人にどんどんVPを献上する代わりに発明料として資源が手に入るので自分の行動はやりやすくなります。難易度が高くVPの低いレシピだと逆。全員初めてなので相場がつかめません。自分のレシピだけで必要資源と産出資源がまかなえるようにすると、集中的に使用してもらえて有利なようです。2戦2勝。

最新メビウス便のヴァイキングは土地と職業のコマと襲いくるバイキングを買い集めて自分の島を作るゲーム。安いものが売れていくと残りが値下がりし全部売り切れるまで1個ずつ購入するシステムなので、考えなしに買っていると下家に楽をさせてしまいます。

アクワイアは典型的な中盤の資金ショートで最下位でした。

最後に何回かブラフをプレイ。勝ちなしでした。

あと、T井氏からAntikeの和訳ルールを借りました。

K川氏宅ゲーム会

5/3はK川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
ジャイアントロボ(同人)・Russian Rails (Mayfair)・Arkham Horror (FFG)をプレイしました。

ジャイアントロボは、まずOVAを鑑賞。そしておもむろにゲームを開始しました。ロボは強かったですが、いまいちサンプルを入手できず得点的には大きく負けてしまいました。

ロシアンレールは全員積極的に3枚交換を駆使していく展開だったのか、山札が尽きるくらい進んで終わりました。わずかに届かず。勝ったのはいつも強いK川氏。

アーカムホラーの今回の旧支配者はヨグ=ソトース。わりと順調かなと思ったのですが、クルー5個でゲートの封印に向かった探索者が異世界の2マス目でクルートークンもろとも除去されたりして、いつのまにか7個目のゲートが開いて終了。なかなか勝てません。

K藤氏宅ゲーム会

4/29はK藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Diamonds (Schmidt)・Metro (Queen)・Commands & Colors: Ancients (GMT)・Portobello Marke (Schmidt)・Shadows over Camelot (Days of Wonder)・Um Krone & Kragen (Amigo)・Starship Catan (Kosmos)をプレイしました。

最初は人待ちで3人ダイアモンド。軽めの名作とは聞いていましたが今までプレイする機会がありませんでした。運よく早抜けできて勝利。大人数だともっと面白そうです。

続けてメトロ。和気藹々と首を締めあえる良作。わずかに2位

コマンド&カラーズ:エンシェントは古代戦のカードドリブン戦術級。シナリオ1のアクラガスの戦いでシラクサ軍を担当、まず右翼のよいカードが来たので軽騎兵と軽歩兵を前進させたところ、カルタゴ戦車の反撃を喰らってこちらが不利な展開。その後敵が中央部を微妙に前進させてきたので、温存していたカードを投入して自慢のファランクス重歩兵で迎撃させたら、これがまさかの全面的壊滅で敗北しました。プレイヤーを入れ替えて経験者の模範プレイを観戦。指揮官を中心に整然と隊列を組んで前進し、弓兵の射撃で制圧して歩兵で打撃を加え騎兵の突撃で勝敗を決するというまさに教科書のような指揮を披露していただきました。すばらしい。GJのレビューではなんかけなされてた作品ですが、全然そんなことはありません。

巷で好評価のポートベロー市場は噂にたがわぬ秀作。軽めのドイツゲーとして水準以上です。明らかに順番の早いプレイヤーが有利なのがちょっと欠点でしょうか。2位。

キャメロットは4人で初プレイの人がいたので裏切り者はなし、聖杯を序盤のうちに成功させたので黒デッキの中程で割と早めにクリア。ブリテンの平和は守られました。

王の請願は、とにかく全力でダイス数を増やしていかないと必敗というのが定跡化していて、ダイスの増えない出目操作系の役職が不遇なのでちょっと微妙な感じ。最終ラウンドで王を奪うことに成功しましたが女王に同じ目を出されて再奪還されました。

宇宙カタンは初プレイ。長いのとトップを叩きにくいという欠点はたしかにありますが、今でも十分に良いゲームと言えると思います。鉱石が大量に生産できて勝利。