K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者6人。
Coin Age (Tasty Minstrel Games/KOI Games)・Fauna (HUCH & Friends/HJ)・Pacific Typhoon (GMT)・Outpost (TimJim/Stronghold)をプレイしました。

まずは人待ちでコインエイジ。2人用のシンプルな陣取りゲームです。各手番コイン4枚振って表が出た枚数によってアクションの内容と回数が決まります。序盤から飛ばしすぎると手持ちコイン数が減って後半動きにくくなるなど、一応確率的にはバランス取ってるようですが、それでも運要素かなり大きそう。勝ち。

6人になってファウナ。黒枠面を使用しました。1エリアだけとか2エリアだけとか結構難易度高いものが集中して出たように思います。黒鳥は白鳥のいそうな地域にはいませんでした。負け。

パシフィックタイフーン。艦これに出てくる船や飛行機がたくさん収録されているので俄然プレイも盛り上がります。最近リプリントされたらしく入手性よくなっているようです。負け。

最後はアウトポスト。今回は研究所系の技術カードが出るのが遅かったようで、チタニウム工場とアウトポストの天下になりました。タイトルになってるだけあってさすがアウトポストは強力な技術のようです。どっちつかずに進めて大敗。

ML.K 8月例会

札幌市東区民センターでML.Kの8月例会が開催されました。参加者10人。
北区民が使えないので放浪中です。来月は白石区民の予定です。Basari: Das Kartenspiel (Nürnberger-Spielkarten-Verlag)・Corporate America (Nothing Sacred Games)・Boxcars (RGG)をプレイしました。

まずは人待ち5人でバザリカードゲーム。小箱ですが開けると中身の半分は宝石コマです。ダイスを振ってトラックを周回する代わりにカードが配られます。アクションのプロットとバッティング時の宝石による行動権の競りのシステムは全く変わっておらず、リメイクの宝石商以上にバザリのままです。負け。

続けて6人でキックスターターのコーポレイトアメリカは、アメリカの政財界を舞台に企業を経営したり大統領になったりしてお金を稼ぐゲーム。ラウンドの前半はアメリカ人の消費活動をコントロールしてお金を稼ぎ、後半はそのお金で票を買って大統領になって自分に有利な政策を実行する、というのを繰り返します。勝利判定は最終的な所持金のみという分かりやすいシステムで、プレイヤー間交渉はお金のやりとりを含めて自由という、いかにもなアメゲーです。所持金が完全に隠蔽情報なのがちょっと気になりますが、総じて期待以上の完成度のゲームです。あまりお金を使わずにうまく上家に大統領になってもらうのがよさそう。負け。

卓分けて4人でボックスカーは裏面のイギリスマップ。正しい収入表を印刷してきましたが、アメリカより都市の数が多くて字が細かく、非常にプレイアビリティ低いです。どうやらイギリスマップは単純に最短距離の歩数がそのルートの収入のようなので、近距離は表見なくてよいかもしれません。アメリカと比べると鉄道会社の数が少なく値段も安いので、終盤に突入するタイミングが早くなっています。これなら勝利条件をルール通りの20万ドルよりも低く設定して短時間でプレイできるようにした方がよいと思います。イギリスの地形的にマップ中央のくびれた地域を通るキーとなる鉄道会社が2社しかないので、あまり多人数プレイには向かない雰囲気です。どど負け。

他の卓ではCaverna (Lookout)やLove Letter (カナイ製作所)がプレイされていました。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者3人。
The Cards of Cthulhu (DVG)・Quantum (Funforge)をプレイしました。

カードオブクトゥルフはクトゥルフものとしてはよくある、システムを相手に旧支配者の復活を阻止する協力ゲーム。コンポーネントは専用ダイスや金属製のコインなどが入っていて豪華ですが、4人までプレイできるはずなのに1人分しか用意されていないという噴飯ものの構成です。手番ごとに使い回すなり適当な代用品を用意する必要があります。復活を企む邪悪な旧支配者とその教団は、クトゥルフ・ヨグ=ソトース・チャウグナル=ファウグンとアルワッサの4種。正直アルワッサとか誰お前ですが、特に神格固有の特殊能力はないのでどれも名前だけの存在です。手番ごとに山札から何枚かカードを引いて各教団のカルティストや怪物を出現させ、ダイスで攻撃してそれらを除去して溢れないよう管理するシステムです。特筆すべきシステム上の特徴はないオーソドックスなゲームですが、それなりにクトゥルフっぽい感じは出ていると思います。システムはそこそこ手強そうです。2戦2敗。

クォンタムはSFテーマの陣取りゲーム。ダイスが宇宙船なゲームはおおむね当たりですが、このゲームも例外ではありません。最初に持っているダイスの個数は全員同じですが、ダイスを振った出目によって宇宙船の艦種とそれに応じた移動力と戦闘力が決まり、戦闘で負けて撃沈されるかアクションを消費して振り直すまで基本的には変わらないというユニークなシステムです。攻撃側有利な戦闘システムでプレイヤー間の小競り合いを誘導していますが、3人プレイだと巻き込まれなかった1人が有利になってしまいがちなので4人いた方がよさそう。負け。

T井氏ゲーム会

T井氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Auf Teufel Komm Raus (Zoch)・Camel Up (Pegasus)・Splendor (Space Cowboys)・Palmyra (Irongames)・Istanbul (Pegasus)・Port Royal (Pegasus)・Bluff (FX)をプレイしました。

まずは地獄の釜。古今東西ここまで大雑把な得点トラックは見たことがないということで一躍有名になったゲームです。まずは自分が達成できそうな得点をビットして、それを目標にチップを引いていくバーストゲームなのですが、自分以外の誰でもよいので達成してくれれば自分のビット分の配当をもらえるシステムが独特の駆け引きを生んでいるユニークなゲーム。負け。

大賞のキャメルアップ。積み重ねられるラクダとかダイス振り箱になっているピラミッドとか手の込んだコンポーネントと、レースゲームに当たりなしの常識を打ち破るよく考えられたシステムはさすが受賞作。ダイス振って出目の歩数を進むだけのゲームなのに、異様なまでに抜きつ抜かれつして馬券(ラクダ券?)も爆配当したり紙屑になったりと派手に展開します。負け。大賞逃した宝石の煌めき。宝石をプールからタダで貰うか、貰った宝石を支払ってVPとクーポンのついたカードを共通の場や手札から買うかの2択をひたすた繰り返すだけのシンプルなゲーム。カードの構成はそれなりに考えらえているようで、適当に進めていてもそれなりには買えますが、自分の思う色のクーポンをまとめて集めようとするととたんに難しくなる様子。プールの宝石には限りがあるので他人の動向もよく見ておく必要がある考えどころの多いゲームです。最後上家が1枚買って場に補充されたカードがちょうど自分の欲しかった組み合わせでラッキーな勝利。

パルミラは古代ローマで領土を広げるタイル置きゲーム。タイルを置いてうまく地形を繋げることでタイルを補充できる軍隊と、同じシステムでタイルを置いて補充タイルの代わりに税収(=勝利点)を稼ぐ徴税人をうまく使い分けてプレイを進めます。基本的にはハンドマネジメント系なのでしょうが、タイルの引き運の影響がちょっと大きすぎな気もします。負け。

イスタンブールは完全ランダム配置で、さらにSpielbox誌の付録のケバブショップ拡張入り。ケバブショップは噴水と入れ替えで、通常の噴水の能力(助手の招集)を使うか、2金払って警察署以外にいる(使用済みの)親族コマを再利用するかの2択ができます。あまり本体に影響与えず選択肢広げる良拡張ですが、紙質ペラペラで元のゲームのタイルにはマッチしていません。ランダム配置は遅い手番順のプレイヤーの機動余地がますます少なくなって不利度が上がるのでちょっと微妙かも。あと1個でしたが及ばず。

ポートロイヤルは海賊もののカードゲーム。カードを裏返すとそのままお金になるシステムはサンファン以来よくあるパターンですが、これによって山札に入っているはずのカードが必ずしも全部は出てこないようになっていて単純なカウンティングを防いでいます。システムはインカの黄金のようにダブりカード引いてバーストするまで好きなだけカードを引く、バーストしなければ親から順に好きなカードを取る、バーストしたら誰も何ももらえない、海賊の武力が上がるとバーストする原因のダブりカードをバーストする前に破壊できる、といった感じで手堅くまとまっていてそれなりに面白いのですが、あまり海賊感はありません。負け。

最後ブラフは2戦1勝。

ML.K 7月例会

札幌市北区民センターでML.Kの7月例会が開催されました。参加者7人。
Caverna (Lookout)・Qwixx: Das Kartenspiele (Nürnberger-Spielkarten-Verlag)・7 Wonders (Repos)・Love Letter (カナイ製作所/アークライト)をプレイしました。

まずは5人でカヴェルナ。人増えてもアクションマスで調整されるので、あまりプレイ感は変わりません。安価なイミテーションアクションが増える分、資源が蓄積されるタイプのマスより、探検などのいつも同じ効果のマスの方がやや有利になっているのかもしれません。といっても基本はアグリコラなので、他の人と行動被らないことの方がより重要ですが。順番決めるとスタートプレイヤーだったので、材木2本獲得から強力なタイルらしいビールパーラーを建て、最後まで非武装のまま農業系に進んで勝ち。

1人増えてクウィックス・カードゲーム。本来4人までですが、システム上5人でも特に問題なく回ります。カードの数字を色ごとに順番に(なるべく詰めて)埋めていく、ケルトとかストリームスのようなゲームです。カードの裏面には数字だけ、表面には色と数字が書いてあって、裏だけ見て補充するので必ずしも欲しいカードが来るとは限りません。同じカードは1枚としてなく山が尽きたら捨て札を再利用するので、運だけでなくカウテゥングも重要という、なかなかに戦略性のあるゲームでした。終了トリガー引き勝ち。

7不思議は拡張全部入り。お金のVP効率が上がるミダス王を出しましたが、他のプレイヤーの黒カードで相当資金を捨てさせられて全然得点にならず。どど負け。

さらに1人増えてアークライトの再版ラブレター。1~4人用となっていますが、最初から2セット入っているので全部使えば7人でも支障はありません。もちろんごいたもプレイ可能というお買い得な一品。1回も取れず負け。

久しぶりに夜の部も立って参加者4人。
Qwixx: Das Kartenspiele (Nürnberger-Spielkarten-Verlag)・惨劇Rooper (Bakafire)をプレイしました。
クウィックスはトリガー引き負け。
惨劇Rooperは拡張0の独自シナリオ。ニンジャとか偽装事件とか高難度化する要素の入った拡張ですが、それらを使わずとも十分に手ごたえのあるシナリオでした。主人公側の勝ち。

北区民センター改装工事のため来月からは東区民センターに移動となります。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Concept (Repos Production/HJ)・Concordia (PD-Verlag/NGO)・Istanbul (Pegasus)・YAMINABE-やみなべ- (Meeting of Board Games)・群雄割拠(国通)・Lewis & Clark(Ludonaute)をプレイしました。割と新しめの作品を集中的にプレイできた感じです。

まずはコンセプトの日本語版。絵を描かないピクショナリー系で、すでにボード書いてあるアイコンから好きなだけ選んで指し示すことによってお題を当ててもらうゲームです。絵心なくても問題ないという利点はありますが、お題に妙に固有名詞が多いので難易度は高いです。

惜しくも大賞にはならなかったコンコルディアはNGOの日本語版。カードの名前が同じなら効果も同じではあるのですが、さすがに日本語になっている分遊びやすくなっています。ローマ帝国全土マップを使用。初期配置はランダムですが、全員同じスタート都市のローマから四方八方に広がるシステムなので、後番はかなり不利そうに感じました。2位。

そして大賞のイスタンブール。宮殿に向かう人が多かったので、倉庫→小市場→宝石商と巡るお金コースで回しましたが、1巡追いつかず。行き先に総督が来ることがほとんどなくてカード買えなかったのが痛かった。次はタイル組み換えたマップでプレイしたいところです。

同人ゲームの闇鍋はシンプルなブラフゲーム。ククっぽいカード交換で集めた4枚の食材の得失点差を競います。基本的にマイナス点のフルーツは全部揃えればフルーツポンチになって大逆転なのですが、初手であんパン入れられては夢も希望もなくなります。あんパン以外は普通の食材をまっとうに集めて勝ち。

群雄割拠。今回もなぜか最初の1枚が島津でした。せっかくの戦闘+1の特殊能力が全く発動しません。戦わずして勝てるのは何も問題ないのですが。4人だと3ラウンドしかないので、天命チットは大事にとっておく方がよいです。第3ラウンド文無しだったので容赦なく伊達正宗一択でした。どど負け。

去年の話題作はルイス&クラーク。セントルイスを出発して西海岸を目指すレースゲームです。デッキ構築とワーカープレースメントを巧妙に組み合わせていて、ルールの要素の一つ一つはどれもよくあるものなのに、全体としては他では見たことのない独特のシステムを構成していて相当の歯応えがあります。初期手札以外のカードがほとんど一期一会で同じものがないので、いいカード買えるかどうかの運がちょっと大きいような感じもしますが、画一的でバリエーションがないよりはよいのかもしれません。遅い代わりに食料だけで山でも川でも構わず進めるカードを入手できたので、食料確保に必要ないカードを大胆に圧縮して高速回転させて勝ち。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。
群雄割拠(国通)・Caverna (Lookout)をプレイしました。

国際通信社のウォーゲーム日本史の最新号の付録、群雄割拠です。スモールワールドのシステムで戦国大名を選ぶヒストリーオブザワールドです。3人プレイでわずか1人あたり4大名プレイしたらゲーム終了なので、プレイ時間はぐっと短くなっています。それでいて十分に各大名の栄枯盛衰が描かれていて、プレイ感は予想外に良好です。
細長い日本列島マップでもうまく機能させるためか、不自然に北九州に厚く得点が配分されていますが、その効果で無駄なくマップ全体を使ってひんぱんに各勢力の衝突が発生するようになっていて戦国時代っぽい雰囲気です。
HotW系システムの宿命でやはり3人だと先行するプレイヤーをなかなか止められないので、慣れてきたら選択ルールの順番の競りの導入は必須かもしれません。
序盤に信長などの主要大名が集ってしまったため、盤面上は大差ついてたように見えましたが以外なほど僅差でした。負け。

カヴェルナはOffice room作戦を試してみました。単純に可能な限り早くOffice roomを建てて、その効果で自分だけ個人ボードを一回り広く使うというだけの作戦です。フル活用すると実質的にボードの広さがほぼ1.5倍になり、トータルで30コイン近く降ってくるという凶悪なタイルです。計画通りに回って勝ち。部屋タイルは全公開なので、みんな一通りタイルを覚えてから、他人の取ったタイル見て妨害したり作戦修正する、というところからが本当のカヴェルナなのでしょう。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。昨日に引き続きK村氏を加えた3人。
Caverna (Lookout)をプレイしました。

今回は家族を増やすペースを上げて6人めまで行きました。Broom Chamberも押さえて10点確保。アグリコラと比べて様々な方法で食料をヒネり出せるので、思ったよりは何とかなる雰囲気。部屋を増設するのに大量に資源が要るので、建設資材節約系の建物建てた上で材木が大量に貯まったタイミングでうまく拾えたりできても常に木石は不足ぎみでした。部屋自体そこそこ点はありますが、ワーカーは1個1点でしかないので、もう一押しするには何かが足りない感じ。1点差負け。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。K村氏を迎えて参加者5人。
Incan Gold (Sunriver Games)・Colonial (Stratagem)・Space Cadets (Stronghold)をプレイしました。

まずは肩慣らしにインカの黄金。出遅れると退くに退けなくなるので序盤のうちに手頃なところで引き返して心の余裕を持っておくのが大事だと思いました。負け。

コロニアルは2011年、製造数少なかったのか評価の割に全然話題にならなかった作品です。最近二版として再版されてルールが大幅に変更になってかなり良くなったらしいです。
大航海時代の列強各国を担当し、世界中を探検して植民地化するゲーム。プレイヤー間の戦争ルールもある地政学マルチですが、この時代を扱ったゲームらしくヨーロッパ内は神聖不可侵で列強間の戦争は植民地と海上だけで行なわれます。今回は戦争起きませんでしたが。全員同じ構成で持つ6枚の人物カードから5枚を好きな順番にプロットして、カードの役職の行動を行なっていくという独特のアクション選択システムです。探検などの成果はダイスロールで決めるので、序盤の出足こそ運不運の影響大きいですが、それ以降は急速に運よりも他人との行動順の前後の関係で結果が変わってくる読みあいゲームになります。
出遅れた分ほとんど取り返せず普通に負け。借金ルールがありますが、今回の展開では誰もそれほどお金に困っていた風ではなかったようです。無駄ルールとも思えないので何か活用できるはずなのですが。

1人減ってスペースカデット。デフォルメされたエンタープライズ号っぽい宇宙船に乗ってミッションをクリアする協力ゲーム。船長とか操縦士とか砲手とかの役職に分かれて、各役職ごとに独自のミニゲームを行って宇宙船を動かします。ルール聞いた感じでは簡単そうに見えましたが、どのミニゲームにもものすごい時間制限がついていて微妙に難易度高いうえに、ダメージを受けると時々役職がシャッフルされるという謎の設定。面白いは面白いのですが、一番簡単な最初のシナリオなのになすすべもなく轟沈でした。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Boxcars (RGG)・Caverna (Lookout)をプレイしました。

ボックスカーはアバロンヒルのレイルバロンの再版。もともとRail BaronがBoxcarsを買い取って再版したものなので、一周して元の名前に戻りました。マップは表面アメリカ、裏面イギリスのリバーシブル仕様のお得セットですが、BGGによるとイギリスマップの収入表にエラッタがあるらしいので要注意です(現在は正しい収入表がRGGのサイトにアップされています)。今回はアメリカマップを使用しました。見た感じAH版と特に変わったところはなさそうな感じです。ルールは微妙に弄ってあって、自社路線を走るときは通行料払わなくてよくなったりしています。
西部に向かう3大会社をどれも取れずマップのカバー率は全然でしたが、北東部の主要会社をまとめて確保することができました。これらをタイミングよく行き帰りで利用してもらって勝ち。

続けてカヴェルナ。基本はアグリコラなのでやはりなるべく早く家族を増やすべきです。毎回収穫があるので食料に追われて人増やしてるヒマないのですが、1人余計にいればそれだけ選択肢が増えてきます。種を撒くとか部屋を建てるとかといった急ぐ必要のあるのに事前に何がしかの資源を用意しておかなければならないタイプのアクションでは、遠慮なくルビーを資源に変換して手数を節約するとよいかもしれません。さすがに1人だけ経験者な分、余裕を持って回すことができて勝ち。

ML.K 6月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者5人。
名もなき魔王(蓑竹屋GAMES)・シンデレラが多すぎる(大気圏内ゲームズ)・彼女のカレラRSトリックテイキングゲーム(Product Arts)・Vorpals (I was games)をプレイしました。

今回はゲームマーケットの戦利品大会になりました。
まずは4人で傑作と評価の高い名もなき魔王。配下の魔物の戦力で領地や新たな魔物や財宝を競るのですが、配下の魔物はお金を払わないと働かないくせに、余ったお金を持ち越しできないという江戸っ子システムが潔い。領地を取って収入増やすと戦力が足りなくなり、魔物を雇って戦力増やすとそれを稼動させる資金が足りなくなります。山札の中身以外には秘匿情報はほとんどなく、限られた資源と残り手番数からきっちり計算できるシビアな戦いです。ゲーム内容もさることながら、フルカラーのドット絵で構成されたカードデザインも必見。勝ち。

シンデレラが多すぎるは18人の候補の中から自分に手札として配られた4人のどれかをうまいことシンデレラに推挙するカードゲーム。謎にシンデレラは消去法で選ばれるので、実は女ですらないかもしれないというエキセントリックな設定。短時間で決着つく小品ですが、とりあえず18人全員の属性覚えてからが本番かと。

1人増えて彼女のカレラはマストノットフォローな変則トリックテイク。カードの数字だけではなく、手元から投入したガソリンチットの個数をカードの数字に加算してトリックの勝者を決めます。ゲーム中に存在するガソリンの総量は進行とともにもの凄い勢いで減っていくので、終盤はガソリンの一滴は血の一滴になります。あまりレース感はありませんが、よく練られたゲームです。ゲームマーケット購入者特典のプロモカードがあまりに重要なキーカードになっていて、これの有無で全然別ゲームなのがちょっと残念。

ヴォーパルスはVicious拡張入り。カード増えてはいるのですがルールの変更はないのであまり変わった感じはしません。序盤に腐敗の王を投入したおかげで一気にトップに踊り出ましたが、当然次ラウンドにはほぼ全滅なわけで順調に失速して負け。

北区民センターの改装の影響ですが、次回7月例会までは北区民センター開催、次々回8月例会は東区民センターに移動となります。