K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Le Havre (Lookout)・Broom Service (alea)・Mottainai (Asmadi)・Isle of Skye (Mayfair)・Black Vienna (KOSMOS)をプレイしました。

とりあえずパンデミックレガシーのコンポーネントをひとしきり鑑賞してから、そそくさと片付けてルアーブルからスタート。日本語版も出るそうですが、英語版拡張入りです。
パン工場と屠殺場を建てて食料供給なら何でも来いでしたが大差で2位。作戦研究が進んで食料供給はガン無視して借金を重ねるプレイが普及した結果、食料生産設備は思ったほどには稼げない建物になってしまったようです。借金作戦は終盤大量にお金を必要とするので、もともと重要建物ですが造船所と海運会社が勝敗の鍵となりそう。

黒ポーン賞のブルームサービスは魔法にかかったみたいのリメイク。ボードがついたのと打ち出しプレイヤーが弱いアクション選べるようになったのが大きな違いです。おそらくボード上を移動するシステムの関係上、全くアクションできないと出遅れ度がハンパないあたりの調整でしょうか。移動の早い者勝ち要素は新しい試みになっていますが、どうしても元ゲームの切れ味をスポイルしている感は否めません。

もったいないは4人プレイだと2デッキ混ぜて同じカードが2枚ずつになります。同じカードを両方完成させることができて効果も重複するルールですが、カードによって意味ないものからちょっと強すぎるものまであってバランス的には難ありでしょうか。重複は禁止するか1デッキでプレイできる3人までにとどめておく方が安定すると思います。強烈な重複効果で速攻トリガー引き勝ち。

スカイアイランドは前回プレイの経験を生かして巻物ボーナス重視作戦で。うまく地形を閉じて巻物の得点2倍も複数獲得できましたが大敗。システムの割には微妙なタイルでもとにかく売れ残って3枚獲得できた方が最終的には点になるようで、ただでさえお金持ってる出遅れプレイヤー同士で高価なタイルを買いあってインフレを進めるのはあまりよろしくないです。

ブラックウィーンは手札に当たるカードが微妙に山の底に沈んでいたらしく、あまり質問受けずに情報量の優位を得られて一番に正解。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Fields of Arle (Z-man)・Imperial Settlers (Portal Games)・Tiny Epic Galaxies (Gamelyn Games)・Isle of Skye (Mayfair)・Viticulture (Stonemaier Games)をプレイしました。

2人でアルルの丘。畑耕したり動物買ったりするそのまんまアグリコラみたいなワーカープレースです。アグリコラと比べて驚くほど大量に食料が出るのでプレイ感はかなり違いますが。食料問題に困らない分、食べられない材木と馬を集めるのが重要そうです。

1人増えて3人で日本語版出るらしいインペリアルセトラーズ。建物カードを資源を払って建てて収入を増やしたり得点に変換したりする箱庭系のゲームです。建物カードには個人別の国デッキと共通デッキの2種類のカードがあるのですが、宵越しの銭は持たないシステムで初期の収入がかなり絞ってあるのに、国デッキの半分以上は高価なアップグレード建物なので、序盤に数少ない直接建てられて安価な生産設備を引き当てない限り国の特徴出す前に脱落する微妙なバランスはどうなんでしょうか。ぶん回り始めると割と楽しいのとプレイ時間短めなのはよいのですが。

キックスターターのタイニーエピックギャラクシー。同じ作者からタイニーエピックシリーズでいくつか出ていてどれも小箱の小品ですが、それぞれシステムもテーマもまるで違うそうです。これはダイスゲームで、ダイスごろごろ振って出目のアクションを処理することによって自分の銀河帝国を拡大します。植民地の切り取り競争をゲーム化していて、プレイヤー間の直接戦闘はありません。他人のアクションダイスに相乗りするシステムがあって、待ち時間にダレない工夫がされているのは悪くないですが、基本的に出された料理を次々たいらげつつ上がりを目指す展開にしかならず、ゲームの盛り上がりとしてはイマイチかなぁといったところ。

スカイアイランドは競りでタイルを買ってカルカソンヌ方式でつながるように並べて領土を作ります。競りということになってはいますが、値段をつけて売れるのを待ち、売れ残りを引き取る独特のシステムが特徴です。タイルの供給数が少ない上に、基本的に自分の手元に並んだタイルが勝利得点の源泉なので、全部売れてお金だけ手に残るよりは、ギリギリ売れない絶妙な値付けをして適価で枚数を確保するのがよいようです。手元のタイルがどのタイミングでどのように得点化されるかはプレイごとにランダムに選ばれた勝利条件タイルで決まるようになっていて、再プレイ性を高めているのは今風です。

最後にヴィティカルチャーはタスカニーのレベル3までの拡張入り。ボードが完全に差し替えになってまるで別ゲームですが、基本セットからいろいろとバランスが改善されてかなりよくなっています。モジュール化されているどの拡張も割と良いバリエーションを追加してくれるのですが、同じ作者のユーフォリア由来の悪い効果しかない代わりに勝利得点もらえる建物だけはコストの割にリターン低すぎで、さすがに注意書きされてる通りでした。悪い効果は工夫次第でそれなりに回避可能なので、建設費用が無用に高く設定されている部分だけなんとかすればなんとかできそうな気もします。

ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者6人。
Koryŏ (Asmodee)・ガンダム to Apple (同人)・Tesla vs Edison (Artana)・ワトソンの条件 (3D6)・Forbidden Desert (Gamewright)・Lords of Waterdeep (WotC)をプレイしました。

人待ち3人でコリョは高麗とどこが関係あるのかよく分からないスチームーパンク世界を背景に、9人の登場人物に対する影響カードをプレイして一番多い人がその人物の特殊能力使ったり得点もらったりするという、一見ありそうで独特のシステムのカードゲーム。全体の枚数少ない人物はマジョリティ取りやすく特殊能力が強力な代わりに得点は引くく、枚数多い人物はその逆という感じに調整されていますが、2枚しかない忍者(?)がとても強くてさすが忍者きたない、というゲームでした。

ガンダムウォーのカードでアップルトゥアップルをプレイするガンダムトゥアップルですが、いつの間にか旧版ガンダムウォーのカードが軒並紙屑になったそうなので、資源の有効活用としてもお勧めです。

テスラ対エジソン5人。社長はやはり白のエリフトムソンが強そうな感じ。GE創設者は伊達じゃないです。テスラは足りない能力値が多すぎて部下に恵まれないと会社回せません。能力値の査定が0~2の3段階しかないので、だいたいどの能力も1点の差で相当な強弱が発生します。特にファイナンス能力2の部下は相当に強力なので、ここを競りゲーにすることでゲームデザイン上のバランス調整を完全にプレイヤーに丸投げしているあたりは、ちょっと最近のゲームとして物足りない感じもします。

1人減ってワトソンの条件4人。1手あたり2VPずつ取らないと勝てないバランスなので、1VP獲得の役職はめっぽう弱いと評判でしたが、黒幕捕まえた最終ラウンドに1VP踏んで1点差勝ち。たまにはこういうこともあります。

禁断の砂漠はちょっと前に難易度ノービスでクリアしているので、今回はノーマルで。離発着場のそばにあったトンネルをベースキャンプにできた分で思ったよりは安全にクリアできました。意外とバランスはよくできているのかも。次はエリートレベルでしょう。

1人増えてウォーターディープの支配者たち5人。Undermountain拡張入り。D&Dゲーですが、背景世界良く知らないせいかそれほどD&Dっぽい感じはしません。システムは分かりやすいシンプルなワーカープレースに特殊効果のカードをたくさん入れてバリエーション出すタイプで、プレイ感は良好です。クエストの条件に必要な各種資源のキューブ(冒険者らしい)を集めるのがメインなのですが、全体的にキューブを産むアクションマスが足りないような印象です。クエストと建物の引き次第でキューブの需給はかなり変動するので運要素大きめかもしれません。時間切れ終了。

終了後は移動して裏例会。XCOM: The Board Game (BGG)をプレイしました。参加者4人。
最大人数の4人なので全員1役職ずつ担当です。ランダムに選ぶと今回は技術開発担当のチーフサイエンティストでした。初プレイ1人いるのでチュートリアルを1回プレイして問題なく勝てたので、イージーを飛ばして難易度ノーマルで1戦1勝でした。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Moral Dilemma (GameSmith)・Tesla vs Edison (Artana)・長征 (鯖書店)・Kembre’s Cascade (Z-man/HJ)・Stockpile (Nauvoo Games)をプレイしました。

まずはキックスターターのモラルジレンマ。手番プレイヤーがまずお題カードを引きます。カードには二択の究極の質問(例えばカレー味のウ○コとウ○コ味のカレーどっちが好き?みたいなの)が書いてあるので、秘密裏にどちらかを選んでおきます。残りの全員は話し合ってどちらが正解か決め、隠しておいた回答を明けて世論と一致していれば手番プレイヤーが1ポイント獲得、というパーティーゲームです。しょーもないお題が260枚も入っているので、言語依存性高いことを除けばそこそこ楽しめると思います。

テスラVSエジソンはタイトル通りに当時の発明家の1人になって会社を設立して、送電技術を開発して特許を申請し、全米に電力網を敷き、自社の技術の優位性を宣伝し、自社や他社の株券を売買して最終的に資産の多かった人の勝ちというゲームです。要素は多いですがシンプルかつ合理的な安定感のあるシステムで、見た目ほど重くはありません。特別ルールの類は発明家本人の特殊能力だけなので、言語依存性もそれほど高くないです。発明家の能力はちょっと格差があるのですが、最初のプレイ順の逆順でドラフトするので、後はゲームを通じてプレイヤー間でバランスを取ってくれというところでしょうか。
会社の収入と資産価値を上げる主要な手段は電力網の敷設なのですが、そのとき他社に特許を押さえられているとものすごい勢いで特許料を吸い上げられてしまいます。とにかく他社より先に特許を取っておいてパテントトロールするのが有効な戦術のようでした。
初期手番最後だったのでエジソンを選択。他社への特許料の支払いを無視するというゲームの根幹を否定するエゲつない特殊能力を持ちますが、自分はよくても他の会社が特許料払ってしまうのは止められないのでそこまで有効活用できませんでした。2位。

長征は中国共産党のロングマーチを題材にしたケーキ切り分けゲーム。9ラウンドかけて5人の党幹部に対する影響力を取り合います。テーマはただのフレーバーですが、なかなかそれっぽく再現されています。5人を4人で分けるので、周恩来と張国燾の2人を獲得できた分で勝ち。

ケンブルカスケードは縦スクロールシューティングをこれ以上ない完成度で再現したゲーム。各自1機の戦闘機を画面内で縦横無尽に飛び回らせてステージを進み、最後はボスを倒します。他人のいるマスに入れないゲームなので、しばしば強制スクロールに巻き込まれて壁にぶつかって死にますが、死んでもすぐ復帰できる親切設計です。初期状態のままでは自機速度がスクロール速度に追い付かないので、できるだけ急いでスピードアップを獲得したいところなのですが、中盤から敵機の耐久力がどんどん上がっていくので、武器のパワーアップも先手先手で取っていかないといけないと思います。

ストックパイルはタイトル通りの株式売買ゲーム。株価はランダムに乱高下するので、アメンラー方式の競りで株を買い、下がる前に売り抜けたり、ゲーム終了時まで持っていて筆頭株主ボーナスを貰うなどしてうまく資産を増やします。株価が上がりすぎた株は株式分割によって株価が半分になる代わりに株数が倍になるのでその瞬間は損得ないのですが、そこから先は騰落も2倍相当なハイリスク株になるあたり気がぬけません。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Mottainai (Asmadi)・The Doom That Come To Atlantic City (Cryptozoic Entertainment)・成敗 (カナイ製作所)・Pandemic: the Cure (Z-man)をプレイしました。

人待ち3人でキックスターターのもったいないは同じ作者のGlory to Romeのリメイク。カード総数はばっさり減らされてプレイ時間短くなっていますが、同じカードを役職として使ったり資源として使ったり建設すれば特殊効果が発動したりといった基本システムは共通です。サマリー等は充実しているのですが、やはりどのアクションでどこのカードを何に使えるのか直感的ではないあたりも同じです。役職/資源の数が1つ減って5種類になったので手札の5枚制限と合わせてバランス的には良くなっているのではないでしょうか。同点タイブレーク負け。

アトランティックシティの滅亡は、キックスターターの詐欺プロジェクトでポシャるところを義侠心のあるメーカーに救われた幸運な作品。各プレイヤーはクトゥルフ神話の旧支配者となり、モノポリーそのままなボードを周回して信者を集めつつゲートを設置して回ります。システムの随所にモノポリーのパロディが埋め込まれていますが、土地の交渉という根幹システムはパクらず、うまくプレイヤー間直接攻撃のシステムを組み込んでいるルールデザインは優秀。負け。

成敗は2戦2敗。悪党側のカードの食い合わせが良すぎた感じです。
パンデミック完全治療は通常難易度で楽々勝ち。もうこれは常にヒロイックでいいですね。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。
Viticulture (Stonemaier Games)・Dominion (RGG)をプレイしました。

ヴィティカルチャーは拡張入り。細かい拡張がたくさん入っていて、プレイごとに1つずつ追加していくのが推奨のようですが、さすがにそんなにプレイ回数重ねないと思うので、レベル1の拡張をすべて投入。これでも3分の1くらいしか入りませんが。
カードの追加の他、初期資産がプレイヤーごとに違ったり、各プレイヤーに秘密の追加得点条件が配られたり、畑を抵当に入れて借金できたり、と画一的だった基本ルールからかなり展開に変化が出るよう補正されていてよい感じです。とは言うものの、やはり序盤の苗木と注文のカードの引きが最重要なところはあまり変わっていなさそうな気もします。大敗。
次のレベル2の拡張はボードが完全に差し替えになるなど、大きくゲーム性変わっていそうで期待大です。

ドミニオンは日本語版出る前にアドベンチャー拡張をプレイしまくり。6戦3勝。

ML.K 8月例会

札幌市北区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者7人。
Patchwork (Mayfair)・Belfort (TMG)・Castles of Mad King Ludwig (Bezier/アークライト)・Pandemic (Z-man)をプレイしました。

人待ち2人はパッチワーク。何度プレイしても何やれば勝てるのかよく分からないゲームですが、とりあえず勝ち。

ベルフォート5人プレイは謎の5角形の街を舞台にワーカープレースでエリアマジョリティするゲーム。共通のアクションマスが少ないのと、この手のゲームで一番重要な資源獲得アクションに人数制限がないおかげで、あまりワーカープレース感はありません。割とプレイ時間はかかりますが、システムの見通しは良い方だと思います。勝ち。

1人減って4人でノイシュヴァンシュタイン城はアークライトの日本語版。イマイチ日本語ルール分かりにくいと評判ですが。無計画に城を増築していく見ての通りの典型的な箱庭ゲーム。結局ボーナスカードの引きかなぁという感じがしないでもありませんが、プレイしていて楽しいゲームです。

卓分けて3人パンデミックは緊急事態拡張入り。奥地ルールだけ入れて変異種ルールはなしでプレイ。手札不足で治療薬は2色しか作れず人類滅亡。奥地ダイスの目は悪くなかったので単純に力不足だった模様。

もう1卓ではDominion (RGG)がプレイされていました。

終了後は移動して裏例会。参加者3人。
Viticulture (Stonemaier Games)をプレイしました。
ヴィティカルチャーはブドウを栽培してワインを作るワーカープレース。1年かけて畑にブドウ植えて収穫してワイン醸造して出荷してと、何にも奇抜なところのないシステムですが、序盤はなかなか収支カツカツなのが後半余裕が出てくると加速度的に進む典型的な拡大再生産系のゲームです。どど負け。
基本セットだけだとちょっともの足りない雰囲気なので、山ほど用意されている拡張を入れてどこまで変化でるかといったところでしょうか。

ML.K 臨時例会

札幌市北区民センターでML.Kの臨時例会がありました。参加者5人。
Pacific Typhoon (GMT)・Lost Legends (Queen)・Cuba (eggert)・Pepper (FX/テンデイズ)をプレイしました。

終戦記念日なのでパシフィックタイフーン。大鳳と飛龍を轟沈させるとか戦闘では活躍しましたがやや及ばず。

日本語版の出るロストレジェンドですがドイツ語版をプレイ。カードドラフトで装備を選んでモンスターと戦います。分かりやすく筋のよいシステムで戦闘も盛り上がる良作。カードの性能差大きい感じですが、そこはドラフトなので一応は平均化されるはず。モンスターとの戦いは1対1で常にプレイヤー側が先攻なので、即死させるのに十分な武器があればよいのですが、倒しそこねたときは都合よく属性の合う防具持ってないとサクサクとダメージが差さるので、バランスよくドラフトしておく必要があります。戦果を上げて得点チップを早い者勝ちで取り合うゲームなので、弱い敵を選んで次々と倒していくのが効率よさそうです。序盤に死ぬと差つきやすいのがバランス的にはちょっと難点でしょうか。

キューバは大統領拡張入り。砂糖→ラム酒→得点と変換できる建物を用意しましたが、手間の割にそれほど得点効率はよくなく、船を利用しない作戦なので他のプレイヤーの出荷を楽にしただけだったような。出荷できる建物がコスト安い割には強そうです。大統領拡張で増えた積荷を1個だけ自由に積み降ろしできる建物と組み合わせるといいんじゃないかと思うのですが。

ペッパーはテンデイズの日本語版。マストフォロー切り札なしのトリックテイクですが、各色最弱1点のカードだけは何度でも使用できる代わりに最後に持っているとマイナス点、それ以外には得点要素なしというルールです。配り切りで紛れが少なく、単純にトリック取らないことが最良なシステムなので、後半のトリックで手札に余裕のなくなったリーダーが次々と1点カードを吸い込むだけの展開になりやすく、もうちょっと何とかならなかったのかなぁという印象です。最終ラウンドで5色コンプリートして完敗。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Marco Polo (HiG)・The Captals (Mercury Games)・俺のケツをなめろ(ゲンブンゲームズ)をプレイしました。

マルコポーロはキャラクターをドラフトして、後からダイス配置してもお金のかからないベルケカーンさん。人数変わってもアクションマスの座席数は特に調整されないゲームなので、少人数だと相対的に能力発揮する機会は少なくなってしまいますが、黒ダイスと自分のダイスで2回同じマーケット使うときなども余計な資金を用意しなくてよいので契約書向きと見て序盤からガンガン契約書を処理していきました。得点トラック上はトップ走ってましたが、北京には到達できないわ目的地も全然達成できてないわで負け。

キャピタルは建物を買って自分の都市を発展させる箱庭系。ランダムに並んだ建物から1軒ずつドラフトでピックして、所持金とか人口とか雇用とか文化レベルとか公共サービスとか電力とかのパラメーターをバランス良く伸ばすのが目的なのですが、ほとんどどの建物もどれかが上がってどれかが下がるようになっている上に、ドラフトの選択肢が少ないとか取ったタイルの配置制限が厳しいとかで、一度下がったパラメーターはなかなか回復できず、相当計画的に進めないと一旦固定化した情勢を変えるのが難しいゲームです。下がりすぎたパラメーターからは容赦なくマイナスVPが降ってくるので、最終決算終わってわずかに差し引きプラス点という大敗。イニシアチブをお金で買うシステムな上に、後半の時代には少数ですが大金を払って一気にパラメーターを伸ばす建物があったりするので、序盤はやはりお金生む建物が優先っぽい雰囲気でしょうか。

俺のケツをなめろは何とか1部隊救出するも-1VPで負け。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
De Vulgari Eloquentia (Z-man)・Fallen city of Karez (Golden Egg Games)をプレイしました。

俗語論。やはり修道士と枢機卿の能力が強力なので、できるだけ早く出家する作戦で。目論見通り6アクションの枢機卿になることができ、十分な手数を生かして教皇に就任した分と俗語論拾った分で勝ち。ただあまり出家が早いと高価なキューブを集めるのが大変なので、商人で十分に回してキューブを揃えてから枢機卿を目指すのも悪くはなさそうです。

聞いたことないメーカーのカレーズの落ちた都市は何年か前のキックスターター。ゲームボード超デカいです。手持ちの勇者を遠征に出して外敵と戦って勝利点を競いますが、同時に行なわれている都市の復興が完了しなければ全員負けの半協力ゲーム。とりあえず外征に勝てばワーカーの住民が増えて都市が自動的に復旧していくシステムなので、ワーカープレースで都市内の各施設でいろいろお買い物して準備を整えては出撃するのを繰り返します。戦闘システムが特徴的で、基本的にはダイスごろごろ振る6出なサイシステムですが、勇者の職業やモンスターによって攻防の当たり目を変えることで、相性の善し悪しをうまく表現しています。BGGの評価はあまり高くないですが、意外な良作でした。1人だけ勝利条件の方向性が違う神秘ギルドを担当、私有ダンジョンで殺したワーカーの数で追加勝利得点と言われてもちょっとどうしたらよいのやら。時間切れ終了。