K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。
Conflict of Heroes (Academy)・惨劇RoopeR X (Bakafire Party)・Dobble (Asmodee/HJ)・RO@D TO THE CINDERELLA (さあくる湯沢温泉)をプレイしました。

コンフリクト・オブ・ヒーローズはインストのみでプレイには参加せず。SoSのシナリオ1をプレイしてもらいました。以前自分でこのシナリオプレイしたときも思ったのですが、やはりドイツ軍の初期配置が畑の中というのが厳しい。足取られるくせに遮蔽も何もないので、運よく無傷で脱出できて初めてスタートラインといった感があります。近々ガダルカナル拡張も出るはずなので、次は戦車入れてプレイに参加できるとよいと思います。

惨劇RoopeRは初プレイの人が2人いるので、導入用のFirst Stepの最初のサンプル脚本をプレイ。4日3ループの短時間シナリオかつ普通にプレイすると初日に最も重要な情報がごろんと出てくる即決型。First Stepは最後の戦いがないので最終ループ最終日の移動のアヤで勝ち負けどっちにも転ぶという展開になり、結果的には脚本家勝利。キャラクターの友好能力を無駄なく活用するのが鍵になるよう設計されていて、本当に教育的なよくできた脚本でした。

特徴的な丸い缶入りカードゲームのドブル。ホビージャパンの日本語版です。同じコンポーネントで様々なルールで遊べるタイプのゲームですが、今回はあつあつポテトとタワーインフェルノを1回ずつプレイ。どちらも単純な反射神経もので、どう考えても強い人は強く弱い人は弱いだけのゲームですが、なぜかリプレイ欲の湧く不思議な魅力があります。

最後はモバマスをテーマにした同人カードゲームのロード・トゥ・ザ・シンデレラ。山札のことをデッキとは呼ばずにガチャと呼ぶなど雰囲気にもこだわった怪作。初期状態では全員同じ構成の自分専用の山札を持ち、捨て札を自分を含む任意のプレイヤーの山札に捨てることで山札操作を行うという、ちょっと独特なシステムのデッキ構築系です。課金ガチャ山と呼ばれる共通の山札にしか入っていない、異様にコストが高い代わりに強力なスーパーレアカードを活用するのが勝利のカギなのですが、高コストカードは意外と簡単に出せる割には序盤に出してしまうとそれ以上できることがなくなるという罠があります。初プレイからでも十分楽しめますが、やはり一通りカード構成知っておくのが前提なゲームと言ってよいでしょう。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
惨劇RoopeR X (Bakafire Party)・Money (Goldsieber)・Tzolk’in (CGE)・Dominion (RGG)をプレイしました。

まずは惨劇RoopeR、所有者増えてきたおかげで主人公側でプレイできる機会増えていい感じです。ルールに載ってるサンプル脚本をプレイ。新キャラのイレギュラーが出てくるシナリオですが、まさにイレギュラー。強力ですが、それなりに情報も出てきて面白いです。3ループで勝ち。

マネーは1通貨も200円越えられずどど負け。

ツォルキンはダミープレイヤーが入らない4人以上がやはり適正人数と思われます。得点手段が多様で各自それぞれの伸びる方向が違うのに接戦になるあたりは偶然かバランス調整の賜物でしょうか。コーンを収穫しまくってモニュメントの効果で大量得点しましたが、1点差で2位タイ。宗教の歯車に行く機会がなかったのが良くなかった。

最後ドミニオンは複数の圧縮方法のあるコロニー場なのに盗賊がいるという荒れそうなサプライ。どれだけ盗賊が白金貨盗ってきたかで勝負決まったような感じがしますが、よく回転して大勝。

ML.K 5月例会

札幌市北区民センターでML.Kの5月例会が開催されました。参加者7人。
Flaschenteufel (Bambus)・Neue Spiele im alten Rom (Piatnik/New Games Order)・The Resistance: Avalon (Indie)・Terra Mystica (Feuerland Spiele/テンデイズゲームズ)・Dominion (RGG)・Big Bang (同人)をプレイしました。

まずは人待ちボトルインプ4人。2ラウンドだけ。一人だけマイナス点で負け。

1人増えて古代ローマはカテリーナの陰謀。5人だと各色1枚抜けなので紛れがなく分かりやすい。順調に情報集まって最初に告発して勝利。

さらに1人増えてアバロン。村人1回マーリン1回、村人のときは順当に勝ち、マーリンも普通のクエストでは無難に勝ったのですが正体割れて暗殺負け。もはやパーシバルあたりが単純にマーリンのフリしても見破られるので、マーリンのフリをしているパーシバルのフリをしているマーリン、というプレイが必要な気がする。

3人ずつ2卓に分かれてテラミスティカ。アルケミストを担当、砦まで作ると固定収入でお金が降ってくるわ、土地埋めたらパワーが回復するわと運用しやすい種族。ところがそれを上回る強力種族、ガンガン信仰心の上がるカルティストの前に惨敗。カルティストがいるときは隣接建物の建築によるパワーは無条件で断わる方針でいかないと大変なことになります。

ドミニオンの途中で1人増えてこちらに入ってもらいました。勝ったり負けたり。こちらもカルティストは単独でドンドコ買い増すだけでいい強力カードで困りますが、一方的かというとそれほどでもない良調整。

他の卓ではツォルキンがプレイされていました。

最後1人減ったので1卓にまとめて6人星矢。メジャーブロンズ対一輝+シルバーの戦いになりアステリオン。防御型のアステリオンは放置されたまま味方が次々と倒され圧敗。

終了後は移動して裏例会。Agricola (Lookout)をプレイしました。
アグリコラを世界選手権デッキで。ランダムに引くとαデッキ。セットにかかわらず自分の手元にくるとなんか微妙なカードばかりに見える不思議。あまりセット間のバランス取れてないような気がしますが、ただの他所の庭は青く見える現象でしょうか。羊関係のカードが多いようなので、まずは生垣の親方から畜産に手を出し、後半は畑もそこそこ回して農場は一通り埋めましたが、結局ほどほどの点にしかならず負け。

Phage親睦会

ゲームサークルPhageの親睦会に参加しました。
ガトーキングダムサッポロ(旧札幌テルメ)で参加者6人。さすがバブルの落とし子、割とリーズナブルな価格でプール・温泉・食事ができる良い施設です。建物がまるで迷路のように複雑な構造なのは謎です。
ゲームはJungle Speed (Asmodée)・Skull & Roses (Lui-même)・Pacific Typhoon (GMT)・The Resistance: Avalon (Indie)をプレイしました。

ジャングルスピードは1枚ずつ公開されるカードを良く見てバッティングが発生したら素早くテーブルの中央に置かれたトーテムポールを掴むという反射神経ゲー。面白いですが結局のところ年齢競ってるだけだったり。負け負け。

薔薇と髑髏はみんな次々とドクロを踏んで脱落していく展開に。いの一番に脱落して負け。

パシフィックタイフーンは真っ先に挙げた戦果で手札を1枚増やし東京核攻撃も成功させたりでいい感じでしたが後が続かず置いてかれ気味。最終ラウンドの最終手番に決戦カードで手札全入れ替えすると、燦然と煌めく山本五十六を引いてきて大逆転かと一瞬期待しましたが、肝心の戦力カードがありませんでした。

アバロンはマーリン・アサシン入り他役職はランダムでランスロットなしでプレイ。2戦して2回ともマーリンでした。1勝1敗。マーリンで迷彩かけすぎてパーシバルに誤情報送ってしまったのが敗因。悪人側はオベロン入るとやっぱり難しそうです。

最後ジャングルスピードに拡張セットのカードを投入。形のパターンが増えて合いにくくなり間違えやすくなるという上級者向け拡張でした。負け。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
日本全国特急旅行ゲーム (ろーりん☆つーりす)・Xing (篠原遊戯重工)・Love Letter (カナイ製作所/Alderac Entertainment Group)・The Big Cheese (Cheapass Games/New Games Order, LLC)・Patronize (OKAZU brand)をプレイしました。

Y田氏のゲームマーケットの戦利品メインに遊ぶ会ということで、まずは鉄オタの皆さんに大人気の日本全国特急旅行ゲームから。
昔なつかしタカラの特急旅行ゲームによく似たタイトルですが、これは旅行の手段としての鉄道を扱っているわけではなく、鉄道を乗り潰すことそれ自体を目的に旅行するという、いわゆる乗り鉄の行動をシミュレートしたゲームです。手札としてランダムに配られた特急路線の始発駅から終着駅まで完乗すると路線クリアとして得点になるというシステムになっています。なので、空港アクセス路線にただ乗ってそのまま帰ってくる、というような一般人は行わない行動が普通に頻発します。
日本全国の特急がすべて収録されているのも魅力の一つで、北海道は臨時列車しか走りません、などという悲しい設定にはなっていません。
ゲームそのものは割と普通のスゴロクでおおむね運ゲー。とはいえ得点の設定が良くできているのか、それなりに均衡した競走が楽しめます。どど負け。

Xingと書いてバッティングと読む豪華なコンポーネントのゲームはキャッシュアンドガンズ風の指差しゲー。欲張ってもダメ、安全運転でもダメという調整の効いた独特のシステムが光る秀作です。たぶん2位。

ラブレターはやはり英語版の勝利条件4勝というのは長すぎるだろうということで2勝まででプレイ。運よく姫引いてきたのを悟られずに済んで勝ち。

ビッグチーズはNGOの豪華缶入り日本語版。人数×10個のトークンからD&Dダイスセットまで全部別途用意する必要があった旧作と比べるとプレイアビリティの改善度合いはまさに雲泥とスッポン。コンパクトで頑丈そうなな缶も好感が持てます。微妙な仕事に高値つけすぎて届かず。

Patronizeはわずか6トリックしかプレイしないのに、さらに手札は4枚しかないという不思議なトリックテイク。少ないカード構成でゲームとして成立させるためにちょっとルールは複雑ですが、一度プレイすると簡単に理解できるスマートな設計が鮮やかです。それでいながら各カードに特殊効果を満載して歯応えがあってかつバランスも良好そうな雰囲気でリプレイ欲の湧くゲームです。2戦2敗。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
OWACON (Bakafire Party)・Ginkgopolis (Z-man)・Serenissima (Ystari)・Neue Spiele im alten Rom (Piatnik/New Games Order)・Keyflower (R&D)・ワンナイト人狼 (ワンナイト人狼)をプレイしました。

まずはオワコン3人通常ルール。スタチュー1個しか取らなかったら普通に+2VPだけの場でした。白のレガシーが1個で6VPになってくれた分で勝ち。

イチョウがテーマのアートワークが美しい銀杏都市はタイルを配置して都市を拡張する建築ゲーム。のうりんの最新刊にアメリカでは銀杏を植えると違法とか書いてありましたが本当でしょうか。ドラフトしたカードを使って山引きしたタイルを置くゲームなので何かと引きゲーですが、目的に合ったカードがうまく自分のものになるよう高層化していかないと点にならないので計画性が要求されます。負け。

セレニッシマは2版。地中海を舞台にガレー船で商品を運ぶピック&デリバリーですが、最後は戦闘で直接攻撃して勝敗が大きくひっくり返る昔風のデザイン。ジェノバから開始して近所で算出する大理石と黄金をかき集めて大聖堂を建てまくって勝ち。ただしガレー船を1手番で2隻以上買うことはできないというルールを全員失念していたので参考記録。商品の種類多い割にどれも産出地が限られているとか、エリアの区切りがおおざっぱで思ったよりマップが狭いなど、初期位置の選択と序盤の展開で大きく有利不利が出るように思います。古き良きゲームらしく、プレイヤー間で戦闘して調整しろということかもしれません。

古代ローマの新しいゲームはチャリオットレースの大競技場。どど負け。全員カード構成同じなのに。

1人増えてキーフラワー4人。最後ワーカー数がVPになる系の冬のタイルですが、やっぱり後生大事にワーカー取っておくより、うまく使ってそれ以上の得点を目指した方がよさそうな気が。無駄に緑のワーカーを8人も抱えて最下位。

最後はワンナイト人狼。最後に1人吊すところだけプレイするという、最近多い少人数プレイ可能な人狼系のゲームです。人数少なければただの村人も無能力というある種の特殊能力を持つことになるのでよいと思います。このゲームの狼は村人喰うなどの狼であることによる悪いことが何もできないので、実際のところ単純に5人の狼に包囲された2人の村人状態であまり嬉しくないのが残念。3戦3敗。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
ロストレガシー(ワンドロー)・OWACON (Bakafire Party)・Löwenherz (Goldsieber)・惨劇RoopeR X (Bakafire Party)・First Train to Nuremberg (Z-man)をプレイしました。

ロストレガシーはラブレターのシステムを流用した遺跡発掘ゲーム。単純にランクの高いカードを持っていれば勝ちという代わりに、最後にどこに遺物カードがあるか当てる必要があります。遺物カード自身の優先順位は低いので、事前の偵察が重要になってきますが、そんなの関係なくエスパーされるゲームです。死亡率低くなって戦略性増していて良くなったと思います。

オワコンはエキスパートルールで、単純にスタチュー取りまくるだけの簡単なお仕事かと思ったら、実はスタチューのVP反転という唯一の対抗条件カードも出ててって展開は前のループで見ました。大敗。

レーベンヘルツは旧版。行動選択は伏せ出し同時公開じゃなくてスタートプレーヤーから順番です。メビウス訳にはちゃんと書いてましたが、割と間違ったルールで遊ばれているような気がします。原因は何なんでしょうか。狭く囲って騎士力にも乏しくいいところなし。カードはやっぱり脱走騎士が一番効きそうです。

大幅改訂された惨劇RoopeR。役職セットが微妙に調整され、旧基本セット向けのシナリオとは互換性なくなっていて旧版捨てられません。と言ってもサマリー1枚の範囲ではありますが。
新版のシナリオをプレイ。主人公側でプレイするのは久しぶりです。脚本家のルール適用ミスで途中終了でしたが、なかなか渋く調整されてそうな感じで期待が持てます。作者のスタイルなのか、一見矛盾してそうな記述が実は矛盾してないけどそれは特に注記も何もないから頑張って気づけ、という感じにルールブックやサマリーが版重ねてる割には分かりづらいままなのはあいかわらずです。

ニュルンベルクへの一番列車はウェンデリーレイルズの最終列車の再版。マップが大幅に改訂されています。気違いじみた色使いでバランスも最悪な旧版マップから、好感の持てるスッキリデザインで全面を縦横無尽に使う良マップへと大幅改善されています。裏返すと旧版マップになる親切設計。各種トラックが置かれたサイドボードやトークン類が小さすぎでプレイしにくいのが惜しいです。この辺はルールの文章以外はプレイアビリティの改善に抜かりないワレスのオリジナルデザインに一日の長があります。
スタートプレイヤーの初手からニュルンベルグ北東近辺を独占的に展開して終始展開をリードできていたのですが、最終ラウンド1手間違えてタイブレーク負け。

ML.K 4月例会

札幌市北区民センターでML.Kの3月例会がありました。参加者9人。
Kakerlakenpoker Royal (Drei Magier Spiele)・Big Bang (同人)・OWACON (Bakafire Party)・Fauna (HUCH! & friends/HJ)・Pictomania (Pegasus Spiele/HJ)・Lokus (Nürnberger Spielkarten)・Dominion (RGG)・Bluff (FX Schmid)をプレイしました。

まずは6人でゴキブリキング。ゴキブリポーカーのスタンドアローン拡張で基本的なルールは同じですが、各動物に王様カードが1枚ずつ入っていて、動物名の代わりに王様というコールができます。王様カードを引き取ってしまったら追加で罰符としてランダムに降ってきた1枚を晒さなければなりません。今までより戦術性とリスクが上がっていてよい追加ルールだと思います。他にも特殊カードが2枚追加されていますが、こちらは受け取ってしまったが最後負け一直線コースになるだけで、あまりうまく機能しそうにない微妙な追加ルールでした。

2卓に分けて4人で星矢。サガ+デスマスク対ミロ+ダイダロスという組み合わせ、サガ大先生の火力で圧勝。

オワコンはエキスパートルールで、勝利条件カード引いたらスタチュー+2VPとその効果は自分だけという組み合わせ、これは単純にスタチュー取りまくるだけの簡単なお仕事かと思ったら、実はスタチューのVP反転という唯一の対抗条件カードも出ていました。中盤これに気付くことができたのですが時すでに遅しで大敗北。

卓組み換えて5人でファウナ。最後のヤマバクは本当に山に住んでました。次は気をつけよう。何に気をつけるのか分かりませんが。

ピクトマニアは巡り合わせがよかったのか、割と書きやすいお題が続いて大差勝ち。

トイレはトイレに並んで漏らさないようにするそのまんまなカードゲーム。1枚ずつ同時に置いて同時に公開して列を作る6ニムト風のシステムです。ニムトと違って5枚めに置くことができればボーナスですが、トイレの列は2つしかなく、並べなかった人はお外でしてしまいペナルティ。どんなにガマンしてもシステム上マイナスにしかならない不幸なゲームです。テーマ的になかなか笑える割には考えどころの多い好ゲーム。盛大にいたしてしまって最下位。

卓組み換えて4人でドミニオンは全部入り、そろそろ次の拡張出そうな気配です。2戦2敗。

最後はブラフ。粘りましたが3対1まで追い込まれてそのまま敗北。

T井氏宅ゲーム会

T井氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Neue Spiele im alten Rom (Piatnik/New Games Order)・ Seasons (Libellud)・Love Letter (カナイ製作所/Alderac Entertainment Group)・Catan Geographies: Germany (KOSMOS)・Trick & Treat (ゲームリパブリック)をプレイしました。

人待ち3人ローマで総督と大競技場をプレイ。総督は大差負け、1位2位は1金差だったのでカウンティング重要です。大競技場は全員同じ手札をうまく使い切るレースゲーム。引き運のないアベカエサルといった雰囲気です。自チーム3台を全部ゴールインさせるのが目的なので、うまくチームでフォーメーション組んであげる必要があります。勝ち。

4人になって話題作の十二季節の魔法使い。初回なので初期推奨手札でプレイ。カードをドラフトしてダイスもドラフトするドラフト三昧のゲーム。ゲーム開始時に9枚の手札を3時代分に分けて編成する必要があり、そこで戦略の大部分が決まってしまうので研究しがいがありそうです。ダイス振るゲームなので振り直しが強いだろうと思ったらやっぱりその通りでした。しかも振り直すたびに勝利点までもらえる素敵カードで、さらに攻撃系のカードも効果的に決まって大差勝ち。

ラブレターは要所でタイミング良くお姫様引けて勝ち。

カタンのドイツマップ。昨日のニュルベルグと違って普通にダイス振って普通にカード引けるのでプレイ感は全くもって普通。都市がない代わりに実在する歴史的な建造物を建てると得点とボーナス資源がもらえます。勝利得点の効率的に歴史的建造物をガンガン建てていくのが必須のバランスでした。気づいた時にはすでに遅く大差負け。

最後はトリック&トリート。親がいくつかの選択肢からルールを選ぶトリックテイクです。ちょっとトリックマイスターっぽいですが、ルールの選択肢はきちんと計算されていて、どのカードも無駄にならないよう工夫されています。2戦1勝。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Die Siedler von Nürnberg (KOSMOS)・Love Letter (カナイ製作所/Alderac Entertainment Group)・惨劇RoopeR (Bakafire Party)・Puerto Rico (alea)をプレイしました。

まずはニュルンベルクの開拓者。ダイスを振る代わりに2~12の36枚のカードを1枚ずつ引くとか、開拓地を都市に発展できない代わりにニュルベルグ市街を表す別ボードに工場を建てられるとか、普通のカタンからはかなり手が入っています。工場で製品を作って得たお金で街の外壁を建てると名声点が貰えて、名声トップのプレイヤーに4点も入るあたりは、同じころ出た歴史カタンに近い雰囲気です。他にもニュルンベルグから出ていく5本の道それぞれに1点ですが最長道路のボーナスがあるとか、かなり攻撃的なシステムになっています。
都市が作れないので常に資源が不足気味で、建てられるモノの数の割に勝利条件のハードルが高く、終盤なかなか勝負がつかないシビアな展開のゲームでした。序盤出遅れましたが、結局は同点タイブレーク勝ち。

ラブレターは英語版。カード総数わずか16枚で、手札1枚手番ごとに1枚引いて1枚プレイして特殊効果を解決し、全員最後に手札に残った1枚を比べて一番強いカード持ってた人の勝ち、というちょっと複雑なククといった趣きです。テーマはお姫様に恋文を届けること、のはずなのですが、実際は王や王子の首を狙って突っ込んでくる衛兵を天下無双のメイドが撃退している裏でお姫様と伯爵夫人がタイマンでドツキあう、何だかすごく殺伐としたゲームです。何でもないところでEPSが冴え渡ったり、終盤きっちり計算されてハメ殺されたりする波乱万丈の展開で、元々500円とは思えない秀作。負け。

惨劇RoopeRは基本セットの最後のシナリオ。表記されてる難易度は低いのですが、1ループ目の初日に一見解けなさそうなハードな状況が公開されるので、プレイヤー側の方針立てるのが難しい熟練者向けシナリオ。5ループもあるのに3ループで謎はすべて解けたとばかりに答え合わせに進みましたが、単純な見落しで脚本家の勝ち。

最後はプエルトリコ。4番手スタートでタバコから工場に進んでいい感じ、と思いきやさすがにギルドホールは逃したので砦を立てて人切れを狙う作戦で、ものすごい勢いで人が減っていって1点差勝ち。