K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Keyflower (R&D)・Patchistory (Deinko Games/アークライト)をプレイしました。

まずは3人で人待ちキーフラワー。商人たちを含む拡張フルセット入り。改築済みのタイルの得点を倍にする再改築マーカーと、条件を満たすと得点になる契約タイルが追加になりました。さらにタイル枚数が増えたので(でも1回のプレイで使う枚数はそれほど増えてないので)ランダム引きだと予定通りのタイルが出る確率が減って運ゲー度上がりすぎな感じがします。冬タイルで牛要求されてんのに、牛を産出するタイルはどこにもなかったり。再改築は得点の振れ幅が大きいとか、契約タイルもかなり当たり外れがあるとかで、基本セットのカツカツ感と比べると全体的にちょっと大味になったように思います。展開の多様性としては必ずしも悪くはないのですが。負け。

4人になってパッチヒストリー。アークライトの日本語版です。2×3マスの初期地形タイルから開始して、毎ラウンド2×2の地形タイルを競りで入手して領土を広げる文明開発ゲームです。箱には60~120分と書いてありますが、競りだの地形タイルのパズルだのアクションポイントシステムだので何かと手番の処理が多く、とても120分では終わりません。ワーカーに食料供給したりリーダーや特殊建物の特殊能力があったりプレイヤー間戦闘があったりと、この手のゲームにありそうな要素は一通り網羅しています。特徴になっているパッチワーク地形タイルシステムの他にも、何となく聞いたことがありそうで微妙に独自性のあるルールを手堅くまとめていて、完成度はかなり高いです。これでもうちょっとプレイ時間短かければ言うことないのですが。1時代あたり5ラウンドもあるのが全体の速度を落としているみたいなので、もう少しラウンド数を削減してもよいのかも。
ギザのピラミッドから韓国の石窟庵にタージマハールと次々と世界遺産が手に入ったので、毎ラウンド礼拝してVP稼ぐ作戦で大差勝ち。ゲームに登場する資源は食料鉱石お金の3種類があって序盤はやりくりが大変なのですが、中盤以降はアクションさえ消費すれば簡単に相互変換できて使い分けの必要性は薄く、ここだけちょっと機能として弱いかなぁと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です