K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Durch die Wüste (FFG/HJ)・Aura Fight (TDF)・Filipino Fruit Market (Bambus Spieleverlag)をプレイしました。

まずは新版砂漠を越えて。コスモスの旧版より少し小さくなったような気がします。あのヤシの木はどう見てもビグザムだと思います。欲ばって大きく囲おうと頑張っていたらどこも囲えず大敗。さっさとオアシストークン踏んで確保した方がいいようです。

オーラファイトはダンバインの戦術級。進むのは推力を消費して、曲ったり攻撃したりするのはパイロットポイントを消費するというあたりが少し分かりにくいですが、割とシンプルな空戦ゲーム。ショウのダンバイン対トッドのドラムロ&ドロ2機。最初の接敵で先手を取って剣攻撃するもドロ落とせず、ドラムロとドロから1発ずつ貰ってダンバイン即死。割と命中率もダメージも高めな感じでした。

フィリピーノフルーツマーケットはちょっと癖のある2種類のトリックテイクが遊べる秀作。バストスの方の得点がマイナスすぎてゲームになってないという人は誤訳ルールで遊んでいる可能性が高いです。正しいルールでプレイすればどちらも厳しいジレンマに悩まされる好ゲームです。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Eden (Kosmos)・Agricola (Lookout)・Medici (Amigo)をプレイしました。

まずはエデン。エデンの園を緑でいっぱいにするゲームなのですが、座標で区分けされたボード上の手札のカードで指定された場所に自分に畑タイルを置き、いくつか繋がってると価値を高めることができて、他人の畑と隣接したら買収合戦が始まるという、まるでアクワイア(AH)のようなシステムでした。短時間で割とあっさり終わりますが、タイトルとテーマの割には殺伐としています。と思ったら箱絵がいかにもゲーム内容そのまんまでした。勝ち。

アグリコラはGデッキのみ使用。自分だけ特定のアクションマスを利用したときにボーナスが得られるタイプのカードが多く、プレイヤーごとに発展の方向性が違ってくるのは興味深いのですが、ゲームの目的が割と画一的な完成度の高い農場を作ることなので、慣れないと取り回しにくいのかなといった印象です。バランス自体は悪くないと思うのですが。勝ち。

最後はクニツィアのメディチ。たしかにどの辺がメディチなのかよく分からない抽象的な競りゲーでした。システムはさすがクニチーで、最後の一人が無料でカードを獲得できるのが一応の基準にはなるのですが、実質的に相場とか適価といったものが全く通用しないハードな競りゲーでした。2位。

ML.K 3月例会

札幌市北区民センターでML.Kの3月例会がありました。参加者7人。
Dominion (RGG)・Hotel Samoa (Z-man)・7 Wonders (Repos)・Letters from Whitechapel (Nexus/HJ)をプレイしました。

とりあえずは人待ちドミニオン3人。拡張全部入りランダム。1枚だけ出た要ポーションカードの念視の泉が強かったです。1戦1敗。

ホテルサモア5人。6部屋のホテルを経営し、使い切りのカードの競りで設備投資したり客集めたりするゲーム。入札カードは使ったら捨て札ですが、何も売買しなければ手札に戻るので、どのカードから切っていくかが重要。バーゲン価格から先に切ってみましたが大失敗。序盤は当たればラッキーで高額宿泊料を提示し、ここぞというところでバーゲンすべきでした。

7不思議6人。この人数ではどのカードも完全に一期一会。今回も軍事力上げるか早々に見切りつけるかの見極めが決め手になったような感じ。

ホワイトチャペル6人。切り裂きジャック1人と警官5人に分かれて追いつ追われつするスコットランドヤード風のゲーム。
単純に衝突したら逮捕というシステムではなく、ジャックの移動ポイントと警官の移動ポイントが別々になっていて、警官が立っている交差点から隣にあるジャックの移動ポイントを捜査する仕組みになっているところがスコットランドヤードとちょっと違います。キワどいスレ違いが発生しやすくなっているのかなと思います。
ルールはいつものHJ訳。第1パートに捜査主任が娼婦を動かすときは全員を一度に移動させます。原文ではeachとはっきり書いてありますが、和訳では何人動かすのか明確ではありません。なんで「それぞれ」とか「すべての」の一語が入れられないのか。
警官側を担当。3日めの追跡で予想逃走経路に先回りして華麗に摘発して勝利。

最後は7不思議7人。やはりこの人数吸収耐性はすごい。ギザのピラミッドでピラミッド完成などこれ以上ないプレイで1位。軍事に強いロードス島の隣の隣という位置もよかったです。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
7 Wonders (Repos)・Stich-Meister (Amigo)・がむしゃらギャング団(One draw)・百花繚乱(高天原)をプレイしました。

7不思議4人。オリンピアのゼウス像のHJ訳でちょっとハマりましたが、一応Webにも訂正が上がってるようです。訂正版の文面も微妙に意味通りにくいですが。つかHJのトップページからエラッタのページ探すのが大変ですな。
軍事は全敗でもダメージ自体は少ないので早めに見切った方がよいらしい。右と引き分け左に全敗という無意味な投資に手間かけすぎてしまいました。

トリックマイスターは唯一のマイナス点場で強手札。トホホ

がむしゃらギャング団はクルーのように手がかりを少しずつ明かしながらから人狼っぽく次々と仲間を血祭りに上げる推理ゲーム。ものすごい勢いで状況の進展するスピーディなゲームです。スパイで最後の3人まで頑張りましたがあと少しでバレてしまいました。

百花繚乱は複数枚プレイしたカードの合計値で勝負するトリックテイクと聞くとかなり異様な感じを受けますが、実際にプレイすると割とオーソドックスなトリックテイキングゲームでした。墨がジャマなアニメとは全然関係ないです。
1ラウンドめの足軽軍団の威力で大量得点して勝利。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Bargain Hunter (Valley Games)・Dragonmaster (Milton Bradley)・Martian Rails (Mayfair)をプレイしました。

まずはバーゲンハンター。ローゼンベルグの古いトリックテイク、シュナッペンヤークトの英語版。1ラウンド8トリックしかないのに6スートもあって、リードをフォローできなかったときディスカードしたカードのスートを切り札に指定できるという特異なゲーム。序盤はマイナス点が積み上がっていくので全然トリック取らないでいたら結局総マイナスでどど負け。

ドラゴンマスターは4人でもあまりプレイ感変わりませんが、ペナルティ条件に絡むプリンスとウィザードの下位のカードが増える分、駆け引きが熱くなっていて、やはり3人より良いように思います。最初の親なのに早々にパワープレイに成功されて権利を喪失、その後シークレットパワープレイを2回ほど成功させましたが、結局トントンくらいでした。

最後は火星レイルズ。軌道エレベータが倒れたりとイベント派手だと思います。序盤の災害で出遅れ。

ML.K 2月例会

札幌市北区民センターでML.Kの2月例会がありました。初参加の方1名を含め参加者6人。
Forbidden Island (Gamewright)・Geschenkt (Amigo)・Corpe Astra (Reiver Games)・Ad Astra(Nexus)をプレイしました。

まずは禁断の島。3人エリートで敗北、4人ノーマルで勝利。4人ノーマルの方もあと水位一段階で沈没だったので、けっこうギリギリでした。
時間調整のためにゲシェンク5人。勝ったり負けたり。

聞いたことないメーカーの謎のゲーム、カルペアストラを4人。銀河帝国内の6つのギルドの1つを担当し、各ギルドの支持を集めたり、他プレイヤーの支持を奪ったりします。コマ(自派閥の工作員)の配置制限や任務の達成条件が厳しくパズル的要素が強いのですが、各プレイヤーの勝利得点が丸わかりなので、難しい経営をしながらうまくプレイヤー間のバランスを取ることが要求されます。ルールの記述はかなりあいまいですが、異様に収入が乏しかったのでもしかしたらルール間違えてたのかもしれません。2位。

1人増えてアドアストラ。勝つためには自分が最大得点できるチャンスにマメに勝利得点カードをプレイする必要があるのですが、勝利得点カードをプレイした分手数が減るので、なかなかそういう機会が作れないというシビアなゲームです。ランダム要素が薄いので後から逆転するのもかなり大変です。
最初に見付けた惑星がエネルギーを産出してくれたおかげで、手早く多数の星系に手をつけることができ、序盤からマメに得点を重ねて圧勝。

終了後は移動して裏例会。参加者3人。
20th Century (CGE)・7 Wonders (Repos)をプレイしました。

まずはチェコゲームズの20世紀。競りで土地タイルを購入し、お金や得点を生産します。土地タイルを買うともれなくゴミがついてきて、リサイクル施設で処理しない限りゲーム終了時にマイナス点になります。テーマ的にはMüll+Money(利益廃液/HiG)に近いのですが、リサイクル能力のないタイルに置かれたゴミは基本的に処理不能でいつまでも残り続けるので、ちょっと爽快感に欠けるところがあります。
ゴミ垂れ流しで得点に集中してみましたが、環境悪化の罰符の分で2位。主に鉄道の技術カードについている環境改善アイコンの効果が後々高得点になるようです。

7不思議は軍事に集中投資してみましたが2ラウンドめで予定外の引き分け、技術も1枚しか買えず結局2位。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Merchants & Marauders (Z-man)・Dragonmaster (Milton Bradley)・える★あらめいん(アークライト)をプレイしました。

まずは海賊と商人。実際のところどっちの訳が正確なのか分かりませんが、HJ訳は見ないでにBGGに上がってる訳でプレイ。
各プレイヤー1人と1隻の海賊を担当してカリブ海を舞台に名声を稼ぐゲームです。Blackbeard (AH/GMT)によく似ていますが、こちらの特徴はゲームタイトルがよく表しているように、海賊らしい悪事には一切手を染めず、まっとな商人として生涯を終えることができる点にあります。実際、海賊稼業は当たればデカいのですが、商船襲撃の不確実性・軍艦に追われる危険・入れる港が減っていく問題と様々なリスクがあるのに対し、公正な商人のルールはごく普通のピック&デリバリーで、低リスクで名声を稼ぐことができます。一応NPC海賊やプレイヤー間戦闘のルールもあるのですが、大型商船は積載量だけでなく攻撃力も耐久力もトップクラスなので、相手がよほど優秀な海賊でない限り難なく返り討ちにできます。ゲームのアイディアは優れているのですが、もう少し船の性能を調整した方がよさそうに見えました。
噂の収集と調査に長けた海賊で商売や襲撃のついでに各地で追加の名声を稼ぐことができ、終盤1歩先んじることができて勝ち。

ドラゴンマスターはかなり古いトリックテイキングゲーム。基本的に親が5種類の中から選んだお題に沿ったペナルティカードを取らないようにするトリックテイクなのですが、1枚だけ入っている強力なワイルドカードが配られたプレイヤーは、パワープレイを宣言して、これをペナルティカードを全部獲得する逆のゲームに変えることができます。成功すると大量得点、失敗すると大量失点です。
自分で宣言したパワープレイは失敗し、自分が親のときはパワープレイに成功されて惨敗でした。

ばるば★ろっさの続編はアフリカ戦線。絵がウリなのに、ほとんどのカードが砂漠仕様の野戦服着た似たようなねーちゃんなのはどうかと思います。新ルールの英軍反攻ルールに関する数値や記述がカードに全然ないのもおかしいです。
ドミニオンのお金に相当する補給部隊がほとんど買えないカードセットになっていて、アクションでお金を捻り出すテクニカルなプレイングが要求されるようになったのは特徴的でよいと思います。補給の厳しいアフリカ戦線を再現しているのでしょう。実際のプレイ時間は前作とあまり変わってなかったですが、体感的には少し短かくなったように感じました。頑張ってトブルク落としましたが、2都市しか落とせず最下位。あんなトコは迂回するのが正解です。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Gloria Mundi (RGG)・Stich-Meister (Amigo)・Poseidon (Lookout)・Tikal II (GameWorks)をプレイしました。

まずはグロリアムンディ。何年か前に一度プレイしたような気がします。建物の登場順が完全ランダムなので意外と運ゲー度の高いゲームでした。

トリックマイスターですが、マイナス場になりやすいのでトリック取らないようにするトリックテイクになることが多いようです。そういうゲームも多いですが。

ポセイドンはラリッサとメガロポリスの2社経営。ゲームを通じてラリッサで株価トップを維持、塩漬け会社メガロポリスから消えない数字列車をたくさん横流しして収入も確保という作戦でしたが2位。ラリッサの株価高くしすぎて株数確保できてませんでした。

ティカル2は1を大昔プレイしたことがあるようなないような。雰囲気は似ているそうですが、システムは全然違うそうです。多種多様なアクションから様々な方法で得点を積み重ねていくタイプのゲーム。カードと隠し部屋とキャンプに置いた鍵が強いようなので、一度プレイして早い者勝ちなアクションタイルの善し悪しを見分けられるようになってからの再プレイがよいと思います。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
7 Wonders (Repos)・The Republic of Rome (Valley Games)・Fab Fib (Kidultgame)・Lupusburg (daVinci Games)・Safranito (Zoch)をプレイしました。

まずは同人ゲームのテストプレイから。以前テストしたハロウィンテーマのゲームの新バージョンですが、システムががらっと変わってかなり遊べるものに仕上がってました。

7不思議は5人プレイだとほとんどのカードが一期一会で作戦も何もあったものではありませんが、カードの組み合わせで得点が大きく変動する緑カードの重要度が高くなるのかな、という感じを受けました。

共和制ローマは初期共和制シナリオを。5人だとほとんどの投票で最後の投票者がキャスティングボードを握ることになるので、俄然選挙ゲームらしくなります。ただ、初期共和制ではポエニ戦争の処理が最大の難問としてローマに襲いかかるので、あまり陰謀を巡らせる余裕はありません。ポエニ戦争とマケドニア戦争の両立はとても可能な話ではなくローマは滅亡しました。

ファブフィブはカウントアップ系のバーストゲームっぽいブラフゲーム。正直に申告するときはノータイムで宣言できるので、テンパってくるとついついルール上言えないコールが口から溢れてしまい、簡単に見破られてしまいます。正直者には全くもって向きません。

ルプスブルグは人狼を少人数向けカードゲームに再設計したゲーム。人狼からの最大の変更点は、各プレイヤーにキャラクターが2人ずつ配られ、2人とも死んだら脱落というところです。村人が勝ったときは別途得点を計算して勝敗判定をするので、脱落していても勝てるチャンスがあります。
狼男(絵は見るからに狼オカマですが)担当だったのですが、ほとんど情報がない最初の民衆裁判でいきなり狼が処刑されてしまいました。これで逆に村人のマークから外れてしまったらしく、残ったもう一方で最後の3家族までなんとか生き延びることができましたが、さすがに最後まで騙しきることはできませんでした。

1人減って最後はサフラニート。スパイスを競りで買って特定の組み合わせを作るのが目的ですが、競りの方法が競り値の書いてあるチップをおはじきのように弾いて、当たったところのスパイスを順にその価格で買うという豪快なシステム。全力で高額ビッドをしても全然希望と違うスパイスが買えてしまうという怪作です。
全員2つずつレシピを完成させ勝利まであと1枚というところで、完全に外れていたチップがたまたま他のプレイヤーに弾き飛ばされてまさに必要だったスパイスの枠に飛び込んで勝っちゃいました。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Conflict of Heroes (Academy Games)をプレイしました。

コンフリクトオブヒーローズはポーランド拡張、今回はシナリオ13、ドイツ軍とポーランド軍の騎兵同士の戦いです。
騎兵は輸送ユニットのルールを流用して馬に乗ったり降りたりできます。騎乗中は射撃できない代わりに移動と近接戦闘にボーナスがつきます。
シナリオは損害を受けて撤退中のドイツ軍歩兵分隊を追撃するポーランド騎兵に対して、ドイツ軍も騎兵で迎撃するという構図。わずか3ラウンドの短期決戦ですが、騎兵同士で近接戦闘主体のブラッディな戦いになるので、双方ともバタバタとユニットが倒れていきます。
ポーランド側を担当して勝利。ポーランド騎兵は優秀で数も多くドイツ軍がやや劣勢なようなので、ドイツ側はもう少し戦線を下げて時間稼ぎをした方がよかったようです。

後はひたすらモンハン。アルバトリオンまで出して3頭も狩りましたが装備作るには全然素材足りません。