K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Baubylon (Das Spiel)・Vegas (alea)・Caylus (Ystari)・Cartel (Gamut of Games)・Pergamemnon (Ironames)をプレイしました。
まずは古い謎ゲーのバビロンから。最初に積み木でバビロンの城壁みたいな感じのコースを作ります。よく分からないのでルールブックの例の通りに組み上げました。できあがったら後はダイスを振ってスゴロクをするだけ。段差を登り降りするのにも出目が必要だったり、最初に作ったコース次第ですがルートが何通りもあったり、他人を踏み台にするルールがあったりで、スゴロクとしては割と面白いです。コース次第で人数調整が効くのもよさそう。
次は大賞逃がして残念賞のベガス。各自8個のダイスを振って出目に対応した1~6番のカジノに送るエリアマジョリティ。はげたか方式で2人が同じ数ずつ置くとキャンセルしあって次点が繰り上がるという、ダイスゲームでは意外と見ないシステム。古き良きaleaブランドの感じは全くしませんが、サルでも分かる簡単なルールで戦略性も一応はあるけど、気合を込めてダイス振るのが一番重要という好ゲーム。勝ち。
ケイラスは王の恩寵で資源を伸ばす作戦で、金貯めて最後に大きな青建物で点取る皮算用です。作戦以前に安易に宿屋にコマ置いたのが敗着らしく、1コマ宿屋にバインドされたまま思ったほど活躍せず、肝心なところでワーカーの数が足りない罠。ルールによると残したままにしてもよいし回収してもいいらしいが、完全に失念していた。最終ラウンドに城の建築に行くのが遅く、結局マス数足らずで立てられなかった分も痛かった。2位。
これもずいぶん古いゲームのカルテルは、株を発行したり借金したりして資金調達しながら会社を買収しまくって総資産を増やすゲーム。購入対象の52社がボード上に格子状に並んでいて、隣りあった会社を持っていると収益にボーナスがあるので、手札から直接買ったり競りをしたりしてうまく繋げて効率を上げていきます。見た目よりずっとモダンなゲームでお金をヤリクリするのは楽しいのですが、序盤の数ドルの差がどんどん拡大再生産されるシステムなので実は最初の1~2ターンで勝敗決まっているという、いかにも昔のアメゲーでした。も少し初期状態を調整すればバランス良くなると思います。
最後はペルガメムノン。担当国は手札4枚が強いペルシャ。出てきた怪物が安かったのか皆さんものすごい勢いで怪物買い漁っていて、ペルシャで暴れる間もなくあっと言うまに終わりました。戦闘力重視でイマイチ点低めの怪物しか買っておらず大敗。