K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Die Tore der Welt (KOSMOS)・Ascending Empires (Z-man)・Poseidon (Lookout)をプレイしました。

まずは果てしなき世界。4つの時代が各6ラウンドあってラウンドごとにスタートプレイヤーが1人ずつズレていくシステムなので、3人プレイだと時代ごとにちょうど2周してプレイ順が変わらないのがちょっと微妙な感じ。
一気に塔を建てるべく資材を貯めていたら、シビレを切らした国王がイベントで塔を建ててしまい資材の使い道がなくなってしまいました。余り資材も得点にはなるのですが最下位。

聞いたとこないデザイナーですが話題作の銀河帝国の興隆。宇宙船で未知の惑星を探索して植民し、技術開発したり戦争したりするゲームです。テーマもシステムもオーソドックスなのに、宇宙船の移動がおはじきシステム。指で弾いた宇宙船はあらぬ方向へすっ飛んで行き、ボードの外に落ちた宇宙船は深宇宙の闇に飲み込まれて消滅します。
移動が独特のシステムで盛り上がるのに対して、生産や開発などの地味な作業は1手番1アクションでテンポよくすぐ次の順番が回ってくるのでストレスフリーな好ゲームでした。
4分野ある技術にちょっと有利不利があるようなので、使い勝手のよい技術を最優先で上げるのが能力や得点の面で重要なようです。茶色技術の陸軍の徴兵能力は宇宙戦争にはあまり役に立ちませんでした。またもや最下位。

最後はポセイドン。プライベート買った段階で初期資金が多めに残ったので、今回は株価は極端に高くせず株数も重視する戦術で。いい感じに株価トップを維持しつつ株数も人並みに確保。最初の会社はラリッサでしたが、盤上方からは高収入のE海域に進入しずらいので5列車2両ではやや終盤の収益に難ありといった感じでした。時間切れ終了。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Age of Steam (Eagle/アークライト)・Troyes (Pearl Games/Z-man)をプレイしました。

蒸気の時代はアークライトの完全日本語版。英語版3版と同じでマップはシカゴ周辺のもの、おまけで1~2人用の薄っぺらい小マップ拡張がついてきます。
マップは少し凝ったグラフィックデザインになり、色合いが少し明るくなっていて好感が持てます。線路保有者マーカーが木のマーカーからプラスチックの列車コマになったのは好き嫌いあるかもしれません。紙幣がつき、ワレス語のルールも日本語になって少しは読みやすくなったのは良いと思います。
いつものシカゴマップは五大湖のせいで東西に行き来しにくいマップなのですが、今回は商品の補充のタイミングで東西の明暗が分かれた感じでした。3位。

トロワはBGGのボーナスカードを開封してみましたが、何とカードだけでルール入ってません。というわけで基本セットのカードだけでプレイ。時代1白のMonk (白ダイス1個を黄色ダイス3個に変換)と時代3黄色のSculptor (黄色ダイスの出目3ごとに1VP)の組み合わせが強力でした。1点差1位。

ML.K 6月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者6人。
Gloria Picktoria (Zoch)・Skull & Roses (Lui-même)・RftG (RGG)・Pandemic (Z-man)をプレイしました。

最初は栄光のピクトリア、5人。Reibach & Co.(ぼろ儲けカンパニー)の再版ですが、ルールが一つ追加になっていて、手番順にぐるぐる回る狐マーカーの置かれた山が完全に集計の対象外になってしまいます。旧版と比べると、決算の近いタイミングでの駆け引きがシビアになっています。
システムは良くなったのですが、ゲームのテーマ的には、マフィアのシノギの争いがよく雰囲気に合っていたのに、ニワトリが何だか良く分からないモノを集めるゲームに変わってしまってちょっと残念です。1位。

続いて髑髏と薔薇。各自薔薇3枚髑髏1枚の手札から順番に1枚ずつ供出し、ある程度貯まったら髑髏に当たらずに薔薇を何枚か開けられるかをビッドするというブラフゲーム。シンプルながらエキサイティングなゲームですが、ルールはちょっとザルいです。優先的に自分のを開けなければならないという縛りがあるのですが、自分のを全部公開するのか、1枚だけ公開すればいいのか明確に書いてません。allの一語を入れるだけでいいのに。
ハズしたときの罰則で手札がランダムに抜かれるのですが、いきなり髑髏を失うとかなり戦略の自由度が減り、逆に最後の1枚に髑髏が残るとそこで絶対勝てなくなるのも微妙です。

1人入れ替わってRftGは全部入り。やはり威信トップボーナスが少し強すぎるような。どうしても威信ゲーになってしまいます。
パンデミックは拡張入り、猛毒株で2戦、変異種で1戦してすべて人類滅亡。

終了後は移動して裏例会。参加者2人。Target Earth (Gen-X Games)をプレイしました。

スペインのGen-Xのターゲットアースは宇宙人の侵略から地球を守る協力ゲームです。
開始時点で多くの中小国は宇宙人の占領下にあるか同盟軍に参加しているかの半々で、残りの大国は軒並中立を決め込んでいるという、お前らもっと危機意識持てよという状況で、プレイヤーは同盟軍参加国から貰った予算でそれぞれ同盟軍の1軍を編成して、宇宙人と戦います。。
予算でまずは基地を建設し、その基地に収容できる範囲でしか陸空軍を編成できないなど、ルール量はかなり多いですが、基本的なシステムは簡単なので一通り覚えればあまり悩むところはありません。
外交交渉で味方国を増やせるのですが、大国ほど尻が重いので後回しにする予定だったアメリカが宇宙人の初回の攻撃であっさりと降伏。その後もギリギリ耐える進行が続きましたが、アメリカのVPの分でサドンデス敗北。バランスはかなり異星人に振ってあるようです。味方国を守るのが精一杯で、被占領国の奪還は夢のまた夢といった感じでした。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。
もっぱらモンハンでしたが、Campaign Manager 2008 (Z-man)をプレイしました。

キャンペーンマネージャーはオバマ対マケインの2008年の大統領選挙が題材のカードゲームです。実はデッキ構築ゲー、セットアップ時に45枚の自陣営のカードから15枚を選んでデッキを作るのですが、今回は☆印の推奨カードを使用しました。
カードを1枚引くか使うかのどちらかの手番を交互に行ない、場に出ている州を獲得するごとに票が積まれていって、総獲得票数が過半数に達した方のプレイヤーの勝利です。州ごとに票数も初期支持状態も違うので、手札の内容とタイミングで戦い方を考える必要があります。
手札の中にはメディアキャンペーンという強力な常時発動型のカードがあるのですが、これは後出し優先でどちらか一方のカードだけが有効という仕組みになっていて、優勢劣勢の選挙戦の流れをうまく演出しています。
オバマ陣営を担当。最初からオバマ157票マケイン155票でオバマが2票だけゲタ履いた状態から開始します。いきなりマケインに最大票数のフロリダを取られてしまいました。お互いに抜きつ抜かれつして最後のノースカロライナの15票で決まるという展開になり、経済問題でNCを制して勝つことができました。
1960と比べるとかなりシンプルなゲームですが、大統領選挙の雰囲気のよく出た良作だと思います。

ML.K 5月例会

札幌市北区民センターでML.Kの5月例会がありました。参加者6名。
Dominion (RGG)・Glen More (alea)・Dominant Species (GMT)をプレイしました。

ドミニオンはインストがてら基本セットのカードだけでプレイ。2戦1勝。
4人でグレンモア。序盤の石と木が重要らしいのですが、木1枚しか取れず。牛と肉屋ではちょっと力不足でした。得点固定の酒場がやはり強そうでした。

GMTの優先種は氷河期を前にした地球で哺乳類・爬虫類・鳥類・両生類・蜘蛛・昆虫が生存競争をするというゲーム。
システムは割と普通のワーカープレースメント+エリアマジョリティです。かなり緻密で手ごたえのあるゲームなのですが、得点計算時により環境適応度の高い種族のプレイヤーに与えられるドミナンスカードが非常に強力で、どれもゲームを引っくり返すレベルの影響を持っています。この辺のバランス感覚がいかにもGMTらしいゲームです。
6人プレイで鳥類を担当。種族ごとに一つだけ固有の特殊能力があるのですが、他はどれも常時発動型の能力なのに対して、鳥類の2マス移動の能力だけは移動アクションを選択しないと効果がありません。6人プレイでは1ラウンド3アクションしかなく、なかなか移動まで手が回らないので、アクション数の多い少人数プレイ向きの能力のような気がします。
ゲームは序盤から主食の木の実が潤沢に供給された鳥類が順調に得点を先行させましたが、中盤にかけて生存地域がどんどんツンドラ化(別に一位のあんたを邪魔してるわけじゃないんだから勘違いしないでよねっ)して苦しくなってきました。ちなみに一度凍ったタイルは融けけないのでデレ期は来ません。水に高度に適応した両生類が北西部に大水源地帯を作って繁栄する一方、多産の能力を持つ昆虫が東の砂漠地帯からツンドラを越えてものすごい勢いで勢力圏を広げそうといったところで会場の時間制限で終了となりました。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者3人。
Alien Frontiers (Clever Mojo Games)・Jump Gate (Matt Worden Games)・Pirates 2ed (Ku??nia Gier)をプレイしました。

エイリアンフロンティアは聞いたことない謎のメーカーの話題作。惑星開発がテーマのSFゲームですが、ダイスゲーム+ワーカープレースメントという、これまた最近話題のTroyesに似たシステムです。サクサクとテンポ良く進む好ゲームで、これは人気が出るのも当然と分かります。勝ち。

同じく聞いたことないメーカーのジャンプゲートは、2011年ゲームズ誌大賞なるこれまた聞いたことない賞の受賞作。しかも箱に燦然と輝く第2版の表記。カードの裏のデザインでもしつこいくらい2版と主張しています。アートワークにはかなり力が入ってるに、カードのサイズが微妙に揃ってないという品質管理も驚愕ものです。宇宙船でワープしながら星々を巡り採掘した資源の組み合わせて得点を競うという内容のカードゲームです。独特のシステムでプレイ時間も短い良作でした。勝ち。

パイレーツ2版も知らないメーカーですが、どうやらポーランド産らしいです。初版がどんななのかBGGにすら情報がない謎ゲームですが、商売したり商船襲ったり軍艦に追われたり海賊同士で戦ったりする極めて普通の海賊ゲーム。かなり頻繁に戦闘が起こり、リスクに応じた報酬が設定されていて適度なバランスで楽しめるという、海賊ゲームの中ではなかなかバランス良くデザインされている好ゲームでした。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Mansions of Madness (FFG)・Nefertiti (Matagot)・Troyes (Pearl Games/Z-man)をプレイしました。

狂気の館はアーカムホラーの独立型拡張ですが、イラストを流用しているだけでシステムの共通点はありません。キーパー1名と残りの探索者に分かれて対決する協力型ゲーム。舞台は一軒の洋館、ここを訪れた探索者が館を調査し、主であるキーパーの企むクトゥルフ神話的な陰謀を阻止するのが目的です。
大量のカードとトークンからなるコンポーネントは豪華の一言。圧巻なのは神話怪物フィギュア。大量の怪物が全部プラスチック駒になっています。さすがに彩色まではされていませんが。
最初のシナリオ「リンチ一家の没落」をプレイしました。訳なしなので持ち主の僕がキーパーです。全訳しないと探索者側では遊べなさそうな雰囲気です。シナリオの指示通りボードを組み立てて館を作り、探索者を玄関に配置します。キーパーはいくつかある選択肢から今回の事件の真相を選び、各部屋に手がかりやアイテムなどを配置します。後は各プレイヤー1回ずつ手番を行なうラウンドを繰り返して、時間内に事件を解決すれば探索者の勝利、間に合わなければキーパーの勝利です。
今回は順調に館の探索が進み中盤には事件の真相が明らかになって、あとは館の主人のウォルター・リンチを倒すだけとなりました。狂人ウォルターは最終ラウンドまで粘りましたが、ハーベイ・ウォルターズの萎縮の呪文でトドメを刺され、探索者の勝利に終わりました。
アーカムホラーと比べると、かなりTRPGのクトゥルフの呼び声に近いゲームです。シナリオ1では狂人とゾンビしか登場しないので、他のシナリオもプレイしないとせっかくの怪物フィギュアの出番がありません。

ネフェルティティは独特のシステムを持ったワーカープレースメントの競りゲー。拡張込みでプレイしました。
イマイチ評判高くないそうですが、なかなか面白いと思います。定期収入がないので、一度お金を使いはたしたり、誰かが大金握り込んだりすると展開がシブくなるというのはたしかにそうかもしれません。大差2位。

最後はトロワ。配られたキャラクターカードはアンリ1世、イベントカードの解決数が得点条件です。活動カード修道士で白ダイスを2倍の赤ダイスに変換し、それを外交官で消費してイベントカードを解決するというサイクルがうまく回って次々とイベントを処理できました。ダイス運の良し悪しはプレイングでかなりカバーできるダイスゲームなのですが、イベントの被害まではなかなかリカバリーできなさそうな感じです。運よくイベントの悪影響はほとんど受けずに済んで1位。

Phage合宿 2日め

2日め、まずはInvasion From Outer Space (FFP)。
Last Night On Earthの続編でシステムは共通ですが、今度はサーカス一座のテントに火星人が襲ってきます。6人なので火星人2人と人間4人に分かれて、シナリオは墜落した火星人のUFOから逃げ出した凶悪なモンスターを倒さなきゃというヤツを選択。
わらわらと群がるしかできなかったゾンビと違って、火星人は光線銃で遠距離射撃したり新兵器を技術開発したりとできることが増えた分、火星人担当プレイヤーもぐっと楽しめるようになりました。人間側もキャラクターの特殊能力が常時発動型1つと使用回数制限のあるより強力な能力1つというデザインになって、戦略性が増しています。これは期待以上のできでした。

続いてDavid&Goliath (Pegasus Spiele)。
5スートで各1~18と枚数はかなりありますが、マストフォロー切り札なしの普通のトリックテイクです。カードの獲得に少し工夫があり、各トリックで最下位カードを出したプレイヤーが最上位カード1枚を獲得し、残りはすべて勝者が取ります。スコアは1枚1点ですが各スート2枚以下ならカードの数字がそのまま得点になるので、弱いカードをうまく使って獲得枚数を絞ればダビデよろしく柔よく剛を制することができます。人数多い方が枚数差が出やすいので展開が派手になるようです。古いゲームですが常に難しいところのあるすばらしいトリックテイクです。

この日は昼夕兼用の焼肉。炭火の本格派です。GWだというのに外は全然雪積ったままでまだ少し寒かったです。

4人でMegaCorps (Z-man)。
中国を本拠とするLenogoを担当、序盤に軍需産業に投資し、中国の強力な軍事力と合わせてどうしてやろうかと思ってたらクーデター起きて追い出されてしまいました。方針転換して他社が1社で3~4箇所置いている産業に、独占はいかんですねと言いつつ1箇所ずつ差し込む小判鮫戦法に。そこそこ行けてるかなと思ったのですがやはりそんな簡単な話はありませんでした。

5人でGalactic Emperor (CrossCut Games)。
ヘクスタイルを組み合わせて作った宇宙でプエルトリコのように役職を選びながら戦争します。トワイライトインペリウム3版を簡略化したようなゲームです。各プレイヤーの初期状態はほとんど同じなのですが、多数ある技術カードがそれぞれ先着1名のみなので、ここで各陣営の特色がついてくるようになっています。ところが、ゲーム中盤には売れ残りの技術カードが全部ゲームから除去されてしまうので、のんびりしてると何も買えずに終わってしまいます。ここから終盤にかけて終了圧力がどんどん高まるデザインになっていて、時間の限られたプレイ環境向けにチューンされていることがよく分かります。一度プレイして匙加減が分かればより楽しくプレイできそうな雰囲気です。

最後はハイスクール・エレクション(Roll)。
近所では運ゲーすぎるとイマイチ評価高くなく、僕も持ってはいるのですが立てる機会がなくて今回が初プレイ。1手番2アクションというシステムが柔軟なプレイを可能にしていて、意外とゲーム性の高い良作です。

2日めも重いのから軽いのまで堪能できました。

Phage合宿 1日め

Phageの合宿に参加しました。参加者6人。
場所は第1回と同じ蘭越の「風みどり」でした。
前回もそうでしたが、ここはちょっと部屋の照明が暗いです。原因は電灯色の蛍光灯ということで、倶知安のホーマックまで買い出しに。白色光の電球型蛍光灯に交換すると見違えるように明るくなりました。

最大の問題が解決したので、早速King of Tokyo (IELLO)をプレイ。怪獣同士の戦いをテーマにしたダイスゲームです。先着順で東京に進出したり撤退したりしながら、東京進出中の怪獣VS未進出の怪獣全員という構図で殴り合って覇権を競います。大量にある怪獣らしい特殊能力カードがゲームの雰囲気を盛り上げてますが、1回のプレイではごく一部しか登場しないのが今風でしょうか。相手にダメージを与えるのか、勝利得点を伸ばすのか、体力を回復するのか、それとも特殊能力に開眼するのかと、行動の選択肢が多く戦略性の高さが光るなか、結局はダイス運に翻弄されるという素敵なゲームです。2戦1勝。

夕食はフランス料理フルコース。グラタン・スープ・海老・肉・デザートとどれも美味しかったです。

夕食後は風呂入ったりゲームしたり。4人でTroyes (Pearl Games/Z-man)をプレイしました。
去年のエッセン第2位の人気作。フランスはトロワ市を舞台に、ダイスゲームとワーカープレースメントの組み合わせで大聖堂を建設します。ラウンドの頭にゴロゴロっとダイスを振って、これを消費して様々なアクションを行うというところまでは普通ですが、所定の費用を払えば他人のダイスも自由に使えるというところが新基軸。自分のダイスならタダなので、いい目振った方が有利なのは違いないのですが、他人の良い目のダイスを先に使ってしまうのも戦略として重要になってきます。カード差し替えで展開が毎回異なるところなど基本も押さえてあって、まさに最新のゲーマーズゲームを代表するかのような傑作です。

全員揃ってヒットマンガSF編(TANSANFABRIK)。
読み札も取り札もマンガの1コマしか書いてないカルタ。読み手が即興で勝手に話作って取ってもらいます。まさにAnimeの国のワードゲームです。

最後はキャットアンドチョコレート・ビジネス編(Qvinta Essentia)。
お題カードにある理不尽なビジネス上のトラブルを手札のしょーもないアイテムで華麗に解決する方法を考えて、全員にアリ/ナシを裁定してもらうというゲーム。カードの組み合わせ次第で難易度は千変万化しますが、大抵はどう見ても解決できそうにない状況にしかなりません。何とかなってもならなくても笑えるゲームです。

初日からすごい盛りだくさんだったと思います。

ML.K 4月例会

札幌市東区民センターでML.Kの4月例会がありました。参加者は初参加の1名を含む7人でした。
Dominion (RGG)・7 Wonders (Repos)・De Vulgari Eloquentia (Z-man)・Inca Empire (Z-man)をプレイしました。

4人でドミニオンは全部入り。ここによると全部入りランダムで錬金術を入れるときはランダマイザーの8枚めが錬金術のときは残り2枚も錬金術にするといいそうです。そうしてみましたが、今回は錬金術は登場せず、と思ったら闇市場が入ったので結局ポーションを使用、しかも詐欺師がいて4コストカードは使い道のないポーションに変換されてしまうという微妙なセット。序盤から詐欺師が飛び交いましたが、繁栄のプラチナ・植民地と策士の相性が良く、最後は基本に忠実なパワーゲームに。1戦1敗。

7人になったので7不思議。技術3種を2セット完成させましたが、軍事放置で全敗して-6VPの分で大敗。

ここから2卓に分けてT口さん持ち込みのZ-man卓。3人。
まずは俗語論。イタリア半島を歩き回って辞書を作ります。システムはオーソドックスなアクションポイント制のリソースエクスチェンジ。
ルールはちょっとザルい感じで、ボードに一目で分かる間違いがあるとか移動のルールが分かりにくいとか、いつものZ-manクオリティの低い方といった感じ。ゲーム自体はなかなか頭使う面白い作品です。プレイ中は大差ついてるような気がしてなりませんでしたが、最後に蓋を開けてみたら絶妙な僅差でした。

続いてインカ帝国。首都のクスコから道路のネットワークを延ばしつつ街や砦を建てて得点を獲得するゲーム。
3~4人用ですが、3人プレイでバランスが取れているようにはちょっと見えません。特にマップが異様に細長く雪隠詰めになりがちなのがよくないです。これがインカ帝国の版図なんですと言われると文句のつけようがないのですが。道路さえ引き込めば他人の建物からも得点できるというシステム的にも4人必須だと思います。
コンポーネントは文盲仕様ですが、全く逆の効果のカードがよく似たアイコンで表されていてちょっと親切ではありません。これもちょっと褒められない出来です。

他の卓ではサンダーストーン、アグリコラが展開されていました。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Monuments (Abacus)・Intrigo (Hazgaard Editions)・Fresh Fish (Plenary Games)・Ghost Stories (Repos)・Filipino Fruit Market (Bambus)をプレイしました。

一年くらい前の頒布会に入っていたらしいモニュメント。カードプレイで世界各地の名跡を作ります。オープンの場札か山札から手札を補充して、基本的には同じカードをまとめて早くたくさん出すほど高得点という、システム的には乗車券の近縁といった感じ。2位。

イントリーゴはカードドラフト+バッティングゲーム。手札が4枚しかないので、互いに注意深くお仕事するとほとんど封殺できてしまうところを特殊カードを買ってうまく紛れさせるというゲームのよう。

フリードマン・フリーゼのフレッシュフィッシュは陣取りとタイル引きと競りの都市建設ゲーム。所持金15を補充なしで使い切りの競りなので間違えると取り返しがつかず、この手のゲームによくある行き当たりばったりな都市計画で進行するのですが、完成すると驚くほどきれいに設計された街ができあがります。さすがフリーゼ。

ゴーストストーリーは四方八方から襲ってくる悪霊を撃退して村を防衛する協力ゲーム。村が滅ぶ前に悪霊の山札の底の方にいるボスを倒せば勝ち。1戦めは襲ってくる悪霊どもをモグラ叩きしているうちにどんどん被害が重なって村壊滅。村の特殊効果を全然活用していなかったのが敗因と分析し、2戦めは強力な仏像をはじめとする村人の協力をフル活用してラスボスを倒しました。でもこれでやっと初級とのこと。

最後は昨日もプレイしたフルーツマーケットのバストス。低めの数字なのにたくさん引いてきてしまったスートをバストスにしたり切り札にしたりといったところの判断とか偶然の流れとかが勝敗を分けるようです。独特のシステムなのにトリックテイクらしいオーソドックスな展開になる不思議なゲームです。勝ち。