K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Circus Flohcati (AMIGO/NGO)・Libertalia (Asmodee)・Elfer raus! Das Brettspiel (Ravensburger)・Glück Auf (eggertspiele)・Polterfass (Zoch)・Alles Käse! (ABACUS)・KYOTO (メビウス)・Innovation (IELLO)をプレイしました。
まずはノミのサーカスの再版、NGOのなつのたからもの。時期的にちょっと外していますが、綺麗なカードがテーマとよくマッチングしています。10色揃えて勝ち。
リベルタリアは海賊ゲーム。全員同じ構成の手札を1枚ずつ同時出しして、カードの序列順に特殊能力使ったり戦利品を獲得したりしてたくさん稼いだ人の勝ち。システムはバッティングゲームですが、同じカードが同時に出てもちゃんと両方解決されます。とは言ってもやはりうまく裏をかいて自分だけ利益が出るよう立ち回る読みあいが重要です。1点差2位。
クニツィアのエルファーラウスは1~20までの7ならべ。見た目は地味ですが、配りきりじゃないので止められてるのか本当にないのか分からないとか、連続した数字を出せたら不要なカードを下家に渡せるとか、ボードゲーム的に工夫された特殊なルールが盛り込まれていて相応にテクニカルです。勝ち。
エッセンの話題作の炭鉱賛歌。ワーカープレースメントなのに最初からワーカーが15個もありますが、すでに他人に占領されたアクションでも今いる個数+1人のワーカーを置けば後入りできるというシステムです。人気マスに殺到するとあっという間に手番が終わってしまうので、4色(なぜ?)の石炭と4種類の輸送手段の組み合わせを活用して他人と違う戦略で不人気マスを効率良く回るのが良いと思います。3ラウンドしかない短時間ゲームながら、手堅くまとめた良作。勝ち。
ポルターファスは店主役の1人がダイスカップの中で酒樽を振るので、合計何杯あるか予想しながら自分の注文数を秘密入札するゲーム。バーストするかどうかでゲームが大きく動くシステムなのですが、1人あたり入札数に上限があるので少人数プレイではイマイチ機能していない感じです。
チーズがいっぱいはネズミになってカードを引くとチーズかネズミ取りが出てくる坊主めくり。1~6の数字のカードがランダムに並び、小さい数字はローリスクローリターンで大きい数字はハイリスクハイリターンになっています。一応事前にある程度偵察できるのですが、カードを取るにはダイス振ってその数字を出さなければなりません。シンプルですが運と戦術とカウンティングでいかようにも転ぶ好ゲーム。1個もチーズ取れず負け。
メビウスゲームズ20周年記念の京都。池・砂利・苔・紅葉が描かれたタイルを並べて要素が連鎖すると得点になる、ワーカーを置かないカルカソンヌといった感じのゲーム。カルカソンヌほど殺伐としてはいませんが、これも自分の要素を広くしつつ他人の要素をうまく封殺したり適度に相乗りしたりします。個々のタイルはかなり綺麗なのですが、完成した盤面がとても日本庭園には見えないのが欠点でしょうか。勝ち。
最後はイノベーション。私だけプレイ経験者なのに鳴かず飛ばずの展開。得点できる技術、できれは他人から得点を奪える技術をうまく引いて来ないとだいたいこんな感じだとは思いますが。終盤どうにも勝ち目がないので10レベル技術の核分裂のスイッチを押してみました。命中率20%ですが、得点化されたものを含めて山札以外のすべての技術カードをゲームから除去するという恐ろしい技術です。山札にはたいてい取り残しの1レベルカードとかが何枚か残っているので、要はもう一度石器時代からやり直しましょうということらしいです。場を荒らしただけで結局は負けました(最悪だ)。