K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Concordia (PD)・Ground Floor (Tasty Minstrel Games)をプレイしました。

コンコルディアは4人なので4~5人用のローマ帝国全土マップを使用。シンプルに陸を海が囲んでいるイタリアマップと比べて、海と陸が複雑に絡みあっていて海陸の配分が悩ましい感じです。人数増えたほどには都市数増えてないような気もします。序盤に布都市を複数持たれさえしなければ、各産物のバランスはそんなには悪くなさそうです。商人アクションでは一度に2種類しか売買できないので、安価ですが用途の多い煉瓦と食料のうち少なくともどちらかは自給できるようにするとよいかもしれません。1点差2位。

グランドフロアはワーカープレースメントで会社経営するゲーム。使い放題で即時発動ですが効率の悪い個人ボードのアクションと、早い者勝ちで強力な代わりに全員置いてから一括で解決する共通ボードのアクションをうまく使い分け、最初は平屋で社長一人の会社を人を雇ったり増築したりして大きくします。
社屋にいろいろ特殊能力が付いている他は、扱う資源は資金・情報・商品の3種類しかないなど大胆に抽象化されています。設定上、各プレイヤーの会社は出版社だとか流通だとかいろいろな業種なのですが、ゲーム的な効果は微妙な初期配置の差だけで、どれも社員を働かせるだけで無から生成されてしまう無名の商品キューブを扱うため、何だか良く分からない商品を何だか良く分からない市場に売る何だか良く分からない会社経営です。といったあたりは現場にタッチしない経営者の立場をうまく表現している感じなのですが、勝敗はいかに立派な自社ビルを建てたかだけで決まるという、と唐突に下世話な設定になります。これもデザイナーの意図でしょうか。
1点差1位。

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