K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Hexenkompott (Haba)・Big City (Goldsieber)・Der Pate (Kosmos)・Poseidon (Lookout)・Stich-Meister (Amigo)をプレイしました。

まずは軽くハバの魔女のスープ。魔女の大釜に(自分の釜には自分の色の、人の釜には間違った色の)キノコをこっそりと投入するゲーム。変な色のキノコ入れられたと思ったらダウトをかけて、当たり外れでボーナスやペナルティがあります。そこそこのゲーム性を持てそうなシステムなのですが、肝心の投入先釜の選択がダイスなため、自分の釜が振られないとかなり寂しい点が残念です。

少し古いゲームですがビッグシティはカードを引いて獲得した街区に色取り取りのプラスチックコマの建物を建てるゲーム。広い用地を確保してじっくりと巨大な高得点建築物を建てようとしても、公園や工場がドーンと置かれてしまうと計画が瓦解するので、都市開発の無計画っぷりに拍車がかかります。

コスモスの去年のエッセンの作品、ゴッドファーザーはボックスの渋いデザインが秀逸。コンポーネントの質もかなりよいです。ゲーム自体はダイスゲームで、ごろごろとダイス振って他所のファミリーのギャングをハドソン川に捨てて、空いたシマに自分のファミリーのギャングを送って金を稼ぐゲームです。

ポセイドンは18xx初プレイの人が2人。それでもインスト1時間、プレイ2時間で終わるあたり、よく設計されています。初回プレイからガンガン会社建ててガンガン列車買って、といったプレイはなかなかできないので、僕一人で手広く3社経営。自分で買った列車を自分で吹き飛ばしていてはダメなんですが、E列車まで出して収入的に余裕ができた分で僅差ですが1位。

最後にトリックマイスター。何回か遊んでますが、マイナス点場になったときにハマリ手札だとものすごいマイナス点を喰らってしまいがちなのが、プラスで大量得点するチャンスが薄いのでちょっと問題かもしれません。今回もうまくマイナスを避けて1位。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
舞星(カナイ製作所)・Glory to Rome (Cambridge)・Junta: Viva el Presidente! (Pegasus Spiele)・Stich-Meister (Amigo)・DON (Queen)・Grand Cru (Eggert)をプレイしました。

まずは舞星。カードプレイで舞妓さん鍛えたり客つけたりする手札使い切り系のカードゲーム。舞妓さんの能力値差とかカードの性能差が大きいので、ある程度人数多い方が安定しそうです。

次はグローリー・トゥ・ローマ。カードが6色あってアクションと建物の種類に対応しているのですが、手札5枚に対して少し色数多くて必要なときに必要な色が来ません。来たカードに応じて作戦立てるしかないのですが、も少しシステム絞った方がとも思います。

フンタ大統領万歳。元のフンタから議会と暗殺合戦を抜いてクーデターに絞ったカードゲームになりました。負けるとしばらく復旧できなかった前作と比べると、戦闘解決もスピーディーで雰囲気はよく残っていますが基本的に別ゲーム。特筆すべきは大統領マーカーを兼ねたサングラス。誰がかけても悪党面に見えるナイスアイテムです。

トリックマイスターはマイナス場はうまく避けてプラス場で大量得点できてトップ。

ドンはセレンゲティの元ゲーム。システムはほとんど一緒です。Queenのゲームだから箱デカいかと思いきや無茶苦茶小さい箱なのが驚き。こちらの方がカード見やすいと思います。

去年のワインゲーブームの一つ、グランクリュ。ブドウからワインを作って売る普通のデザインで、売却益による金の大小だけで勝負を決める直球勝負の作品です。すごいところは資本ゼロから借金だけで経営を始め、誰かが借金を完済したらゲーム終了というところ。どこをどう見てもワインゲーなのに、まるで蒸気の時代をプレイしているような錯覚に襲われます。
人より1借金多く開始、序盤から生産期間も価格も中堅で使い安い品種を独占でき、いち早く借金を完済して勝利。

ML.K 1月例会

札幌市北区民センターでML.Kの1月例会がありました。参加者4人。
Stich-Meister (Amigo)・7 Wonders (Repos)・Big Bang (同人)・Luna Llena: Full Moon (Gen-X)・Cosmic Encounter (FFG)をプレイしました。

人待ち3人トリックマイスターをインストがてら1ラウンドだけ。
続けて7不思議。人数吸収性のよいゲームですが、3人プレイだと全員が互いに接してるので、徒に人数多いよりゲーム性高いように思います。
4人になってビッグバンはアルデバランでしたが順番回ってくる前に幻朧魔皇拳の餌食に。

ルナレナはメカニスブルゴと同じスペインのメーカーの作品。とある森にハイキングに行った若者たちが狼男に襲われてさあ大変というゲーム。
人狼担当プレイヤー1人対残りの全員という形式で、人狼プレイヤーは行動ポイント方式で人間を襲撃し、人間側はカードマネジメント方式で森を探索して攫われた仲間を救出して脱出を目指します。
狼男の足跡を辿って巣窟を探す探索システムや、戦闘ルール、負傷による人狼の感染チェックなど盛りだくさんの要素が詰め込まれた好ゲームです。

コズミックエンカウンターはFFGの英語版。リーンカーネーター対マイザー対マゾヒスト対ヘイトでヘイトを担当。FFG版の新種族らしいヘイト族は毎ラウンド全員に手札かトークンを捨てさせるというそこそこ強力な能力でしたが、全滅したら勝利というマゾヒスト族の異様な能力の前には無力でした。

最後にトリックマイスターをもう1ラウンドプレイして終了しました。

終了後は移動して裏例会。Middle-Earth Quest (FFG/HJ)をプレイしました。3人。
ミドルアースクエストはホビージャパンの日本語版。定価よりかなり安く入手できたそうです。日本語なので遊びやすいかと思いきや、訳が見事なまでにホビージャパン訳で、かなりプレイに支障をきたすレベルでした。
サウロンプレイヤー1人対残り全員という構図で、中つ国を右往左往して陰謀を巡らしたりそれを阻止したりします。ヒーローの耐久力と戦闘力と移動力が全部ヒーローデッキという一要素に集約されている鮮やかなデザインなど、ルール量は多いのですがシステムデザインはかなり洗練されています(訳以外は)。
ヒーロー側の勝利条件カードの引きが良かったのと、サウロンの陰謀カードの出が悪かった分で、最終ターン直前までプレイしてほぼヒーロー側が勝ちそうでした。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Stich-Meister (Amigo)・Poseidon (Lookout)・Glory to Rome (Cambridge Games Factory)・Dominion (RGG)をプレイしました。

まずは軽くフリーゼのトリックマイスターから。基本的なシステムはごくごく普通でWikipediaのトリックテイキングゲームの項のルールとほとんど同じ、マストフォロー切り札なし1トリック1点というゲームなのですが、4枚のルールカードが登場し、プレイごとにまるで違ったトリックテイクが遊べるという逸品です。
なぜか僕だけマイナス点。

次はLookout/Z-manのポセイドン。18xxのシステムを流用しエーゲ海を舞台にしたギリシャ都市国家間の商業競争です。
会社(国)を建てて株券(商人)を買って列車(船)を買って収益を上げるゲームの流れは18xxと同じですが、海の上なので線路タイルはなく他社の駅がルートをブロックしません。最大の特徴は各社20個くらいずつあるトークンを好きなだけ株券として発行し、残りが駅トークンになるというシステムです。列車収入×発行株式数が総収入で、いくら株を発行しても一株あたり収入は変わらないため、好きなだけ株を発行して資金調達していいのですが、やりすぎると駅トークンが足りなくなるという塩梅です。
アテナとメガロポリスの2社経営でしたが最下位。初期トークン数の差が意外と効いてきます。

ちょっと前のゲームですが、評判のよいグローリー・トゥ・ローマ。ローマを舞台にカードプレイで建物を建てる箱庭系カードゲーム。1枚のカードが様々な役割をこなす独特のシステムで確かに面白いのですが、今回はフォーラム勝ちであっさり終わってしまい、勝利条件の設定としてちと微妙な感じがしました。普通に得点計算まで行くと違うのかもしれません。

最後にドミニオンは錬金術込みでランダム。4戦2勝。10種の組み合わせは一期一会ですが、もともと強い引き切り系の戦術が有利な場になりやすくなっているのかなという印象。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Wings of War (FFG)・1960: The Making of the President (Z-man)をプレイしました。

人待ち2人でモンハン。やっと天空の龍玉が出ました。

1人増えてウィングズオブウォーはWW2版の方。ゼロ戦 vs ワイルドキャット vs スピットファイアの三つ巴戦。ワイルドキャットを担当。シンプルなシステムので運の要素が大きい割には性能差が如実に出るところがあるのですが、順当に被射撃回数順に墜落してました。

1人観戦で大統領になる方法。ニクソン側。早々に東部に飛んで重点投資してニューヨークを始めとする大票田を赤く染めてみました。討論会を2勝1敗で勝ち越し、後半は南部と中西部の手薄な州を荒らしまくりました。実際は西部でカリフォルニアを失っていてNYも取り返されて大差負けしてたのですが、最後の投票でNYが再度引っくり返って僅差勝ち。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Conflict of Heroes (Academy)をプレイしました。

コンフリクトオブヒーローズはポーランド戦拡張のPrice of Honour。
まずはシナリオ1をプレイすることにしました。ポーランド侵攻作戦初日の9/1、ポーランド回廊に突入した第3装甲師団とポーランド第9歩兵師団の戦闘を扱っています。
中央に縦に走る鉄道の築堤を挟んで西から攻めるドイツ軍の装甲部隊(戦車は1号戦車と2号戦車しかありませんが)を、ポーランドの歩兵部隊が村まで撤退して迎撃するというシナリオです。ドイツ軍を担当しました。
最初のシナリオだから簡単かと思いきや、ドイツ軍は歩兵と戦車、ポーランド軍は歩兵と牽引砲の共同作戦で、輸送ユニットあり迫撃砲あり盤外砲撃あり航空支援ありという全部のルールのおさらいシナリオでした。
全5ラウンドですが、中盤くらい進めてドイツ軍がやっと真ん中の鉄道線を越えそうというところまでプレイし、勝利得点的にはほぼ均衡というところでした。

この後は1人増えてひたすらモンハン。天空の龍玉が出ません。

ML.K 裏例会

ML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
Agricola (Lookout)・Dominion (RGG)をプレイしました。

アグリコラは基本セット + Gamers’ Deck。職業も進歩も全部Gデッキのカードを使用しました。さすがに世界中のゲーマーが激しくテストプレイしただけあって、どのカードも独特の効果を持ちながら強すぎず弱すぎずと絶妙なバランス調整がされています。泥沼みたいなインフレでないところも好感が持てます。

ドミニオンは錬金術以外全部入り。さすがに全部入れて繁栄率が下がるとプラチナ貨と植民地もあまり出て来ないので、カードのバリエーションが増えた分をそのまま楽しめます。ところで木こりの時代はいつ来るんでしょうか。7戦2勝。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Q-Jet (Möbius)・El Grande (HiG)・Dangeonquest (FFG)・Pig10 (Zoch)・Wie ich die Welt sehe… (Abacus)・Ranking (HiG)・Mille Grazie (HiG)・ゴジラ対地球防衛軍(天下布武)・Aquire (AH)をプレイしました。

アベカエサルをプレイしたいというリクエストに応えてQ-Jet。正向きと逆向きで2戦してみました。何度やってもままならんすね。だがそれがいい。

続いてエルグランデをショートプレイルールで。そんなルールがあるとは知りませんでしたが、2ラウンドごとに決算して計6ラウンドで終わります。プレイ時間も2/3。手札がかなり余るのでうまくバッティングを躱しながら資源管理をする妙味は失われますが、それ以外は標準ゲームのプレイ感そのままです。僅差1位。

ダンジョンクエストは入るなり袋小路で超狭い迷宮でした。仕方ないので落ちてた金貨を拾って帰還。他の3人は順調に奥深くまで進んで行き、予想通りと言うか何と言うか誰も帰れず。単独生還で勝利でした。まだ誰も迷宮中央のドラゴンの宝物庫に到達できてませんw

ネットで話題沸騰のピッグ10。シンプルなバースト系ゲームです。10超えるとバーストなので一桁の足し算だけでいいのに、意外と持ち堪えられるナイスなゲームでした。

私の世界の見方。3年くらい前にValley Gamesから英語版が出ると聞いたような気がするのですがさっぱり出そうにありません。アップルトゥアップルに似ていて、特に親をやるのが楽しいゲームです。元の答カードがバラエティに富んでいてよくできているのですが、あえて一度はガンダムの世界の見方にしてみたいところです(2度はしなくていいと思います)。
答カードの引きがよかったのか、うまくウケを取ることができて勝ち。

ランキングも私の世界の見方などのワードゲームに似た感じのゲームです。共通のお題に対してシンボルで言いましょうのような感じのアイコンで答えるのですが、自分の選んだタイルを明かさないまま、何度かそれぞれのタイルがどのようにお題にふさわしいか理由を説明させられます。あまり説明が苦しいと自分の選んだタイルがバレる仕掛けです。この手のゲームに対して説明責任という一石を投じる新しいゲームになっています。
こちらも答タイルの引きがよくて、たまたまお題に対して言い訳しやすいのが来て勝てました。

ミレ・グラツィエは北イタリアの各地を巡るピック&デリバリー。手番プレイヤー以外は盗賊として各地の街道に潜んで妨害活動をするという常時全員参加型な所はありそうで無かったように思います。黙ってプロット用ホイールを見せればしゃべらなくても交渉できるので、ルールで推奨してるように盗賊側はもう少し相談してもよかったと思います。
最後機動を見破られて立て続けに襲われてしまいあと一歩で及ばず。

K藤氏宅の棚にいつも飾られていたゴジラ対地球防衛軍。ただ怪獣やら自衛隊やらをぶつけ合うだけですが、初代からビオランテあたりまで余さず収録されていてテーマ的にそれだけで文句なしです。

最後は締めにアクワイア。中途半端に手を出したアメリカンが副社長にもなれず無駄になったりと序盤苦しいところがありましたが、ルクソールやらタワーやらの合併を主導して唯一41軒オーバーになったフェスティバルの社長に収まることができて勝利。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Vinhos (What’s your Game?)をプレイしました。

2人で人待ちモンハン。今作はなんか集会所のモンスター体力ありすぎな気がしますが、2人がかりだとすいすい進んでHR3になりました。僕のライトボウガンがあまり火力出せてないという説もあります。

3人になったので、今年のエッセンで妙に多かったワインゲーの一つ、ヴィニョスをプレイ。ポルトガルで葡萄を育ててワインを作って品評会に出品します。
全部で3回の品評会に対してゲームは6ラウンド、1ラウンド2アクションと手数は不足ぎみで、ちょっとロンデル風のアクションマトリクスは何かとお金がかかるのに定期収入は雀の涙です。ワインを売ってお金を作るお金がありませんというレベル。天候による葡萄の豊作不作でワインの出来も毎年バラバラなのですが、必ずしも高いワインが品評会で入賞するとも限りません。
かなり複雑なので思いのほか時間のかかるゲームでした。どど負け。

ML.K 裏例会

ML.Kの裏例会がありました。参加者4人。
Dungeonquest (FFG)・Thunderstone (AEG/アークライト)・In Limbo (Playroom)・Das Magische Labyrinth Kartenspiel (Drei Magier Spiele)・Merkator (Lookout)・High Frontier (SMG)をプレイしました。

まずは3人で再版ダンジョンクエスト。何も関係ないルーンバウンドの拡張扱いになってしまっていて、ルーンバウンド用のキャラクターカードがオマケでついてきます。結構強そうです。
4スミの入口から1人ずつ地下迷宮に突入してお宝を見つけて脱出するのが目的のゲームですが、抜群の低生還率を誇り、今日は延べ6人の勇者が挑んで生還2名。僕は2回とも即死トラップで脱落しました。
基本システムは複雑坊主めくり+複雑ジャンケンの古き良き時代のゲームですが、今でも十分面白いです。

続いてはアークライトのサンダーストーン日本語版。ドミニオン亜種のデッキ構築型ですが、お金で買ったカードで敵と戦って勝ったらVPという構造はばるば★ろっさに似ています。どっちがどっちに似ているのかまでは知りせんが。ドミニオンほどではないですが、割と短時間で終わる点は好評価です。2戦1勝。

リンボはシャハトのディアボロの再版。一見簡単そうに見えて超難しいです。ボロ負け。

魔法のラビリンスカードゲームは5×5マスの迷宮を右往左往して目的地を目指すゲーム。特定箇所に対応した何枚かの障害物カードを持っていて、他プレイヤーが移動してきたときにこれをぶつけて見えない壁を表現しているらしい。なかなか秀逸なアイデアだと思います。勝ち。

1人入れ替わってやっぱり3人。メルカトールは今年のエッセンの新作。ローゼンベルグですが、アグリコラ以来の生産系からは一転してピック&デリバリーでした。16種類も産物があるのに契約は選り好みできないという難易度の高いゲームです。初回はカードを右から左へと処理するだけで精一杯でした。どど負け。

最後はハイフロンティア。拡張セットの技術カードは慣れると核反応炉と放熱器の奪いあいになるということが判明。核反応炉は3種類もあって互換性ないくせに性能差が激しいため、放熱器は逆に放熱機能しかないので枚数の割に汎用性が高すぎるためだと思われます。3人でこうなので、もう少し技術カードの数がないと多人数では足りなそうな感じです。
今回は全員同じくらいのペースで宇宙開発を進めることができました。UNの乗組員カードの重量ゼロという特典を生かして、地球帰還ボーナスと微妙な得点差で勝ち。