ML.K 12月例会

札幌市東区民センターでML.Kの12月例会がありました。参加者6人。
Dominion (RGG)・東方紅魔花伝(はらきりサーカス)・London (Treefrog)・Space Alert (CGE)をプレイしました。

ドミニオンは繁栄入り。4人。やはりプラチナ貨と植民地が入るとゲームがそれに喰われてしまいます。序盤は様々なアクションカードが飛び交っていたのに、終盤はプラチナ貨でごりごりと高額VPを買いあさるいつものパターンな雰囲気で少し残念。1戦1敗。

東方紅魔花伝はクニツィアのフロカティサーカスの翻案。少し弄ってあって色数が減ったりしてます。元ゲーと同じらしいのですが、ちょっと特殊カードの効果がばつぐんすぎるような。基本的に手札に要らないカードはないゲームなので、1枚ランダムに抜かれると作戦立ちません。

1人入れ替わって、割と評価の高いワレスのロンドン。大火後のロンドンに建物を建てまくるゲームです。ワレスゲーらしくお金はいつも通りカツカツで借金もあるよというバランスなのですが、建物カードが持て余すくらい潤沢に供給され、ちょっと普段とバランス感覚が違います。投資に対するリターンが見えにくいところがあるので、大量に引かされたカードを処理しているだけでなんとなくゲームが進んでしまい、それでも十分ゲームにはなっているのですが、評判ほどではないかなと感じました。借金は利息5割で返せないと大量マイナス点とか、最初聞くとけっこうビビるのですが、実際のところ3金2VPを越えるレートでVPに変換できれば返済しなくてもトントンなので、あまり気にせずバンバン拡大してよさそうでした。

1人増えて最近ヘビーローテーションなスペースアラート。シミュレーションシナリオで肩慣らしして本番ミッションと意気込んだのですが、宇宙船撃沈されまくりでした。

終了後、移動して裏例会4人。
The Castle of the Devil (dV Giochi)・Cyclades (Matagot)・Space Alert (CGE)をプレイしました。

最近再版された悪魔城への馬車。4人くらいの方が情報を確定させやすく無意味に長びかないのでよいように思いました。負け。

キクラデスはギリシャ海を舞台にした戦争ゲーム。アメンラー式の競りでアクション権を獲得して神殿建てたり軍隊を増強したりします。システムはシンプルなのですが、毎ターン1匹ずつギリシャ神話の怪物が登場し、お金で雇って様々な特殊効果を発動させるという豪快なルールがあります。割と面白いです。いい感じにリードしてたつもりが及ばず。

スペースアラートは拡張のダブルアクションカードを使用。Easyerシナリオで2戦2敗。簡単シナリオでも2回行動カードのプロットはちょっと難しすぎでした。

ML.K 11月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者6人。
Incan Gold (Gryphon Games)・Mecanisburgo (Gen-X Games)・Space Alert (CGE)・Navegador (PD)をプレイしました。

人待ちインカの黄金5人。アーティファクトのルールが入って紙のテントが豪華なグリフィン版が一番お買い得らしいです。帰るタイミングの判断が他人とシンクロしてしまうと儲け半減で悲しいです。

スペインのマイナーなゲームメーカーGen-Xの作品メカニスブルゴを5人。SF世界の大都市を舞台に各プレイヤー1企業を担当し、エージェントを雇ったりロボや設備を購入したり技術開発したりして勝利得点を稼ぐゲームです。システムはワーカープレースメントですが、同じ場所の取り合いになったときは戦闘で解決するという、直截ですがワーカープレースメントでは割と他で見ない設計です。意外というか予想通りというか、なかなか面白そうです。最初の1ターンだけプレイ。

1人増えたけど1人レフリーにしてスペースアラートを5人で。初めての人がいたので最初のシナリオから飛ばし飛ばしにプレイ。途中何度も宇宙船大爆発させましたが、最後だけ華麗に完勝したので満足感ありました。

1人減ってナビガドール5人。長崎が見えそうでしたがギリギリで時間切れ終了。1種類の商品の植民地と工場の両方を数多く揃えて毎回使い分けるようにすると、安定して大収入を確保できてよさそうに見えます。

終了後は移動して裏例会4人。High Frontier (SMG)。
マップと移動システムと技術カードだけ拡張ルールを入れました。またESAだったのでソーラーセイルを活用と思ったのですが、拡張ルールだとサポートカードが必要になる分、火星圏以遠で推力の落ちるソーラーセイルには荷が重かったようです。着陸用スラスターとして乗組員を使い捨てにできる中国が強そうでした。

ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者6人。
Wyatt Earp (alea)・Chicago Express (Queen)・Chrononauts (Looney)・Foppen (2F-Spiele/アークライト)・Settlers of America (Mayfair)をプレイしました。

まずはワイアットアープ4人。人が増えたので最初の1ラウンドで終了。aleaの中では評価が微妙な割には面白い、といつも言ってる割にはなかなか最後まで立ちません。
シカゴエクスプレス5人。最初は4社しかないので、5人プレイだとどれか1社だけ2人で手を入れることができて急激に伸びてしまいます。状況変えるためには株券の競売を絡めなければならないような気がしますが、それにも手番が要るので自分が株持ってる会社の足を止める必要があって微妙な感じ。

クロノノーツ6人。基本セットにEarly American Chrononautsを合体させて、Lost Identities拡張とThe Gore Years拡張を加えた完全版。
アーリーアメリカン部分は相当アメリカの歴史に詳しくないと何が何だかわけ分からないのですが、頑張って読めば勉強になると思います。拡張を含めて全体的にあまり整合性は考えられてなくて、歴史改変してキング牧師が初代黒人大統領になったのにオバマがまた初代黒人大統領になったりと適当です。
基本セットだけだと、しばしば事故みたいに突然勝利条件を満たしてしまいゲーム性が低いのですが、合体プレイのときは3つの勝利条件のすべてを満たさなければならないことになっていて、プレイ時間は延びますが戦略性が高まり十分にゲームとして成立しています。

1人中座して時間調整のためにゲームリンク5号の付録のフォッペンを1ラウンドだけ。マストフォローノートランプの普通のトリックテイク。スートごとに枚数が違うあたりはよくある話ですが、一番の特徴は最下位プレイヤーが次回のトリックに参加できないというところ。人によってトリック参加回数が違うので、手札を使いきった人が勝って1ラウンド終了です。毎回1人は参加してないので、1色刈りきったと思ったら意外と残ってたりします(ちゃんと数えてれば分かるはず?)。こういう興味深いゲームが付録なのはよいと思います。

2卓に分けて3人アメリカタン。3人だとアメリカは割と広いので線路があまり交錯しないようです。もう少しだったのですが時間切れ終了。
別卓ではMonsters Menace Americal (AH)がプレイされていました。

ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者8人。
Zombinion (同人)・Guillotine (WotC)・Zooloretto (Abacus)・Zombies !!! (Twilight Creations)・Big Bang (同人)をプレイしました。

とりあえず4人で人待ちゾンビニオンから。海まで入りでしたが、普通に鍛冶屋研究所の引ききりデッキで勝ち。
今日は集まりが悪くさらに人待ちでギロチン。ロベスピエールを切って終了トリガー引いて負け。

7人になったので2卓に分けてズーロレット4人。マイナス点がなかった分が効いて勝てましたが、コロレットと違ってマイナス点に上限があるのでガンガン引き取るのも戦術のようです。
ゾンビーズは街が閉じられることなく、ちゃんとヘリポートがある展開でした。今回は不毛に長びいたりせず割とあっさり終了しました。ヘリポートを目指す途中でライフが尽きて討ち死に。
最後はBig Bang。初めての人がいるのでインスト込みで2戦。久しぶりでしたが黄金聖闘士で暴れられたので満足。

他の卓ではAgricola (Lookout)・Mogul (Spiele aus Timbuktu)などがプレイされていました。

終了後は移動して裏例会。5人。
Wealth of Nations (TableStar Games)をプレイしました。
基本セットのみですが、戦雲で改訂されたルールでプレイしました。セットアップで大学(赤)を誰も生産しない状態からスタート。工場(黒)で開始して初手から借金して2タイル追加してみましたが、供給過剰だったようであまり儲かりませんでした。どど負け。どの産物も順当に値上がりしていましたが、簡単に参入できる赤と青は値段こそ高騰していたものの競争相手も多くてイマイチ、今回は建設にキューブが少し余計にかかって参入しにくい鉱山(白)が鍵だったようです。

ML.K 8月例会

札幌市北区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者5人。
Bombay (Ystari)・Metropolys (Ystari)・Mykerinos (Ystari)・New York Chase (Ravensburger)・Pacific Typhoon (GMT)・Coloretto (RGG)をプレイしました。

今回はものすごい勢いでイスタリのゲームをプレイしました。
まずは4人でボンベイ。前回プレイ時は宮殿が全然儲からなかった気がするのですが、今回は要所に建てた宮殿が大活躍しました。みんなものすごい勢いで通ってくれたので、その収入分でトップになれました。

メトロポリィスはYstari Boxの追加カード入り。特定色の組み合わせで大量に得点できる勝利条件カードという割とありがちなものなのですが、なぜかこれを使うときは区画ごとのビルの高さボーナスを計算しないというルールになっています。高さボーナスなしだと3種類あるコマの高さに意味がなく、他の区画に手を出すメリットも薄くなるので、大ざっぱなゲームになってしまう感があります。単純に追加の勝利条件として使った方がよさそうに見えます。

ミケリノスもYstari Boxのナイル拡張入り。新しく入ったナイルタイルが砂漠の真ん中を突っ切るように置かれます。ナイルタイルも普通のタイル同様に探検隊のキューブを置いて獲得します。裏面のグリーン氏の特殊能力は、タイルか博物館の好きな区画にキューブを置く権利を予約するという微妙ながら活用できれば強力そうな効果です。性能もさることながら、従来の砂漠とピラミッドだけで殺風景だった盤面にナイル河の鮮烈な青が目立つようになり、ずいぶんと見栄えのするゲームになりました。
2点差2位。ブラウン氏の博物館にキューブを置く能力がいつも強いので、これをどうにかした方がよいように思います。

1人増えて5人でニューヨークチェイス。スコットランドヤードと違い、怪盗側のチケット制限が厳しく、終盤怪盗がチケット切れで立ち往生してしまいます。これを逃げ切るのはかなり難しいのではないかと。

夏らしく終戦記念パシフィックタイフーン。親番に東京大空襲を引いてきたので、必勝の体制で大和を出撃させて艦隊戦を指定したら思いっきり核攻撃を喰らいました。2回しかトリック取れずいいところなし。

最後はコロレット。いつの間にか2版になって得点カーブの違うバリアントが追加されていました。せっかくなのでそのバリアントで。同色セットは3枚が8点でピークとなり、それ以上は枚数増えても点数が下がるという仕組みです。3色24点が上限のため2点カード勝負になってしまい、評価としてはちと疑問。どど負け。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。
Ticket to Ride: Nordic Countries (DoW)・Ysphahan (Ystari)をプレイしました。
3人で乗車券北欧を始めましたが、1人増えたので途中終了。
イスファハンもYstari Boxのルール変更とカードの差し替え入り。旧版の問題点がかなり修正されています。それでもキャラバンにトークンを送りまくる戦術はまだまだ強力でした。同点1位。

ML.K 7月例会

札幌市北区民センターでML.Kの7月例会がありました。参加者7人。
Mister X (Ravensburger)・Xanth (Mayfair)・Carcassonne (HiG)をプレイしました。

まずは5人でミスターX。前回は2回とも一瞬で怪盗が捕まってしまいましたが、今回はもう少し長生きできました。一定時間ごとに必ず居場所がバレてしまうので2回移動してもバレるのが早くなるだけだったスコットランドヤードと違い、過去の経由地に警官が踏み込むことで痕跡を発見するというシステムなので、高速移動されるとなかなか足取りがつかめなくなっています。その代わり警官も特殊アクションで2回移動できるようになったので、一度捕捉されると一気にピンチに陥る難しいゲームになっています。
1人増えて2戦め。さらに長生きされてしまいました。この調子なら逃げ切れる日も近いかもしれません。

もう1人増えて2卓に分割。ザンスは「魔法の国ザンス」のボードゲーム版。ザンスは最初の巻だけ読んだような気がするのですが、どんな話だったのか全く覚えてません。魔法使いハンフリーに与えられたクエストを達成すべくザンスを舞台に冒険するタリスマン/ルーンバウンド型のゲームです。特に成長システムも何もなく、襲ってくる障害をダイス運でクリアするだけの運ゲーですが、たくさんあるカードと原作由来の独特の雰囲気のおかげでそれなりに面白いです。4人でインスト込み3時間はまあ標準的でしょう。

カルカソンヌは基本セット+最新の橋・城・バザール拡張。木製の橋がたくさん入っていて、本来つながらないような道を立体交差で伸ばせるようになりました。いつも扱いに困る道タイルが一気に複雑なパズルに化けています。これは強烈です。城は2タイル都市を4点もらう代わりに城に変換し、最寄りのタイルで別の要素が決算されたときに、それと同じ得点を得るという仕組み。大抵は4点以上になることが多いのですが、城は都市ではないので草原の得点がかなり減ります。ちょっとしたバランス調整といった感じ。最後のバザールはバザータイルが引かれるなり突然競りゲーが始まってタイルを1枚ずつ買うというトンデモないシステム。ある程度カルカソンヌに慣れていてタイルの価値を見極められるなら面白いと思います。カルカソンヌもう何作も拡張出てるのにどれもアイディア満載なのがすごい。

他の卓ではRunewars (FFG)がプレイされていました。よさげな感じでした。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。
ばるば★ろっさ(アークライト)・Alea Iacta Est (alea)をプレイしました。

ドミニオン亜種のばるば★ろっさ。補給を消費して部隊を買って、部隊を消費して得点カードであるソ連の都市を買う、というシステム。ドミニオンより1ステップ多くなってるところが工夫でしょうか。
イラストを大きくしたいのは分かるのですが、カードの文章やアイコンが小さすぎます。想定対象年齢層のプレイヤーには老眼でツラい域に達してると思います。ルールはドミニオンなので特に難しいところはないのですが、増援を買うには増援ポイントと増援コストが必要で増援ポイントは増援ポイントで増援コストは補給ポイントで支払うとか一読しただけでは何がなんだか分かりません。少しは用語を整理してください。とりあえずこれでは同人ゲームレベルです。コンパクトながらカードにスリーブをかけることを想定しているかのような箱のサイズなど、良いところは良くできているのですが。
ゲームの方はドミニオンの基本システムをうまく継承しつつ、細かいところで差別化を図っているのが良く分かる設計です。カードを運用する面白さがよく出ていると思いました。かなりプレイ時間が長いのと、結局モスクワ落としたプレイヤーが勝つ最後の1戦だけやればオッケーな得点バランスが難です。

賽は投げられたは前回3人プレイだったのでTEMPLUM初登場。どの建物でもダイス1個1点以上を目標にプレイしていくとよさそうな感じ。得点源として確実性が高いのは属領なので、はやり6ゾロたくさん振るのが大事ということかしらん。aleaっぽくはないけどよいゲームだと思います。

ML.K 6月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者6人。
ギリギリボウリング(500円ゲームズ)・Wings of War (Nexus)・Wealth of Nations (TableStar)・Asteroyds (Ystari)・Wyatt Earp (alea)をプレイしました。

とりあえず人待ちでゲームマーケットの戦利品らしいギリギリボウリングから。台をはじいてボーリングのピンを1本だけ残して倒すのを狙うゲームです。単純なアクションゲームですが、なかなかに盛り上がります。コンポーネントは見るからに100円ショップで買ってきたものばかりですが、例えば木製の手頃なチップとかいつの間にか売り切れてる罠。

Wings of WarはDoF (WW2版)の方。3vs3で空戦しました。このゲームは皆さん毎回ダメージチップのバラつきに泣かされます。意外と旋回性が悪いのでインメルマンターンを駆使して素早く方向転換するのがよさそうな感じ。5人プレイだったので僕だけスピットファイア2機でしたが2機とも残って勝利。

国富論は拡張セット戦雲入り。軍事ユニットが追加された他、基本セットのルールがいろいろ改訂されています。軍事ユニットは電力(青)と人材(赤)で生産し、食料(黄)で活性化させて他国を侵略するのに使うのですが、もともと収支カツカツなバランスのゲームなので、普通にプレイしていると軍拡している余裕はほとんどなさそうな感じです。
5人で拡張の障害地形ルールを入れてプレイしました。マップに侵入不可タイルがいくつか置かれ、最初から5人分の自然国境がある状態からスタートします。初手の生産設備のピックで農場3枚を選んだのですが、障害地形が邪魔で農場が建てにくいのか、食料の生産に参入してくる人がいませんでした。食料がどんどん高騰してくれたおかげで、発電所と銀行を建てて自給自足体制になっていい感じなところで時間切れ終了。

イスタリのアステロイドは小惑星帯での宇宙船レースのゲーム。アステロイドを舞台にしたゲームにアステロイドってタイトルつけるのはどうなのよと思わないでもないです。
旗門と障害物がダイスでランダムに移動するなか、自分の宇宙船の機動をプロットして移動します。プロットに時間制限があるので若い人とジジィでは如実に実力差がでます。旗門や障害の移動先はある程度推測できるので、ちゃんと考えれば最適な機動はあるはずなのですが、どんなに華麗なプロットをしてもダイス一投でひっくり返ってしまいます。イスタリらしからぬドタバタチックなゲームですが、下手にゲーマーズゲームを狙った最近の作品よりずっとよくできていると思います。

あまり良い評判を聞かないワイアットアープですが、プレイしてみると意外とちゃんと駆け引きのある普通のゲームでした。カードの引き運が効きすぎなのが良くないんでしょうか。カードゲームとしては普通の水準だと思うのですが。1ラウンドだけプレイして時間切れ。

終了後は移動して裏例会。参加者3人。
Alea iacta est (alea)・Kingsburg (FFG)をプレイしました。どっちもダイスゲーです。
キングスブルグは拡張入り。基本的にイーブンコンディションだった基本セットと違い、プレイヤーごとに建物や特殊能力が違うゲームになります。最初からこれでプレイする必要はないですが、プレイに変化つけられる良い拡張だと思います。

ML.K 8月例会

札幌市北区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者9人。大盛況でした。
Dominion (RGG)・Martian Rails (Mayfair)・Modern Art Card Game (Gryphon Games)・Pandemic (FFG)をプレイしました。

人待ちドミニオン4人。アタックカードのない大人しい場で男爵と庭園が地味に強いです。1戦1勝。
エンパイアビルダーシリーズの新作、Martian Railsは火星が舞台です。この火星は、森やジャングルが広がり赤色人と緑色人が住んでいて、レプリカントたちが製造されており、州知事がタービニウムを採掘しているという何でもありな星です。列車のアップグレードは月と同じで$10と安いのですが、地形は山あり谷ありで線路はなかなか伸びません。月は円盤でしたが火星は双三角錐の形をしています。少しだけ球体に近くなりました。月同様行き止まりにならないのでついつい環状線を引いてしまいます。3人プレイで1位。
モダンアートカードゲームは、元のモダンアートから競りの要素がなくなりました。それ以外のシステムは基本的に同じです。運ゲー度は少し上がりましたが、面白さは変わっていないところが秀逸です。5人で2位。人数が多いと手番が何度も回ってくる前に終わってしまうので、少し少なめの方がよいかもしれません。
報道などによると急に豚フル大流行らしいのでパンデミックを4人。役割とスペシャルイベントカードのみ拡張を使用して、それ以外は基本ルールのまま、エピデミックカードは5枚。3戦3敗でした。特に最後は惜しかったのですが、最後に3連続アウトブレークでトドメを刺されました。

他の卓では金星の商人(AH)・Dominionがプレイされていました。

場所を移して夜の部は参加者3人。18Ardennes (DTG)・Dominionをプレイしました。
ルールが修正されて会社の設立制限が緩和され、港のボーナスが下がった18アルデンヌ。競りが終わって僕2・7・13・14・15、K川3・5・6・9・12、N村1・4・8・10・11となりました。ちょっと小会社のつながりが悪かったです。序盤からボーナストークンを集めすぎると列車を買う資金が足りなくなるので良し悪しかもしれません。2位。
ドミニオンは1戦1敗。せっかく魔女で他人に呪いを送ったのですが、全部仮面舞踏会で自分に戻ってきてしまいました。

ML.K 7月例会

札幌市北区民センターでML.Kの7月例会がありました。参加者6人。
Dominion (RGG)・Lord of the Rings (FFG)・Linq (BeWitched-Spiele)・RftG (RGG)・BigBang (同人)をプレイしました。

とりあえず人待ちドミニオン4人陰謀入り。拷問吏がいたので手札破壊合戦になって低調な勝負になりました。1位タイ。
クニツィアの指輪物語は「友と敵」と「サウロン」の拡張入り。「サウロン」を入れると1人がサウロンプレイヤーになって6人で遊べるようになります。ホビットがダイスを振る代わりにサウロンプレイヤーの手番になり、専用のサウロンカードでホビットを妨害します。また、黒の乗り手コマが登場し、各ボードをクリアする前に乗り手が指輪を奪ってモルドールに帰還してしまうと負けになってしまいます。
フロド担当でしたが、なぜか最初の手番を終わった時点でフロドだけ堕落トラックの真ん中あたりまで突出してしまいました。これはどう見ても一瞬で終わりだろうと思ったのですが、ホビットがダイスを振らないせいで敵の出現頻度が低いのか、景気よく敵を撃退してモリアやヘルム峡谷のボードをすっ飛ばすことができ、あれよあれよという間にモルドールに到着してしまいました。さすがにここが限界のようでホビット達は次々と脱落、最後は黒の乗り手が指輪を持ち帰ってゲームオーバーでした。
5対1という構図ではありますが、サウロンプレイヤーはかなり頻繁に起動し、それなりに楽しそうには見えました。

Linqはランダムに配ったお題カードに関係する単語をヒントとして1人2つずつ発表し、自分以外に1人だけいる自分と同じカードを配られた誰かを探すゲームです。自分のペアを発見できれば得点を獲得できるのですが、自分以外のペア2人を発見しても得点になり発見された方は減点になるので、トイバーのバルバロッサのように分かりやすく分かりにくい工夫をこらさないといけません。悩ましいワードゲームです。

RftGは拡張全部で侵略禁止。初期星系エイリアンから生産売却がよく回転し、ゴールタイルは全然取れませんでしたが何とか勝つことができました。
続けてドミニオン6人陰謀入り。さすがに6人でしかも6番手だと自分の手番が回ってくるのがちょっと遅すぎでした。やはり3人2卓の方がいいでしょう。どど負け。
1人減ってBigBangは5人冥闘士入りで時間切れ。

ML.K 6月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者6人。
Carcassonne (HiG)・Kremlin (AH)・BigBang (同人)・King’s Court (Hasbro)をプレイしました。

人待ちでカルカソンヌ4人。カタパルト拡張入り。カタパルトでコマを除去したり交換したりすることができるので、長期間盤上にコマが残る大きな都市や草原のリスクが上がり、基本セットより大きくゲームが動くようになっています。トークンキャッチ大会で決まるんじゃないかという最初の印象は修正した方がよさそうです。大都市のコマを取られたのが原因で敗北。

今回のメインはクレムリン6人。レボリューション拡張入り。普段は同人版のヒロインバーサス(南海旅団)しかプレイしてないので、むしろソ連の政治家の方が新鮮です。
基本セットと違い、全員実名の政治家が大々的に若く設定されている代わりに、シベリア送りになると即死、死亡時は裏返しにして基本セットの政治家として再登場するシステムです。最初の書記長のレーニンも十分若いのでなかなか死にません。死にそうで死なないレーニンを書記長の座から引きずり下ろすこともできないまま、ただひたすらシベリア追放合戦で権力闘争にあけくれるという派手なくせに不毛なあまりにもそれらしい展開になります。どの政治家も驚くほど年齢の設定が若いので、一度書記長の座についてしまえばその時点で勝敗はほぼ決まってしまうのですが。
序盤のパージ・裁判合戦で頑張りすぎたのか、肝心のタイミングで中枢にシンパがいなくなっていて、堪能した割には全然勝敗にはからめませんでした。
基本セットほどゲーム性は高くない感じですが、たまに遊ぶ分には刺激的でよいのではないでしょうか。歴史上の有名人物が多数登場するのもよいです。

BigBangはシャイナ貴鬼で瞬殺され、キングスコートも毎回100点近い失点でぶっちぎりの脱落でした。

終了後は某所に移動して裏例会。参加者3人。
Arkham Horror (FFG)・RftG (RGG)をプレイしました。

アーカムホラーは基本セット+キングスポートで、旧支配者はアブホース、ヘラルドにトゥールスチャ、ガーディアンにヒュプノスという組み合わせ。アブホースは雛を喰らってしまうと即死なので何度も苦戦してきた相手なのですが、今回はヒュプノスの効果でクルートークンが潤沢だったのであえて旧支配者の召喚の呪文でアブホースを強制覚醒させ、全員で一斉に殴り倒してしまいました。いろいろと拡張が増えてゲート封印の勝利条件の難易度が上がっているのですが、最終戦闘も戦略のオプションとして考慮に入れておくのが勝利の鍵かと。次回あたりインスマウスホラーを入れられるとよいのですが。
RftGはニュースパルタで軍事系の引きが悪くてさっぱり。