ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者3人。
Dominion (RGG)・Mansions of Madness (FFG)・7 Wonders (Repos)・Automobile (Mayfair)をプレイしました。

まずは人待ちドミニオン2人。エッセンではすでに辺境が出ているようですが。礼拝と弟子の圧縮場で1戦1勝。

人増えないので2人マンションオブマッドネス。探索者1人キーパー1人です。はよアークライトの日本語版出てくれないと持ち主が探索者できませんw シナリオ2は狂信者のウヨウヨするカルトの修道院に忍び込む話。1人だと手数足りなさそうかと思いましたが、割と好調なペースで探索が進んで探索者の勝ち。きっちり作戦研究してから持ち込まないとキーパー勝てないバランスなのかもしれません。

1人増えて3人7不思議はリーダー拡張入り。シュピールボックス誌の付録のスティービーワンダー持ってくればよかった。ゲーム開始時に各自4人のリーダーをドラフトして持ち、各時代の最初にお金払ってリーダーを建てると以後その特殊能力が使えるという仕掛けです。今まで大した点にならなかったお金の重要性がぐんと上がりますが、一方でリーダーの能力が極端な分、運ゲー度も上がってしまうようです。霊廟で技術3セット揃えましたが負け。

オートモビル。車種の出てくる順番が固定なので何度プレイしてもそれほど劇的に展開変わるゲームではありませんが、どうやら中盤早めの一通りの車種がすべて登場するタイミングで、利幅の大きい高級車に食い込んでおくのが良いらしい。タイミングよく各車種に参入して売れ残りも少なめにできて僅差勝ち。

最後はもう一度ドミニオン。大使で差し込まれた銅貨を海賊船で盗まれるサイクルに嵌められて負け負け。

ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者6人。
Can’t Stop (F2F)・San Juan (Ravensburger/メビウス)・The Resistance (Indie Boards and Cards)・Isla Dorada (FFG/アークライト)・Dominion (RGG)をプレイしました。

まずは人待ち3人キャントストップ。ちょっと安全策すぎて負け。
1人増えてサンファン。アリアの宝箱の拡張入り。日英混在でちょっと遊びにくいですが、やはり拡張入ってた方がよいです。地震が1回しか回らなかったのもよかった。ギルホ建て負け。

もう1人増えて5人レジスタンスを2戦。英語版ですが特にプレイに支障はありません。構成員の4割が政府のスパイという終わってるレジスタンス組織で、選挙でスパイを排除する人狼系のゲーム。人狼と違って負け抜けじゃないのがよいです。序盤の人数の少ないミッションでスパイが裏切ると相方には確実にバレるので、そのあたりは慎重に行動した方がよいみたいです。2回ともスパイで2戦1勝。

黄金の島イスラ・ドラーダはアークライトの日本語版。サマリーが日本語化されているのがよいです。地名がカタカナなのは分かりやすいようでやっぱり分かりにくい。原語のままよりはよいですが。
全員で1コマの探検隊の行き先を競りで決めつつ、個人的な勝利条件都市を巡回させるというゲーム。独特のシステムはなかなか面白く、カードのイベント等が多彩で意外性もあるのですが、一通りの目的を達成すると後はヒマなのでやや後半ダレるきらいが。勝利条件や財宝の目的地で行きたい都市がせいぜい各自5~6箇所前後くらいなのに対して探検隊の移動の競りは16回、特殊な条件や重複などを考慮すると5人の全員分を回るのも十分可能な範囲です。僅差1位。

さらに1人増えて6人レジスタンス。レジスタンス側でおおむね読めていたのですが足並みが揃わず最後のミッションが失敗して敗北。

2卓に分けて3人ドミニオン全部入り。収穫祭を3枚ずつ入れて3戦。カルカソンヌ10周年記念プロモのWalled Villageは効果の割にはちょっとコスト高いですが見た目よりは使えます。3戦2勝。
他の卓ではOlympos (Ystari)がプレイされていました。日本語版はポーランド語版とセットという謎構成。

ML.K 8月例会

札幌市東区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者4人。
Dominion (RGG)・Hansa Teutonica (Z-man)・Automobile (Mayfair)をプレイしました。

まずは人待ちでドニミオン収穫祭入り。これでとりあえず収穫祭のカードを全部一度は見ました。カードの種類が効いてくるカードが多いのでスロースタートな展開になりますが、繁栄の単にカードのコストを上げていくよりは工夫しがいがありそうです。3戦2勝。

4人になってハンザテウトニカ。アクションポイント制のネットワーク建設ゲームというところはそう珍しくはないのですが、他人の邪魔をするためのペナルティコストと邪魔された側のボーナスが絶妙で、濃密なプレイヤーインタラクションが発生するゲームです。僅差勝ち。

最後はオートモビル。今回は2~3ターンで全体の需要が大きく増えたあたりで全員強気で山程生産して、最終的にはほとんど全員が借金して全車格に参入する勢いでした。さすがにそんなには売れないので、投げ売りしても売れ残る始末。でも一人だけ生産絞っても他人を楽にするだけなので、血を吐きながら悲しいマラソンを続けなければなりません。ちょっと黒キューブ取りすぎました。2位。

終了後は移動して裏例会。参加者3人。
魔法少女まどか☆マギカカードゲーム(いちあさ企画)・Caligula (ElfinWerks)をプレイしました。

ゲームマーケットの人気投票では今イチな評価だったまどマギカードゲーム。どんだけダメなゲームかと思ったら、原作要素を必要十分に盛り込みつつプレイ可能なシステムに仕上げていて、意外と遊べるという印象です。他人の評価はあてになりませんね。箱の15分というのは全然嘘ですが。魔法少女の勧誘が初回成功率3分の1で難しい。QBさん敏腕だとよく分かるゲームです。勝ち。

謎のメーカーのカリグラはアクションを入札して陰謀カードを獲得し、皇帝を暗殺して得点を稼ぐカードゲーム。メインは競りなのですが、競り対象のランダムに出てくる10枚のアクションカードが解決順の相互作用で意外な効果を発揮し、パズル要素の高いゲームです。一応勝ちましたが得点計算ルールを間違えていたらしく疑惑の勝利。

ML.K 7月例会

札幌市北区民センターでML.Kの7月例会がありました。参加者6人。
Heart of Crown (FLIPFLOPs)・Vanished Planet (Vanished Planet Games)・革命万歳 (Wargames Club Publishing/HJ)・Ascension (Gary Games/アークライト)をプレイしました。

ゲームマーケットの話題作のハートオブクラウン。いわゆるドミニオンクローンの中では最もドミニオンっぽいのに全くドミニオンと違っています。洗練されたルールがプレイアビリティを向上させ、追加されたルールが新しいゲーム性を提供しつつ、プレイ時間もそう変わらないという、文句をつけるところのない傑作です。お姫様カード以外はイラスト領域小さめでルール文に十分な面積を割いているカードデザインも好感が持てます。1戦1勝。

唯一の商品の名前がそのまま社名な謎のメーカー、バニッシュドプラネットは暗黒宇宙怪物から銀河を守る協力ゲーム。HEXマップの中央から6隅にある各プレイヤーの母星まで触手が延びてくるまでに、宇宙の彼方に転移してしまった地球から指示されたミッションをこなすという全くもって意味の分からない設定ですが、ゲーム自体はまっとうな領土拡張・開発ゲーム。
最も簡単なイージーレベルでぎりぎりクリア。終盤宇宙機雷をフル活用して何とか宇宙怪物の侵攻を阻止しつつのプレイになりましたが、宇宙機雷の生産は1発1ターン以上かかるのに、それで稼げる時間は1ターンだけなので本当は得してないような気が。

ライナークニツィアの革命万歳は独特のシステムのバッティング+トリックテイクゲーム。ロシア革命ルールとフランス革命ルールがあるようでそれぞれ2戦ずつプレイしましたが、プレイしてて楽しいのは同時出しのロシア革命ルールのように思います。

アークライトのアセンションもドミニオンクローン。こちらは会場時間切れ。

終了後は移動して裏例会。参加者3人。

Heart of Crown・Ascension・Pandemic (Z-man/HJ)をプレイしました。

まずはハトクラを2戦。第2皇女と宮廷侍女の活用を試みましたが惨敗。デッキに突っ込める潜在的な得点は6人の姫の中で最大のはずですが、何か画期的な戦術を編み出さずに普通に使っても弱いだけでした。

購入可能なカードプールが山札になっているあたりがハトクラと良く似たアセンションですが、どのドミニオンクローンにもある邪魔な得点カードをデッキに入れることによるゲームの質的変化がないので、盛り上がりどころを見つけられないまま淡々とゲーム終了に向って進むあたりがちょっと拍子抜け。バランス面では頑張っていると感じられるところも多いのですが。

最後はパンデミックを猛毒株+変異種ルールで。序盤からいい感じで治療薬ができて幸先よしと思っていたら、猛毒化した黄色を放置していたせいで地球滅亡。

ML.K 6月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者6人。
Gloria Picktoria (Zoch)・Skull & Roses (Lui-même)・RftG (RGG)・Pandemic (Z-man)をプレイしました。

最初は栄光のピクトリア、5人。Reibach & Co.(ぼろ儲けカンパニー)の再版ですが、ルールが一つ追加になっていて、手番順にぐるぐる回る狐マーカーの置かれた山が完全に集計の対象外になってしまいます。旧版と比べると、決算の近いタイミングでの駆け引きがシビアになっています。
システムは良くなったのですが、ゲームのテーマ的には、マフィアのシノギの争いがよく雰囲気に合っていたのに、ニワトリが何だか良く分からないモノを集めるゲームに変わってしまってちょっと残念です。1位。

続いて髑髏と薔薇。各自薔薇3枚髑髏1枚の手札から順番に1枚ずつ供出し、ある程度貯まったら髑髏に当たらずに薔薇を何枚か開けられるかをビッドするというブラフゲーム。シンプルながらエキサイティングなゲームですが、ルールはちょっとザルいです。優先的に自分のを開けなければならないという縛りがあるのですが、自分のを全部公開するのか、1枚だけ公開すればいいのか明確に書いてません。allの一語を入れるだけでいいのに。
ハズしたときの罰則で手札がランダムに抜かれるのですが、いきなり髑髏を失うとかなり戦略の自由度が減り、逆に最後の1枚に髑髏が残るとそこで絶対勝てなくなるのも微妙です。

1人入れ替わってRftGは全部入り。やはり威信トップボーナスが少し強すぎるような。どうしても威信ゲーになってしまいます。
パンデミックは拡張入り、猛毒株で2戦、変異種で1戦してすべて人類滅亡。

終了後は移動して裏例会。参加者2人。Target Earth (Gen-X Games)をプレイしました。

スペインのGen-Xのターゲットアースは宇宙人の侵略から地球を守る協力ゲームです。
開始時点で多くの中小国は宇宙人の占領下にあるか同盟軍に参加しているかの半々で、残りの大国は軒並中立を決め込んでいるという、お前らもっと危機意識持てよという状況で、プレイヤーは同盟軍参加国から貰った予算でそれぞれ同盟軍の1軍を編成して、宇宙人と戦います。。
予算でまずは基地を建設し、その基地に収容できる範囲でしか陸空軍を編成できないなど、ルール量はかなり多いですが、基本的なシステムは簡単なので一通り覚えればあまり悩むところはありません。
外交交渉で味方国を増やせるのですが、大国ほど尻が重いので後回しにする予定だったアメリカが宇宙人の初回の攻撃であっさりと降伏。その後もギリギリ耐える進行が続きましたが、アメリカのVPの分でサドンデス敗北。バランスはかなり異星人に振ってあるようです。味方国を守るのが精一杯で、被占領国の奪還は夢のまた夢といった感じでした。

ML.K 5月例会

札幌市北区民センターでML.Kの5月例会がありました。参加者6名。
Dominion (RGG)・Glen More (alea)・Dominant Species (GMT)をプレイしました。

ドミニオンはインストがてら基本セットのカードだけでプレイ。2戦1勝。
4人でグレンモア。序盤の石と木が重要らしいのですが、木1枚しか取れず。牛と肉屋ではちょっと力不足でした。得点固定の酒場がやはり強そうでした。

GMTの優先種は氷河期を前にした地球で哺乳類・爬虫類・鳥類・両生類・蜘蛛・昆虫が生存競争をするというゲーム。
システムは割と普通のワーカープレースメント+エリアマジョリティです。かなり緻密で手ごたえのあるゲームなのですが、得点計算時により環境適応度の高い種族のプレイヤーに与えられるドミナンスカードが非常に強力で、どれもゲームを引っくり返すレベルの影響を持っています。この辺のバランス感覚がいかにもGMTらしいゲームです。
6人プレイで鳥類を担当。種族ごとに一つだけ固有の特殊能力があるのですが、他はどれも常時発動型の能力なのに対して、鳥類の2マス移動の能力だけは移動アクションを選択しないと効果がありません。6人プレイでは1ラウンド3アクションしかなく、なかなか移動まで手が回らないので、アクション数の多い少人数プレイ向きの能力のような気がします。
ゲームは序盤から主食の木の実が潤沢に供給された鳥類が順調に得点を先行させましたが、中盤にかけて生存地域がどんどんツンドラ化(別に一位のあんたを邪魔してるわけじゃないんだから勘違いしないでよねっ)して苦しくなってきました。ちなみに一度凍ったタイルは融けけないのでデレ期は来ません。水に高度に適応した両生類が北西部に大水源地帯を作って繁栄する一方、多産の能力を持つ昆虫が東の砂漠地帯からツンドラを越えてものすごい勢いで勢力圏を広げそうといったところで会場の時間制限で終了となりました。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者3人。
Alien Frontiers (Clever Mojo Games)・Jump Gate (Matt Worden Games)・Pirates 2ed (Ku??nia Gier)をプレイしました。

エイリアンフロンティアは聞いたことない謎のメーカーの話題作。惑星開発がテーマのSFゲームですが、ダイスゲーム+ワーカープレースメントという、これまた最近話題のTroyesに似たシステムです。サクサクとテンポ良く進む好ゲームで、これは人気が出るのも当然と分かります。勝ち。

同じく聞いたことないメーカーのジャンプゲートは、2011年ゲームズ誌大賞なるこれまた聞いたことない賞の受賞作。しかも箱に燦然と輝く第2版の表記。カードの裏のデザインでもしつこいくらい2版と主張しています。アートワークにはかなり力が入ってるに、カードのサイズが微妙に揃ってないという品質管理も驚愕ものです。宇宙船でワープしながら星々を巡り採掘した資源の組み合わせて得点を競うという内容のカードゲームです。独特のシステムでプレイ時間も短い良作でした。勝ち。

パイレーツ2版も知らないメーカーですが、どうやらポーランド産らしいです。初版がどんななのかBGGにすら情報がない謎ゲームですが、商売したり商船襲ったり軍艦に追われたり海賊同士で戦ったりする極めて普通の海賊ゲーム。かなり頻繁に戦闘が起こり、リスクに応じた報酬が設定されていて適度なバランスで楽しめるという、海賊ゲームの中ではなかなかバランス良くデザインされている好ゲームでした。

ML.K 4月例会

札幌市東区民センターでML.Kの4月例会がありました。参加者は初参加の1名を含む7人でした。
Dominion (RGG)・7 Wonders (Repos)・De Vulgari Eloquentia (Z-man)・Inca Empire (Z-man)をプレイしました。

4人でドミニオンは全部入り。ここによると全部入りランダムで錬金術を入れるときはランダマイザーの8枚めが錬金術のときは残り2枚も錬金術にするといいそうです。そうしてみましたが、今回は錬金術は登場せず、と思ったら闇市場が入ったので結局ポーションを使用、しかも詐欺師がいて4コストカードは使い道のないポーションに変換されてしまうという微妙なセット。序盤から詐欺師が飛び交いましたが、繁栄のプラチナ・植民地と策士の相性が良く、最後は基本に忠実なパワーゲームに。1戦1敗。

7人になったので7不思議。技術3種を2セット完成させましたが、軍事放置で全敗して-6VPの分で大敗。

ここから2卓に分けてT口さん持ち込みのZ-man卓。3人。
まずは俗語論。イタリア半島を歩き回って辞書を作ります。システムはオーソドックスなアクションポイント制のリソースエクスチェンジ。
ルールはちょっとザルい感じで、ボードに一目で分かる間違いがあるとか移動のルールが分かりにくいとか、いつものZ-manクオリティの低い方といった感じ。ゲーム自体はなかなか頭使う面白い作品です。プレイ中は大差ついてるような気がしてなりませんでしたが、最後に蓋を開けてみたら絶妙な僅差でした。

続いてインカ帝国。首都のクスコから道路のネットワークを延ばしつつ街や砦を建てて得点を獲得するゲーム。
3~4人用ですが、3人プレイでバランスが取れているようにはちょっと見えません。特にマップが異様に細長く雪隠詰めになりがちなのがよくないです。これがインカ帝国の版図なんですと言われると文句のつけようがないのですが。道路さえ引き込めば他人の建物からも得点できるというシステム的にも4人必須だと思います。
コンポーネントは文盲仕様ですが、全く逆の効果のカードがよく似たアイコンで表されていてちょっと親切ではありません。これもちょっと褒められない出来です。

他の卓ではサンダーストーン、アグリコラが展開されていました。

ML.K 3月例会

札幌市北区民センターでML.Kの3月例会がありました。参加者7人。
Dominion (RGG)・Hotel Samoa (Z-man)・7 Wonders (Repos)・Letters from Whitechapel (Nexus/HJ)をプレイしました。

とりあえずは人待ちドミニオン3人。拡張全部入りランダム。1枚だけ出た要ポーションカードの念視の泉が強かったです。1戦1敗。

ホテルサモア5人。6部屋のホテルを経営し、使い切りのカードの競りで設備投資したり客集めたりするゲーム。入札カードは使ったら捨て札ですが、何も売買しなければ手札に戻るので、どのカードから切っていくかが重要。バーゲン価格から先に切ってみましたが大失敗。序盤は当たればラッキーで高額宿泊料を提示し、ここぞというところでバーゲンすべきでした。

7不思議6人。この人数ではどのカードも完全に一期一会。今回も軍事力上げるか早々に見切りつけるかの見極めが決め手になったような感じ。

ホワイトチャペル6人。切り裂きジャック1人と警官5人に分かれて追いつ追われつするスコットランドヤード風のゲーム。
単純に衝突したら逮捕というシステムではなく、ジャックの移動ポイントと警官の移動ポイントが別々になっていて、警官が立っている交差点から隣にあるジャックの移動ポイントを捜査する仕組みになっているところがスコットランドヤードとちょっと違います。キワどいスレ違いが発生しやすくなっているのかなと思います。
ルールはいつものHJ訳。第1パートに捜査主任が娼婦を動かすときは全員を一度に移動させます。原文ではeachとはっきり書いてありますが、和訳では何人動かすのか明確ではありません。なんで「それぞれ」とか「すべての」の一語が入れられないのか。
警官側を担当。3日めの追跡で予想逃走経路に先回りして華麗に摘発して勝利。

最後は7不思議7人。やはりこの人数吸収耐性はすごい。ギザのピラミッドでピラミッド完成などこれ以上ないプレイで1位。軍事に強いロードス島の隣の隣という位置もよかったです。

ML.K 2月例会

札幌市北区民センターでML.Kの2月例会がありました。初参加の方1名を含め参加者6人。
Forbidden Island (Gamewright)・Geschenkt (Amigo)・Corpe Astra (Reiver Games)・Ad Astra(Nexus)をプレイしました。

まずは禁断の島。3人エリートで敗北、4人ノーマルで勝利。4人ノーマルの方もあと水位一段階で沈没だったので、けっこうギリギリでした。
時間調整のためにゲシェンク5人。勝ったり負けたり。

聞いたことないメーカーの謎のゲーム、カルペアストラを4人。銀河帝国内の6つのギルドの1つを担当し、各ギルドの支持を集めたり、他プレイヤーの支持を奪ったりします。コマ(自派閥の工作員)の配置制限や任務の達成条件が厳しくパズル的要素が強いのですが、各プレイヤーの勝利得点が丸わかりなので、難しい経営をしながらうまくプレイヤー間のバランスを取ることが要求されます。ルールの記述はかなりあいまいですが、異様に収入が乏しかったのでもしかしたらルール間違えてたのかもしれません。2位。

1人増えてアドアストラ。勝つためには自分が最大得点できるチャンスにマメに勝利得点カードをプレイする必要があるのですが、勝利得点カードをプレイした分手数が減るので、なかなかそういう機会が作れないというシビアなゲームです。ランダム要素が薄いので後から逆転するのもかなり大変です。
最初に見付けた惑星がエネルギーを産出してくれたおかげで、手早く多数の星系に手をつけることができ、序盤からマメに得点を重ねて圧勝。

終了後は移動して裏例会。参加者3人。
20th Century (CGE)・7 Wonders (Repos)をプレイしました。

まずはチェコゲームズの20世紀。競りで土地タイルを購入し、お金や得点を生産します。土地タイルを買うともれなくゴミがついてきて、リサイクル施設で処理しない限りゲーム終了時にマイナス点になります。テーマ的にはMüll+Money(利益廃液/HiG)に近いのですが、リサイクル能力のないタイルに置かれたゴミは基本的に処理不能でいつまでも残り続けるので、ちょっと爽快感に欠けるところがあります。
ゴミ垂れ流しで得点に集中してみましたが、環境悪化の罰符の分で2位。主に鉄道の技術カードについている環境改善アイコンの効果が後々高得点になるようです。

7不思議は軍事に集中投資してみましたが2ラウンドめで予定外の引き分け、技術も1枚しか買えず結局2位。

ML.K 1月例会

札幌市北区民センターでML.Kの1月例会がありました。参加者4人。
Stich-Meister (Amigo)・7 Wonders (Repos)・Big Bang (同人)・Luna Llena: Full Moon (Gen-X)・Cosmic Encounter (FFG)をプレイしました。

人待ち3人トリックマイスターをインストがてら1ラウンドだけ。
続けて7不思議。人数吸収性のよいゲームですが、3人プレイだと全員が互いに接してるので、徒に人数多いよりゲーム性高いように思います。
4人になってビッグバンはアルデバランでしたが順番回ってくる前に幻朧魔皇拳の餌食に。

ルナレナはメカニスブルゴと同じスペインのメーカーの作品。とある森にハイキングに行った若者たちが狼男に襲われてさあ大変というゲーム。
人狼担当プレイヤー1人対残りの全員という形式で、人狼プレイヤーは行動ポイント方式で人間を襲撃し、人間側はカードマネジメント方式で森を探索して攫われた仲間を救出して脱出を目指します。
狼男の足跡を辿って巣窟を探す探索システムや、戦闘ルール、負傷による人狼の感染チェックなど盛りだくさんの要素が詰め込まれた好ゲームです。

コズミックエンカウンターはFFGの英語版。リーンカーネーター対マイザー対マゾヒスト対ヘイトでヘイトを担当。FFG版の新種族らしいヘイト族は毎ラウンド全員に手札かトークンを捨てさせるというそこそこ強力な能力でしたが、全滅したら勝利というマゾヒスト族の異様な能力の前には無力でした。

最後にトリックマイスターをもう1ラウンドプレイして終了しました。

終了後は移動して裏例会。Middle-Earth Quest (FFG/HJ)をプレイしました。3人。
ミドルアースクエストはホビージャパンの日本語版。定価よりかなり安く入手できたそうです。日本語なので遊びやすいかと思いきや、訳が見事なまでにホビージャパン訳で、かなりプレイに支障をきたすレベルでした。
サウロンプレイヤー1人対残り全員という構図で、中つ国を右往左往して陰謀を巡らしたりそれを阻止したりします。ヒーローの耐久力と戦闘力と移動力が全部ヒーローデッキという一要素に集約されている鮮やかなデザインなど、ルール量は多いのですがシステムデザインはかなり洗練されています(訳以外は)。
ヒーロー側の勝利条件カードの引きが良かったのと、サウロンの陰謀カードの出が悪かった分で、最終ターン直前までプレイしてほぼヒーロー側が勝ちそうでした。