Affinity PhotoでRAW現像時にレンズプロファイルを適用する

最近カメラをPentaxの一眼レフからSONYのミラーレスに移行して、標準レンズはもっぱらFE 20-70mm F4 G (SEL2070G)というレンズを使っております。
撮影対象が鉄道だと、望遠レンズが主力で標準域にはあまり用はないんですが、このレンズは小型軽量ながらほとんど超広角まで1本で賄えて性能も上々です。
ところが、こいつカメラ内現像のJPEG画像はいいんですが、実は電子補正前提の設計で、RAWデータをPC上で現像すると電柱もホームも歪んでるわ四隅は結像してないわ、という惨々たる結果。

で、これを電子補正するのにプロファイルデータが必要なのですが、画像レタッチソフトのAffinity Photoにはこのレンズが収録されておりません。
Affinity Photoのレンズプロファイルは lensfun というサイトで有志が公開してるデータをそのまま使用しているらしいのですが、リリースタイミングの都合か、GitHubのマスターリポジトリにはちゃんとSEL2070Gのデータがあるようです。

Affinity Photoは足りないプロファイルデータを後から追加できるようになっていて、生データの置かれてるディレクトリからmil-sony.xmlというファイルをダウンロードして、C:\Users\ユーザー名\.affinity\Photo\2.0\LensProfiles に置くだけ。置き先のフォルダはAffinity Photoの「編集→設定→一般→レンズプロファイルのフォルダをエクスプローラーで開く」で一発で開けるようになってて便利です。

ばっちり補正されました。

上士幌の自動運転バス

今朝の道新にも載っていましたが、上士幌町が自動運転バスの実験を行なっています。
町のHPによると定期運行日は月木土。今日はたまたま通りかかったらおそらくは定期運行のダイヤとは関係なく道の駅を経由する循環ルートを走っておりました。
見た目はちょっとびっくりするくらい小型の車両。時速25kmというスペックの割には走りは軽快で、道の駅の出入口あたりのツルテカな氷も危げなく乗り越えていました。

旭川スキー場俯瞰

旭川のまさに入口あたりにあるサンタプレゼントパークスキー場。
石北ラッセル撮った後だともう日没なのですが、帰りに寄ってみました。
斜度はかなり緩やかでファミリー向けのスキー場です。コースは広くて変化に富んでいるので飽きないと思います。
今日は天候のおかげで雪質が最高。こんな街近のスキー場で全面ふわふわのパウダースノーというのはなかなかないでしょう。
前方には旭川の街並みが広がる俯瞰ポイント。17:33近文通過のライラック38号が写っている可能性がありますが、さすがに夜景では全然分からないです。

厚岸牡蠣まつり花火大会

厚岸町は年中牡蠣が採れるそうなんですが、秋に牡蠣まつりが開催されます。
初日の今日は花火大会が開催されておりました。ちょっと花火には時期遅いですが、夏祭りの花火が中止になったそうなのでシフトしてきたとかでしょうか。
厚岸港から上がる花火を道の駅の高台から。

小樽潮まつり花火大会

小樽の花火大会です。
コロナの影響で3年ぶりの開催。例年は金曜と日曜に1回ずつやるのですが、今年は日曜だけ。その代わり市制100年記念だか何だかで3尺玉を上げるとのこと。
例によって厩岸壁から見学。いつからか知りませんが、以前より規制線広めに取ってたように思います。
3尺玉は最後に打ち上げ。フィナーレっぽく派手に連射したのが終わってお客さん帰り始めたタイミングでドでかいのが上がりました。

旧石狩小学校

石狩の旧石狩小学校を見に行ってきました。
現存する北海道最古かつ唯一現役の円形校舎だったのですが、2020年3月に統廃合で閉校になりました。
昨日今日と石狩灯台130周年記念だか何だかで一般公開されています。

鉄筋コンクリート2階建、最近まで使用されていたため保存状態は良好です。
道内の他の円形校舎より先に建てられたことや小規模校であることからか、プロトタイプ感のある独特の構造をしています。
例えば螺旋階段が中心軸に配置されているのではなく、中央の円形廊下の両端に1つずつ設置されています。中心に螺旋階段がひとつだと上下の移動が交錯するので、こちらの方が合理的でしょう。
また1フロアに6教室というレイアウトは絵鞆小と同じですが、全教室が密接して環になっている絵鞆小に対して、こちらは中央から放射状に3本の廊下が伸びていて教室が2つずつ廊下に挟まれるような設計になっています。絵鞆小は少しでも教室の面積を広くしたかったのだと思いますが、内周側の壁に出入口と黒板を並べて配置していて黒板が狭いという欠点があり、教室としての使い勝手を損なっていました。石狩小では普通の四角い学校と同じように教室の出入口は側面廊下側にあるので、内周側に大きな黒板を設置することができています。

とりあえずすぐに解体したりする予定はないそうですが、使い道も決まってないとのこと。
いつまでも空家というわけにも行かないと思いますが。