NEJE Master2S Plus

中国製のレーザー彫刻機を買ってみました。
NEJE Master2S Plusというやつです。お手頃価格で7.5Wの半導体レーザーで彫刻や切断ができるというもの。
キット形式で、ダンボール箱にバラの部品一式が梱包された状態で届くので組み立てが必要ですが、基本的にはX軸とY軸のレールとレーザー発光ユニットをネジで止めてコネクタ式の配線を差し込むだけ。必要な工具もついてくる親切設計です。
NEJE社のHPからドライバと専用ソフトをダウンロードしてインストールし、PCと彫刻機をUSBで繋ぎます。デバイスマネージャーから見る限りではシリアルポートに見えているようです。
専用ソフトには著作権の怪しいサンプル画像が最初からいくつか用意されているので、適当に選んで印刷領域を調整したらオマケでついてきた木片をセットします。後はスタートボタンを押してこれまた付属品でついてきた保護メガネをかけて観察するだけ。とはいえ、この出力のレーザーが裸で動き回るというのは労安法的にはどうなんでしょうか。
出力調整できるのでとりあえず火力10%で焼いてみましたがうっすらと跡がついただけ。もう一度、今度は火力50%に増してリトライすると割としっかりと焼き印ができました。それなりには使えそう。

ジムニー クラッチクッション交換

JB64WジムニーのMT車に乗ってるのですが、この車はクラッチフィールがガバガバということで評判です。
踏みしろが大きいというか、クラッチが実際に切れてから床に突き当たるまでの距離が長く、戻すときどこまで戻したらミートするのかよく分からないんですね。
これを解消する方法はいくつかあるようですが、いちばんコスパがよいのがクラッチクッションの交換。クラッチを踏むと最後にゴムパーツに当たって止まるのですが、これを初代スイフトの同パーツと交換するとちょうどよい踏みしろに調節されるという塩梅です。
写真上が取り外した純正パーツ、下がスイフトの部品で品番09321-06033。
場所はクラッチレバーの根本付近で、マイナスドライバーでテコの原理で引っ張れば簡単に外れます。入れる方も軽く押し込んでからクラッチを思いっきり踏み込めば勝手に嵌まります。最後はクラッチ踏んでエンジンかかることを確認したら作業終了。5分もかかりません。
実際の踏みしろは気持ち浅くなった程度の差しかありませんが、ちょいと足を上げるだけでパシっとクラッチつながるようになってかなり気持ちいいです。

PHS停波

2021年1月31日昨日をもってワイモバイルの一般向けPHSサービスが終了しました。
企業向けテレメタリングプランが2023年まで続くのと、順次契約解除処理は順番らしいので今のところ電波はバリバリ受信していてアンテナはフルに5本立ったままですが、発信着信データ通信すべてできなくなっていることを確認しました。
ワイモバのサイトで確認した契約期間は12年4ヶ月でした。PHS25年の歴史と比べると全然新参ですね。

鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ

天気良くなったのでSLの前に丹頂鶴を見に行ってきました。
今回は鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ。午前9時から給餌をやっていて、それを目当てに大量の鶴が集まってきます。
マイナス18度まで冷え込んで鶴の吐く息も白くなっていました。

大黒島ライトアップ

室蘭港の入口に大黒島という灯台の島があります。
灯台としてはもう何十年も前から使用されておらず、今は釣り人しか訪れることのない島なのですが、これをライトアップするという催しが行なわれました。本来8月に実施される予定だったのが、天候で延期されて今日の開催となったそうです。
暗闇にかすかに浮かぶ島の頂にある灯台から、どこかのガンダムのようなビームが四方八方に発射されておりました。カメラで長時間露光しているので鮮かに写っていますが、天気が良く空気中に反射するものがないので実際のところ肉眼では白っぽくしか見えません。

セブンイレブン札幌テクノパーク店

札幌テクノパークの札幌市エレクロトニクスセンター内にセブンイレブンがオープンしました。
食堂が撤退した跡地にやや小規模な店舗で営業しています。品揃えは普通のセブンといったところ。今までコンビニと言えば対岸のセイコーマートもみじ台店だけだったので、ATMもコピー機もあって便利になりました。
レジは最新のセミセルフレジ。セブンでは今年後半から各店舗に展開という話なので、近隣ではここだけなんじゃないでしょうか。
営業時間はエレセンに合わせて8時19時、セブンでもイレブンでもないという。
初日の昼すぎですがお客さんいませんでした。もうちょっと繁盛してるかと思ってたんですが。

Adventurer3と各社フィラメントの評価

3Dプリンタを購入して4ヶ月、運転時間は600時間になりました。
トラブルはフィラメント詰まりが2回ほど、加熱して付属の棒でゴリゴリやると直る程度で大した問題ではありませんでした。
ファームウェアが古い(購入時からすでに古かった)ので最新のv1.1.0にアップデートしてみました。特に何が変わったのか分からないですが。
あと動作音が大きくなってきたような気がするので、各軸にグリスを塗り塗りしたらまるで新品のように静かになりました。

Adventurer3の評価

フィラメントホルダが純正専用

本体にフィラメントリールを格納できる設計なのですが、ほとんどのサードパーティー製フィラメントは収まりません。まあ最初から分かってることなので、みんな最初に印刷するのはフィラメントホルダーだそうです。

プラットフォームが微妙に水平でない

公式ページにレベリング調整器具の印刷データと使用手順が上がっていますが、この方法ではZ軸がX軸方向に傾いているのを修正できるだけで、Y軸方向に傾いてるのは対処しようがなさそう。取り外しプラットフォームの縁にテープを貼って修正してる人が多いようです。最初の1~2層の厚みで吸収できる程度の誤差であれば、特に調整しなくてもラフトつけて印刷すればほとんど影響が出ることはないと思います。

印刷中にプラットフォームがズレる

構造上の弱点です。他の3Dプリンタがどうしてるのか知りませんが、Adventurer3の取り外しプラットフォームは前後左右に若干の余裕があるのをバネで押さえてるだけなので、印刷中にヘッドが印刷物にぶつかった衝撃で1mmくらい動くことがあります。このため印刷物の途中から上半分が横にズレて段差ができます。プラットフォームとヒートベッドの間の1mmくらいの隙間を埋める治具を作って押さえてやるようにしました。今のところ、これで完全にズレを防止できています。PLAなのでベッド温度上げられないですが…

フィラメント評価

今のところPLAしか使ってません。

FLASHFORGE純正 (灰・赤)

アマゾン価格2,980円(500g)。さすが純正だけあってノートラブル。ほとんどのメーカーは1kgなので価格的にコスパは半分以下です。湿気る前に使い切りやすいのは利点。赤は本体付属の評価用300g。どちらも若干色が薄いというか透けている。

3D Hero (白・茶・緑・黒)

アマゾン価格1,999円。メインで使っているフィラメント。値段の割にトラブルは少なく、色のパターンも多い。太さが均一ではないのか、途中から送り出しが悪くなることがある。2,599円(2020-03-29)。

Creality 3D (青)

アマゾン価格1,999円。異様に巻きが綺麗に揃っている。リールが透明なので残量が分かりやすい。粘着力が低いようで、特に1層めを非常に遅くしないとプラットフォームに定着しない。2,999円(2020-03-29)。

Pxmalion (黄)

アマゾン価格1,880円。外周部分は問題ないが、中心部で巻きのRがきつくなってくるとポキポキ折れる。ノズル内で詰まりやすい。ちゃんと押し出されさえすれば造形物は綺麗に出る。2,480円(2020-03-29)。

ERYONE (金・銅)

アマゾン価格1,599円(500g)。金属色フィラメント。金属成分は含まれていない。金色はただの黄色、銅色はちゃんと金属光沢がある。層を厚めにした方が光沢が出やすいようだ。フィラメントの品質には特に問題なさそう(使いきっていないので十分な評価はできない)。廃盤?(2020-03-29)。

PRILINE (紫)

アマゾン価格1,699円(1kg)。安価な割には問題のないフィラメント。色のせいか、底面が白く汚れたように荒れる。使いきっていないので十分な評価はできない。2,299円(2020-03-29)。

NOULEI (銀)

アマゾン価格2,699円(1kg)。金属色フィラメント。金属成分は含まれていない。割ときれいに銀色に光る。品質は全く問題ない。生産終了だろうか、廃盤?(2020-03-29)。

eSUN (灰)

アマゾン価格1,599円(500g)。使い切りやすい小容量タイプ。品質は全く問題ない。若干巻きがキツいというかスプールの端に巻かれている分がスムーズに解けてこないので見張っている必要がある。生産してないのかだんだん色のラインナップが減っているような(2020-03-29)。

旧絵鞆小学校

室蘭の旧絵鞆小学校を見に行ってきました。
南側円形校舎と矩形校舎を今年度中に解体する方針となり、お盆に合わせて校舎内の最後の一般公開が行なわれました。
職員室など一部の部屋は資材置き場にされていて立ち入り禁止でしたが、それらを除くとほとんどの教室と校舎内をすべて見て回ることができました。
一番の目玉はやはり南側円形校舎の体育館でしょう。最上階3Fのフロア全体を使った丸い体育館です。走ると下の階に響くとか、面積を確保するための張り出し構造が耐震性を弱めていて今回の解体決定の要因になったとか、そこまでやってもちょっと狭い(バスケットのコート1つがギリギリなのに無駄な空間がある)とか、正直設計ミスなのですが、同心円とアーチを組み合わせた屋根の構造はやはり美しいです。
私が通ってた30年以上前から、この体育館の梁にボールが1つ挟まってて気になっていました。今日見たら、今も挟まったままでした。まあ先代は落下して2代目が新しく挟まったのかもしれませんけど。