K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
SimNovel (Manifest Destiny)・Heaven & Ale (eggertspiele)・Terraforming Mars (Stronghold)・Unlock! (Space Cowboys/HJ)・Dominion (RGG)をプレイしました。

3人で人待ちシムノベル。3人でも特にルールは変わらないのでラス番でも選択肢ある分だけ得点伸びやすくなります。世界観カードはキャラさえ引いてくれば点になるし、自分の点にならないカードは間違いなく他人の得点になってしまうので見たら無条件で拾っておいた方がよいでしょう。負け。

1人増えて4人でビール作ってる気が全然しないと有名なヘブン&エール。ビールの原料である5種類の資源のタイルを拾って箱庭を作り一番少ない資源1種だけで得点計算するので、全部均等に集めないとビールはできません、という話のようですが、ゲーム中にはビールそのものは登場しないのが気分出ない原因でしょう。すぐに資金ショートするのに収入源がほとんどないとか、得点計算の50%はビール職人トラックの進んだ位置なのに職人を進める方法がほとんどないとか、何やっても勝利に近付いた感じのしない難しいゲームです。高額タイルを拾って金策に悲鳴を上げるよりは、安価なタイルで低コスト経営しつつ職人を進めるのがよいと思います。システムそのものは独自性とゲーム性を兼ね備えた優れたものです。負け。

テラフォーミングマーズはビーナスネクスト拡張入り。金星ボードが登場し、火星の片手間で金星のテラフォーミングもできるようになりました。ゲーム的には終了条件じゃないテラフォーミングゲージが1本増え、それに関するカードとマイルストーンとアワードが追加された形になります。
ランダムに会社を配って、せっかくなので金星関係の新企業、モーニングスター株式会社を選択。能力はファーストアクションとして無料で金星系のカードを山から3枚引いてくるという、この拡張を最も楽しむための会社です。強くはないと思いますが。金星は1本のゲージでしか表現されてないので、単純にゲージを上げてTRを上げるだけのものが多く、序盤からTRはトップを独走してましたが、火星の地表に置いてるものが少なく、最終決算で華麗に逆転負け。堅実に火星に木を植えた方が効率良いのでしょうか。

アンロックはミステリーアドベンチャーの3本目、難易度3のトニパル島の財宝です。今回は普通に最初から制限時間60分のシナリオでした。面子が違うせいかもともとそういうシナリオなのか、難しいは難しいのですが難易度2のノーチラス号の罠ほど詰まることなく順調に謎が解けていきます。さすがに制限時間をちょっとオーバーしましたが、それでも☆5勝利。

最後はドミニオン基本+ノクターン。2戦2敗。

ML.K 1月例会

札幌市北区民センターでML.Kの1月例会がありました。参加者7人。
Rising Sun (CMON)・Dominion (RGG)・Improvement of the POLIS (慶應HQ)をプレイしました。

まずは5人で早速キックスターター発のライジングサンをプレイ。箱やたら大きい(といってもこのメーカーとしては標準サイズ)うえに本体とほぼ同サイズのストレッチボーナス箱までついてきしたが、中身は大量のプラスチックフィギュアと破損防止用のトレーなので、持ち上げると意外と軽いです。外人の考えた江戸と京都が隣接してたりするよく分からない日本列島で勢力争いをする陣取りです。
特徴的なのは外交交渉で、この手の陣取りとしては珍しく同盟条約がルールで規定されています。ただ、その方式が「はい、2人組作ってー」なので奇数人数プレイだと1人悲しみを背負うことに。プエルトリコ方式のアクション選択システムなのですが、手番プレイヤーボーナスがその同盟相手にも同じだけ与えられるので、同盟からあぶれないこととできるだけ利害関係の一致する相手を選ぶことが肝要でしょう。
盤面全体で戦闘が起きるようにするためか、終了時にはゲーム全体を通して1回でも支配した領土のセットコレクションでボーナス得点が発生します。また、戦闘の勝敗自体のランダム要素は薄い(ダイスとか振らない)のですが、戦闘前の秘密入札でうまいこと勝てば勝敗にかかわらず相応の勝利得点が得られるので、できるだけ多くの戦闘に参加したいようになっているなど、同社のブラッドレイジ同様盤面の流動性の大きいゲームです。
担当勢力を適当に選ぶと黄色の盆栽氏族(何だそれは)、九州からスタートです。氏族ごとに特殊能力があって、盆栽はお買い物が何でも1金でできるという素敵な能力です。このゲームでお金で買えるものはお城と特殊カードなので、序盤からどんどんカードを買い集めていきます。盤面はさっぱりでしたが、最終的にカードから出たVPの分で勝ち。

1人減って4人ドミニオンはノクターン拡張入り。デッキ構築ゲームがこれだけ広まった今や、他のフォロワーに対するドミニオンの利点はシリーズが継続したことによる豊富なカードプールにこそあると思うのですが、さすがにもう全セット持ち歩くのは正気のレベルを越えているので、基本セットとノクターンだけ準備して半分ずつ投入。2戦1勝。
今回の新ルールは、初期手札の銅貨1枚と交換で最初からデッキに入っているHeirloomカード、同じカードでも使うたびに効果がランダムに変わるBoonデッキとHexeデッキ、購入フェイズの後にノーアクションで何枚でもプレイできるNightカードです。初期銅貨7枚屋敷3枚、手番は1アクション1購入で順番固定という基本システムはドミニオンのシンプルさを支える重要な要素だったわけですが、今回はシステムに手を入れて従来の枠を取り払うチャレンジングな拡張です。

2人入れ替わりで最後は4人でImprovement of the POLIS。昔のシミュレーションゲームのようなシックなデザインのブックケースサイズの箱がカッコイイのですが、去年の秋ゲムマの新作だそうです。ギリシャの都市国家の1つを担当してアクション選択で内政したり戦争したりしてVPを稼ぎます。最初は自国ほとんどまっさらなので、何やっていいのか良く分からんのですが、早いもの勝ち要素があるので何がしかに特化するのがよいのかなと思います。時間切れ終了。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Unlock! (Space Cowboys/HJ)・Mare Nostrum: Empires (Academy Games)をプレイしました。

まずアンロックは第2弾のミステリーアドベンチャーのシナリオ1の丘の上の館。
アプリを起動すると謎のフランス語のエラーメッセージが。OUI連打で先に進めばそのまま動作はするようですが、起動するたびに毎回エラー攻撃です。GooglePlayストアでは今日付けで再度修正されているので今は直っているかもしれません。
難易度1なので特に詰まるところもなく時間内に無事クリア。☆5つ勝利でした。

マレノストルム。アトランティス拡張は入れずにメインボードのみを使用です。
担当国ランダムに決めるとカルタゴ。アトランティスがなければマップの隅なので立地はよさそうです。初期セットアップ状態での生産力が商品5種8枚+コイン1枚と大幅に商品の方に偏っています。加えてハンニバルの特殊能力は商品セットを作るとき1種2枚まで重複使用可というものです。戦闘の役には全然立たないのでハンニバルっぽくないですが、領土増やさなくても初期3エリアだけで最大で商品5種12枚まで増産できることと合わせると、11種12枚集めてピラミッド勝ちを目指す国のようです。貿易を最大に利用しても10種12枚が限界ですから、ピラミッド勝ちするには領土増やすか何か手品が必要ですが、今回は最初の建設で商品を2種2枚まで持ち越せる空中庭園を買うことができました。これで領土増やす必要がなくなったので、後はひたすらリーダーと要塞だけ買う引き籠もり戦術です。
さすがに4人めのリーダー買って5人建設勝利にリーチかけた時点で警戒されてローマが襲ってきましたが、それまで大規模な戦闘がマップの反対側で起きていたせいで戦力少なめだったのと、要塞のおかげで被害は最小で済みました。次の生産と貿易で9種10枚集めて5人めを買って勝ち。
収入が商品かコインのどっちかに寄ってる国だと作戦立てやすいのですが、半々な感じの国は建設勝ち目指すにも都市4つ勝ちするにしても派手に暴れまわる必要があって難しそうです。

最後はアンロックの2番目のシナリオのノーチラス号の罠。難易度2になると急に難しくなります。水中で酸素が足りないという設定で、初期状態の時間制限が短く、常に時間に追われるシナリオです。途中の謎で詰まって大幅タイムオーバー+ヒント1回で☆3勝利。ノーヒントであれはちょっと難しすぎかと思いますが、面白いのは間違いないです。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
SimNovel (ManifestDestiny)・Black Vienna (KOSMOS)・Wasteland Express Delivery Service (Pandasaurus Games)をプレイしました。

マニフェストデスティニーの去年の秋の新作のシムノベル。古今東西のラノベの登場人物やら何やらがカードになっていて、自分の箱庭で人物相関図を作ります。競りとかその手のメンドくさい要素なしで親から順に1山ずつピックするだけの単純なシステムですが、スタートプレイヤーの取り合いにからんだ駆け引きもちゃんとあって面白い。箱庭ゲームらしく完成した相関図は見応えがあって再プレイ欲も湧く良いゲームです。2戦2敗。

ブラックウィーン。1戦めはいい感じで推理進んで2択まで絞り込みましたが功を焦った他プレイヤーが全滅したせいで強制回答を迫られ失敗、2戦めは全員誰に何聞いても1ヒットばかりでなかなか収束しない展開でしたが、最後連鎖的に一気に状況を確定できて正答。

荒地の配送屋。共通の勝利条件カードがどれも達成条件厳しめで長引きそうでしたが、各派閥の契約カードで良い個人勝利条件が引けたので、そちらから優先的に達成して1番に勝ち。共通の勝利条件はちょっと難易度高すぎな感じがします。

T井氏宅ゲーム会

T井氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Majesty (HiG)・Council of Four (Cranio Creations/Heidelberger)・Magic Maze (Sit Down!)・Dynasties (HiG)をプレイしました。

まずはマジェスティから。今回は兵士カードが場に並ぶのが遅かったのか、全くもって平和な世界になりました。先に衛兵で防御固められると、兵士取っても効果がないので、デュアルユースなカードは兵士側では使われなくなりさらに攻撃力が低下するというフィードバックで、ほぼ全員7種コンプリートできる嘘のような展開でした。展開全然違っても最終的な得点差は微妙なところでうまくバランス取られている巧妙なデザインのゲームです。負け。

カウンシル・オブ・フォー。セットアップで家柄トラックを上げられる報奨トークンの置かれた都市が2つ並んでいて、たまたま初期手札でうまいこと取れそうだったので家柄トラックをどんどん進める作戦で。中盤、残り少ないボーナスタイルを争うタイミングで、うまく家柄トラックの効果をからめて1手先んじることができ、そのままリードを保って勝利。やっぱり手札の引き運の良し悪しが大きいのですが。

マジックメイズは冒険者のパーティーをダンジョンから脱出させる協力ゲーム。何と何回かある相談タイム以外は一切発言不可の無言ゲームなのですが、各プレイヤーは冒険者コマをある1方向にしか動かせないので、全員目配せとテレパシーで瞬時に意思疎通しないと自由に4方向に動くことはできないという、このゲームでしか要求されない特殊技術を磨くゲームです。最初の3シナリオまでクリア。

最後はダイナスティ。エリザベス1世の時代のヨーロッパで英仏独西の各都市に自分のコマを送り込んでエリアマジョリティをするゲームです。コマは各都市で男性と女性の2人まで配置できて、複数のプレイヤーの男女が揃うと結婚して子供ができたりその他の報酬がもらえたりします。この報酬がケーキ切り分けシステムで、3個のダイスを振って2個1個に分け、もう一方のプレイヤーが好きな方をもらって切り分けた方は残りを受け取ります。取りたい都市の先置き競争とか協力する相手の選択など、資源とか手札の制限厳しいなかで難しい選択を繰り返す難易度の高いゲームでした。大差2位。

M上氏宅ゲーム会

はるばる遠くからおいで下さったT口氏を迎えてのM上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
T.I.M.E Stories (Space Cowboys)をプレイしました。

タイムストーリーズは最新シナリオのエストレラ・ドライブをプレイしました。
4人用ですが、要は全員で1冊のゲームブックを読んでいるようなものなので特に人数制限的なものは気になりません。
舞台は1982年のハリウッド。何とかさんの別荘、エストレラ・ドライブ邸で怪奇現象が起きているので解決して来いと送り込まれた先で調査を進めると、それはさらに13年前の凄惨な殺人事件が原因で…といった話です。
いつも忘れがちですが、プレイヤーたちはタイムパトロールなので起きてしまった殺人事件を何とかするのが目的というわけではなく、その点では何ともスッキリしない結末でした。脱出ゲーム的な謎解き要素が薄いのに対して、使用可能な総TU値が他のシナリオと比べるとかなり少なめに設定されていて、行動を最適化するパズルゲームの要素の強いシナリオです。
2デッキ構成でボリューム感は十分、6時間以上かかりました。現代のハリウッドらしく登場人物は様々な人種構成で人数も多めな上、人間関係がかなり入り組んでいて、ストーリーは難解な部類に入ると思います。やりごたえ的なところでは満足感は高いです。
箱には成人向けと書いてあって、成人要素は殺人事件に関するグロ表現とドラッグの使用に関する部分ですが、戦闘が発生するのはいつものことで、ヤク中な登場人物も最初の療養所シナリオにもいたくらいですから、特にこのシナリオがどうこうということはないと思います。

T井氏宅ゲーム会

T井氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Acquire (Hasbro/AH)・Werewords (Bézier Games)・Lancaster (Queen)・8ビットモックアップ (さとーふぁみりあ)・ブックメイカーズ (オオツカ製作)・Majesty (HiG)をプレイしました。

まずは新版アクワイア。マップが10×10で少し狭くなってタイル数減って時間短縮がはかられています。一番の違いは3位まで合併ボーナスを得られるようになったところ。1位は株価の10倍で変わってませんが、2位は7.5倍、3位は5倍と、3位でも昔の2位と同じだけ収入があるので、途中で資金ショートしにくくなりました。その代わり序盤の合併で3位にすら入れないと圧倒的に出遅れます。負け。

インサイダーゲームをパクったと噂のワーワード。作者は20の質問と人狼を組み合わせた全くのオリジナルと主張しているようですが。役職の割り振りは、1人は市長として司会のみを行い、正解を知っていて誤答に導くのが目的の人狼が1人、同じく正解を知っている村人サイドの予言者が1人、残りは何も知らない村人です。市長が決めた秘密の合言葉をYes/Noの質問を繰り返して絞り込んでいきます。4人プレイだと原則として正解知らないのは世界で1人の村人だけなのでイマイチゲームとしては成立しにくいようにも思うのですが、意外とちゃんとした推理ゲームにはなります。正答できれば村人の勝ち、ただし、最後に人狼が予言者を当てれば人狼の逆転勝ち。逆に正解にたどりつけなかった場合は投票で人狼を処刑できれば村人の逆転勝ちです。
コンポーネントは役職タイルと市長が回答するときに使うYes/Noタイルしか入っておらず、出題とか時間管理はスマホアプリでするようになっています。ところが、このアプリがおま国仕様で日本国内からはインストールできません。その代わり多国語版アプリが有料で販売されています(日本語が含まれているかどうかは知りません)。ごにょごにょやって国別規制を迂回できれば出題辞書だけは英語版アプリにも各国語分が入っているので普通に遊べます。
村人で正答するも予言者殺されて負け。

ランカスター。第1ラウンドに何とかしてレベル3騎士を作っておくと、第2ラウンド以降の選択肢が広がってがぜん有利なのですが、すっかり忘れていて1レベル騎士を増やしてしまいました。負け。

8ビットモックアップはタイルを並べてうまく地形を繋げてトークンを配置して得点するカルカソンヌみたいなゲームですが、全員同じ構成のタイルが全員同じランダム順で引かれてきて、それを各自自分の箱庭に配置してきれいに接続することを目指すのでプレイ感はテイクイットイージーでした。2戦2敗。

少年漫画雑誌みたいなデザインの箱が人目を引くブックメイカー。トーナメント戦が始まった少年漫画の読者として、ファンレターを送って自分の贔屓のキャラを優勝させようとするゲームです。が、タイトルの通り、各マッチの勝敗予想の当たり外れによる得点が大きいです。ゲームは最初にトーナメント表を作るところから始まっているのですが、ここで自分以外の3人が全員表の反対側に行ってしまいました。推しキャラ同士の潰しあいでみんな手札を浪費しているのを横目に、自分の推しキャラもあえてあっさり見捨ててどうでもいいサブキャラ戦の勝敗をローコストで制御しつつ勝敗予想点を稼いで勝ち。

宝石の煌きの作者の新作マジェスティ。アークライトの日本語版です。適度に大きくて使いやすそうなプラ製のコインがたくさん入っています。手番には並んでいる場札から1枚カードを取って自分の手元に配置して能力を起動、場札は売れ残りほど安く買えて新しいカードを買うときは前のカードにコマを1つづつ置いていくセンチュリースパイスロードっぽいシステムです。ルール聞くところまでは面白そうなのですが、兵士カードの攻撃力が強すぎで、買うカード買うカード次々と兵士カードの全体攻撃効果で吹き飛ばされていきます。防御カードや回復カードもあるのですが、悪い流れに入るとそれらを含めてあっという間に更地にされてしまいます。トータルではバランス取れてはいるようなのですが、ちょっとどうなんでしょう。あと、貴族カードが既存の貴族カードを含む総枚数x5金の収入という効果を持っているのに、コインのミックスは1・2・10で5金コインがないのはどうかと思います。負け。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人
Clans of Caledonia (Karma Games)・Miraris (風栄社)・ボブジテン(TSUKAPON)・Giganticking (adu)をプレイしました。

まずはクランズオブカレドニア。K川氏がせっかくキックしたのに発送トラブルでやっと届いたそうな。見た目やシステムはテラミスティカですが、産物をセットコレクションして出荷して需要タイルをどんどん処理して行く流れが主要な得点源なので、プレイ感は旅する代わりに拡大再生産するマルコポーロといった雰囲気です。
需要タイルを拾うコストがゲームの進行にともなってどんどん値上りするので、第1ターンから必要な産物はどんどん市場から買って数をこなしてと進めましたが、どの商品も普通に高いので常識的に拡大再生産を進めた方がよいようです。氏族のボーナスタイルをフル稼動させられるよう特化型で進める方がよいでしょう。牛乳売って8金はいくら特化しても出力変わらないのでイマイチかも。同点最下位。(訂正:牛乳売って8金は1ラウンドにいくつでも売れるので正しく使えば最強クラスと思われます)

ミラリスは同構成の手札を持って同時に1枚ずつ伏せ出しして高い順にカードを獲得するよくあるバッティングゲーム。セットアップ時にキャラクターカードを何枚か配って各自ひそかに1枚選んでおきます。これが最終決算時に特定の条件で大きな得点補正を入れてくるので、単純にバッティングを躱して高いカード取れば勝ちとは限らずなかなか面白いです。2戦1勝。

ボブジテンはランダムに決まったお題の外来語1つを親がカタカナ使わずにそれを説明して、子がお題を当てるというワードゲーム。単純ですがこれが意外と難しい。

最後はギガンティックキング。昔ジャイアントキングという名前で発表された同人ゲームの改版で、とりあえずネット上にPrint&Play版があるようです。競りでカードを購入してデッキ構築して、最後のラスボス戦で一番高値をひねり出した人の勝ちというゲーム。どこにでもありそうに見えてユニークなシステムがうまく機能してる良作でした。

ML.K 12月例会

札幌市北区民センターでML.Kの12月例会がありました。参加者6人。
Santa Maria (Aporta Games)・Villages of Valeria (Daily Magic Games)・Sleuth (3M/Eagle-Gryphon)・Fabled Fruit (2F-Spiele/アークライト)・Room 25 (Matagot/HJ)をプレイしました。

まずは4人で箱絵がおっさんなサンタマリア。箱庭を作ってダイスをピックして拡大再生産をします。得点方法が複数あるよくあるポイントサラダですが、まずは生産拠点である自分のボードのマス目をパッチワーク式に埋めるのが先決です。そのためには材木2+小麦1で3マスサイズのタイルを取らなければなりません。初期資産として、思わせぶりに材木2+コイン3+順番補正を持ってスタートしますが、小麦1をコイン3で買えるので、初手は小麦を買ってタイルを早い者勝ちで取る以外の選択肢はないような。小麦は信仰トラックを進めるのにも使うので、たぶん小麦の採れるタイルが序盤のスタートダッシュを増速してくれる良いタイルだと思います。
スタートプレイヤーでしたが初手番有効活用できず3位。

1人増えて5人でヴィレッジオブヴァレリア。最初は3コインしか持ってないので初期手札が4コスト以上の建物ばっかりだとどうにも前に進みません。負け。

1人減って4人でスルース。どこからかダウンロードしてきたらしい余白の多い記録用紙が便利でした。負け。

フルーツジュース。初期状態だとどの種類の果物もほとんど等価値で、とにかく同種3枚+何でも1枚集めさえすればよいので割と作業感があるのですが、3戦めくらいからは果物の種類によって使いでがあったりイマイチ価値低かったりと違いが出てきて、それなりに考えるゲームになってくると思います。初期状態から始めて3戦2勝。

1人増えてルーム25はエスケープルームのシナリオ4。さすがに徐々に難易度上がっているようで、序盤から快調に謎カード発見して全体で6枚も獲得して最低でも2ペアできてるはずなのに、話を聞くだけではどれとどれがペアになっているのかさっぱり分からないというすべり出し。あやうく1つも解けずに終わるところでしたが、何だかんだで最後は時間を残して脱出成功。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Near and Far (Red Raven Games)・Agricola (Lookout)をプレイしました。

ニア&ファーはアバブ&ビロウの続編。ボード上部の街でワーカープレースで準備をしたらボード下部のマップに冒険に出掛け、例によってパラグラフブックで解決します。マップとパラグラフブックは流行りのストーリー指向で11のシナリオを順にプレイするキャンペーンになりました。第1シナリオは練習面ですが、さりげなくアバブの街とビロウの地下迷宮が登場しています。
初期状態では猫1匹からスタートなので人雇わないと何も始まらないのですが、肝心の雇用アクションマスの補充に関するルールが一部欠落しています。ルールには雇われて減った人を補充するには食料払って再補充するしかないように書かれているのですが、デザイナーによると1人雇ったらすぐ次を補充するというルールを書いたつもりが抜けていた、ということのようです。
ルールのままだと先手番圧倒的有利なので1番で勝ち。

アグリコラはファミリーエディション日本語版。元のアグリコラのファミリールールとの違いは個人ボードがなくなってパズル要素が減った、資源から石と野菜がなくなった、ラウンドごとに増えるアクションマスにランダム性がなくなった、といったところ。牧場はマスを柵で囲う代わりに普通に牧場タイルを取ってくるだけになりましたが、4人プレイだと畑と共用の1マス牧場の数がちょっと足りないような。
他には得点システムがいろいろ調整されて物乞い以外のマイナス点がなくなり、動物は何でも1匹1点になり、収穫済みの小麦が得点にならなくなりました。動物の得点格差がなくなったので、食料効率が低い代わりに序盤から入手性のよい羊をガンガン増やすのがよさそうです。植えてある小麦だけが得点なので、最終ラウンドに種撒きアクションを確保するためのスタートプレイヤー調整が非常に重要になりました。
同点タイブレークで残り食料差で負け。