K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Pandemic Legacy: Season 2 (Z-man/HJ)をプレイしました。

パンデミックレガシーシーズン2を前回の続きで6月からスタート。
6月○7月○8月○9月○10月○11月×○12月○と、前半の苦戦が嘘のように連戦連勝。あっという間に最終シナリオまで駆け抜けて、無事世界を救うことができました。最後得点計算して何とか上から2段階めの評価でした。
システムの運用に慣れた、というよりは、シナリオ終了時ボーナスでキャラクターにいろいろ能力を追加していったのがどんどん機能し始めたことによって、チームが強化されていった効果でしょう。前作と比べると、どんどん新キャラに乗り換えるよりは同じキャラクターをじっくり育てた方が良いように思います。
今回はスクラッチが制作チームのブームだったのか、ゲーム中に追加されるカードはどれもこれも銀紙剥がしになっています。コインで削るとものすごい量のゴミが出るので、セロテープを常備しておくとよいでしょう。書き込みもするのでサインペンも1本用意しておくとよいと思います。というかコンポーネントに入れといてくれればいいのに。
ストーリー的には前作の続きになっているので、前作プレイしているといろいろな伏線が後半にパチパチと収束していってまとまりの良い話になっています。ストーリーそのものは前作同様1本道で、前作はまだどの色の病原菌が変異するかで卓ごとの違いもあったと思いますが、今回はそのような展開のブレもほとんどないと思います。話のインパクトとしては前作ほどではないですが、最後の12月には劇的な結末を迎えることになるでしょう。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Happy Hamster (Club Black)・Robinson Crusoe (Z-man)をプレイしました。

まずはハッピーハムスター。聞いたことないメーカーですが、国産の小箱のカードゲーム。北海道の会社だそうです。ハムスターになってひまわりの種を集めます。上家からババ抜きの要領でカードを1枚引き、夜カードなら1回休み、種カードならダイス判定で獲得チェック、一定数の種を集めれば勝ち、というゲームです。内容としては本当にただの坊主めくりでどこからカード引こうが勝ち負けには何の影響もありませんが、ここであえてババ抜き風にすることで何でもないところでニヤニヤしたり衝撃を受けたりできて謎の盛り上がりを見せます。ゲームが面白いかどうかは実はゲーム性とはちょっとベクトルの違うところにあるという好例。

ロビンソンクルーソーはシナリオ2。呪われた島から脱出するためには材木を集めて島中に十字架を建てて廻らなければならない、という話です。シナリオ1は材木を集めてキャンプファイアーのやぐらを組むシナリオだったので、何というかあまり違いがありません。このゲームに登場する資源は木と毛皮と食料の3種類だけで、そのうち食料は毎日バンバン消費するので、保存が効いて一定量の供給が見込める材木で何かするしか話作れなそうな気がしますがどうなんでしょうか。シナリオは他にもあるのでもう少し評価待った方がよいとは思いますが…

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Pandemic Legacy: Season 2 (Z-man/HJ)をプレイしました。

パンデミックレガシー・シーズン2、まずは0月の再プレイから始めて何事もなく成功したので本番プレイを開始。
まずは海上にある3つの開始都市に名前をつけるところから開始します。ニューヨーク沖はニューニューヨーク・地中海はニューカタン島・南大西洋はニュー新札幌と命名されました。
シーズン2ではゲーム開始時マップ上には大西洋沿岸地域しか見えていませんが、いくつかある世界の端から偵察することで新しい陸地が発見されて世界が広がっていく趣向です。広くなった土地にはシールを貼ってボードを上書きするのですが、貼るべきシールは向きも場所も決まっていて昔のどこぞのPCゲームのように架空の地形になったりはしません。
マップを見る限り明らかに北米・南米・欧州・中東・アフリカが未踏査地域なのですが、探検するためにはまず同色カード5枚を揃えてそこに基地を建ててから、再度同色4~5枚を揃えて偵察アクションを行う必要があるので、1回のプレイで同時に達成するのはかなり難しいです。勝利条件的にも地域を解放することそのものは複数ある勝利条件の一つであって必須ではないのですが、世界が広がらないと話進まないので、たとえ失敗するにしても月に1エリアをノルマにするくらいのペースで宿題を処理しておきたいところです。
0月○1月×○2月○3月××4月××5月×○で驚異の5連敗と惨憺たる結果でしたが、何とかこの先は持ち直しそう、といったところで中断。

ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者5人。
Mountain of Madness (IELLO)・Pandemic Legacy: Season 2 (Z-man)・Gentes (Spielworxx)・Sticheln (AMIGO)・Half-Pint Heroes (Corax Games)・ギリギリカレー(EJIN研究所)をプレイしました。

まずは3人で狂気山脈。HJの日本語版です。一見クトゥルフものの協力ゲームかな、と思わせて全くその通りなのですが、このゲームのキモは狂気カードとして配られた狂人の演技を実際にプレイヤーがやらなければならないところ。これがうまくコミュニケーションを阻害するようにできているので、ゲームシステム上の難易度は大したことないのに進行に伴なってだんだんとミスが積み重なってうまく行かなくなるようになっています。狂人の真似とて大路を走らば即ち狂人なりと言いますが、リアルのプレイヤーのSAN値削ってくるゲームです。
どうせ終盤の都市エリアと山頂から脱出路は寄り道できる構造になっていないので、序盤の海岸エリアをくまなく回って十分な準備を整えてから登山を始めて一気に直攀するのがよさそうです。中腹の山岳エリアに時間かけすぎて負傷取りすぎ負け。

待望のパンデミックレガシーシーズン2もHJの日本語版。前作と同じく1月から12月までの12本のシナリオを連続プレイするのですが、今回は練習シナリオとしてレガシー要素なしの0月から始まります。前作は本家パンデミックとほとんど同じシステムでしたが、今回は病原菌もとりあえずは1種類しか出てこないとか大きく変わっているので、この0月で変更点に慣れてくれ、という話のようです。面子も揃ってないので0月を1回だけプレイ。大西洋岸に限られた狭い世界でどんどん減っていく物資をピックアップ&デリバリーするゲームになっていましたが、中身がパンデミックシステムなのは変わっていませんでした。無事成功。

箱絵にずいぶん枝ぶりのよい大樹が描かれていると思ったら街の絵だったジェンテス。自分の国の人口を増やしたり建物建てたりします。見ためポイント制のアクション選択システムですが、タイルの早取り要素があって本質的にはワーカープレースメントです。特徴は次のターンのワーカーを前借りするシステム。ゲーム内では砂時計マーカーで表されているのですが、要するにワーカーを2倍働かせる代わりに次のラウンドは1回休みにする仕組みです。ここぞというときにはこれをうまく使ってラッシュをかけろということなんでしょうか。1人だけ100点に届かない大敗。国力のベースになるのは人口なので、自分専用の人雇うアクションを供給してくれる建物が強そうです。

1人増えてスティッヒルン。いつのまにか版が代わって洒落た絵柄になっていますが、対応人数が減って別ゲームのハットトリックで遊べなくなった劣化版だとか。人増えたのとカード2枚くっついてた事件のためノーゲームで途中終了。

1人増えてハーフポイントヒーローは自分の取れるトリック数を宣言するビッド系のトリックテイク。ただし、トリックテイク部分はテキサスホールデムポーカーで何枚でも好きに出して場札と合わせて強い役作った人の勝ちという変則システム。6連続宣言達成勝ち。

ギリギリカレーは闇鍋でカレーを作ったのを1鍋掴んでグっと食するゲーム。1ラウンドだけのコロレットを複雑にしたような感じです。2番目に無難そうな鍋を取って抜けましたが、見た目通りのほどほどの点にしかならず。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Villages of Valeria (Daily Magic Games)・Anachrony (Mindclash Games)・Codenames (CGE)をプレイしました。

まずは人待ち3人でヴィレッジオブヴァレリア。プエルトリコみたいに親が選んだアクションを全員が実行して自分の箱庭を作るのですが、親だけちょっと得するタイプのアクション選択のカードゲーム。特定の種類のアクションに付随して追加効果を出す建物が多く、これが他人をフォローしたときも常に発動するので、計画的に建築を進めていくと下手な親よりよく回転するようになるなど、ただの劣化プエルトリコというわけではありません。手なりで打って特に何が良かったのか分かりませんが最後計算したら勝ってました。

1人増えて4人でフィギュアがごろごろ入ってるアナクロニー。ただし拡張も一緒に買わないとフィギュアついてこないそうです。近々隕石が落ちてくるので、資源集めたり建物たてたりしながらそれまでにシェルターに逃げ込めるように準備するというSFゲーム。
特徴的なのが借金システムで、毎ラウンド資源やワーカーなどを2個まで借りられる上に利息もつかないのですが、返済はタイムマシンに乗って借りた時点に戻って借りたものをそっくりそのまま返さなければなりません。資源だと途中で消費してしまうのでちょっと分かりにくいですが、ワーカーAさんを未来の自分から借りたとすると、そのワーカーAさんはしばらく自分の手元で働いた後、未来のどこかの時点でタイムマシンで過去の自分に送りつけられることになります。このワーカーAさんは生まれた記憶もないのに定期的にタイムマシンに乗って過去に戻って永久に働き続けるわけです。SF用語でこういうのを存在の環と言いますが、一見タイムパラドックスっぽいけど論理的な不整合はなく、でも何かダマされた気分になります。もっともゲーム内ではこの不条理を特に深く考察することもなく、単純に借金しすぎると時々ランダムにペナルティが降ってくるだけですが。
ゲームシステム的には普通のワーカープレースメントで、資源を集めたり、建物建てて自分の専用のアクションマス作ったり、技術開発したりします。個人ボードのアクションはワーカーだけで起動しますが、共通ボードのアクションはフィギュアのロボットとワーカーをペアで使わなければならないとか、ワーカー数と資源のやりくりに悩む系のゲームです。
今回は拡張モジュールからパイオニアオブニューアースを導入しました。ロボット強化したりシステム相手に戦闘して報酬もらったりできます。基本ルールだけだと共通ボードのアクションマスが数足りない感じなので、何がしかの拡張モジュールは入れた方がよさそうです。
1人だけ超技術を2つも開発するなどいい感じに進められましたが1点差負け。

最後はコードネーム。ドイツゲーム賞2016ミニ拡張セットに入っていたボードゲームとゲームデザイナーの名前セットのうちボードゲーム面をプレイ。ボードゲームの名前ばっかり25個並びますが、下手にワーカープレースとか言ってしまうとたくさんヒットしてしまうので難易度高いです。2戦2敗。

真狩温泉合宿

真狩温泉まで泊まりでゲーム合宿に行ってきました。参加者4人。
と言ってもゲームがメインというわけではないので、プレイしたのはTyrants of the Underdark (Gale Force Nine)・Big Bang (同人)だけでした。

真狩温泉は羊蹄山がよく見える絶好のロケーションの露天風呂が有名な源泉かけ流し。天気もよく、十分に風景を堪能できました。覗き見防止のための生垣で囲まれてるので漬かると山は見えませんが。ここ数日で急に気温下がったせいか、露天風呂はちょっと湯がぬるかったです。

アンダーダークの暴君たち。今回は初手で密偵送るカードを取れたので、バンバン密偵放って仕事しようかと思ったのですが、自分の点が全然取れておらず最下位。前回と同様の1強3弱の結果でしたが、仕事して止められる相手はせいぜい1人で、カード構成的に仕事しようにもできない人が出てくるので、構造的にプレイヤー間でバランス取りあうよりは無駄なく駆け抜ける方が早そうです。また、圧縮系のカードの登場率が高いのですが、購入数に制限がないことから初手に取れないとデッキがもの凄いで育ってしまい割と間に合いません。圧縮できそうならお金買ってデッキの質を上げたものを高回転させ、圧縮できなさそうなら盤面で勝負できるよう武力優先で買って常に安定した戦力を出せるように方がよいと思います。
鍋の後は星矢。2戦1勝。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Exit (KOSMOS)・Wasteland Express Delivery Service (Pandasaurus Games)・Café Melange (Clicker Spiele)・Tyrants of the Underdark (Gale Force Nine)をプレイしました。

まずは脱出:ザ・ゲーム荒れはてた小屋。原題直訳ではあるのですが微妙な邦題な気が。
1回しかプレイできない謎解きゲームです、破ったりなんだりすると書いていますが、このシナリオでは一部のカードで切り取ったり書き込みしたりした方が解き易いという程度で、パンデミックレガシーのように単に箱に戻せばいいだけなのに破棄しろとか言われることはありません。
アンロックと似た感じで、謎カードが何枚か引かれてそのパズルを解くたびに次の謎カードが出てくる仕組みで、一度解いた謎のカードは紛らわしくないよう以後は絶対に使わないと明記されています。アンロックと違ってアプリは使わず、回答もヒントもカード化されていて電源もスマホも必要ない親切設計です。
全くもって良くできたパズルゲームで難易度も適切であろうと思いますが、こうも謎解きゲームが流行してしまうとボードゲームというコンポーネントの制約の範囲内でできるアイディアは出尽くした感じで、新鮮な驚きよりも既視感を強く感じてしまうのは後発の不利なところでしょうか。
ヒント1回60分をやや超過で☆7 (確か10段階くらい?)の評価でした。

やたら箱デカく内容物もギッシリの荒地の配送屋。北斗の拳というかマッドマックスのアフターホロコーストものの世界観でトラックを駆って運び屋をするピック&デリバリー。中立のトラックを襲って(世界観の割にはプレイヤー間戦闘はないです)積荷を奪ったり自分のトラックを改造して強化したりもできます。要はガワを変えただけで本質的には運要素強めの海賊ゲームですが、魅力的なテーマで十分にプレイして楽しい作品に仕上がっています。負け。

カフェ・メランジェはオーストリアかどこかのレストランで席取りをするゲームなのですが、システム的には少し前に流行った量子人狼みたいな確率収束ゲームです。各座席には座席の色・テーブルの色・テーブルの形状の3要素が設定されていて、各要素に対応したカードを手札として持ちます。自分の手からカードをプレイすると要素を1つずつ確定させることができます。3要素すべてを確定させると自動的に席が決まるのですが、ゲームが進行するにつれて選択肢が減っていくので、より少ない情報でも可能性のある席が1つになるとそこで席を確定できたりします。手数を節約しつつ効率的に良い席を獲得していくゲームです。序盤のふんわり感から終盤の詰め将棋的にカチカチ計算していく展開の差が熱いです。ラス手番にうまく大量の席を確定させて1点差勝ち。

アンダーダークの暴君たちはD&Dの世界観らしいデッキ構築ゲーム。Clank!っぽいボードがついてきていますが、このゲームではここで陣取りをします。この手のゲームらしくカードからはお金と武力が出て、お金で新しいカードを買い、武力はボード上の陣取りに使います。デッキ構築部分はアセンションシステムですが売れ残りが流れるルールはありません。システム上どうしても自分の番で自分の前に強いカードが売りに出されるのを祈るゲームではあるのですが、陣取り部分は普通に直接攻撃なのでそこで頑張ってプレイヤー間でバランス取ることになります。殴りたいときに殴りたい相手を殴れないとバランス調整もへったくれもないので、進出先は慎重に選ぶべきで、共通アクションでは出せないスパイを出せるカードを早いタイミングで取ることにも気をつけた方がよいようです。負け。ボードが固定なのがちょっとあれですが、カードセットは適宜差し替えられるようになっていてリプレイ性は高そうです。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Champions of Midgard (Grey Fox Games)・Shiftago (WiWa Spiele)・Roll Player (Thunderworks Games)・Haspelknecht (Capstone Games)をプレイしました。

まずはミッドガルドの王者たちを拡張全部入りで。1つめのダークマウンテン拡張は、海以外の新しい遠征先として山が追加されます。山のモンスターを倒すと必ず緑ダイスで当たり目の多い弓兵が手に入ります。ゲームが進んでもほとんどアクションマスの増えないワーカープレースで後半行き先不足ぎみだったのが、単純に行動の選択肢が増えた感じでプレイしやすくなります。2つめのヴァルハラ拡張は青ダイスのリーダーとピンクダイスのバーサーカーと黄色ダイスのシールド兵が追加され、各プレイヤーのバイキングリーダーに新しい特殊能力が追加され、ダイス戦士が死んだときにはヴァルハラで死人と引き換えに新しいダイスなどがお買い物できるという盛り沢山の拡張です。基本ルールでは戦闘で負けたら何も得られずダイスは全滅でゼロからの再出発というリカバリ効かないデザインだったのが、勝つにしろ負けるにしろ損害込みで作戦立てることができるようになる戦略性の高い拡張だと思います。バイキングリーダーの性能差も追加能力でかなり調整されています。最下位。

シフタゴはアブストラクトな4色五目並べ。ただし1手打つごとに列ごとシフトしていくので、1周するころには盤面全然変わってしまいます。4目以上並べれば得点で、うまいこと7目並べればサドンデス、6目以下で累積点でまだ勝ってなければ得点した石を取り除いて再度自分のターンというシステムです。うまく連鎖させればずっと自分のターンにできますが、一度得点した人は盤面の石数が減るのでそうホイホイ高得点できないバランスになっています。なかなかの難敵。負け。

日本語版が出るらしいロールプレイヤー。種族はエルフで職業はクレリック/パラディン。とりあえずクレリックにしておけば能力値ボーナスはどれも達成可能なので問題なしです。1点差勝ち。今回は装備品が一式同時に出ることが多くてまともな点にならず、やはりTraits買った枚数でほぼ勝敗決まってしまいました。拡張も出るらしいのでバランス改善してるとよいのですが。

1人減って3人でハスペルクニヒト。ルール地方を舞台に石炭を掘ります。アクションマーカーをドラフトする独特のシステムが特徴。石炭掘るのには材木を伐ってきて坑道を木材で補強して出水した水を汲み出して農地で生産した食料を炭鉱夫に払って石炭を掘ってもらって炭鉱の底からエレベーターで地表まで運ぶ、という手順を踏む必要があるのですが、なぜか序盤に建設可能な炭焼き小屋があれば、材木を炭焼き小屋で焼くだけでなんと石炭と等価値の木炭がいくらでも生産可能です。さすがに石炭なんか掘ってたら負けってのはおかしいような気がしますが、バランス面の難点に目を瞑れば石炭掘ってる雰囲気を満喫しつつリソース不足のマネジメントに追われる面白いゲームです。

ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者6人。
Century: Spice Road (Plan B Games)・SOL (Elephant Laboratories)・Terraforming Mars (Stronghold)・Room 25 (Matagot)をプレイしました。

まずは5人スパイスロード。普通は4色のスパイスを下位の黄色からアップグレードしていくわけですが、下から2番目の赤が評価値が低い分だけ要求頻度と個数が多めな割には入手機会がそれほど多くなく、意外と不足ぎみになるような感じ。まあ並んだカード次第ではあるのでしょうが。

1人減って4人でSOL。キックスターター発のSFゲームです。寿命の尽きかけた太陽系から脱出するために太陽からエネルギーを汲み出します。それトドメ刺してる感じがしますが。軌道上をぐるぐる周回する母船から探査船を投下して、太陽内部の各階層に施設を建設し、エネルギーを回収して探査船を再生産する、というのを繰り返します。基本的に1エネルギー1VPのゲームなのでエネルギーを安定して回収できる態勢ができるとよいでしょう。

1人増えて5人でテラフォーミングマーズ。今回は火星の裏面のエリジウムマップ。マップそのものは基本セットのと大差ないですが、Noctis City建設予定地がなくなったので開発の自由度は高そうです。
会社は安定のMining Guild。マイルストーンに建設タグ10個がなくなったので基本マップほどは強くないですが、マップ上の鉄とチタンを回収して鉄生産力を上げる能力は変わらないので地道に育てます。マイルストーンは何も取れませんでしたが、後半良く伸びてアワードを総なめできました。わずかに及ばず1点差2位。

最後にルーム25はエスケープルームのシナリオ3。カードの内容を口頭で伝えて解けるようになると、答え合わせのために合流する手番が節約できるので一気にターンを短縮できます。それでも今回もギリギリのラウンド数で脱出成功。不思議なくらいうまく難易度調整されています。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。
Viticulture (SM)・Jump Drive (RGG)をプレイしました。
ワイナリーの四季はトスカーナ拡張入り。世間的な評価では基本セットはカード引きゲーなので拡張入れるとバランス良くなる、という話ですが、拡張入れても普通にカード引きゲーだと思います。セットアップでワーカー1人多いパパが来たのでそのまま採用。ワーカー多い分序盤の打ち回し楽でいいセン行ってましたが2位。
ジャンプドライブは2戦2敗。序盤にうまくカミ合った引きの人がそのまま駆け抜ける程度のゲーム長しかなく粘って逆転とかそういうのは全然ないため、慣れれば慣れるほどプレイ時間短くなる驚異のゲームです。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Container (Valley Games)・New Bedford (Dice Hate Me Games)・Bärenpark (Mayfair)をプレイしました。

待望の再版が出たコンテナですが旧版をプレイ。工場も倉庫も値付けスロットは右端の一番安いマスだけでいいんじゃないかと思うくらい最安+$1にすると誰も買ってくれませんが、世間一般では高値でブイブイ言わせて差額でウマウマなプレイをしてたりするんでしょうか。序盤にかなり色の偏ったセットを落札してしまったので、そこから先は最後までコンテナ数の調整に苦労しました。4位。

ニューベッドフォードはワーカープレースメントで捕鯨をするゲーム。肝心の捕鯨はテーベの東の袋引きシステムで、外れの海タイルが袋に戻るため、どんどん鯨は捕り尽くされていきます。ただ、1隻だけ早々と出港してもタイルの枚数引けないルールなので、ある程度みんなで一斉に出漁しつつ、その中で優先権が得られるように1歩先んじるのが強力そう。ワーカープレースとしてはできることやりたいことは山ほどあるのにワーカー増やせないこともあって圧倒的に手数足りない系のデザインですが、結局のところ得点システムは捕まえてきた鯨を買い取ることで2金を1VPに変換するのがメインなため、最も重要なリソースはお金ということになります。初期手番順の調整何もないので1番が有利そうですが、勝ったのは3番だったのでそれほどでもないのかも。4位。

クマ牧場。今回はとにかく最速で盤面埋めることを優先して、目標タイルはある程度切り捨てつつ、とにかく大きくてシンプルな形状のタイルをどんどん敷き詰めていく作戦で。うまく当たって高得点の完成ボーナスをかき集め終了トリガー引いて勝ち。目標タイルのためにはどうしてもパッチワーク部分で無理をすることになるので、ボーナス点もう少し高くてもよさそうに思います。