札幌市北区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者7人。
Petrichor (Mighty Boards)・Das tiefe Land (Feuerland/テンデイズ)・Unlock! (Space Cowboys/HJ)をプレイしました。
まずはキックスターターの新作、ペトリコールを3人。プレイヤーの立場は水という何ともつかみどころのない設定ですが、要はカードプレイで天候を操作して9枚ある畑カードの上でエリアマジョリティをするゲームです。
畑に自分の水を撒くには、雲を作って水分を蓄積して目的の畑まで移動して雨になって降ってと相当の段階を踏まなければならないのですが、雲の移動手数が少ないとか他人の雲と同じ場所に移動したら合流してしまうとか一定規模以上になったら勝手に降ってしまうとかでなかなか思うようにはいかないという仕組みになっています。
4ラウンドのショートゲームをプレイして勝ち。最後の1手次第で全員勝ち目変わってくるバランスでした。エリアの決算が最後の1回しか発生しなかったので、もう少し収穫ダイス回すのに手数使ってもよかったのかもしれません。
人増えたので卓分け3人で見た目アグリコラっぽいローランドはテンデイズの日本語版。アグリコラのように4×5の格子状の農場を柵で囲って羊を飼っているところにものすごい勢いで高潮が襲ってくるので、みんなで協力して堤防を建設して羊を守らなければなりません。
防衛が成功すると羊の価値は上がりますが、堤防の建設からは特に得点は得られず、逆に堤防が決壊すると羊が失われた上にその価値まで下がってしまうのですが、堤防への貢献度は高く評価される、というシステムでジレンマを生んでいます。逆の方が経済的にはリアルであろうとは思うのですが。
ワーカープレース風の見た目に反して中身は自由なアクション選択システムで、建物効果でいろいろボーナスがつくよくあるシステム以外ではアグリコラとはかなりプレイ感異なります。
今回は無事堤防が持ち堪えてくれて羊の価格が高騰しました。羊の飼育頭数がそのままVPに反映された感じで2位。
最後に全員でアンロック第3作のシナリオ1。第1作シナリオ2の続編で、邪悪なノーサイド教授の陰謀を暴くコミカルな絵柄のお話です。さすがに7人もいると目玉と脳ミソの数は十分で、特に詰まることもなく時間内にクリア成功でした、
終了後は移動してGloomhaven (Cephalofair Games)。参加者4人。
グルームヘイヴンを1人途中参加なので周りに合わせて3レベルのキャラを作ってもらって一応は均等レベルで。人増えても増えた数に合わせて敵も増えるので難易度は変わらないのですが、マップの広さは変わらないので混雑度が増してきます。移動力の重要性が増すというか、最低保証効果の2歩移動だと渋滞抜けるのが困難というか。
火と地のデーモンでいっぱいの異次元で雑魚どもを蹂躙してると親玉っぽいエラそうなデーモンが出てきてお使いを依頼されたところまで。