ラファールのゲーム会

K藤氏主催の個人ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Labyrinth (GMT)・Wild Blue Yonder (GMT)・Star Wars: Rebellion (FFG)をプレイしました。

今日は2人しかいないのでシミュレーションゲーム会です。
まずはGMTのラビリンス2010年拡張入り。基本セットは2001年からのアフガン紛争やイラク戦争あたりを扱っていましたが、2010年以降のアラブの春やISISの台頭といった事件がメインになります。カードセットが完全に差し替えで、新しい時代のイベントカードだけを使ってプレイします。
タリバンの崩壊によってイスラム原理主義国は独自路線のイランを除いて駆逐され、アメリカはオバマ大統領への政権交代で穏健路線に変換しましたが、イギリスやフランスでイスラムテロが頻発して世界の世論は逆に強硬に振れてきている、といった世界情勢からスタートします。
基本システムは変わっていないのですが、インターネットとSNSの普及を再現するため、民主化運動の活動家がイベントによってあちこちに置かれるようになりました。従来のシステムでは米国かテロリストかどちらかが自分の手番で何かのアクションを実施しない限り、各国の政体が変わることはなかったのですが、新しい民主化運動家たちは、一度勢いがつくと時間の経過とともに自動的に勢力を伸長させ、勝手に自国を民主化していきます。もちろんネットはテロリストにとっても強力な武器なので、民主化運動家と完全に対になる反動活動家も登場し、同じシステムで自国を原理主義化していきます。アメリカもテロリストも彼らの行動を制御する方法論は持っていないので、イベントでユニットを置くことによって「火をつける」ことはできても、カードポイントを消費して行う通常アクションでは彼らの活動をコントロールすることができません。
その他にも、ISISの建国や最新情報を反映したマップの改訂などが含まれています。
テロリスト側を担当、前作にもあったアメリカ側のイベントカードの無人機RQ-1プレデターはMQ-9リーパーにアップグレードされて威力が増しています。序盤から撃たれてテロリスト吹き飛ばされたりカード捨てさせられたりしましたが、イエメンが内戦で原理主義化し、そこから流れたテロリストでサウジとイラクをたて続けに原理主義化してテロリスト勝利。さすがにある程度カードを把握しないとアメリカは大変そうです。

ワイルドブルーヨンダーはバルバロッサシナリオの中央軍集団ステージ。ソ連側を担当。6ミッションの独ソ戦初期の航空戦で、ドイツ側はBf109E/Fが主力、ソ連側はMig-3ならそこそこ対抗できますが、旧式機I-16は明らかに一段格下です。ランダムに決まるターゲットがすべてドイツが攻撃側の対地ミッションで、Mig-3のせっかくの高高度性能を生かす機会がありませんでした。6ミッション分を総計するとドイツの圧勝。爆撃機の生還ボーナスを与えすぎました。

最後はスターウォーズ反乱。デカい箱にデススターやら宇宙戦艦やらフィギュアがいっぱい入っています。帝国軍と反乱軍に分かれて、帝国は反乱軍の基地を見つけて潰すこと、反乱軍はその前に別途引いた目的カードの条件を満たして帝国軍の名声を下げることです。帝国軍の目標はある意味明確ですが、反乱軍が何を企んでるかは帝国側からはちょっと分からないという趣向です、システム的にはカードドリブンで、手札と盤上のリーダーを組み合わせてプレイすることで、そのカード固有のアクションができます。カードセットは帝国軍と反乱軍で全然別々なので、盤上はかなり非対称に展開します。一応帝国担当でインスト的に序盤のみプレイして会場時間切れ終了。ノコノコと帝国軍駐留星系まで出ばってきてダースベイダーに捕まったオビワンを拷問して反乱軍の目的を聞き出したりしてみました、

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