ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者6人。
Century: Spice Road (Plan B Games)・SOL (Elephant Laboratories)・Terraforming Mars (Stronghold)・Room 25 (Matagot)をプレイしました。

まずは5人スパイスロード。普通は4色のスパイスを下位の黄色からアップグレードしていくわけですが、下から2番目の赤が評価値が低い分だけ要求頻度と個数が多めな割には入手機会がそれほど多くなく、意外と不足ぎみになるような感じ。まあ並んだカード次第ではあるのでしょうが。

1人減って4人でSOL。キックスターター発のSFゲームです。寿命の尽きかけた太陽系から脱出するために太陽からエネルギーを汲み出します。それトドメ刺してる感じがしますが。軌道上をぐるぐる周回する母船から探査船を投下して、太陽内部の各階層に施設を建設し、エネルギーを回収して探査船を再生産する、というのを繰り返します。基本的に1エネルギー1VPのゲームなのでエネルギーを安定して回収できる態勢ができるとよいでしょう。

1人増えて5人でテラフォーミングマーズ。今回は火星の裏面のエリジウムマップ。マップそのものは基本セットのと大差ないですが、Noctis City建設予定地がなくなったので開発の自由度は高そうです。
会社は安定のMining Guild。マイルストーンに建設タグ10個がなくなったので基本マップほどは強くないですが、マップ上の鉄とチタンを回収して鉄生産力を上げる能力は変わらないので地道に育てます。マイルストーンは何も取れませんでしたが、後半良く伸びてアワードを総なめできました。わずかに及ばず1点差2位。

最後にルーム25はエスケープルームのシナリオ3。カードの内容を口頭で伝えて解けるようになると、答え合わせのために合流する手番が節約できるので一気にターンを短縮できます。それでも今回もギリギリのラウンド数で脱出成功。不思議なくらいうまく難易度調整されています。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。
Viticulture (SM)・Jump Drive (RGG)をプレイしました。
ワイナリーの四季はトスカーナ拡張入り。世間的な評価では基本セットはカード引きゲーなので拡張入れるとバランス良くなる、という話ですが、拡張入れても普通にカード引きゲーだと思います。セットアップでワーカー1人多いパパが来たのでそのまま採用。ワーカー多い分序盤の打ち回し楽でいいセン行ってましたが2位。
ジャンプドライブは2戦2敗。序盤にうまくカミ合った引きの人がそのまま駆け抜ける程度のゲーム長しかなく粘って逆転とかそういうのは全然ないため、慣れれば慣れるほどプレイ時間短くなる驚異のゲームです。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Container (Valley Games)・New Bedford (Dice Hate Me Games)・Bärenpark (Mayfair)をプレイしました。

待望の再版が出たコンテナですが旧版をプレイ。工場も倉庫も値付けスロットは右端の一番安いマスだけでいいんじゃないかと思うくらい最安+$1にすると誰も買ってくれませんが、世間一般では高値でブイブイ言わせて差額でウマウマなプレイをしてたりするんでしょうか。序盤にかなり色の偏ったセットを落札してしまったので、そこから先は最後までコンテナ数の調整に苦労しました。4位。

ニューベッドフォードはワーカープレースメントで捕鯨をするゲーム。肝心の捕鯨はテーベの東の袋引きシステムで、外れの海タイルが袋に戻るため、どんどん鯨は捕り尽くされていきます。ただ、1隻だけ早々と出港してもタイルの枚数引けないルールなので、ある程度みんなで一斉に出漁しつつ、その中で優先権が得られるように1歩先んじるのが強力そう。ワーカープレースとしてはできることやりたいことは山ほどあるのにワーカー増やせないこともあって圧倒的に手数足りない系のデザインですが、結局のところ得点システムは捕まえてきた鯨を買い取ることで2金を1VPに変換するのがメインなため、最も重要なリソースはお金ということになります。初期手番順の調整何もないので1番が有利そうですが、勝ったのは3番だったのでそれほどでもないのかも。4位。

クマ牧場。今回はとにかく最速で盤面埋めることを優先して、目標タイルはある程度切り捨てつつ、とにかく大きくてシンプルな形状のタイルをどんどん敷き詰めていく作戦で。うまく当たって高得点の完成ボーナスをかき集め終了トリガー引いて勝ち。目標タイルのためにはどうしてもパッチワーク部分で無理をすることになるので、ボーナス点もう少し高くてもよさそうに思います。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Sea of Clouds (iello)・Terraforming Mars (Stronghold)をプレイしました。

まずは雲海。海賊というか空賊がお宝を集めるセットコレクション系のカードゲームですが、1・2・3の3山のお宝カードを1から順番に見ていって、欲しければ山ごと引き取り、要らなければ山札からそこに1枚足して次の山に進む、という仕組みで、欲ばると下家が得をし、あまり早く引き取りすぎると実入りが少ないというジレンマのゲームになっています。海賊ゲーとしてはけっこう面白いと思います。海賊ゲーじゃないですが。勝ち。

テラフォーミングマーズはヘラス&エリジウム拡張。差し替えマップだけの拡張で、舞台が火星の裏面か、南極のドライアイス氷床周辺に移動します。カード等は入ってないのでやることは今までと全く同じですが、マイルストーンとアワードが変更になっているので、序盤と終盤の戦略は微妙に変わってきます。
大々的に地形変わってそうな南極のヘラスマップでプレイ。会社はエネルギー生産力を上げやすい電力会社。序盤に欲しい都市や熱を生産する系のカードでエネルギー生産力がコストになっていることが多いので、スタートアップはスムーズに行きます。自然と熱系に進むわけですが、タイル本体と酸素濃度で2VPもらえる緑樹と比べると、熱は手軽な分VP効率は低く、何より熱ゲージが終わってしまうとすることなくなって後半失速してしまうのが難点。マップが変わって残熱量のアワードがなくなっているので、余った熱は本当に何の役にも立ちません。基本マップでは最終盤にこのアワードをめぐって熱を貯めるための謎しゃがみが横行していたので、これを防ぐための修正でもあるとは分かるのですが。3位。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者6人。
Pandemic: the Cure (Z-man)・Unlock! (Space cowboys/HJ)・Zombicide: Black Plague (CMON)・This War of Mine (Awaken Realms)をプレイしました。協力ゲームデーですね。

まずはパンデミックダイスゲーム。拡張から紫病原体入り。6人もいるとなかなか自分の順番回ってこないので治療薬の作成に失敗したりするとリカバーに1順かかるなど、不利になる場合が多いはずですが、今回は自分の手番以外でも能力発揮し続ける検疫官がいたせいかずいぶんと安定していました。順調に5種類の薬を作ってクリア。

目玉の数が多くて困ることのないアンロックは2番目と3番目のシナリオをプレイ。2番のネズミとソーセージはコミカルな雰囲気で難易度もそれほど高くないのか、次々と謎を解いていって30分くらいでクリア。3番のグーズ博士の島は一転して超高難易度、ゲーム始まるなりせっかく6人いるのに3人ずつ2グループに分けられて相談不可と来ました。思考力が半減したせいで、明らかにすべての情報が出ている最初の謎を解くだけで無為に30分経過してしまいました。最初のハードル越えてからはそれほどドはまりすることはなく進行して、時間は大幅に超過しましたが何とかクリア。

ゾンビサイド黒死病はウルフズブルグ拡張のシナリオ4。なぜか地下室がなく高性能装備が簡単には手に入らないマップです。弓兵ゾンビ拡張も入れているのですが、これがシナリオ4のマップの真っ直ぐなメインストリートと相性よすぎで、最前面の通常ゾンビの壁の向こうからものすごい勢いで遠距離攻撃が飛んでくるわ、その隙間から狼ゾンビが突撃してくるわの諸兵科連合攻撃で戦線を支えるのも一苦労です。探索も低調で、アボミネーションの出現数に竜の胆液の発見数が追いつきません。PC1人犠牲にして何とかアボミネーション2体をまとめてを始末したあたりから、要求レベルの高いアイテムが稼動し始めて何とかなりそうな雰囲気になったところで時間切れ終了でした。

人減って3人でディスウォーオブマイン。同名のPCゲームのボードゲーム化です。ユーゴスラビア内戦で、とある廃墟になったボロアパートに取り残された民間人3人が、何とか終戦まで生き残ることを目指すゲームです。
普通この手のゲームは1人1キャラ持った協力ゲームにするとか何とかボードゲームのスキームに載せようとすると思うのですが、これは元のPCゲームのソロプレイ仕様をそのままゲーム化してしまい、フェイズごとにプレイヤーを交代して担当フェイズの全権をそのプレイヤーに移譲するというシステムです。下手な難易度調整システムを設計する必要がなくなるのでこれはこれでアリとは思いますが、英語読みまくる必要があることを考えると、実際にプレイするときにはルール進行担当とかパラグラフブック朗読担当とかカード管理担当とかある程度役割分担を固定した方がスムーズに進むと思います。
1日1ラウンドで、昼間は屋外は絶賛戦争中で危険なためアパートの改修や道具の制作などの室内作業、夜になると少しは外が安全になるので探索チームを派遣して物資を回収したり、外敵からアパートを守るために戦闘したりして夜明けを待つ、というのを戦争が終わるまで(おそらく十数日間)くり返します。
ルールを確認しながら1日回したところで2時間くらいかかってしまったので今回はここで終了しました。確かに面白いは面白いのですが、あまりにPC版のまますぎる気もします。長時間ゲームなのは分かっているので、一応は現状を紙に記録して次回続きから再開できるシステムになっています。

ML.K 8月例会

札幌市北区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者8人。
ルールの達人 (カワサキファクトリー)・Ethnos (CMON Limited)・Between to Cities (SM)・Lorenzo (Cranio Creations/テンデイズ)をプレイしました。

まずは再版されたルールの達人を4人。カードデザインは小洒落た感じに仕上がってます。一見プレイしにくそうに見えますがルールカードの判別性が高くてよくできています。ルールを達成してナンボなのでセットボーナスを欲ばって打ち出しで不利な親番のときにわざわざ難易度高いトリオとか出す必要なかったです。2位。

エトノス4人。ゲームボードは見るからにエリアマジョリティで、6種6色のカードを乗車券方式で獲得したのをプレイして自分のコマを各エリアに配置します。手札上限が10枚と決まってたり、手札からカードセットをプレイしたときにセットに含まれずに残った孤立カードは全部捨て札にされて必ず手札空になるところなど、乗車券の手札貯め込み問題の解決をうまくゲームに落し込んでいます。6種のカードは全12種からランダムに6種選択なので、リプレイ性高いところもよいと思います。最下位。

2つの街の物語はキャピタル拡張入り。最大の変更点は、街のサイズが3×3の地形カードを含む5×5に拡張されたところです。もともと何もないまっさらなスタートで、序盤は平等ではあるのですが指針も何もなかったところが、街ごとに最初からかなり強力な制約条件を持って開始することになりました。街のサイズが大きくなって増えた自由度と地形条件でうまくバランスを取っていると思います。2位。

2卓に分けて3人でロレンツォは最初に人物カードをドラフトする上級ルール入り。自分の盤面で何らかの条件(例えば黄色の建物カード4枚とか)を満たすとカードがアンロックされて以後特殊能力が解放される仕組みです。解放条件厳しい割には性能差あるようです。最下位。

最後は5人でエトノス。また最下位。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
ピクテル (ボドゲイム)・The Castles of Burgundy: The Card Game (alea)・Dead Men Tell No Tales (Minion Games)・乙女遊戯水滸伝 (ハーヴェスト出版)をプレイしました。

まずは4人でピクテル。いわゆるピクショナリー型の絵からお題を当てるゲームですが、このゲームは自分で絵を書く必要はなく、あらかじめ用意された透明シートに描かれたアイコンを組み合わせて絵を作ります。この手のゲームが本質的に持つ絵心ないと楽しめない問題を解決した快作で、箱もコンパクトでもうこれだけ持ってればよさそうな気になります。ただ基本セットだけだとどうしてもアイコンのバリエーションに不足を感じるので拡張が欲しくなるところです。4人だと出題者2人対回答者2人なので回答者少なくてちょっと詰まりやすいのと得点差つきにくいいので、3人ルールに準じて出題者1人回答者3人の方がよさそうに思います。

3人でブルゴーニュカードゲームはそのまんまですがブルゴーニュのカードゲーム版。元のブルゴーニュやったことないですが。元々ダイスを2個振ってどちらか選んでアクションするゲームだったのが、ダイス目の描かれたカードが2枚配られて1枚選ぶシステムになり、ボードやタイルだったものが全部カードになったくらいで、中身は割とそのまんまだそうです。箱庭系でプレイしたカードに特殊効果がいろいろついていて、割とプレイヤーごとに発展傾向違ってそうでしたが、全員手番数は同じシステムなのでそれほど大差はついてませんでした。負け。

4人でデッドメンテルノーテイルズ。名前の通りの海賊ゲームですが、映画とはたぶん関係ありません。海賊の一味となってスケルトンが徘徊し今まさに爆発炎上しようとしている幽霊船からお宝を盗み出す協力ゲームです。ううむ、襲う相手はもうちょっと選んだ方がよくないですか。
ゲーム開始時は幽霊船の全貌は明らかになっておらず、手番ごとにタイルを引いて並べていってフロアプランを作ります。各部屋には骸骨とかお宝とかが配置される他に、初期状態の火力が設定されており、ゲームの進行とともに火勢が強まって限界を超えると爆発して進入不能になります。各プレイヤーは自分の手番にアクション数の範囲内で移動したり消火したり骸骨と戦ったりして、最終的に船が燃えつきる前にすべての財宝を入手して全員脱出できれば勝利です。システム的にはおおむねリーコックの禁断の島や禁断の砂漠の変種といったところでしょうか。海賊ゲームとしては十分に面白い方だと思います。
難易度調整できますが、とりあえず一番簡単レベルでプレイ。特に危げなくクリア。

乙女遊戯水滸伝は水滸伝の登場人物148人が全部美少女化された2人用デッキ構築ゲーム、なのですが多人数プレイ用ルールもついていて、そちらを使えば6人まで対応できます。ただし、多人数用ルールではカード固有の特殊能力とかは全部無視してどの人物も武力と知力の数字しか見ないので、数値は低いもののおそらく原作では何かその人だけのユニークな特徴持ってたであろう下位の地の星の人あたりは本当にタダの外れキャラ扱いなのが残念です。カードデザインも絵の他は人名と能力の記載だけでフレーバーテキスト的なものは何もないので、水滸伝に死ぬほど詳しい人じゃないとよほどの有名人じゃない限りダレソレ状態なのももったいないです。108星の名前くらい書いとけばいいのに。
ゲームシステムはレガシーな殴り合いマルチで特に工夫はないのですが、それなりにバランス取りつつ収束性も悪くなく十分に楽しめました。

コロニスト会

K川氏主催の個人ゲーム会に参加しました。参加者3人。
The Colonists (Mayfair)・Bärenpark (Mayfair)・The Game (NSV)・Jump Drive (RGG)をプレイしました。

早速本日のメインのコロニスト。時代1から4まで通しでのプレイです。
3人プレイで8時間で完走。思ったよりは早く終わりました。昨今稀な超長時間ゲームでダウンタイムも長いのですが、途中で中だるみを感じることもなく濃密かつ軽快なプレイ感で体感的にはあっという間のプレイでした。4人だとさらにプレイ時間長くなるのでなかなか立てる場所選ぶゲームですが。
最初に今回のプレイで登場するコロニーをランダムに9枚中4枚選ぶのですが、ここでゲーム性がぐっと決まってしまうので超重要です。今回選ばれたのは、Altruist (利他主義者)・Envoy (使者)・Lord (君主)・Scholar (学者)の4つで、特にカードプレイを推奨する学者が重要でした。何だかんだ言って全員ゲーム中のアクション数は同じでアクションマスが誰にでも解放されているシステムなので、そこから得られるリソースや建物では大差はつきません。となると他人と差をつけるところはカードの引きと組み合わせによるコンボというわけで、そこが学者で強化されている以上、1アクションでカード2枚プレイが可能になるInstitute (大学)を早期に建ててぶん回す戦法が(今回は)ベストだったようです。
また、建物建ててそこに3種のワーカーを配置して定期収入やその他の特殊効果を得る箱庭ゲームなので、すべてのワーカーの起点になるFarm (農場)がどんな方針で進めるにしても絶対に数が必要となる序盤の最重要建物でした。
あえて大学建てずにワーカーも少数精鋭という完全に間違った戦略で最下位。といってもトップと勝利得点差1割といったところなので、手番手番のちょっとした最適化の差といった印象です。

クマ牧場はパッチワーク(Mayfair/HJ)みたくテトリス風にタイルを並べてスキマを埋めるパズルゲーム、2位。ザ・ゲームは基本ルールで楽々完勝。ジャンプドライブはGalactic Trendsetter作戦を採るも肝心のTrendsetter引けずに大敗。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
T.I.M.E Stories (Space Cowboys)をプレイしました。

タイムストーリーズは最新拡張の「信仰の光」シナリオです。1419年のスペインで、何だか良く分からないアーティファクトを回収するために外交使節団に潜入する、という話なのですが、あまり外交してるシーンはなかったです。
箱空けるとさっそくカードの束が3つ登場し、見た通りの3章構成。
システム的な新機軸は、ランごとに1回しか入れないロケーション。ほとんどのロケーションにこの1回制限が指定されていて、公開されたロケーションを公開された順に巡るしかなく、シナリオはかなり1本道です。今までのシナリオは基本的にいわゆる完全双方向システムで、自由に巡回できるけれども時間制限があるので最短効率目指して順路を最適化するパズルの要素がありましたが、今回はその辺はすっぱり切り捨ててストーリーに集中させる趣向と思われます。
途中昼食休憩を入れて8時間でクリア。ボリューム感は満点で、終盤の脱出ゲーム的なパズルも相応の難易度と全く予想もしないギミックで良かったと思います。

ML.K 7月例会

札幌市北区民センターでML.Kの7月例会が開催されました。参加者7人。
ブタバベル (ゆおプロ)・The Game (NSV/アークライト)・Knit Wit (Z-man)・BigBang (同人)・Tramways (AVStudioGames)をプレイしました。

ブタバベルはジャンケンの要領でスピード的にカードを出していくアクションゲーム。勝利条件は自分の山が僅差で勝っていること、なので、ルール通り山札が切れた時点で即終了にしないとゲーム性はありませんが、ルール通りにプレイしてもあまり面白そうな感じがしないのが何とも。

ザゲームは3枚残しの失敗。初プレイ者がいることを考慮してももうちょっと頑張りたかったところです。

ニットウィット日本語版。ひもと糸巻きでいくつかのキーワードを選び、それらから連装する単語を各自考えるというワードゲーム。ランダム引きされるキーワード次第なところがあると思うのですが、引きによっては難易度の落差がありすぎるように思います。プレイヤー全員平等なのでゲーム性は変わらないのですが。相性の良くないキーワードばかり選ばれるとあまり面白くないです。そんな状況でトンチの効いた回答ができると痛快なのでしょうが。

久しぶりの星矢は3回プレイして勝ったり負けたり。とにかく黄金聖闘士が暴れまわる展開でした。

トラムウェイはパリ・ニューヨーク拡張からニューヨークマップを採用。ランダムマップじゃなくて固定マップになりますが、それ故にマップのバランスが最も重要なところですが、ニューヨークマップでは川の渡河ボーナスが大きいせいか、マップの大部分を占めるブルックリンエリアではなく川向こうのマンハッタンエリアの方が収入効率が良く、イマイチバランス感には納得行かないところがあります。基本ルールとは違い、初期所有街区がランダムではなくドラフトなのでそこでプレイヤー同士でバランス取れということなのかもしれませんが…

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Honshu (Renegade Game Studios)・Watson & Holmes (Space Cowboys/HJ)・Unlock! (Asmodee/HJ)・Century: Spice Road (Plan B Games/アークライト)・ニョロニョロフェスタ (パペルクリエイション)・Lorenzo (Cranio Creations/テンデイズ)をプレイしました。

まずは人待ち4人で本州。スートなしのトリックテイクで順位を決めてカードを獲得して自分の場に並べてパズルをするゲームです。カードには6区画分の地形が書いてあって、地形の種類のよって得点システムが異なりますが、配置制限は最低1区画は既存のカードに重ねなければならないということだけでそれほど難易度高くないので、うまく組み合わせて高得点を目指します。ゲームの根幹をなすトリックテイクですが、手札を半分使ったら残り半分は全部下家に渡すという強烈なドラフトシステムで、作戦云々より引き運の要素が大きすぎですが、それなりには面白いです。ところで本州感は全然ないですが。勝ち。

5人になってワトソン&ホームズ日本語版。並べられた十数枚の捜査カードに殺人事件のヒントが書いてあるので、1手番ごとに1枚ずつ好きなのを見に行き、真相が分かったらホームズのところに行って答え合わせをするゲームです。カードには重要な手がかりからただの無駄足、混乱を誘うだけの欺瞞情報まで様々ありますが、ゲームの構造上必ずしも全部を見なくても解決できるように設計されていなければならないので、複数のカードで支持される仮説ができたらさっさと解答してよさそうな感じです。名推理ですべてのカードに一貫した説明をつけるのは名探偵様の仕事でしょう。

アンロックも日本語版。こちらも推理ゲームですが、アプリを使ってリアルタイムの時間管理と多彩なギミックを提供する現代ゲーム。とりあえずダウンロード版の入門シナリオと本体の1本めのシナリオをプレイ。制限時間は固定のようですが、目玉の数で難易度は大きく変わると思います。どのシナリオも時間内に無事クリア。シナリオ3本しかないのが本当に残念ですが、それ以上の濃密なプレイ感のゲームでした。

センチュリースパイスロードはスパイス商人によるセットコレクションゲーム。日本語版ですが特に言語依存性はないような。コンコルディアの手札管理で宝石の煌きをするようなシステムですが、無からスパイスもらえるカードはまれで、ほとんどのカードが物々交換でスパイスの価値を高めたり数を増やしたりするものなので、手元のスパイスを育てて目的のセットを完成させるのは難しいです。序盤にボーナス点つきの得点カードを多めに獲得できた分でトリガー引き勝ち。

ニョロニョロフェスは古いムーミンのゲームですが、なぜかネットには最近のプレイレポートばかりな謎ゲーム。スゴロク方式でムーミン谷を周回してニョロニョロを狩って宝物に換えます、古いゲームということを差し引いてもルールは穴だらけな上に紛うことなき運ゲーでしたが、意外なまでに笑えるゲームでした。大敗。

本州を再戦して2位。

1人減って最後は4人でロレンツォ・イル・マニーフィコ。これも日本語版ですが言語依存性はほとんどなし。ワーカープレースメントですがダイスを振ってワーカー1人あたりの性能が変化する、という変化球的なルールが目を引きますが、全員同じ値を共有するのとほとんどのアクションマスで1以上あれば効果に大差はないので、ごく普通のワーカープレースメントの範疇に収まっています。4種の発展カードの購入で拡大再生産していく多彩な得点源のマネージメントが鍵ですが、基本的にはどのジャンルも極めるほど得点効率が上がるのと、あらゆる資源が常に不足ぎみなことから、いくつか得意分野を絞った特化型にするのが良さそうに思います。同点タイブレーク勝ち。