K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Planetarium (Game Salute)・Pangea (REDIMP GAMES)・Point Salad (AEG)・Cartographers (Thunderworks Games)・Reavers of Midgard (Grey Fox Games)をプレイしました。

まずはプラネタリウム。最近キックスターターで拡張が出たのに合わせて再生産された基本セットです。
宇宙のどこかのできたばかりの原始太陽系を舞台に、星間物質を惑星に衝突させて環境を変動させ、自分の望む星系を作るというゲーム。プレイヤーの立場よく分かりませんが、神とか何かそんなのでしょうか。
珍しいテーマと見た目も映えるアートワークのゲームで、ルールはシンプルでプレイ時間もそこそこと規模としてはお手頃ですが、それなりに考えどころもある好作品。カード枚数の制限でちょっと展開のバリエーションが物足りない感じもしますが、拡張入るとカードセット全交換になるので改善してると期待できそう。勝ち。

同じくキックゲーのパンゲア。古生代のパンゲア超大陸で、哺乳類型爬虫類・普通の爬虫類・両生類・無脊椎動物の4者が陣取りをします。全9ラウンドで終了ですが、終了時に大災害が起きてペルム紀末の大量絶滅が発生します。盤上のほとんどのコマがここで一掃されていまい、生き残ったコマだけが得点源になるという過酷な生存競争のゲーム。
システムはオーソドックスなアクションポイント制、4種類の動物ごとにアクションごとの必要ポイントが違っていて、哺乳類型爬虫類は移動が得意、無脊椎動物は繁殖して増えるのが得意とか特徴づけられています。その他、種族ごとの固有カードや共通の進化カードで特殊能力をつけたりというアメゲーっぽい味付け。
終了時の大災害は地球温暖化・氷河期・ガンマ線バースト・地殻変動の4つから毎回ランダムに選択され、それによって安全地帯が変わってくるのでそれなりにリプレイ性もあるんじゃないでしょうか。今回は地球温暖化で、みんな北極に逃げ込む展開でした。無脊椎動物で1点差2位。

ポイントサラダは野菜のカードを集めてセットコレクションでサラダを作るというタイトル出落ちゲー。
手番には得点条件カードを取るか、野菜を取るかの2択ですが、得点条件カードを多く取って少ない野菜の得点効率を高めるよりは、まずは野菜の数を揃える物量作戦の方がよさそうにも見えますが、どんなもんでしょうか。負け。

ロールプレイヤーの拡張っぽいですがあまり関係のないカルトグラファー。ランダムに引かれた地形を自分の用紙に書き込んで地図を作る紙ペンゲーム。ちゃんと鉛筆まで入ってる紙ペンゲームというのは珍しいかも。
指定される地形に比べて用紙がやや狭めで後半配置に困るところがゲーム性なわけですが、スカスカだとその分得点力も低くなるのでギリギリ限界を攻める必要がありそう。負け。

1人減って3人でリーバーズ・オブ・ミッドガルド。同社のチャンピオンオブミッドガルドの続編か何かのようです。
ワーカープレイスというかアクション選択で手番プレイヤー選んだアクションを全員で実施して、手番プレイヤーはちょっとメリットがあるというプエルトリコ方式。アクションの内容はチャンピオンオブミッドガルドと同様で、自分の海賊船にダイスで表される兵士とか食料とかを積み込んで海の向こうに戦争しに行くというもの。
ダイスゲーでカードゲーなのでプエルトリコみたいな緻密感はありません。得点はとにかくカード引くことによって発生するので、追加でカード引ける特殊能力を持った人材を早めに確保しておくのがよいようです。負け。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Band of Brothers (Worthington Games)をプレイしました。

バンドオブブラザーズはWW2テーマで1ユニットが分隊または班、もしくは車両1両規模で1ヘクス40ヤードの戦術級シミュレーションゲーム。それなりに人気あるらしくシリーズ化されてたくさん拡張が出ています。
一方が2~3ユニットくらい続けて動かしたら相手の番というのが基本で、状況に応じて機会射撃で割りこんだり指揮ポイントを使って1ユニット追加で動かしたりでき、双方がすべてのユニットを1回ずつ動かしたら次のターンに進みます。各ユニットは1回の行動で5歩まで移動して1回だけ射撃できます。射撃はファイアパワー方式で、D10振って自分の火力以下が出ればとりあえず対象ユニットを制圧でき、相手の防御力以上の差分があればステップロスを与えられます。
というわけでシステムは割と簡単な方ですが、版重ねてる割にはルールちょっと読みにくいように思います。

まずは歩兵同士のチュートリアル。橋が1本かかっている川を挟んで米軍とドイツ軍が向かいあって布陣していて、米軍がドイツ軍の陣地を占領すれば米軍の勝ち、守りきればドイツ軍の勝ちというシナリオ。米軍の方が装備が良いのか火力でかなり優っています。米軍を担当して力押しで勝ち。

次は戦車同士のチュートリアル。歩兵の攻撃は(効果があるかどうかは別として)必中ですが、車両の攻撃は命中判定と貫通判定で2回ダイスを振り、両方で目標値以下を振れば撃破、そうでなければノーダメージです。至近距離で双方動いていなければ命中判定は省略できるのですが、距離があるかどちらかが動いていれば判定が必要で、命中率は車両によって決まっています。基本的にドイツ軍だったり回転砲塔があると命中率高め、ソ連軍だったり固定砲だったりすると低めに査定されています。
シナリオは88mm対空砲2門と3号戦車数両のドイツ軍に向かって3両のT-34を含む15両のソ連軍が突撃するという設定。ソ連側を担当。移動中のソ連戦車の射撃はまず当たらないのですが、ドイツ軍側は相手が動いていてもバシバシ当ててきます。ソ連側は戦力逐次投入される上に主力は(チハたんでも抜ける)BT-7なので残骸の山を築くだけでした。

最後は適当にマップが狭くてユニット密度の多そうなシナリオをチョイス。米軍対ドイツ軍のマップ2枚の市街戦で、双方20近くの分隊または支援火器に加えて、ドイツ軍側にはティーガーとパンターの計7両の戦車、米軍側には150mm砲の支援があります。初期配置は米軍少なめでドイツ軍側が攻勢に出ますが、途中で米軍の増援が到着して逆襲するという設定。ドイツ軍側を担当。
市街戦で建物に籠っていると双方それなりに防御効果がつくので歩兵同士ではなかなか攻めきれませんが、さすがに戦車の火力は伊達ではなく、撃てば何がしかの損害を与えていきます。米軍側にもいくつかバズーカ装備の分隊がいるのですが、パンターの側面に回って至近距離から撃ってやっと確率があるくらいで、割と無敵感があります。とはいうものの、米軍の砲撃に巻き込まれて戦車を半分以上スクラップにされてしまいました。歩兵も同様に砲撃で大損害を受けていて、中盤米軍の増援が前線に到着するころには完全に戦力不足で前進できなくなりました。終盤、お互いマップの半分より向こうに1ユニットでも送り込めば勝ち、阻止すればとりあえず引き分けという状況で、最後の米軍の1分隊が前進に成功してドイツ軍の負け。

[Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(シナリオ114)

グルームヘイヴンソロプレイ77回目。シナリオ#114「インクはまだ乾いていない」
自分の番が来る前に負けている確率がけっこうあるというバランス調整に疑問のあるシナリオ。
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[Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(シナリオ111)

グルームヘイヴンソロプレイ76回目。シナリオ#111「緩む束縛」
タイル9枚のマップは全シナリオ中でも最大なのでは。
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M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Gloomhaven (Cephalofair Games)をプレイしました。

フォーゴットンサークルの後半にかけてのシナリオ3本をプレイしました。
ディバイナーの他はライトニングとクトゥルフという割と攻撃的な編成で、敵倒しすぎると負けなシナリオ#109はちょっと難しいかと思っていたのですが、何とか脱落者を出すことなく生還してクリア。敵倒さない=敵減らない、なので思ったよりは時間かかりました。
その他のシナリオもやや広めのマップが続いてプレイ感は重めでした。

ラファールのゲーム会

K藤氏主催の個人ゲーム会に参加しました。参加者6人くらい。
Majolica (藍鵲遊戲)・Eclipse (Lautapelit.fi)・Age of Civilization (ICE Makes)・D-Day Dice (Word Forge Games)をプレイしました。

まずはマジョリカ、4人。台湾製のゲームで、タイル職人になって指定の色のタイルを集めるセットコレクション。
アクションが連鎖してパタパタとお題が完成していくと楽しいです。コンポーネントのデザインも美しい秀作。どど負け。

エクリップスはキックスターターの第2版。予定より1年くらい遅れてやっと最近発送になりました。
内容的には過去の拡張がセットになっている他は基本システムには変更ないと思います。
3人プレイで全員地球人。高い方のセットなので地球人用と異星人用でわざわざ宇宙船のコマが別々に用意されています。アドオンのプレイマットが思いのほか使いやすいです。
適当に周辺宙域を探索するとスーパーノバ星系を発見。拡張で追加されたタイルで、非常に豊かな代わりに確率で爆発してすべて失われるというハイリスクハイリターンな星です。入植するなり最初の収入の前に爆発して何も得られず。結局このビハインドを挽回できず負け。他のプレイヤーの領土と接しているのが銀河中央だけだったのも作戦の自由度を失っていました。

エイジオブシビライゼーション。3人。小箱ゲームだからというわけでもないですが、出てくる文明とアクショントラックの並びで特定の戦術が強すぎたり弱すぎたりと、セットアップ時のランダムにかなりバランス左右される感のあるゲームです。今日はスキタイがとても強くて大差勝ち。

D-Dayダイスは最初の演習シナリオとその次のオマハビーチへの上陸シナリオ。演習は難なく終えることができましたが、本番では海岸中ほどで機関銃に薙ぎ倒されてあっさりと全滅。これちゃんと勝てるようになってんでしょうかね。

ML.K 1月例会

札幌市北区民センターでML.Kの1月例会がありました。参加者10人くらい。
D-Day Dice (Word Forge Games)・Last Bastion (Repos Production)・Lovelace & Babbage (Artana)・Ankh’or (Space Cowboys/HJ)をプレイしました。

まずは長らく絶版だったのがキックスターターで再版されたD-Dayダイス。キック版も1年くらい遅れましたが。4人。
ノルマンジー上陸作戦以降の西部戦線を扱ったダイスゲームです。各プレイヤーがゲーム開始時点では4人ずつしかいない1小隊をそれぞれ担当して、ダイス振って役を作って兵士を呼び集めたりアイテムを拾ったりしながらドイツ軍の銃火をかいくぐりつつ前進し、全小隊が1人以上生き残った状態でマップの奥にある掩蔽壕に突入すれば勝ち、という協力ゲーム。
今回は半分チュートリアルな最初のシナリオをプレイ。本番の上陸作戦ではなく事前の演習作戦ということで、特に難しいところはなく無事目標地点を制圧して完了。

ラストバスティオンを4人。同社のゴーストストーリーズのリテーマで、ファンタジー世界で城を防衛する話になりました。
基本システムは特に変わっておらず、4方向から攻めてくる敵を捌きつつ、最後に出てくるボスを倒せば勝ちという協力ゲーム。
ちょっと易しくなっているという話でしたが、全然そんなことはなく、普通に敵の山札を残して敗北。いつも通り大仏(このゲームでは爆薬)を活用するのが鍵という事実を再確認しました。

ラブレス&バベッジ、4人。
マジョリティ要素ではあまり差がつかないので、やはりC~D列のパーツの使用得点の有無が勝敗を分けるようです。
全然獲得できず3位。

アンクォールはHJの日本語版。3人。
宝石の煌きのように宝石(このゲームでは商品)を取るか、宝石を払ってタイルを獲得するかを繰り返します。
獲得したタイルは縦横に並べるかピラミッドのように積み重ねることができ、色か絵柄が2枚以上連続してると得点になります。
誰かが13枚めを買ったら決算して得点を一番稼いだ人の勝ち。
宝石のような拡大再生産要素はあまりないのですが、ちょっとはあるので限られた手数でそれをうまく活用できるかどうかが重要そう。
だらーんと薄く広がっただけで得点効率良くなく2位。

[Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(シナリオ110)

グルームヘイヴンソロプレイ75回目。シナリオ#110「循環する解決法」
日本語版で原文の「action」が「ボックス」と訳されてるのはちょっと驚愕ですが、英語版でも「an attack action」「an attack ability」「a single attack」は割と紛らわしくて、どれがどれだよとか、単純にattackってしか書いてないときは何なんだよとか混乱の元なので、それなりに工夫されているといえばそうなのかなと思わなくもないです。
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M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Gloomhaven (Cephalofair Games)をプレイしました。

フォーゴットンサークルのシナリオのうち謎解きパズル系のものを続けて3本プレイしました。
うち1本はすでにクリア済みのもの。
グルームヘイヴンのルール上、同じシナリオをキャンペーンモードでクリアできるのは1回だけ、以後そのシナリオはカジュアルモードでプレイするしかなく、シナリオ報酬はキャンペーンモードでクリアした1回分しかもらえない、と決まっています。基本セットのシナリオはそれでいいんですが、フォーゴットンサークルのシナリオの多くは、完全勝利と不完全勝利の2レベルの勝利段階があって、それぞれでシナリオ報酬が違っています。このシナリオ設計とルールが組み合わさると、一回謎解きに失敗すると永久に不完全勝利でルートが固定されてしまうのですが、その一方でフォーゴットンサークル拡張のシナリオは初見殺しの試行錯誤で解く系の謎が多く、ちぐはぐ感がいなめません。
というわけでルールは気にせず、再挑戦で大成功したときは差分のシナリオ報酬をもらうというハウスルールで。
答え知ってても敵が強いのとマップが広いのとで、シナリオとしての難易度は高め。
全員9レベルになりました。

[Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(シナリオ109)

グルームヘイヴンソロプレイ74回目。シナリオ#109「戦いの結末」
再び大規模戦闘シナリオですが、今回は不殺です。
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