ML.K 裏例会

アステロイドの某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
クイーンズブレイドザコロシアム(メガハウス)・砂漠の王子(KOSMOS)・キーハーベスト(R&D Games/RGG)・RftG(RGG)・アグリコラ(Lookout)・ロボティクス(Pegasus Spiele)・1826(DTG)をプレイしました。

クイーンズブレイド・ザ・コロシアムは脱衣ロストワールド「クイーンズブレイド」のボードゲーム版。ボード中央にいる女王をみんなで殴って勝利に一番貢献した人の勝ち。位置取りの都合で女王を攻撃できないときは服を脱いで観客にアピールするアホな世界観です。火力は低いけれど特殊攻撃を外すことのないエキドナで勝利。

砂漠の王子は砂漠版エントデッカー。砂漠の海にオアシスの島を作って探検家を置いて得点します。小さいタコ焼島をたくさん作るのが勝利の鍵なところまで同じです。外周が砂漠でもオアシスでもよくなっているのでエントデッカーよりは閉じやすくなっています。周りが埋まって探検家を回収しそこねてしまい大敗。

キーハーベストは農地タイルを売買してひと続きの農場を作るゲーム。農地タイルは置く場所が決まっていてそれぞれ1枚ずつしかないので、実質的には1枚の大きなマップ上で陣取りをしているのと同じです。よほど下手を打たない限りここでは大差はつきません。全員同じものが配られている6人の農場労働者もイーブンで、人と差がつくのは全体で6人しかいない町民タイルでした。ということに気づいたのはゲームも終盤。ルールブック末尾のプレイのヒントにはこのことを書いておくべきだと思います。

RftGはエイリアン作戦で大勝。
アグリコラは全員Iデッキ。K川氏の水呑み百姓作戦が炸裂して手も足も出ず。どうして井戸系のカードはいつもまとめて一人のところに行くのでしょうか?

ロボティクスは買ったり拾ったりしたロボットの部品を水道管ゲーム方式で組み立てて、設計図通りのロボを作るゲーム。何はなくともパーツの一部として胴体がないとロボットを組み立てられないのに、システム的には何もケアされていないという不親切設計。ロボットを作るのは楽しいのですが、ゲームとしては破綻しています。一応、早々に2体を完成させて10,000クレジット獲得して勝利できました。

今回の1826は第一国鉄も第二国鉄もできない珍しい展開。僕のMidiは株価トップでしたが社長5割、相方はノルトで離れているうえに初手リール入りを阻止されて散々な結果でした。

ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者6人。
カナルマニア(Ragnar Bros)・BigBang (同人)・サンファン(alea)をプレイしました。
カナルマニア4人。リバプール~マンチェスター線を起点にうまく一筆書きな水路を引くことができました。これから稼ごうというところで人が増えたので途中終了。この時点では全員割と僅差でした。複数回プレイすると序盤の展開にあまり変化がないのがちょっと気になります。
BigBangを6人・6人・5人と3回プレイ。ダイスをひたすら振るゲームなので肩が疲れました。
最後は余り時間で4人サンファン。蝦夷総督のY田氏はやはり強かったです。

終了後場所を移して裏例会。3人。Conquest of Paradise (GMT)・ギガンテン(Queen)・アグリコラ(Lookout)をプレイしました。
GMTのConquest of Paradiseはオセアニアにおける征服ゲーム。サモアやトンガなどの島からスタートして南太平洋を探検し、自分の部族の集落を増やしていきます。探検は本当にランダムで現実の場所に島があるとは限らないので、近場の海域に手頃な島がなければ豊かな島を襲って手に入れることになります。海上には移動を妨げるものはなく戦闘に地形的な要素は何もないので、あまり作戦や戦術面で見るべきものはありません。ひとしきり探検を楽しんだ後は、順番のマジックで大スタックをぶつけあって決着をつけるゲームです。序盤から地道にカードと戦力に投資した分が実って勝利。
Queenのギガンテンは別名AirShipでダイスを振って飛行船を開発するゲーム。同社のラッキーループとそっくりですが、こちらの方がテーマに合ったシステムになっていると思います。以外と簡単に終了スイッチを押されてしまい最下位。
アグリコラはKデッキ2人対Zデッキ1人。Zデッキの双子の母が強力で全く太刀打ちできませんでした。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会がありました。参加者4人。
蒸気の時代(Warfrog)・メトロでGo (JKLM)・騎士カタン(Kosmos)をプレイしました。

蒸気の時代は拡張の北カリフォルニア。赤の巨大都市サンホゼが目立つマップです。第1ラウンドの順番の競りで頑張ったかいあって、サンホゼ南に建てた新都市を拠点にしてゲームを開始することができました。2人が北方・2人がサンホゼ周辺という感じで配置が分散したので、サンホゼの優位を生かして勝つことができました。今回はサンタクルズの港を活用する人がいなかったのが残念ですが、その他都市間の間隔の設定などバランス面は悪くない拡張だと思います。
拡張に限らず蒸気の時代の基本システムとして、順番の競りに2位で競り負けたときのダメージが大きいのがいつも気になります。いつ発売になるのか分からないメイフェアの再版でこの辺が改善しているとよいのですが。

メトロでGoは大環状線をひいたK藤氏の圧勝でした。K藤氏の騎士カタンはK藤氏の高い工作能力のおかげて完全日本語化されていて大変遊びやすいです。こちらもK藤氏の圧勝。

ML.K 裏例会

某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
アグリコラ(Lookout)・アーカムホラー(FFG)をプレイしました。

アグリコラは初プレイ1人を含む全員Eデッキ。2戦2敗。序盤の食料確保が生死を分けるゲームなのですが、建築資材を食料に変えるカードを使うプレイヤーが出たときは打ち回しに注意が要るようです。そういうプレイヤーにとっては建設資材が日雇いや魚釣りと同じような食料供給マスになるため、普通なら少し資源が溜まるまで待つような状況でも遠慮なくパクパクと食い始めて全体的に資源の供給がタイトになってしまいます。

アーカムホラーは拡張全部入りでイブ=スティトルとイゴーロナクの2戦。神話カードのイベントに恵まれ、2回とも速攻でプレイヤー陣営の勝利となりました。

Phage合宿

合宿2日め。
ダビンチ(Da Vinci)・オワリ(3M)・お先に失礼します(メビウス)・交易王(Pegasus Spiele)・レースギャロッポ(Selecta)・蒸気の時代(Warfrog)・アグリコラ(Lookout)をプレイしました。

ダビンチ4人。今回は無駄に研究所を拡大せずセットアップ時の1段階アップグレード+機人1人配置だけにとどめて、その代わり常時全開で開発を進めて研究所を遊ばせない方針を徹底しました。その甲斐あって初勝利できました。

オワリは小石を穴に撒きつつ獲得数を競うマンカラという伝統ゲームらしい。2戦1勝。
お先に失礼しますは評判通りの良作でした。
クニツィアの交易王は微妙。特殊カードのコストと効果がつりあってないように思われます。

レースギャロッポはシンプルな馬術障害走のゲームです。アベカエサル風ですが先行有利なので第1コーナーをうまく抜けられるとあとはあまり逆転の要素はありません。悪いゲームではないですが子供むけです。

蒸気の時代は拡張#1のイギリスマップで4人。4~6人用となっていますが、基本マップと比べると狭隘地がない代わりに都市間の距離が遠く同じ色の都市が固まっているので、キューブの引き次第ではありますがそう何人も生存できるようにはなっていないような気がします。限界まで借金してしまい最終2ターンまで黒字化できませんした。上には上がいるもので、ビリの人はマイナスVPでした。

夕食は焼き肉。F原氏持ち込みの生酒がむちゃくちゃうまかったです。ぐでんぐでんになってしまったので、K藤氏制作中のうさぎとかめ(ラベンスバーガーじゃない方)流用の同人ゲームを1回プレイして寝てしまいました。

夜更けにやっと回復したら、まだ起きてた剛の者がいたので一風呂あびてからアグリコラ。昨日と同じ面子で3人です。今回は全員Iデッキ。1点差で2位でした。最終手番で確実な2点じゃなくてギャンブルな3点(つてもほぼ99%安全)を選んでおけばよかったです。

Phage合宿

9/13~15のPhage合宿第2回に参加しました。
場所は小樽朝里川温泉ウィンケルの貸別荘でした。

1日めはRftG (RGG)・バーンレイト(Cool Studio)・ルミ(Murmel)・魔法にかかったみたい(alea)・クロノス(Matagot)・アグリコラ(Lookout)をプレイしました。

到着早々RftG・バーンレイト・ルミと回しますが全然勝てません。
カレーの夕食後、軽く魔法にかかったみたいをこなしてから大物のクロノス

クロノスは現在過去未来の3枚のボードに建物のタイルを建てて得点を集めるゲーム。あるボードに建てたタイルはより未来のボードにも影響します。ありそうでなかなかない珍しいシステムです。配置の制限や未来への波及効果などの複雑なルールのせいで手番ごとの行動とその結果の見通しが悪い感じなのと、勝敗が結局はカード引きがで決まってしまうところがあるのが残念でしょうか。

風呂に入ったりしてから3人アグリコラ。
初プレイの人Eデッキ、経験者はKデッキを使用。犂と殻竿、種商人などが来たので穀物を中心に農耕重視。手薄になった動物の失点も馬でカバーできて同点勝利。

ML.K 裏例会

某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
RftG (RGG)・アグリコラ(Lookout/Z-man)・Age of Gods (Asmodee)をプレイしました。

RftGは唯一引けた6コスト技術が全然かみ合っておらず大敗。
アグリコラはEIKZデッキすべてを混ぜてランダム配分。2戦1勝。序盤から中盤にかけて「食料を安定供給する」「家族を増やす」「各種農業生産を黒字にする」とすることが多いので、ここをスムーズに乗り切るのが勝利の鍵らしい感じです。負けてもカードで引き負けたせいにできるのがプエルトリコを越えてBGGで1位になった要因かなという気もします。

Age of Godsは多数の種族がひしめく大陸上で秘密裏に配分された種族を影ながら支援して支配地を広げる地政学マルチです。担当種族は強い種族から弱い種族の順にゲーム中に順次決定されるので、序盤は自分の味方かどうか分からないまま適当な種族を応援するしかありません。どうも手あたり次第にランダム要素を山ほど入れておけばバランス取れるんだろ的な設計になっていると思われます。弱い種族の割り当てほど後という謎なルールになっているので。担当4種族中2種族が配分された時点で瀕死か滅亡済みというどうにもならない展開で惨敗。主力の種族はブラフを駆使して最後まで秘匿しておいたのですが全然届きませんでした。悪くはないが積極的に立てることはちょっとないゲームという評価。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会がありました。参加者4人。
蒸気の時代(Warfrog)・アグリコラ(Z-man / Lookout)・ケルト(Kosmos)をプレイしました。

蒸気の時代はK藤氏が拡張もたくさん持っているのですが、初プレイの人がいたので基本マップ。僕以外は東側に集まったので西端からスタートしてみました。周りがどんどん黒字化しているのに、僕だけ利息を払うための借金地獄から抜け出せませんでした。ぶっちぎりの借金王でしたが決算したらなぜか2位。

アグリコラはEデッキ2人とKデッキ2人のハンデ戦。カードで何か手品ができないと日々の食料調達に追われるばかりでなかなか肝心の農業を始められません。ある程度食料供給が安定するといろいろ楽しむ余地もあるのですが。そういう意味でこのゲームはゲームというよりはむしろ、300枚のカードによって無限に生成されるパズルであるといった方が近いかもしれません。

ここでK藤氏が開発中の同人ゲームのテストプレイ。まだタイトルは決まってないようです。も少しバランス調整すればよくなりそうな感じです。

最後にケルト。クニツィア先生唯一の大賞受賞作ですが、基本的に配牌で決まるところや手札を捨てるアクションがただの一回休みでしかないとなど、いまいちクニツィアっぽくないゲームなように思います。そこが受賞のポイントなんでしょうか。

ML.K 裏例会

某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
アグリコラ(Z-man / Lookout)をプレイしました。

1人あたり30分のゲームなので、3人プレイだと1時間半。6時間で計4回プレイして2勝2敗。
カードを混ぜたり分離したりするのが面倒なので、Eデッキのみで2回、Iデッキのみで1回、Kデッキのみで1回プレイしました。
傾向として、E (エレメンタリー)デッキはコストが軽く序盤のリソースの少ない段階で有効なカードが中心、I (インタラクティブ)デッキは他のプレイヤーに影響したりされたりするカードが多め、K (コンプレックス)デッキはコストが重い代わりに効果の強力なカードが目立つという構成になっているようです。プレイ経験に差があるときはハンデとして初心者がEデッキで熟練者がKデッキを持ったり、プレイヤーインタラクションが少ないのが不満な向きにはIデッキをメインに使用したりして工夫するとよさそうです。