ML.K 4月例会

札幌市北区民センターでML.Kの4月例会がありました。
参加者6人。Dominion (RGG)・I’m the Boss (F2F)・Big Bang (同人)・Bacchus’ Banquet (Mayfair)・Inn-Fighting (HJ/WotC)をプレイしました。

ドミニオンはランダム選択で闇市は入らず。4人で2戦2敗。某掲示板で市場+庭園で1点を早期に刈り尽くして速攻が強いと書いてあったのでマネしてみましたが、別にそんな強くなかったです。
1人増えてシド=サクソンのアイムザボスは、モノポリーみたいなボードをぐるぐる回って止まったところの取引に自分の交渉人を派遣して利益を分配するゲーム。ゲームの進行とともに相場が徐々に上がってくるので、序盤は力を蓄えておいた方がよいのですが、ゲームがいつ終わるかはサイコロでランダムに決められるので、仕掛けどきが難しそうです。終盤に自分が胴元の大商いが成功した直後に終わってくれるとよかったのですが、想定より1回長引いてしまい勝てませんでした。
ML.K名物のビッグバンですが今年は今回がほぼ初めて。こんな年も珍しいです。海闘士入り5人。紫龍・瞬で味方は魔鈴でしたがG陣営は脱落でした。
1人入れ替わってバッカスの宴5人を2戦。2回とも皇帝カリグラが死んで終了。1回目はダガーで暗殺、2回目は食べすぎで爆死でした。2回めのときに勝ち組に入れました。皇帝以外は死んでもキャラを変えて復帰できるので、積極的に攻めていいように思います。
インファイティングは時間切れ。

場所を変えて夜の部は3人。Dominion・A Touch of Evil (FFP)・RftG (RGG)をプレイ。
ドミニオンは今度は闇市を入れて残り9種をランダム。闇市は何が買えるかはランダムで計画できないうえ、序盤から使っていかないと良いカードは残っておらず、王国カードしか買えないのでデッキのバランスを取るのも大変と、勝つための作戦に組み込むには使いにくすぎですが、やはり抗し難い魅力があります。2戦1勝。
タッチオブイービルの今回の魔獣は「首なし騎士」 使い魔表の半分は本人がマップ上を爆走して通り道にいるプレイヤーを襲撃するというシャレになってないイベントです。準備のできていない序盤はみんな次々と轢かれてしまい全然前に進めません。女無法者を担当しましたが、他のキャラクターより耐久力が1点多いので、この凶悪な環境下では安心感が違います。無難に巣窟に一番のりして魔獣を倒すことができました。
RftGはいいところなく敗北。やっぱりロストコロニーは弱いです。

ML.K 裏例会

某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
タリスマン(HJ/FFG)・ドミニオン(RGG)・Blue Moon City (Kosmos/FFG)をプレイしました。

タリスマンはHJの日本語版に英語版のThe Reaper拡張を追加しました。タイトルの死神(グリムリーパー)は盤上をうろうろと動いてたまたまそこにいたキャラクターに襲いかかる迷惑なだけの存在ですが、3人ではそうそう当たるものではないので今回はただの空気でした。拡張の分で遭遇カードが一気に倍ちかくに増えているのはよかったです。3人プレイだと待ち時間も少なく、サクサク進んで2時間くらいで終了。支配の王冠に一番のりして勝ちました。

ドミニオンはさっそく公使と闇市を投入。他の8枚はランダムで。場を見た感じアクションカードがどれも重めでお金メインになりそうだったので、初手で公使を買ってみました。どうせ銅貨ばかりで流されてもさほど困らないタイミングの公使は単純に安い+4カードと強力で、序盤から金貨をつぎつぎと買って勝つことができました。闇市は同じカードを大量投入できないので今いちパンチ力に欠ける感じでした。カードを選ぶのはとても楽しそうなのですが。

Blue Moon Cityは英語版でしたが、もともとコンポーネントには何も字が書いてないので同じです。最後にちょうど12クリスタルでオベリスクの最後のマスを埋めて勝ち。さすがクニツィアだけあってバランスの良いゲームです。

終了後、みんなで定山渓は豊平峡温泉へ。焼きたてナンのカレーを食べて温泉に入って帰ってきました。ナンはうまいし、お風呂は広々で、大変良い一日でした。

ドミニオンのプロモカード

BGGから発売になった英語版ドミニオンの公使と闇市が届きました。
本体価格1セント、送料4ドル99セントという謎な値段設定でホントに日本まで送ってくるのか不明でしたが、切手代2ドルの郵便でした。だったら普通に本体3ドル送料2ドルでよかったんじゃね?という気がします。
公使は不安定な+4 Cards、闇市は不安定な+1 Buyということで、どっちも性能的には微妙だよねという感じですが、闇市はこの先どんどん拡張セットが登場すれば、その分だけ強化される可能性を秘めているようないないような。

ML.K 3月例会

北区民センターでML.Kの3月例会がありました。参加者6人。
History of the World (AH)をプレイしました。
今月はHで始まるゲームということでいくつか用意しましたが、結局6人でオーソドックスなHotW。
自分で引いた帝国も人から送りつけられた帝国も半端ない弱小国でお話にならず。スペイン日本オランダのY田氏がトップ目をほぼ確定させたところで時間切れ。

ML.K 裏例会

昨日に引き続き某所でML.Kの裏例会がありました。参加者5人。
Cat&Fish (Visionary)・Le Havre (Lookout)・RftG (RGG)・JAPANDEMIC (TBG)をプレイしました。

4人でCat&Fishは可愛いイラストの猫の漁師になって魚採りをするゲーム。ワーカープレースメントでアクションを選択し、ヘクスマップにばら撒かれた魚トークンを集めて商人に売却し、獲得資金を競います。アイディアもメカニズムもオーソドックスながらツボを突いた設計で重量級ゲームクラスのプレイ感を持ちながら、イラストに助けられてとてもよい雰囲気の好ゲームです。1ラウンド1季節で全20ラウンド5年というタイムスパンなのに、釣った魚は高く売れる季節になるまで倉庫にしまっておいて腐りもしないなど、テーマとシステムが微妙にズレているあたりはご愛嬌でしょう。
ただ、残念なことにルールの記述が致命的なまでに不完全です。特殊効果のあるカードを多数使うのですがカードテキストのあいまいかつ矛盾の多い記述以外に何も説明がなく、円滑なプレイは不可能です。おそらく完全なルールはデザイナーの頭の中にしかなく、実際の商品のルールブックはそこからかけ離れたところにあります。韓国語から英語に翻訳しているのが原因なのでしょうか。細かいところをハウスルールで詰めればとりあえず遊べるレベルにはなると思います。

1人増えて5人でル・アーブル。4人以下のプレイと異なり、ほとんどのラウンドでは1回しかアクションが回ってこないのですが、その分1ラウンドあたりの食料の請求数も減っているので、それほど食料に困るということはなさそうな感じです。後半の建物は軒並みレンガを必要とするので前半から潤沢に用意しておかないと勝てなさそうということが分かってきました。強い人の話では材木はそれほど必死にならなくても木の船を作らないなら十分足りるそうな。1点差ブービー。
RftGは1位から3位まで同点で手札枚数差で3位。拡張が入って運ゲー度が上がった割には同点になることが多いような気がします。よく分からないところでバランスが取られているんでしょうか。
1人減って4人。JAPANDEMICはPANDEMICの日本版の同人ゲーム。マップの構造以外にシステム的な変更はありません。頑張りましたが1つも治療薬を作ることなく日本滅亡。

ML.K 裏例会

某所でML.Kの裏例会がありました。参加者4人。
Tinner’s Trail (Warfrog)・The Red Dragon Inn (Slugfest)・Dominion (RGG)・RftG (RGG)をプレイしました。

今日のメインは1500個限定品のワレスのTinner’s Trail。イギリスはコンウォール地方で鉱山を採掘するゲームです。鉱山を競りで入手して採掘し、獲得した錫と銅を売って得たお金で勝利得点を買うゲームです。手数的には多からず少なからず、資金は勝利得点を買うのを控えれば潤沢ですがそれ以外に勝つ方法がないので結局カツカツになるでしょう。アクション数や経費をを節約してくれる港や鉄道などの補助設備が無料で早い者勝ちなので、ワーカープレースメント的な要素もあります。錫と銅の価格は毎ターンダイスを振って変動するのですが、全員同レートで品目数も2つしかないのでそれほど不公平な感じはしません。ワレスにしてはマイルドなシステムですが、勝つための難易度はそうとう高いと思います。3位。
レッドドラゴン亭は2の新キャラのドワーフを担当。お金とアルコールに強いキャラのようです。あと1ライフのところで盗賊に背後から刺されて死亡。
Dominionは2戦1勝。民兵が流行ると圧縮優勢とも言えず、その民兵も図書館には有効でないという感じで何だかんだでバランスは取れています。
RftGも2戦1勝。

ML.K 裏例会

某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
Dominion (RGG)・アグリコラ(Lookout)・カタンの開拓者(Kosmon/Mayfair)・China Rails (Mayfair)・RftG (RGG)をプレイしました。

とりあえずDominion。魔女がいるときの礼拝堂は序盤の運不運で圧縮が始まる前に呪いが刺さるととたんに回らなくなるので、少し作戦を考えないと安定しなさそうな感じです。2戦2勝。
アグリコラは大きな進歩以外のカードを使わないファミリーゲームで。考える要素が減る分スピーディに進むのに、基本的な展開はあまり代わらないのでお勧めと思います。最後に計算したら家族も部屋も一番少なかったY田氏が圧勝していました。手数を増やしてもカードで手品をする余地がないので、真面目に農場を経営した方が良いようです。
カタンは商人と蛮族エキスパンションから「商人と蛮族」シナリオ。カタン島の外周3箇所が交易タイルに置き換わり、各自1個ずつの馬車を盤上で右往左往させて交易タイルを目指しておつかいをする趣向です。おつかい1回完了で1勝利得点になるので、勝利条件の半分くらいはここから取ることになります。盗賊がいなくなるのと、自分の馬車は自分の道路の上だと高速移動できるので、開拓地の位置取りが重要なゲームになります。前回のキャラバン同様、かなりイける拡張です。
China Railsはやはり西安を中心に十字に線路を敷くのがよいらしい。海岸沿いを一周する路線はサッパリ儲かりません。
最後にRftG。ボーナスタイルを的確に獲得して6コスト技術もそこそこ噛み合った割にはしおしおでした。どうも拡張でカードが増えた分、6コスト技術同士の点の伸びぐあいの差が大きくなってるような気がします。

ML.K 2月例会

猛吹雪のなか札幌市北区民センターでML.Kの2月例会がありました。参加者8人。今回も初参加の方がいらっしゃいました。
RftG (RGG)・プロフェシー(Z-man)・カタンの開拓者(Kosmos)をプレイしました。

とりあえず人待ちでRftGが5人。初期星系はロストコロニーでした。青のノベルティに技術などのボーナスをつけて高く売る作戦でしたが、実はこれでやっと他の産物並みなので、一見うまく機能しているように見えるのに全然最下位でした。

2卓に分けてプロフェシー3人。タリスマン型のアドベンチャーゲームですが、ルーンバウンドのようにイベントカードの難易度が分類されていないため序盤が最も困難で、初期状態から少しでも強化されれば、後はそれほど強い敵はおらず楽勝なのがバランス的にちょっと問題でしょうか。
アイテムの引きがよかったので勝利条件のアーティファクト5つのうち2つを獲得して最終戦闘に臨むことができましたが、中身があまり成長してなかった分ちと弱かったようで、全力で挑んだ初戦を落とした後はあっさり屠られてしまいました。

続けてカタン3人。新エキスパンションの「商人と蛮族」からキャラバンシナリオ。基本的に普通のカタンなのですが、ゲーム中に真ん中の砂漠を起点に3本のキャラバンが伸びてきて、キャラバンと接していると勝利得点が増えるようになっています。キャラバンの進む向きは小麦と羊を支払って競りをして決めるので、他のプレイヤーの手札を正確にカウンティングする必要があるという難易度の高いゲームになっています。
最長道路最大騎士ともに獲得して勝利条件にあと1点のところまで迫ったのですが、最大騎士を奪われたところで会場の時間切れ終了。

その他の卓ではBrass (Warfrog)・ドミニオン・RftGなどがプレイされていました。

終了後は某所に移動して裏例会。ロシアンレイル(Mayfair)を5人。ロシアは広いので人数的な問題はあまりないのですが、広すぎて都合のよいデマンドカードがなかなか来ないです。みんな何度も3枚交換を繰り返すなか、マップを横断する大商いを何度か成功させて勝つことができました。

M上氏宅ゲーム会

M上氏宅のゲーム会に参加しました。今日はPhalanxのイタリアのオンリー会です。

ブリタニアシステムのイタリア版ですが、BGGとかで調べるとどうやら赤が強く緑が弱いようで、たしかに前回プレイしたときの感触と一致しています。
担当色をランダムに決めるとアフリカンローマとフン族とビザンツの青でした。他はM上氏がヴァンダル族・ローマ同盟傭兵・ブルグンド族・アラブの緑、K川氏が西ローマとフランクの赤、T口氏がゴート族・サルディニア・ロンバルディア人の黄色となりました。早速赤は強い赤は強いとプロパガンダに力が入ります。
青は序盤に大国を立て続けに担当できて得点の査定も申し分ない有力色ではあるのですが、6ターンめにビザンツの大攻勢が来た後は最後まで何もイベントがないのでちょっと後半ヒマです。他の3色には終盤の巻き返し用の中~大勢力があって考えどころが多いように見え、うらやましい限りです。
さすがに4人中3人が2回めのプレイということで全体のバランスをうまく取りながらプレイが進み、8時間以上かけて全10ターンを終了して全員100点前後というよい勝負になりましたが僅差で青の勝ち。全体的にバランスはまあ許容範囲な感じといったところでしょうか。

ゲーム後はみんなで鍋を囲んで一杯やりながらゲーム談義でした。

ML.K 裏例会

某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
After the Flood (Warfrog)とドミニオン(RGG)をプレイしました。

エッセンでドミニオン以上の高評価を得たというワレスのアフター・ザ・フラッドをプレイしました。3人専用という珍しいゲームです。古代のシュメール地方を舞台にコマを各地に派遣して、資源を生産したり資源を別の資源と交易したり諸外国の戦力をシュメールに導いて覇権を競ったりするゲームです。各ラウンドの開始時に生産に回したコマ数によって限られた数の資源が産出されるのですが、以降ラウンド中は何をするにも資源が必要になるので、借金のシステムはないのですがワレスらしいリソースマネジメントの厳しいゲームです。今回は肝心の生産システム部分でルールを間違えていてゲームになっていなかったので途中終了。正しいルールでプレイすれば相当面白そうではあります。

最初と最後にドミニオンは7戦全敗。宰相を使いこなそうと努力してみたのですが、やっぱりイマイチでした。ただの銀貨よりははるかに役に立つのはたしかなのですが。