札幌市東区民センターでML.Kの4月例会がありました。いつもと会場が違うので人来ないかと思ったら、参加者は驚きの9人でした。皆さんありがとうございます。
Ursuppe (Doris & Frank)・Fire & Axe (Asmodée)をプレイしました。
早々に人が集まったので原始スープを拡張入りで6人。さすがに6人もいると海が狭すぎます。生存空間が狭く食料もすぐなくなるので食料節約系や移動系・触手などが大人気でした。意外と攻撃系に進む人はあまりいませんでした。
僕は繁殖コストを下げる遺伝子と離れたところに子孫を作る遺伝子を選択。飢え死に覚悟で毎ターン新しいアメーバをばら蒔く作戦にしました。途中まではこれがうまく当たってていい感じでトップを独走していたのですが、最後華麗に踏み台にされて負けました。
過密のせいで攻撃対象がいくらでもいるので、防御系は必ずしも確実でないにもかかわらず持ってるだけで攻撃側が避けてくれてコスト以上に働いてくれていたように見えました。
人が増えたので卓分けで5人ファイアー&アクス。サーガカードが一度に3枚しか出ないので5人はちょっと多いように思うのですが、実際にプレイしてみると最終的にはそれほど大差にはならず、意外とバランスは取れていました。プレイ時間がサーガカードの枚数で制御されているので、待ち時間は長くなるものの、総プレイ時間は少人数プレイのときとあまり変わりませんでした。箱に書いてある90分は嘘だと思いますが。
終了後は裏例会に移動。参加者3人。God’s Playground (Treefrog)をプレイしました。
神々の遊技場はワレスの3人専用ゲームで、ポーランド史がテーマです。ポーランドの歴史なんぞまるで知りませんが、このゲームによるとどうやら四方八方から敵が攻めてきて休むヒマもないということらしいです。
今のポーランドよりかなり広い大ポーランドが5つのエリアに分けられていて、そのそれぞれにスウェーデン人・ロシア人・タタール人・オスマン帝国・ハプスブルグ家が攻めてきます。各プレイヤーはポーランドの大貴族として各エリアに土地を買い、その土地を守るために軍を雇って外敵の侵入を撃退すべく頑張ります。
3人しかいないのに5方向から敵が攻めてくるので、どうやっても手数も資金も足らず、ポーランド国内は敵に蹂躙されたい放題です。ワレス語の難解なルールもあわせると、1回プレイしてゲームのシステムと展開に習熟しないとポーランドを守るどころの話ではないと思います。戦闘がファイアパワー方式でダイスをごろごろ振るので少し振り幅が大きいような気はしますが、ゲームバランス的な問題はなさそう。水準以上のゲームではあるのは間違いないのですが、3人限定なこともあわせるとそう何度もプレイする気力の沸くゲームとは言い難いです。
重点投資したエリアを手堅く防衛できて勝ち。