Phage合宿

Phage合宿2日め。1人増えて9人。
Fiese Freunde Fette Fetenl (2F)・Party Time (Ravensburger)・ひも電(OKAZU Bland)・Pandemic (Z-man)・Cold War (FFG)・Pacific Tyhoon (GMT)・Star Trader (SPI)・Dawn of War (FFG)・Wings of Witches (KASU残党)・Zapp Zerapp (Zoch)をプレイしました。

「むかつく友達、行きたくないパーティ」は思春期からのドラッグやらセックスやらで爛れた人生を経験するゲームです。15禁です。競りでカードを獲得し、獲得したカードの指示通りに財産やら悪徳やら恋人やらを増やしたり減らしたりしながら、ゲーム開始時に配られた人生の目的を達成することを目指します。とにかく友達を増やして酒に溺れたのですが、どうにも行きづまってどど負け。
パーティータイムは酔っぱらって脱いだら脱落するバーストゲーム。本物ではなくI津氏作成の同人版でした。

お昼ごはんはお好み焼き。ここで夕食までゲームを続けるインドアチームと、パークゴルフに出るアウトドアチームに分かれました。僕はインドア派。

ひも電は靴紐のような「ひも」を線路にみたてて鉄道会社を経営するゲーム。一見貧弱なコンポーネントなのに、人口密集地にうまく線路を伸ばせないと勝ちはおぼつかないという、どこからどう見ても文句のつけようのない完璧な鉄道ゲームでした。
パンデミックは絶対絶命の役割とスペシャルカードのみ。ディスパッチャー・フィールドオペラティブ・トラブルシューター・エピデミオロジストの4人。セットアップ時点で黒3個の都市が隣接しているという危機的状況からの開始。なんとかワクチン2色まで作りましたが人類滅亡でした。

FFGのコールドウォーは米国とソ連に分かれて世界各地の利権を奪いあう2人用カードゲーム。ブラックジャックのようにカードを1枚ずつ引いてバーストしないように競り上げ、規定値を越えたらバーストして負けというシステムです。とりあえずソ連側。雰囲気だけでシステム上はどちらでも違いはないのですが。序盤から得点で大差をつけたのですが、いきなり暗殺者が自爆してプレッシャーをかけられなくなってしまい、あとはいいように翻弄されて大敗しました。
パシフィックタイフーンは6人。僅差勝ち。

夕食は焼肉、オートキャンプ場内のバーベキューハウス利用です。リーズナブルな価格で照明も明るく、虫に悩まされることもなく、火の始末もお任せで便利でした。

夕食後はスタートレーダー。ルールの確認がてら2人で2ターンだけ。いまいち分かりにくい交易ルールも1度回してみれば一目瞭然です。商品を産出する星系と商品の需要がある星系が如実に分かれていて、うまく交易ルートを設定しないと商売が成立しません。そしていくら的確に宇宙船を移動させても、入札で適正価格をビッドしていなければ利潤が出ないというガチガチな経営ゲームだということが分かりました。これは一度といわず何度か腰を据えてプレイする価値がありそうです。

戦場の曙はウィングズオブウォーのWW2版。プロット枚数が2枚になり、高速と低速の2種類の速度調整ができるようになりました。ただ、速度の差は機動カードに矢印が2本書いてあるだけなので、単に機動カードの枚数が半分で済むというだけでしかありません。WW1の複葉機と比べると、プロットが2枚なので反応しやすい代わりに、何となく機動カードの曲がり具合が少ないような気がします。とりあえずBf109とSpitfireの2on2で練習。
メインは某パンツじゃないから恥かしくないアニメをこのシステムに載せたWings of Witchesの方です。
速度に微速が追加されてアニメのように直立してホバリングできるようになった他、左右に射界が広がったり白兵戦ができたりと特殊ルール満載です。バルクホルン大尉+坂本少佐チーム対エイラ+シャーロットチームで模擬戦ということで、つかネウロイとか担当したくないし。シャーロット担当でしたが、さすがに相手の方が格上でした。微速で微妙な位置調整や急旋回ができる分、元のWoWより遊びやすいかもしれません。

最後のザップゼラップはもはやいい感じに酔っぱらっていて惨敗。
3日め最終日は朝にFlaschenteufel (Bambus Spieleverlag)をプレイして、後は移動のみでした。

Phage合宿

Phage合宿に参加しました。参加者8人。
場所は深川の「あくり工房まあぶオートキャンプ場」のコテージ。2階建てで広さはそこそこ。良いところでした。「あくり工房まあぶ」の温泉が利用できますが、キャンプ場からはかなり遠く夜道は遭難しそうな雰囲気でした。

1日めはDown In Flames (DVG)・Gambler (Goldsieber)・Incan Gold (Sunriver Games)・Shadows Over Camelot (DoW)をプレイしました。

ダウンインフレイムズはRise of the LuftwaffeとZERO! (GMT)の再版です。古い方を持っていないのですが、ルールが少し単純化されているようです。WW2の戦闘機を1機ずつ担当し、機動カードの応酬で空戦を再現します。空戦ゲームとしてはとても簡単なのに、各種機動を駆使して位置を取りあう空戦の雰囲気をよく表現しているよいゲームだと思います。5人だったので連合2機VS枢軸3機で機体の評価点でバランスを取ったのですが負け。やはり同数で戦った方がよさそうです。

ギャンブラーはシャープシューター(Milton Bradley)の再版、特に変更点はないらしいです。ごろごろダイスを振りあうゲームです。よいゲームは何度も再版される好例。
インカの黄金はDIAMANT (Schmidt)の再版。なんか再版ものばっかりプレイしてます。基本システムは同一ですが価値の高いインカの秘宝カードが入っていて、少しだけルールが追加されています。予知能力が冴えたのか、何度か他の面子が全滅する直前にうまく引き返すことができて勝てました。

カレーの夕食と温泉とタコ焼の夜食の後はキャメロットを覆う影。マーリン拡張入りの8人プレイでした。裏切り者は1~2人。少なくとも1人は裏切り者なのですが、序盤から快調にクエストを達成して白剣がどんどん並びました。それでもマーリン拡張の移動カードで移動に失敗したために黒剣が置かれたりして油断はできません。どうも裏切り者は巧妙に隠れているらしく、ランスロットの鎧を獲得したラムロック卿が怪しいとかみんな根拠もなく勝手なことを言いあっていました。結局アーサー王が裏切り者でしたが、最後に2本を裏返しても忠誠の騎士の勝ちでした。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
ガンダムヒストリー(ツクダ)をプレイしました。

初代ガンダムからZZまでのMS同士の戦いを扱ったプロット式の戦術級シミュレーションゲームです。
まずは練習としてガンダム第1話シナリオでガンダム1機vsザク2機。ガンダムの武装はビームサーベル1本のみに制限です。ガンダム担当。ショルダータックルを1回くらって軽いダメージを受けた以外は、ビームサーベルでバッサバッサと切り倒してガンダムの勝ち。スラスター移動力がガンダム6対ザク4で1.5倍もあるので、2対1でも機動で翻弄できます。
次はジオ・パラスアテナのティターンズチームvs百式・ディジェのエウーゴチームの対決。パラスアテナのレコアさんを担当。ディジェのアムロが後ろからシロッコにばっさり切られて爆発して一気にティターンズが優位に立った次の瞬間、シャアが2体を立て続けに撃墜してエゥーゴの勝ち。今回はどの機体もスラスター移動力10以上でちょっと移動力が多すぎな感じでした。
部位ごとの耐久力などのデータは詳細に設定されているのですが、命中部位が決まったら細かいダメージを計算する前に誘爆チェックが入ることがあって、これがかなり高い確率で爆発します。原作通りではあるのですが、これのおかげでゲームの複雑さの割には決着は速いです。宇宙戦闘とかファンネルビットとかまだまだ見てもいないルールが多いので、機会があればもう一度プレイしたいものです。

ML.K 裏例会

午後はML.Kの裏例会。参加者3人。
Steel Driver (Warfrog)・Martian Rails (Mayfair)・Dominion (RGG)をプレイしました。

ワレスのスチールドライバーは米国が舞台の鉄道経営ゲーム。3~6人までプレイ可能です。特に名前のついていない6つの会社が登場し、その社長を毎ラウンド競りで決定します。各社のべ5人の社長が好きなように経営して各ラウンドのボーナスを貰ったら、最後の特別ラウンドに初めて商品の輸送を行なって会社の総合的な収益を計算し、社長の担当回数に比例して利益を分配します。短期的なボーナスが最終収益と相反することがあるあたりはゲームとして頑張って作っていて、資本と経営の分離をそれらしくシミュレートしているように見えます。どど負け。
全6社を順番に競るので、3人プレイでは(おそらく6人プレイでも)競りの順番がほぼ固定なのが少し残念です。人数が多いとその分社長になれる機会が減るので、あまり人数が多すぎるのもよくなさそうです。4人が最適でしょうか。

火星レイルは僅差勝ち。イベントカードで軌道エレベータが倒れて赤道一周の線路が全壊したりとか、相変わらず凶悪です。
ドミニオンは3戦1勝。貴族やハーレムのように6金で強力なカードが登場すると、序盤にいかに早く6金をひねり出すかの運不運の影響が強すぎる気配がするのが何とも。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Tales of the Arabian Night (Z-man)・Runebound (FFG)をプレイしました。

まずはZ-manの再版アラビアンナイトから。
基本的なシステムはWEG版と変わってないのにパラグラフ数だけ倍ちかく増えています。すごい。マップは少し見にくくなりました。まれにインドとかヨーロッパとか指定されるのに、マップ上にエリアの区分が全然書いていません。ちょっとおかしいマップです。
その他のコンポーネントはよくできています。特にステータスがチットからカードになって、効果と解除条件がいつでも参照できるようになったのがプレイアビリティを大いに向上させています。
全体的にイベントの報酬が昔より多めになったような気がします。WEG版はいつ終わるともしれない旅が延々と続いていたような記憶があるのですが、今回は調子のよかったK川氏がトントン拍子にポイントを貯めてあっという間に勝ちきってしまいました。訳なしなところを除けば普通にプレイできるゲームになっていると思います。

続けてルーンバウンドは大箱拡張の4つめThe Frozen Wastes。今回は凍てつく氷の大地でお姫様を捜索する冒険です。
あまりに寒いので旅をしていると徐々に氷マーカーが溜って凍死してしまうので、時々街に戻って温まらなければなりません。怪物を倒すと通常の報酬に加えて伝説のアイテムやお姫様の手掛りが手に入ります。ラスボスを力で倒すか、発見したお姫様をラスボスのところに届けるのが勝利条件です。
冷気ダメージのルールは雰囲気をよく再現しているのは分かるのですが、著しくゲームをスローダウンさせるのが弱点です。勝ち筋が2つあるのはルーンバウンドの終盤の行き詰まり感の軽減に役立っているのは良いのですが、赤い冒険カードに挑まずに勝ててしまうので逆に雰囲気的には良し悪しではあります。全体的には割と手堅くまとまっている感じを受けました。
今回は冒険デッキからイベントがなかなか出なくて、盤上の冒険チットが足りなくなる展開。ルーンバウンドの構造的な問題なので、この拡張だからどうというわけではないのですが、みんな不毛な土地を彷徨うのに労力を取られて苦労していました。僕は首尾よくお姫様を発見できたので、これをラスボスに届けて勝ちました。

ゲームの後はお好み焼き。たいそうおいしゅうございました。

ML.K 裏例会

夜はML.Kの裏例会。参加者3人。
Dominion (RGG)・Pandemic (Z-man)・Le Havre (Lookout)をプレイしました。

とりあえずのドミニオンは貧民街・貴族・研究所とアクションもドローも多めの場。貴族を買いまくったところまではよかったのですが、魔女の呪いを貯めすぎて手札の数を生かせませんでした。1戦1敗。

パンデミックはバイオテロリストバリアント。私のテロリスト対残りの2人という構図です。テロリストはスコットランドヤードのように紙にプロットしながら世界中に紫のキューブをばら撒いていき、人類が負けたら勝ち、紫が根絶されたら負け、というルールです。悪いことをしようとすると位置がバレるのと、人類が2人ではテロリストを追っている余裕がないのとで、あまりテロリストの活躍をアピールする間もなく自滅するかのように人類滅亡。一応テロリストの勝ちは勝ちですが、も少し人類が多い方がよさそうな感じです。ルールブックによると4対1は非推奨なので、これは3対1固定かもしれません。

ル・アーブルは久しぶりでしょうか。1番N村氏は借金戦術を試すと宣言して、ものすごい勢いで借金を重ねていきます。裁判所で2枚返せば1手で差し引き14VP相当なんで意外と有力戦術かもしれません。2番K川氏はパン工場・屠殺場・造船所2つと食料供給源をみんなに使ってもらう作戦のようです。私は決算時にボーナスの入る建物を重点的に確保して追加点を狙ってみました。最後に豪華客船も建てて今度こそ勝てたかと思ったら…本当に勝ってました。やっと初勝利です。

ML.K 8月例会

札幌市北区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者9人。大盛況でした。
Dominion (RGG)・Martian Rails (Mayfair)・Modern Art Card Game (Gryphon Games)・Pandemic (FFG)をプレイしました。

人待ちドミニオン4人。アタックカードのない大人しい場で男爵と庭園が地味に強いです。1戦1勝。
エンパイアビルダーシリーズの新作、Martian Railsは火星が舞台です。この火星は、森やジャングルが広がり赤色人と緑色人が住んでいて、レプリカントたちが製造されており、州知事がタービニウムを採掘しているという何でもありな星です。列車のアップグレードは月と同じで$10と安いのですが、地形は山あり谷ありで線路はなかなか伸びません。月は円盤でしたが火星は双三角錐の形をしています。少しだけ球体に近くなりました。月同様行き止まりにならないのでついつい環状線を引いてしまいます。3人プレイで1位。
モダンアートカードゲームは、元のモダンアートから競りの要素がなくなりました。それ以外のシステムは基本的に同じです。運ゲー度は少し上がりましたが、面白さは変わっていないところが秀逸です。5人で2位。人数が多いと手番が何度も回ってくる前に終わってしまうので、少し少なめの方がよいかもしれません。
報道などによると急に豚フル大流行らしいのでパンデミックを4人。役割とスペシャルイベントカードのみ拡張を使用して、それ以外は基本ルールのまま、エピデミックカードは5枚。3戦3敗でした。特に最後は惜しかったのですが、最後に3連続アウトブレークでトドメを刺されました。

他の卓では金星の商人(AH)・Dominionがプレイされていました。

場所を移して夜の部は参加者3人。18Ardennes (DTG)・Dominionをプレイしました。
ルールが修正されて会社の設立制限が緩和され、港のボーナスが下がった18アルデンヌ。競りが終わって僕2・7・13・14・15、K川3・5・6・9・12、N村1・4・8・10・11となりました。ちょっと小会社のつながりが悪かったです。序盤からボーナストークンを集めすぎると列車を買う資金が足りなくなるので良し悪しかもしれません。2位。
ドミニオンは1戦1敗。せっかく魔女で他人に呪いを送ったのですが、全部仮面舞踏会で自分に戻ってきてしまいました。

T井氏宅ゲーム会

1日おいて今日もT井氏の自宅ゲーム会。参加者3人、
Uruk: Wiege der Zivilisation (DDD)・Hamburgum (Eggertspiele)・Age of Steam Slovakia (Papercut Games)をプレイしました。

ウルクは石器時代から鉄器時代までの文明の発展を競うカードゲーム。システムはいろいろなゲームのいいとこどりな感じでやや複雑でプレイ時間も長めですが、多彩な能力の組み合わせを楽しめる重量級のカードゲームです。2戦1勝。

ロンデルシステムの3作めのハンブルグ。とりあえず表面のハンブルグで。商品を売り買いして教会に寄付して得点を稼ぐゲーム。例によってランダム性皆無ですが、前2作よりは先の読みにくそうな雰囲気でゲームらしい感じがします。2位。

蒸気の時代はスロバキア拡張マップ。2~3人用の少人数向けマップです。最大の特徴はどの都市も色なしで、需要と供給が別に設定されているところ。需要色のキューブを届けると、供給色のキューブが生産されてくる仕組みです。各都市の需要と供給は毎ターン少しずつランダムに置き換えられていくので、目まぐるしく状況が変動します。狭いマップを狭く感じさせないうまい工夫だと思います。BGGで無償配布されている拡張ですが、とても優秀なマップです。2位。

T井氏宅ゲーム会

昨日に引き続きT井氏の自宅ゲーム会がありました。参加者4人。
San Francisco (Amigo)・Hazienda (HiG)・The Princes of Machu Picchu (PD-Games)・Clippers (Eurogames)をプレイしました。

やや旧作の割にあまり話題になった記憶のないサンフランシスコ。影響力と小切手の2種類の資産を使い分けてサンフランシスコの街区を売買する競りゲーです。クローズビットにはハゲタカのえじき(Ravensburger)のような同点キャンセルがあり、オープンビッドのときは競りの前に宝石商(alea)のように対象を3種類から選んでバッテングゲームを行ったりします。スピーディーな展開で多様な競りが楽しめる好ゲームです。何か時期的な事情あったのでしょうか、埋もれたままにするのは惜しいゲームです。序盤に何度かバッティングを躱して資金を節約できた分が効いて1位。

次は巷の評価は高いのにプレイする機会のなかったハチエンダ。ヘクスマップ上にカードプレイで農場や動物を置いて、長く連鎖させれば高得点という陣取りゲーム。とりあえず対称マップの方をプレイしました。盤面のほとんどは草原なのに、別に草原の地形カードが多いわけではないようです。得点の決算が2回しかないのにそれぞれの決算がすぐ来てしまう短時間ゲームだとか、なるべく動物の種類は絞った方がいいとか、ハチエンダや池はなるべく1回目の決算の前に置いて両方の決算で数えられるようにした方がお得だとかのコツに気づくかどうかで全然成果が違ってきますが、評価なりのものはあるゲームだと思います。どど負け。

マチュピチュの王子は和訳ルールの誤りで前回はちょっと正しくないルールでプレイしていた模様。あと1タイルというところでインカ帝国が滅亡し、黄金像1位で得点を3倍にすることができて僅差勝ち。展開次第ではインカ帝国を救うのはそれなりに可能そうに見えなくもないです。

クリッパーはサンタフェレイルズ(GMT)のリメイク。太平洋を舞台に航路を開拓して島と島を結びます。各国の権利トークンが小さすぎとか、航路のラインが薄く細いとか、何かと見にくいゲームです。特権タイルを買って航路をたくさん引くか、それとも権利トークンを撒いて得点源になる島を増やすかなど、ランダム要素がない分考えさせられる良いゲームです。盤端のフランスと日本が不利なように思われるので、も少しマップの構造は工夫してほしかった気もします。

ML.K 裏例会

続けて夜にはML.Kの裏例会。参加者3人。
Arkham Horror (FFG)・RftG (RGG)・San Juan (alea)をプレイしました。

アーカムホラーはダニッチホラー拡張以外全部入り。旧支配者はガタノトア。よくシャッフルしたはずなのに神話カードを引くたびにインスマウスホラー由来のカードばかり。おかげでインスマウス村はゲートだらけ怪物だらけの百鬼夜行になってしまいました。その分アーカムは平穏だったので(ティンダロスの猟犬が跳梁跋扈するのを平穏と言うならばですが)、テラーレベルが上がらない代わり、インスマウス村の深き者の陰謀トラックが景気よく進んでいきます。2人がかりでゲートの閉鎖や怪物退治に奔走し、FBI捜査官の能力も生かして政府に通報しまくって一度は陰謀を阻止することができたのですが、結局深き者の陰謀トラックがあふれて最終戦闘に突入しました。ガタノトアの無条件で1ダメージ減殺という特殊能力が厳しく、あともう少しというところで全滅してしまいました。

RftGは初期星系Imperial Warload、いまいち手頃な軍事星系は引けなかったのですが、初期手札にあったInterstaller Bankから技術連打でボーナスタイルとの相性もよく勝利できました。

サンファンはアレアの小箱の拡張入り。カード数の制限からRftGと比べて展開の狭さが気になっていたサンファンですが、新建物やイベントカードが加わって一気に閉塞感が打破されました。要らないゲームの拡張と抱き合わせになってること以外は文句のつけようがありません。ただ、イベントカードで全員の建物を1軒破壊する「地震」だけはちょっと微妙に思います。確実にプレイ時間が1~2割は延びる計算なので、元ゲームの軽快感を削ぐこと甚しいです。