K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
少女兵器大戦(国通)・Bloom (Quined White Goblin Games)・Navegador (PD-Verlag)・High Frontier (SMG)をプレイしました。
まずは国際通信社の萌え絵WW2カードゲームの少女兵器大戦です。2箱入手したので3人でバトルロイヤルしてみました。マナ消費して兵器を召喚してエンチャントつけたり呪文撃ったりしながら戦わせて、相手に防御用の兵器がなければ本体にダメージ、一定のライフを削り切ったら勝ち、というM:tG風のゲームです。2人用にチューンされているのか、3人だとちょっと終わりそうに見えませんでした。2人で遊ぶか、そうでなければ4人でチーム戦にした方がよいかもです。あまり今風ではありませんが、まあ遊べる範疇ではないでしょうか。
お花畑は花を育てて花束を作るゲーム、と言うととても聞こえはいいのですが、花の収穫は他人の花畑の上に自分の花畑カードを置いて下敷きになった花を根こそぎ回収するという乱暴な方法で、その過程に一切ランダム要素なしという、なんかものすごく殺伐としたゲームでした。
エッセン3番人気のナビガドールは大航海時代のポルトガルの貿易商人として東へ東へと探検を進めて植民地を作るゲーム。ロンデルシステムです。現在できることと次にできること、それに関するそれぞれのアクションの効果が割と明確で、プレイはサクサク進みます。ロンデルシステムのゲームは新しいのが出るたびに洗練されてきているのがよく分かります。序盤の収入があまりにも少なく、2回に1回は必ず市場アクションに止まらされるのがちょっと縛りキツい感じがするのと、探検テーマの割に探検の達成によるボーナス点が低くあまり儲からないのが少し疑問で、バランス的にはどうなのかな、とは思いましたが。
最後はハイフロンティアを拡張全部入りで。マップは広がりましたが、木星や土星はやっぱりちょっと遠すぎです。全く手が届かないというわけでもないのですが、物理法則には勝てないのでそこまで行く性能のないロケットでは絶対に行けません。カードが3種増えてロケットの組み立てが少し複雑にはなりますが、その分工夫の余地が増すので悪くはないです。イベントと政治制度のルールは完全に蛇足でした。これはなくてよいと思います。