K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Defenders of the Realm (Eagle Games)・The Phantom League (Dragon Dawn)・Biblios (IELLO)・Nile DeLuxor (Minion Games)をプレイしました。

見た感じルーンバウンドかタリスマンか、といった雰囲気ですが実は中身パンデミックな王国の守護者。ものすごい勢いで増殖する4種類の雑魚モンスターを適宜駆除しながら、カードを貯めて4スミから侵攻してくるボスを倒すのが目的の協力ゲーム。
各プレイヤーにはクエストカードでサイドミッションが与えられ、クリアすると報酬として有利な特典が得られるのですが、たぶんこれは罠。寄り道せずに全力で感染を食い止めつつカードを揃えてボスを倒すタイミングを調整しないと勝利はおぼつきません。

ファントムリーグはカタン風にタイル並べた宇宙を舞台にしたピック&デリバリー。6角形のタイルは上下に分割されていて、2枚組み合わせて主星と伴星からなる1星系ができる、というところがちょっと光るアイディアでしょうか。船長と宇宙船と強化パーツの組み合わせで、宇宙商人から海賊まで様々なプレイスタイルに対応しているので、何度もプレイしたくなる良作です。

ここから1人減って3人。ビブリオスはシンプルなカードピック+競りゲーム。微妙な色合いのダイスが出てきて一見プレイアビリティが心配になりますが、遊んでみると十分に考えられたコンポーネントでストレスなくプレイできました。

最後はナイル・デラックス。手札のカードを畑に植え、洪水が来て収穫されるのを待つ、という独特のハンドマネジメントゲーム。ルール聞いてもさっぱりピンと来ませんが、1巡廻すと良く分かる単純明快なシステムです。運ゲー度も戦略性も高い良いカードゲームだと思います。選択ルールのモニュメントは少人数プレイではバランス悪い上に蛇足感が強くてちょっと微妙。多人数プレイだとうまく効いてくるかもしれません。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Virgin Queen (GMT)をプレイしました。

GMTの新作バージンクイーンを4人で。前作Here I Standの続編で、おおまかには相変らず宗教改革の時代ですが、ドイツ農民戦争が終わって西英仏の君主が代替わりしてユグノー戦争が始まるあたりからスタートします。
登場勢力は前作とほぼ同じ、ローマ教皇が中小国に格下げになって、スペインのハプスブルグ家から分家したオーストリアのハプスブルグ家が新しい主要勢力に昇格しました。基本システムは前作と全く同じカードドリブンで、移動と戦闘のルールは全く変っていません。少人数プレイの対応が前作より洗練されて、単純に2勢力同時持ちするのではなく、NPC勢力の支配を外交で取り合うシステムになりました。
国決めは早い物勝ちで好きなところを取ってもらい、残り物のフランスを担当しました。初プレイなのでルールを確認しながらのプレイで第3ターンまでしか回せませんでしたが、得点的には全員そこそこ団子状態でした。プロテスタントが布教しまくってサドンデス勝ちしそうだったので、旧教陣営(スペインとフランス)はプロテスタントを見つけ次第小まめに再改宗させておいた方がよいかもしれません。

ML.K 5月例会

札幌市北区民センターでML.Kの4月例会がありました。参加者9人。
R-Öko (カワサキファクトリー/AMIGO)・Bluff (Schmidt)・Trains (OKAZU Brand)・The Resistance (Indie Boards and Cards/HJ)・Puerto Rico (alea)・Flaschenteufel (Bambus)をプレイしました。

まずは人待ち4人アールエコ。面白いことは面白いのですが、目先のゴミを分別する作業してるだけで、あまり勝つための意思決定をしてないような気が。運ゲー度高いので仕方ないところはありますが。人の取ったカードをきっちりカウンティングすると新しい地平が開けたりするのでしょうか。

1人増えてブラフは勝ち。

1人減ってOKAZU Brandの新作TRAINS。鉄道ゲームにトレインズって名前つける前にBGGで検索した方がいいとは思うのですが、ドミニオンタイプのオーソドックスなデッキ構築ゲー。特徴はデッキの他にマップを使用し、VPカード買う以外にマップ上に線路を引いてもVPを得られることと、VPにつながるアクションを何かするごとに呪いが降ってきてものすごい勢いでデッキが太ることです。呪いを処理するアクションもいくつかあるので、呪いの扱いに特化したドミニオンと見てもそれなりの独自性を発揮しています。プレイ時間はドミニオンよりやや長い感じ。1点差1位。

2人増えてレジスタンス6人。コンポーネントに言語依存性はないのですが、細かいルール(リーダーが左隣に移る条件とか)はちょっと書いてあった方が遊びやすいと思います。

2卓に分けて4プ。4番手の港造船所の出荷型で5教科工場+ギルドホール完成型に僅差勝ち。
残り時間でボトルインプとアールエコをプレイしました。
もう一卓ではK2とマンハッタン計画がプレイされていました。

終了後は移動して裏例会。参加者5人。Eclipse (Lautapelit.fi)をプレイしました。
今回は全員裏の異星人で。地球人と違って固有の特殊能力がありますが、地球人より劣ってる部分もあるのでどちらを選んでもよいらしい。
担当したエリダニ帝国は、初期資金が異様に多い代わりに影響力チップが少なく維持費が余計にかかるので、どこかで黒字転換しないと他人と同じ回数のアクションをプレイするだけでいずれ破産するよう仕組まれています。まるで一人だけワレスゲーやってる気分です。その代わり初期状態である程度戦闘系の技術が揃っているので、艦隊さえ建造すればすぐにでも戦い始めることができます。
6種族中5種族出ていますが、今回は探索アクションにボーナスのある2種族が強力でした。拡大再生産ゲームなので、最初に行わざるを得ない探索アクションで得た有利が単純に最後まで効いてきます。探索にボーナスのない残りの4種族は、他種族と隣接してしまったらもう探索など止めて、さっさと平和主義者を蹂躙することを考えた方がよさそうです。

K川氏宅ゲーム会

午後からはK川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Ora et Labota (Lookout/HJ)・Eclipse (Lautapelit.fi)をプレイしました。

祈り働けはアイルランド面で。葡萄が登場しない代わりに麦をビールにもウィスキーにも変換できます。全体的にフランスより食料生産能力が高くて難易度低いような気がします。前回誰も作れなかった奇跡も、今回は2人が1個ずつ作る展開でした。2位。

エクリップスは六角形タイルを並べた宇宙で勢力争いするトワイライトインペリウム型のゲーム。ルールもコンポーネントも盛り沢山の大型ゲームで、箱の30分×人数はちょっと違う感じですが、一定のラウンド数で必ず終わるのは良いです。
同条件の人間でプレイすることも、それぞれ特殊能力を持った宇宙種族でプレイすることもできるのですが、今回は全員人間で。初期星系のタイル1枚と迎撃戦闘機1機からスタートして、アクション選択方式で宇宙を探索したり植民したり技術開発したり軍備を増強して戦争したりします。おおむね中心に近いタイルほど豊かで、特に銀河の中心には最大価値の星系と、それを守る強力な中立の防衛システムが置かれています。
技術開発で獲得したタイルをギャラクシートラッカーのように並べて宇宙船を設計するシステムなので、プレイヤーごとに同じ艦種の船でも全然性能が違うというところが特徴でしょうか。戦闘システムは6出なサイなので、いくら強力な砲を装備していてもコンピューター積んでダイスに修正を貰わないと全然当たりません。宙域タイルのめくりや他のチット類の引きの影響も大きく、かなりの運ゲー。
とりあえず序盤は母星系の周辺のタイルを開けていきますが、イマイチ生産性の高い星が出てきません。代わりに古代異星人の技術タイルで強力なジェネレーターと高性能コンピュータをタダで貰うことができ、主力巡洋艦の性能を一気に強化して軍事的優位を獲得しました。母星は失いましたが順当に銀河中心を無傷で占領して勝ち。

K川氏宅ゲーム会

午後からはK川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Peloponnes (Irongames)・Puerto Rico (alea)・High Frontiers (Siera Madre Games)・Power Grid: The First Sparks (2F/RGG)をプレイしました。

まずはペロポネソス。各自ギリシャの都市国家1つを担当し、競りで土地や建物を買って資源や人口を増やして拡大再生産するゲーム。箱にプレイ時間15分×人数と書いてある通り、サクサク進行します。なかなかの好ゲームです。順番はある程度ランダムとはいえ、毎回すべての土地建物が登場しすべての災害が発生するので、展開の多様性があまりなさそうな感じなのが惜しい。
初手バラックで人口減らした上に、食料供給源が足りなくて全然人口を伸ばせず大敗。

3プは1番手、5教科工場を完成させるもそのころには10金建物がほとんど狩り尽くされてて大敗。

ハイフロンティアはいつの間にかメーカーのHPにトレードカード拡張が上がっていたので、それを投入。元々ある技術カードとそっくり同じコピーのセットで、普通に技術カードを競りで獲得したときに、同じカードをオマケとして無料でもう1枚もらえます。オマケのカードはオリジナル持ってる本人には無用の長物ですが、手札に数えず他人と交換すれば元のカードと同じように使えるというものです。裏面はないので、宇宙工場で黒技術にアップグレードすることはできません。
オリジナルでは技術カードの枚数が全然足りなかったのですが、一気に倍に増えたことに相当するので、ずいぶんプレイしやすくなりました。
担当国ランダムに決めたら欧州宇宙機構、例によって+1推力が便利です。セレスを足掛かりに宇宙工場を3軒建てて勝ち。

最後は電力会社:最初の火花。前回の反省を生かして、今回は食料供給量の確保を最優先しつつ最初から全速力で進める方針で。途中でプレイ順を1歩後ろにズラせる「知性」の知識カードを獲得。プレイ人数少ない分、順番1番の差が大きく非常に役に立ちました。1人だけ13人に到達して勝ち。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Ora et Labota (Lookout/HJ)・4 in 1 (AMIGO)・Steam (Mayfair)をプレイしました。

さっそく祈り働けをプレイ。HJの日本語版です。ローゼンベルグのワーカープレースメントの収穫シリーズ最新版ということで、非常に洗練されたシステムが特徴。もうラウンドごとに収入スペースに資源を積み上げるだけの簡単なお仕事はありません。ホイールを1マス回すだけですべての産物の蓄積量が一度にアップデートされます。
定期的な食料供給義務も廃止され、プレイ中の心理的な負荷が大幅に軽減されました。実は数ラウンドごとに特定のタイミングでしか建設できない「村」カードのコストとして食料が大量に必要となり、これが主要な得点源になっているので、安定した食料供給力の確保が勝敗を分けるところは変わっていません。それでも常に4枚の選択肢から自分の発展のペースに合わせて戦略を変えていけるので、単純に固定コストに追われていただけのゲームとは一線を画しています。
今回はフランスバリアントの方を採用。風車とベーカリーを建ててパン焼きまくり作戦で、隙を見て他人のブドウ棚を借りて大量に獲得したブドウを同じく隙を見て借りた醸造所でワインに変換。割と好きなように展開できましたが、やや及ばず。

4 in 1はミューをプレイ。ナポレオンの変種で、事前に競りで陣営と切り札を決めます。競りの2位も切り札を決められることと、副官はナポレオンが3位以下のプレイヤーから自由に指名するのが特徴です。どこまで自分の情報を晒すかによって切り札や陣営の選択肢が変わってきて有利にも不利にもなるという、かなりテクニカルな競りを要求されます。ちょっとナポレオンになるリスクが大きすぎな感もありますが、興味深いゲームでした。勝ち。

1人減ってスチームは拡張2のカリフォルニア2090マップをプレイ。未来のカリフォルニアが舞台で、毎ターン火山が噴火したり地震が起きたりして線路の修理費用を徴収されます。マップは細長くて狭いのですが、3人固定でゲーム終了時にはほぼ盤面が線路で埋め尽されるように設計されています。山がちで敷設コストは高め。災害システムは当たり外れあって喰らうと痛いですが、おおむねフレーバーの域を出ない普通のシナリオでした。
最初の順番競りで2番手。マップ北側で1番の優良路線の近くから開始しましたが、結局及ばず僅差2位。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
ルールの達人(カワサキファクトリー)・The Manhattan Project (Minion Games)・Eurorails (Mayfair)・Vegas Showdown (AH)をプレイしました。

まずはルールの達人から。一応メイフォローのトリックテイクに分類されるのでしょうか。普通の数字と色のカードの他に、自分の勝利条件としてルールカードをプレイします。1トリックは2順してルールとカードのどちらを先に出しても良い、というところがものすごい駆け引きを生み出しています。Z-manの英語版はカードの品質は良いのですが、サマリーカードが間違ってるみたいです。負け。

マンハッタン計画。いつも通りNations拡張入り。日仏ソ米中が登場しソ連担当。初登場の中国はアクションでワーカーを回収でき、まるまる1回パスしなくてもワーカーを高効率で回転させることができます。強力ですが使いどころは難しそう。
ルールでは人数多いほど勝つのに必要な得点が低く設定されます。人数によらず総プレイ時間を一定に抑えるためだろうと思いますが、核実験が必要な分だけ手間のかかるプルトニウム原爆の価値が相対的に低くなってしまいます。もう少し勝利条件の点数を引き上げた方が良いかもしれません。手頃なウラン型原爆を2個作成して勝ち。

続いてユーロレイルズ。5人だと少し狭いんじゃないかなとも思いましたが、中小都市の人数制限の関係上、路線の貸し借りが良く起こるようになり、プレイヤーインタラクション的には悪くない感じでした。
少し田舎のスペイン方面から始めてみたのですが、フルーツやコルクなどのスペイン系商品が良く回転して勝ち。

1人減って4人でベガス・ショーダウン。アメンラー式の競りで部屋を買ってカジノを建設します。コンポーネントはいかにもカジノ風によく描き込まれていますが、カジノらしい賭けの要素は全くない、ということで有名なゲームです。所持金が公開なのと、部屋の購入制限や値下がりのルールの影響で、競りそのものよりも、しゃがむタイミングを調整する資金マネジメントの方が重要そうな感じです。大幅に値下がりしたシアターを拾うことができた分で勝ち。

ML.K 4月例会

札幌市北区民センターでML.Kの4月例会がありました。参加者9人。近年希に見る大盛況でした。
トロルマスター(遊星からのフリーキック)・Dungeon Petz (CGE)・Tournay (Pearl Games)・Telestrations (Party Games)をプレイしました。

トロルマスター5人。一見デッキ構築ゲーですが、全然そんなことはなくワーカープレースメント。2枚の手札で引いたアクションのどちらかにしかワーカーが置けず、全体のカード枚数によってアクションが発動できたりできなかったりするので、手番の自由度は低いですが、見た目以上にタクティカルなゲームでした。負け。

卓分けてダンジョンペット3人。ダンジョンロードの続編で、今回はモンスターを育てたり売ったりするペットショップ経営ゲーム。システムは例によってワーカープレースメントですが、割と理不尽なところの多かったダンジョンロードと比べると驚くほどストレートかつ合理的に動物の飼育にかかわる諸々の活動がゲーム化されています。負け。

トゥルネー4人。こちらはトロワの続編。やはり自分のワーカーだけでなくお金払って他人のワーカーも使えるワーカープレースメントです。ワーカー借りるのが高い割にあまり使い勝手は良くなく、箱庭系で基本的に自分の領地の建物しか使えないので、トロワよりはプレイヤーインタラクションは薄め。カード名がヒゲ文字で読みにくいとか、カードのアイコンが分かりにくいとか、色々書いていてしかるべき記述の抜けているルールブックとか、お世辞にも遊びやすいとは言えないです。1位タイ。

他の卓ではInfarkt (Czech Board Games)・Dragon Rampage (Eagle Games)などがプレイされていました。

最後8人でテレストレーション。簡単そうに見える黄色サイドを選んだはずなのですが、どうにも書きにくいお題が頻発でした。3ラウンドプレイして大いに楽しみました。

終了後は移動して裏例会。参加者7人。
Elder Sign (FFG)・Outpost (Stronghold)をプレイしました。
エルダーサインの旧支配者はニャルラトテップ。7人がかりで圧敗。一応8人までプレイできますが、あまり人数多くても手番がなかなか回って来なくなるだけなので4人くらいが適正かなという感じです。
アウトポストはキッカー入り。ロボットが出て来なくて労働者数に困る展開。うまく高額商品にシフトできたかどうかで勝敗左右された雰囲気でした。人数多いとキッカー枠も増えるので、少人数プレイ時よりはキッカーがよく機能していたように見えます。3位。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Dominion (RGG)・Cleopatra’s Caboose (Z-man)・China Moon (Eurogames)をプレイしました。

まずはドミニオン全部入り。前回プエルトリコを遊んだので、1回だけプロモカードの総督を入れてみました。+1アクションに加えて3種類の役割から1つ選んで全員に効果を発動する(自分だけちょっと効果が大きくなる)という、とてもプエルトリコらしいカードです。十分強いのですが、5コストなので展開速すぎる場だと微妙かもといったところ。4戦して全員1勝ずつ。

クレオパトラ鉄道。箱には18♀♀ゲーム、と書いてありますが、システム的には18xxよりも蒸気の時代に近い感じ。順番を競って役割を選択して線路引いたり商品運んだりします。手番にできるアクションはターンごとにランダムに公開されるカードから早い者勝ちで取るシステムなので、あまり先々まで読んで計画できるようにはなっていません。なので順番の競りが重要なのですが、借金はありません。おおむねワレスのフォルダンプや蒸気の時代などの良いところも悪いところも合体させたようなプレイ感です。
ルールはかなり複雑ですが、文字しか書いてないサマリーシートとあまり文字書いてないカードという組み合わせは情報量に乏しく、そのくせ馴染みのないエジプトの地名は変体フォントで読みにくい、何ともプレイしにくいゲームです。他にも入ってるはずの得点マーカーが入ってないとか、外周の得点トラックの四隅に罠のように何にも使わないマスが置いてあるとか、いつものZ-manなのかもしれませんがコンポーネントの出来はよくありません。少しプレイ回数重ねないと深いところまで見えてこなそうな重厚なゲームですが、このゲームをヘビーに回すかというと微妙なところ。
最終得点決算はなぜかエリアマジョリティなので、3位でいいのでなるべく多くの都市にからむ作戦で行ってみました。一応勝ち。

最後はチャイナムーン。箱には30分と書いてますが、どうしてもみんな長考するので30分では終わりません。黒蓮の分で1点差2位。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Puerto Rico (alea)・Miskatonic School for Girls (Fun to 11)・The Manhattan Project (Minion Games)・R-Öko (カワサキファクトリー/AMIGO)をプレイしました。

さすがに10年ぶりということはないと思うのですが、久しぶりのプエルトリコ。4番手スタート。皆さん石切場にご執心のようで4番手では1個も取れず。その代わり商人が良く取られる展開で、毎回タバコか砂糖かどちらかはなんとか売り抜けることができて資金的には余裕がありました。5教科工場からギルドホールで建て切り勝ち。

ミスカトニック女子校はクトゥルフテーマのデッキ構築ゲーム。アセンション方式で順番に買えるカードが並んでいるので、手番ごとに必ず女の子1枚と先生(神話怪物でもあります)1枚を買い、女の子は自分のデッキに入れ、先生は次のプレイヤーに差し上げます。デッキから先生を引いてきたら、再度デッキから女の子を引き直して直接戦闘させます。負けたらプレイヤーのSAN値が減り、SANが0になったプレイヤーから脱落、という仕組みです。
システムの独自性はそれなりにあり、クトゥルフぽいフレーバーもまあまあ、英語が読めれば笑えないこともないですが、アセンション同様作戦の立てようがなく、ただ引いてきたカードを処理するだけで、正直微妙なゲームという評価にとどまると思います。本当は1人生き残るまで続けるのですが、1人脱落した時点で終わりにしました。一応残りSAN値でトップタイ。

マンハッタンプロジェクトは今回もNations拡張入り。4番手で爆撃機を売って金にできるアメリカ。他は昨日も見たイギリスと日本の他に、固有能力でスパイアクションができるソ連、という組み合せでした。1番に核実験に成功したソ連を空爆して足を止めつつ、2番目に核実験を成功させ、ウラン原爆1個とプルトニウム原爆1個を製造して勝ち。

最後は軽くアールエコ。ドイツ語版でした。ゴミのリサイクルがテーマのカードゲームですが、手札のごちゃまぜのゴミの山を分別して処理するという鮮やかなデザインは国産同人ゲームらしからぬ完成度でした。2戦1勝。