K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者6人。
Coin Age (Tasty Minstrel Games/KOI Games)・Fauna (HUCH & Friends/HJ)・Pacific Typhoon (GMT)・Outpost (TimJim/Stronghold)をプレイしました。

まずは人待ちでコインエイジ。2人用のシンプルな陣取りゲームです。各手番コイン4枚振って表が出た枚数によってアクションの内容と回数が決まります。序盤から飛ばしすぎると手持ちコイン数が減って後半動きにくくなるなど、一応確率的にはバランス取ってるようですが、それでも運要素かなり大きそう。勝ち。

6人になってファウナ。黒枠面を使用しました。1エリアだけとか2エリアだけとか結構難易度高いものが集中して出たように思います。黒鳥は白鳥のいそうな地域にはいませんでした。負け。

パシフィックタイフーン。艦これに出てくる船や飛行機がたくさん収録されているので俄然プレイも盛り上がります。最近リプリントされたらしく入手性よくなっているようです。負け。

最後はアウトポスト。今回は研究所系の技術カードが出るのが遅かったようで、チタニウム工場とアウトポストの天下になりました。タイトルになってるだけあってさすがアウトポストは強力な技術のようです。どっちつかずに進めて大敗。

ジムニー ワイパースイッチ交換

ジムニーですが、最上位グレード(つても2グレードしかないですが)でも間欠ワイパーの時間調整機能がありません。
ファンカーゴの上位グレードのワイパースイッチとポン付けで交換すると、その時間調整機能がそのまま移植できるというのが定番改造らしいので試してみました。
写真の上はヤフオクで入手したファンカーゴのワイパースイッチ、下はジムニーから取り外したワイパースイッチです。基部外装カバーの形状がちょっと違うので2コ1で合体させて適合するように改造し、あとはハンドルコラムに組み込むだけです。詳細な手順はネットにたくさん上がっています。
作業は1時間かからないくらい。バッチリ動作しました。はよ雨降らないかなぁ。

ML.K 8月例会

札幌市東区民センターでML.Kの8月例会が開催されました。参加者10人。
北区民が使えないので放浪中です。来月は白石区民の予定です。Basari: Das Kartenspiel (Nürnberger-Spielkarten-Verlag)・Corporate America (Nothing Sacred Games)・Boxcars (RGG)をプレイしました。

まずは人待ち5人でバザリカードゲーム。小箱ですが開けると中身の半分は宝石コマです。ダイスを振ってトラックを周回する代わりにカードが配られます。アクションのプロットとバッティング時の宝石による行動権の競りのシステムは全く変わっておらず、リメイクの宝石商以上にバザリのままです。負け。

続けて6人でキックスターターのコーポレイトアメリカは、アメリカの政財界を舞台に企業を経営したり大統領になったりしてお金を稼ぐゲーム。ラウンドの前半はアメリカ人の消費活動をコントロールしてお金を稼ぎ、後半はそのお金で票を買って大統領になって自分に有利な政策を実行する、というのを繰り返します。勝利判定は最終的な所持金のみという分かりやすいシステムで、プレイヤー間交渉はお金のやりとりを含めて自由という、いかにもなアメゲーです。所持金が完全に隠蔽情報なのがちょっと気になりますが、総じて期待以上の完成度のゲームです。あまりお金を使わずにうまく上家に大統領になってもらうのがよさそう。負け。

卓分けて4人でボックスカーは裏面のイギリスマップ。正しい収入表を印刷してきましたが、アメリカより都市の数が多くて字が細かく、非常にプレイアビリティ低いです。どうやらイギリスマップは単純に最短距離の歩数がそのルートの収入のようなので、近距離は表見なくてよいかもしれません。アメリカと比べると鉄道会社の数が少なく値段も安いので、終盤に突入するタイミングが早くなっています。これなら勝利条件をルール通りの20万ドルよりも低く設定して短時間でプレイできるようにした方がよいと思います。イギリスの地形的にマップ中央のくびれた地域を通るキーとなる鉄道会社が2社しかないので、あまり多人数プレイには向かない雰囲気です。どど負け。

他の卓ではCaverna (Lookout)やLove Letter (カナイ製作所)がプレイされていました。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者3人。
The Cards of Cthulhu (DVG)・Quantum (Funforge)をプレイしました。

カードオブクトゥルフはクトゥルフものとしてはよくある、システムを相手に旧支配者の復活を阻止する協力ゲーム。コンポーネントは専用ダイスや金属製のコインなどが入っていて豪華ですが、4人までプレイできるはずなのに1人分しか用意されていないという噴飯ものの構成です。手番ごとに使い回すなり適当な代用品を用意する必要があります。復活を企む邪悪な旧支配者とその教団は、クトゥルフ・ヨグ=ソトース・チャウグナル=ファウグンとアルワッサの4種。正直アルワッサとか誰お前ですが、特に神格固有の特殊能力はないのでどれも名前だけの存在です。手番ごとに山札から何枚かカードを引いて各教団のカルティストや怪物を出現させ、ダイスで攻撃してそれらを除去して溢れないよう管理するシステムです。特筆すべきシステム上の特徴はないオーソドックスなゲームですが、それなりにクトゥルフっぽい感じは出ていると思います。システムはそこそこ手強そうです。2戦2敗。

クォンタムはSFテーマの陣取りゲーム。ダイスが宇宙船なゲームはおおむね当たりですが、このゲームも例外ではありません。最初に持っているダイスの個数は全員同じですが、ダイスを振った出目によって宇宙船の艦種とそれに応じた移動力と戦闘力が決まり、戦闘で負けて撃沈されるかアクションを消費して振り直すまで基本的には変わらないというユニークなシステムです。攻撃側有利な戦闘システムでプレイヤー間の小競り合いを誘導していますが、3人プレイだと巻き込まれなかった1人が有利になってしまいがちなので4人いた方がよさそう。負け。

T井氏ゲーム会

T井氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Auf Teufel Komm Raus (Zoch)・Camel Up (Pegasus)・Splendor (Space Cowboys)・Palmyra (Irongames)・Istanbul (Pegasus)・Port Royal (Pegasus)・Bluff (FX)をプレイしました。

まずは地獄の釜。古今東西ここまで大雑把な得点トラックは見たことがないということで一躍有名になったゲームです。まずは自分が達成できそうな得点をビットして、それを目標にチップを引いていくバーストゲームなのですが、自分以外の誰でもよいので達成してくれれば自分のビット分の配当をもらえるシステムが独特の駆け引きを生んでいるユニークなゲーム。負け。

大賞のキャメルアップ。積み重ねられるラクダとかダイス振り箱になっているピラミッドとか手の込んだコンポーネントと、レースゲームに当たりなしの常識を打ち破るよく考えられたシステムはさすが受賞作。ダイス振って出目の歩数を進むだけのゲームなのに、異様なまでに抜きつ抜かれつして馬券(ラクダ券?)も爆配当したり紙屑になったりと派手に展開します。負け。大賞逃した宝石の煌めき。宝石をプールからタダで貰うか、貰った宝石を支払ってVPとクーポンのついたカードを共通の場や手札から買うかの2択をひたすた繰り返すだけのシンプルなゲーム。カードの構成はそれなりに考えらえているようで、適当に進めていてもそれなりには買えますが、自分の思う色のクーポンをまとめて集めようとするととたんに難しくなる様子。プールの宝石には限りがあるので他人の動向もよく見ておく必要がある考えどころの多いゲームです。最後上家が1枚買って場に補充されたカードがちょうど自分の欲しかった組み合わせでラッキーな勝利。

パルミラは古代ローマで領土を広げるタイル置きゲーム。タイルを置いてうまく地形を繋げることでタイルを補充できる軍隊と、同じシステムでタイルを置いて補充タイルの代わりに税収(=勝利点)を稼ぐ徴税人をうまく使い分けてプレイを進めます。基本的にはハンドマネジメント系なのでしょうが、タイルの引き運の影響がちょっと大きすぎな気もします。負け。

イスタンブールは完全ランダム配置で、さらにSpielbox誌の付録のケバブショップ拡張入り。ケバブショップは噴水と入れ替えで、通常の噴水の能力(助手の招集)を使うか、2金払って警察署以外にいる(使用済みの)親族コマを再利用するかの2択ができます。あまり本体に影響与えず選択肢広げる良拡張ですが、紙質ペラペラで元のゲームのタイルにはマッチしていません。ランダム配置は遅い手番順のプレイヤーの機動余地がますます少なくなって不利度が上がるのでちょっと微妙かも。あと1個でしたが及ばず。

ポートロイヤルは海賊もののカードゲーム。カードを裏返すとそのままお金になるシステムはサンファン以来よくあるパターンですが、これによって山札に入っているはずのカードが必ずしも全部は出てこないようになっていて単純なカウンティングを防いでいます。システムはインカの黄金のようにダブりカード引いてバーストするまで好きなだけカードを引く、バーストしなければ親から順に好きなカードを取る、バーストしたら誰も何ももらえない、海賊の武力が上がるとバーストする原因のダブりカードをバーストする前に破壊できる、といった感じで手堅くまとまっていてそれなりに面白いのですが、あまり海賊感はありません。負け。

最後ブラフは2戦1勝。

石北臨貨

石北本線のタマネギ臨の運行が始まったそうなので見に行ってきました。
今年から機関車がDD51からDF200に変更になっています。編成は従来通り貨車11両の前後重連で牽引能力的には1両で足りそうなので、2両使うのはもっぱら遠軽での方向転換のためでしょうか。機関車が大きくなった分編成が長くなった感じがします。実際には見た目ほどには全長違わないはずですが。

SL函館大沼号

函館までSL撮りに行ってきました。函館本線でのSLの運行とC11207号機の廃止が発表されたせいか、いつもより人多かったように思います。
写真は姫川駅。春の運行では姫川は通過だったのですが、8/1から運行を再開した特急北斗とこの姫川駅ですれ違い待ちするため、爆煙の発車シーンが復活しました。人気撮影ポイントですが、やや下り勾配で通過だと無煙走行なので、廃止に間にあってよかったです。これで天気がよくて背後の駒ヶ岳が見えていれば言うことなしですが、もうその機会はないようです。

千歳基地航空祭

航空自衛隊千歳基地の航空祭を見に行ってきました。
天候曇り、雲が低く全く視界がない状態で、前半のフライトは救難ヘリ以外はほとんどキャンセルか、上がって着陸するだけになってしまいました。そんな中でロシア軍が気を効かせてくれたのか、リアルのスクランブルが発進。展示で上がったF15なのか任務で上がったF15なのかよく分からない状態でした。米軍のF16はいつも通り天気に関係なく機動飛行を披露。低速ローパスなのにベイパー引くくらい湿度が高く、今日一番見応えがあったと思います。
午後になって若干天候が回復。ブルーインパルスは時間通りに離陸しましたが、やっぱり雲が多くて第五区分。航過飛行で真っ直ぐ飛ぶだけですが、基地の南からどんどん流れてくる厚い雲に押し出されるように徐々に徐々に飛行ルートが北に移動していきました。ついには基地の上空から外れてミッション中止。
今年から基地内駐車場は要予約、観覧エリアに入る前に手荷物検査など、大幅にセキュリティが強化されました。隊員の手際はよく入出場はむしろ例年よりスムーズだったと思います。その代わり、地上のイベント(スタンプラリーとか歩哨犬とか)が大幅削減されてしまい、特に子供連れにはイマイチ見るところのない基地祭になった感があります。

ML.K 7月例会

札幌市北区民センターでML.Kの7月例会が開催されました。参加者7人。
Caverna (Lookout)・Qwixx: Das Kartenspiele (Nürnberger-Spielkarten-Verlag)・7 Wonders (Repos)・Love Letter (カナイ製作所/アークライト)をプレイしました。

まずは5人でカヴェルナ。人増えてもアクションマスで調整されるので、あまりプレイ感は変わりません。安価なイミテーションアクションが増える分、資源が蓄積されるタイプのマスより、探検などのいつも同じ効果のマスの方がやや有利になっているのかもしれません。といっても基本はアグリコラなので、他の人と行動被らないことの方がより重要ですが。順番決めるとスタートプレイヤーだったので、材木2本獲得から強力なタイルらしいビールパーラーを建て、最後まで非武装のまま農業系に進んで勝ち。

1人増えてクウィックス・カードゲーム。本来4人までですが、システム上5人でも特に問題なく回ります。カードの数字を色ごとに順番に(なるべく詰めて)埋めていく、ケルトとかストリームスのようなゲームです。カードの裏面には数字だけ、表面には色と数字が書いてあって、裏だけ見て補充するので必ずしも欲しいカードが来るとは限りません。同じカードは1枚としてなく山が尽きたら捨て札を再利用するので、運だけでなくカウテゥングも重要という、なかなかに戦略性のあるゲームでした。終了トリガー引き勝ち。

7不思議は拡張全部入り。お金のVP効率が上がるミダス王を出しましたが、他のプレイヤーの黒カードで相当資金を捨てさせられて全然得点にならず。どど負け。

さらに1人増えてアークライトの再版ラブレター。1~4人用となっていますが、最初から2セット入っているので全部使えば7人でも支障はありません。もちろんごいたもプレイ可能というお買い得な一品。1回も取れず負け。

久しぶりに夜の部も立って参加者4人。
Qwixx: Das Kartenspiele (Nürnberger-Spielkarten-Verlag)・惨劇Rooper (Bakafire)をプレイしました。
クウィックスはトリガー引き負け。
惨劇Rooperは拡張0の独自シナリオ。ニンジャとか偽装事件とか高難度化する要素の入った拡張ですが、それらを使わずとも十分に手ごたえのあるシナリオでした。主人公側の勝ち。

北区民センター改装工事のため来月からは東区民センターに移動となります。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Concept (Repos Production/HJ)・Concordia (PD-Verlag/NGO)・Istanbul (Pegasus)・YAMINABE-やみなべ- (Meeting of Board Games)・群雄割拠(国通)・Lewis & Clark(Ludonaute)をプレイしました。割と新しめの作品を集中的にプレイできた感じです。

まずはコンセプトの日本語版。絵を描かないピクショナリー系で、すでにボード書いてあるアイコンから好きなだけ選んで指し示すことによってお題を当ててもらうゲームです。絵心なくても問題ないという利点はありますが、お題に妙に固有名詞が多いので難易度は高いです。

惜しくも大賞にはならなかったコンコルディアはNGOの日本語版。カードの名前が同じなら効果も同じではあるのですが、さすがに日本語になっている分遊びやすくなっています。ローマ帝国全土マップを使用。初期配置はランダムですが、全員同じスタート都市のローマから四方八方に広がるシステムなので、後番はかなり不利そうに感じました。2位。

そして大賞のイスタンブール。宮殿に向かう人が多かったので、倉庫→小市場→宝石商と巡るお金コースで回しましたが、1巡追いつかず。行き先に総督が来ることがほとんどなくてカード買えなかったのが痛かった。次はタイル組み換えたマップでプレイしたいところです。

同人ゲームの闇鍋はシンプルなブラフゲーム。ククっぽいカード交換で集めた4枚の食材の得失点差を競います。基本的にマイナス点のフルーツは全部揃えればフルーツポンチになって大逆転なのですが、初手であんパン入れられては夢も希望もなくなります。あんパン以外は普通の食材をまっとうに集めて勝ち。

群雄割拠。今回もなぜか最初の1枚が島津でした。せっかくの戦闘+1の特殊能力が全く発動しません。戦わずして勝てるのは何も問題ないのですが。4人だと3ラウンドしかないので、天命チットは大事にとっておく方がよいです。第3ラウンド文無しだったので容赦なく伊達正宗一択でした。どど負け。

去年の話題作はルイス&クラーク。セントルイスを出発して西海岸を目指すレースゲームです。デッキ構築とワーカープレースメントを巧妙に組み合わせていて、ルールの要素の一つ一つはどれもよくあるものなのに、全体としては他では見たことのない独特のシステムを構成していて相当の歯応えがあります。初期手札以外のカードがほとんど一期一会で同じものがないので、いいカード買えるかどうかの運がちょっと大きいような感じもしますが、画一的でバリエーションがないよりはよいのかもしれません。遅い代わりに食料だけで山でも川でも構わず進めるカードを入手できたので、食料確保に必要ないカードを大胆に圧縮して高速回転させて勝ち。