K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Pandemic Legacy (Z-man/HJ)・Orléans: Invasion (dlp games)・ナショナルエコノミー(スパ帝国)・パイレーツコード(かぼへる)をプレイしました。

パンデミックレガシーは11~12月をプレイして負け勝ち勝ち。終了後に最終的な盤面の状態を採点して勝利レベルを判定するのですが、12月の決戦にストレートで勝てた分で文句なしの完全勝利でした。
独創的なテーマと親和性の高いシステムで12回以上の繰り返しプレイに耐えた多様な展開と、BGGランキング1位なのも納得できる去年を代表するゲームです。この感想を未プレイ者と共有できないことだけが唯一最大の欠点と言ってよいくらいです。
発売前にみんなが心配していた12回プレイ終了後の再利用性についてですが、残念ながら基本的にはもう2度と遊べません。幸いシール類の粘着力は低いので、きれいに剥がせばプレーンなパンデミックに戻せなくもないです。スクラッチや破いてしまったカードなどの消耗品を自作して再生するくらいなら、今なら絶賛値下げ中なのでもう1つ買ってしまいましょう。といってもシナリオは完全に1本道なので、同じ面子で再プレイする人は稀だと思います。余ったコンポーネントを自作ゲーム等に転用するのもお勧めできません。この×××コマどうしたの?ゴメンネタバレするから言えないんだ(←最大のネタバレ)という展開が容易に予想できます。諦めて燃えるゴミに出しましょう。カードの裏面は新版と共通のはずなので、旧版の基本セットと新版の拡張を混ぜるために、プレイヤーカードと感染カードを再利用するのがよいかもしれません。

オルレアンは侵略拡張入り。多人数対抗戦、多人数協力戦、2人プレイ、ソロプレイ用の各種の拡張が入っています。通常の多人数対抗戦向けの拡張をプレイしましたが、タイトルに反して侵略要素ゼロでした。基本セットでいろいろとバランスに難のあった箇所がひととおり修正されて遊びやすく独走しにくくなる拡張のようです。最大の違いは、バランスブレーカーと悪名高かった浴場がなくなったことと、バッグ圧縮のための奉仕ボードが縮小されて新要素の各個人用の建物カードに変わったことです。建物を重点的に展開しましたが僅差負け。

巷で評価高いナショナルエコノミー。典型的なワーカープレースですが、世界の富の量が一定という経済ゲームではまれによくある制約を一つ入れただけなのに世界に二つとない独創的なゲームになっている評判通りの秀作。負け。

パイレーツコードは抜かれたカードを推理するクルードタイプのゲームですが、まるでラブレター(カナイ製作所)のようなプレイ感の怪作。ちょっとカードの効果の練り込みが甘いような気がするのもまさにラブレター亜種らしいところです。1と2それぞれ1戦ずつして負け負け。

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