小樽でボードゲームさんの新春ゲーム会に参加しました。参加者8人。
Mafia de Cuba (Asmodee)・BANG! The Dice Game (dv Giochi)・円卓会議(カナイ製作所)・Spirits of the Rice Paddy (Ape Games)をプレイしました。
まずは8人でマフィア・デ・クーバ。みんなでボスの隠しダイヤを盗んでしらばっくれるなかなか団結心あふれるマフィアのメンバーを1人1人尋問してダイヤを回収していく正体隠匿系のゲームです。親が一方的に尋問するだけなのでいかにも人狼的な人格否定の議論にならないあたり工夫されているのではないでしょうか、あやつり人形のように役職をドラフトしていくのでプレイ順の影響が大きくて後番のプレイヤーの選択肢が狭いのはシステムの都合もありますがもう少し何とかなって欲しい気もします。2戦して2回とも忠実な部下を選ぶも2敗。
バン・ダイスゲームはバンのダイスゲーム版。保安官・助手・無法者・裏切り者に分かれて撃ちあうところは全く同じです。外れ目のインディアンが強すぎで、ガンマン同士の撃ち合いで受けるダメージよりもインディアンの弓矢が降ってくる方が被害デカいです。通常のバンで正体探り合いで膠着しがちな部分を打開してはくれるのですが。振り直し能力のガンマンでしたが当然ながら能力発揮するとインディアンに撃たれやすくなる罠。そのまま真っ先に脱落して敗北。
少し古めのカナイ製作所の円卓会議はアクションカードを伏せ出しして多数派工作をする選挙ゲー。最多票持ってる枢機卿で王子派筆頭でしたが、基礎票最小ながらいろいろとエゲつない手札持ってる魔術師の王女派筆頭にいいように翻弄されほとんど何もできず敗北。
2卓に分けて稲田の精霊たちを4人で。舞台は日本ではないようですが、棚田を開墾して稲を植えてたくさん収穫した人の勝ちという箱庭ゲー。見た目はカードドラフト+ワーカーとなっていますが、カード枚数はそれほど多くないのでサマリーを一読すれば十分な範囲、大量にあるミープルはワーカープレースではなくアクション数管理に使うので(全然足りないことを除けば)割と自由にプレイできます。重要なのは雨として全体に降ってくる水の分配なのですが、全7ラウンドで稲の生育に2ラウンドかかるシステムなため実質的な収穫回数は最大でも3~4回となり、そこで順番のマジックで必要なタイミングで必要な量の水を獲得できないと打撃大きいです。今回はやや多めに降ってくれた上に順番早めにプレイできたので私はあまり苦労しませんでしたが、この辺はちょっとプレイ重ねてみないとどう打つのがよいかよく分からなそうに見えます。僅差勝ち。