M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Gloomhaven (Cephalofair Games)をプレイしました。

フォーゴットンサークルのシナリオを2本プレイしました。マップのギミックを解くシナリオと護衛シナリオでした。全員ちょうど8レベルなのでシナリオレベル4で戦闘バランスに関しては苦労せずといったところ。8レベルのディバイナーはヒール力が大幅に強化されるので、今日は割とヒーラーに専念していました。
フォーゴットンサークルの新しい暗号文を解く手がかりがシティイベントで手に入ったので、解読に挑戦。基本セットの暗号よりちょっと難易度高いのですが、アルファベットを一通り解読できるようになりました。ところが文章部分はおおむねフレーバー。肝心の数字を復号する手がかりがまだ見つかっていないということが分かっただけでした。

Adventurer3と各社フィラメントの評価

3Dプリンタを購入して4ヶ月、運転時間は600時間になりました。
トラブルはフィラメント詰まりが2回ほど、加熱して付属の棒でゴリゴリやると直る程度で大した問題ではありませんでした。
ファームウェアが古い(購入時からすでに古かった)ので最新のv1.1.0にアップデートしてみました。特に何が変わったのか分からないですが。
あと動作音が大きくなってきたような気がするので、各軸にグリスを塗り塗りしたらまるで新品のように静かになりました。

Adventurer3の評価

フィラメントホルダが純正専用

本体にフィラメントリールを格納できる設計なのですが、ほとんどのサードパーティー製フィラメントは収まりません。まあ最初から分かってることなので、みんな最初に印刷するのはフィラメントホルダーだそうです。

プラットフォームが微妙に水平でない

公式ページにレベリング調整器具の印刷データと使用手順が上がっていますが、この方法ではZ軸がX軸方向に傾いているのを修正できるだけで、Y軸方向に傾いてるのは対処しようがなさそう。取り外しプラットフォームの縁にテープを貼って修正してる人が多いようです。最初の1~2層の厚みで吸収できる程度の誤差であれば、特に調整しなくてもラフトつけて印刷すればほとんど影響が出ることはないと思います。

印刷中にプラットフォームがズレる

構造上の弱点です。他の3Dプリンタがどうしてるのか知りませんが、Adventurer3の取り外しプラットフォームは前後左右に若干の余裕があるのをバネで押さえてるだけなので、印刷中にヘッドが印刷物にぶつかった衝撃で1mmくらい動くことがあります。このため印刷物の途中から上半分が横にズレて段差ができます。プラットフォームとヒートベッドの間の1mmくらいの隙間を埋める治具を作って押さえてやるようにしました。今のところ、これで完全にズレを防止できています。PLAなのでベッド温度上げられないですが…

フィラメント評価

今のところPLAしか使ってません。

FLASHFORGE純正 (灰・赤)

アマゾン価格2,980円(500g)。さすが純正だけあってノートラブル。ほとんどのメーカーは1kgなので価格的にコスパは半分以下です。湿気る前に使い切りやすいのは利点。赤は本体付属の評価用300g。どちらも若干色が薄いというか透けている。

3D Hero (白・茶・緑・黒)

アマゾン価格1,999円。メインで使っているフィラメント。値段の割にトラブルは少なく、色のパターンも多い。太さが均一ではないのか、途中から送り出しが悪くなることがある。2,599円(2020-03-29)。

Creality 3D (青)

アマゾン価格1,999円。異様に巻きが綺麗に揃っている。リールが透明なので残量が分かりやすい。粘着力が低いようで、特に1層めを非常に遅くしないとプラットフォームに定着しない。2,999円(2020-03-29)。

Pxmalion (黄)

アマゾン価格1,880円。外周部分は問題ないが、中心部で巻きのRがきつくなってくるとポキポキ折れる。ノズル内で詰まりやすい。ちゃんと押し出されさえすれば造形物は綺麗に出る。2,480円(2020-03-29)。

ERYONE (金・銅)

アマゾン価格1,599円(500g)。金属色フィラメント。金属成分は含まれていない。金色はただの黄色、銅色はちゃんと金属光沢がある。層を厚めにした方が光沢が出やすいようだ。フィラメントの品質には特に問題なさそう(使いきっていないので十分な評価はできない)。廃盤?(2020-03-29)。

PRILINE (紫)

アマゾン価格1,699円(1kg)。安価な割には問題のないフィラメント。色のせいか、底面が白く汚れたように荒れる。使いきっていないので十分な評価はできない。2,299円(2020-03-29)。

NOULEI (銀)

アマゾン価格2,699円(1kg)。金属色フィラメント。金属成分は含まれていない。割ときれいに銀色に光る。品質は全く問題ない。生産終了だろうか、廃盤?(2020-03-29)。

eSUN (灰)

アマゾン価格1,599円(500g)。使い切りやすい小容量タイプ。品質は全く問題ない。若干巻きがキツいというかスプールの端に巻かれている分がスムーズに解けてこないので見張っている必要がある。生産してないのかだんだん色のラインナップが減っているような(2020-03-29)。

室蘭駅のD51

室蘭駅に静態保存されているSLのD51560号機ですが、やっぱり夜にはライトアップするそうなのでまた見に行ってきました。
炭鉄港のヘッドマークをつけて、前照灯も点灯して、となかなかの見栄えでした。
点灯は日没からたぶん24時まで、特に期間は決まってないようです。

登別カルルス温泉 湯元オロフレ荘

登別カルルス温泉です。何軒だか集まった温泉地ですがオロフレ峠の道道から一番手前の一軒。
さすが湯元を称するだけあって浴場は広いです。十分に大きな浴槽が5つも設置されており、それぞれ少しずつ温度違えてあります。ただ、表示してる温度とはちょっと差があるような。ぬるめから熱々まで好きに選べます。
湯は無色透明無臭。浴槽内給湯ですが、浴槽へりから溢れているのを見ると十分な量がかけ流されているようです。
露天は1槽のみ。内湯と比較してしまうので思わず狭っと思ってしまいますが、浴槽そのものは3~4人入っても十分足が伸ばせる広さです。小さな庭があるだけで塀で囲われて眺望がないのが狭く感じる原因でしょうか。こちらは適温。温泉っぽい吐水口からざぶざぶと給湯され、そのまま勢いよく溢水しています。

データ
住所:登別市カルルス町7
料金:500円
時間:12:00~20:00
加水あり・加温なし・循環なし・消毒なし

キハ261甲種輸送

兵庫からキハ261系1000番台の新車が手稲まで甲種輸送されてきました。
2022年までにキハ183系とキハ281系を全部置き換えるためにどしどし量産されているので、それほど珍しいというわけではありません。
早朝東室蘭に着いて日没後に札幌に向けて再発車するというダイヤなので、昼間に停まっているのを見てきました。
今回運ばれてきたのは1編成だけですが、途中で分割して先頭車両同士が向かいあった編成で送られてくるんですね。何でなんでしょう。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Lovelace & Babbage (Artana)・City of the Big Shoulders (Parallel Games)をプレイしました。

まずは小箱のラブレス&バベッジ。紙ペンゲームですが4人までしか遊べません。バベッジの発明したディファレンスエンジンのプログラムを組んでクライアントの求める計算結果を出すという設定です。
初期値の「55」から開始して、共通ボードに置かれた8つのコマンドを5回まで組み合わせて2桁の足し算引き算をして目的の数字に到達できればOK、これを砂時計使った早い者勝ちで回していきます。コマンドはゲームの進行とともに少しずつ増えていき自由度が上がります。後から出てくるコマンドは半端な数字を足すとか引くとかというのが多く何とも使いにくいですが、代わりに使うとボーナス点が得られるという趣向。4ラウンドプレイして総得点を競います。
キックスターター限定のデラックス版(+$10)でコマンドタイルが木ゴマになっている豪華仕様なのですが、コマの塗装と印刷色が悪いのか反射して全然読めません。通常版の厚紙タイルの方がずっと遊びやすいです。
マジョリティ要素があるので大差つくかと思ったらトップとラス番が1点差という接戦。勝ち。

シティ・オブ・ザ・ビッグ・ショルダーズはシカゴ大火から復興する経済ゲーム。システムは18XX系を流用しており箱絵にも立派なSLが描かれているのですが、ゲーム内での鉄道要素はスタートプレイヤーマーカーの機関車コマだけ。
通常の18XXとの大きな違いは会社の運営が線路タイルの配置じゃなくてワーカープレースになっているところ。ワーカーはプレイヤーに所属していて、複数の会社を持っているときはどのワーカーをどの会社に割り当てるか決めるので、急いで2社めを持つよりは1社に集中投資した方がよさそう。会社が十分に成長して手がかからなくなったら2社めの経営に乗り出すくらいでちょうどよいと思います。
全10社ある会社は鉄道会社ではなく、麦・ミシン・豚・靴の4種類の商品のいずれかの工場を持つ製造業。列車を走らせる代わりにワーカープレースで労働者を雇用したり機械に設備投資したり原料買ったりして生産した商品を売ったのが会社の収入になります。なぜかミシン会社だけ4社ありますが、他の商品は2社ずつ。世界の需要は限られているので他人と被らない商品を扱う方がよいはずで、会社によって性能差が大きそうです。特にキャピタルアセット(固定資産)を持てる会社と持てない会社の2種類があって、前者の方が打てるアクションが1種類多いので何かとお勧めです。
それ以外には、社長株は30%、社長株だけで会社設立、20%の副社長株あり、株の売買は常に時価、会社の金庫は株売れた分だけ、売り切れ上がりあり売れ残り下がりなし、常に株式ラウンド1回につき運営ラウンド1回だけ、半配当なし、金庫株は会社に配当、株価以上の配当でのみ株価上昇、2倍配当あり3倍配当あり、列車の保有義務なし(そもそも列車ないので)、破産はなく5ラウンドで強制終了、と書いておけば18XXの経験者ならすぐ分かるルールです。
個人会社はなく全員公共会社を1社設立した状態からスタート。とりあえず小麦の会社を建ててみました。というか豚の会社の1社がすごく強そうな他はどの会社も一長一短な感じ。ワーカープレースのアクションマスは毎ラウンド全員に無料で配られたタイルから各自1枚選んで配置してどんどん増えていく形式なのですが、基本的にアクションマスの使用料が会社の金庫からマスの所有者に支払われるので、序盤に人気のあるタイルを引けると個人の財布が潤って有利です。全5ラウンドと18XX系としては比較的短時間で終わりますが、何だかんだ言ってインスト込みで6時間ゲー。最終的に決算したら僅差勝ち。たぶん初手で置けた機械化のアクションマスで儲けさせてもらったのが勝因だと思います。

[Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(シナリオ59)

グルームヘイヴンソロプレイ50回目。シナリオ#59「忘れられた森」です。
パーソナルクエストの完了シナリオのひとつ。
続きを読む [Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(シナリオ59)

ML.K 11月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者6人。
Age of Civilization (ICE Makes)・Western Empires (999 Games)・The Taverns of Tiefenthal (Schmidt)をプレイしました。

4人で人待ちにキックスターター発のエイジオブシビライゼーション。ありがちなタイトルですが30分でできる小箱の文明発展ゲームという意欲作。香港だか台湾だかのゲームメーカーだそうです。
48枚ある古今東西の国カードを自由に3枚組み合わせて自分だけの文明を作ろうという、なかなか夢を感じさせるコンセプトのゲームです。ミープルとアクションマスがあって見た目ワーカープレースですが、実際には自分の置いたワーカーを手番終了時に全部回収するので単なるアクションポイント制。ミープル以外のリソースはお金だけなので、ミープルを割り当ててお金を稼いで、技術を買ったり、七不思議を買ったり、勝利得点を買ったりします。コンポーネントの制約の中で随所に考えられたシステムを持つ独特のゲームです。
技術開発ゲーなのですが、一切技術持ってないと追加VPがもらえるケルト人をメインに1VP差で勝ち。

西方帝国はメガシビライゼーションの西半分版。旧版アドバンスドシビライゼーションの西方拡張込みのマップからバビロニアを抜いて代わりにマップの北端にケルト人が追加された範囲を扱います。文明発祥からの技術開発+地政学ゲームでバビロニアが入ってないのはちょっと残念というか、それだけ昔のアバロンヒルの切り出し方が秀逸だったのだろうとは思います。その辺は今後出る東半分版も買ってね、ということなんでしょう。でも東半分版も買ってくれそうな人はもうメガシビ全部版持ってるんじゃないかと思います…
コンポーネントは旧作の雰囲気を残しながら綺麗にリデザインされたアートワームがリメイクとして素晴しいのですが、1つだけ欠点が。交易カードの山札を置く付属のトレイがピッタリサイズすぎてスリーブをかけたカードが収まりません。このゲームで最も汚れる可能性が高く、かつ汚損するとゲームにならない最重要コンポーネントなのに。というわけで3Dプリンタで独自設計のトレイを作成。割と満足度高いのができましたが、どの山札が何レベルのカードがぱっと見で分からないので何か方法を考える必要がありそうです。
基本的なシステムはアドシビを踏襲しています。プレイ人数分の国しか登場しなくなったのでちょっとマップ狭めでしょうか。また、どの文明も初期位置がマップ端じゃなくなりました。ヒッタイト(旧名アジア)とかローマ(旧名イタリア)が本来の領土に到達するまで異常に長距離旅しなくて済むようになりました。史実無視して別天地に移住するのも難しくなっているので善し悪しではありますが。その余波というか副作用でミノア(旧名クレタ)から、異民族の来襲の災害カードの効果を受けないという特典がなくなっています。
システム面での違いとしては、6レベル以上の各レベルに交易不能の災害が計4枚追加されたこと、山札が尽きたときの代償として価値0の「水」という商品が追加されたこと(いくら集めても無価値ですが交渉の枚数合わせとしては使えます)、交渉時にブラフのカードがどれか明示するバリアントが正式ルール化されたこと、文明カードが大幅に増えて51種類になったこと、ASTを進めるのに文明の色を揃える必要がなくなったこと、といったあたりが主なところでしょうか。旧作から続投している文明カードもちょっとずつ修正されていて、昔から強力なことで有名だった貨幣とか農業とかにマイナス効果が追加されています。全体的にバランス調整+自由度増加を目的に細かい変更がされている印象です。
今回は6人プレイ。強国として有名なアッシリアとエジプト、新勢力のケルトが入りません。順番をランダムに決めると1番。アッシリアがいないなら小アジアを独占できるヒッタイトがよかろうと思って選んでみましたが、マップもどうやら調整されているらしく昔はあった人口3のエリアがないとか思ったよりは土地痩せています。各自国選んでとりあえず序盤は人口を倍々ゲームで増やすだけの簡単なお仕事、国境線で揉めたり揉めなかったりしながら和気藹々と都市を建設していきます。結局全員6~7都市くらい建てて災害が飛び交い文明カードを2~3枚買って中期青銅器時代に入るか入らないか、といったあたりで時間切れ終了でした。

4人で深い谷の酒場はデッキ構築+ダイスドラフトで酒場を経営するゲーム。従業員と客がカードになっていて、引いてきたカードにドラフトで入手したダイスを割り当てるとお金かビールが産出され、お金とビールを消費して従業員と客のカードを買い増すというのを繰り返します。初見だとどうやって回すのかちょっと分かりにくいのですが、分かってしまえば結局のところお金を生んでくれるお客を買うためのビールを買うためのお金が必要、という循環構造で思ったよりは見通しのよいゲーム。6金でちょっと高いビール納入業者?のカードが最重要なので、まずはそれを買えるように計画していくのがよさそう。2位。

三笠天然温泉 太古の湯

三笠の道の駅に併設の温泉です。さすがに道の駅だけあって人多すぎ。
浴槽は広いです。内湯はやや熱めの大浴槽・入浴剤湯・寝湯ジェットバスの3つ、露天は2槽で微妙に温度差つけています。浴槽は十分大きいのですが、客の入りの割には洗い場は数少なめ。仕切りがあって面積はそこそこ確保されているんですが。
薄く色づいた食塩泉。岩見沢周辺によくある化石海水です。循環塩素ですが、そこまで気にはならないレベルかと。

データ
住所:三笠市岡山1042
料金:780円(平日680円・館内着+120円)
時間:10:00~23:00
加水なし・加温あり・循環あり・消毒あり