千歳基地の航空祭を見に行ってきました。
函館のときと同じように朝から五里霧中で、午前のメニューは大幅に縮小されてしまいました。
昼すぎから晴れてきてブルーもいったんは第1区分の演技を始めたのですが、前半を過ぎたあたりでまた雲が出てきたらしく、後半の演目は全部キャンセルになって編隊航過飛行に変更になってしまいました。
SL函館大沼号
そしてブルーの本番は天候不良のため中止になってしまいました。
昨日と同じように朝から霧で前が見えない状態から予定時刻には会場周辺には青空が広がっていたのですが、少し昨日より回復が遅れたみたいです。
午前を無駄にしてしまったので、午後は大沼に移動してSL函館大沼号の復路を見に行きました。バック運転なのが少し悲しいですが、小沼と駒ヶ岳が背景になる有名撮影地の跨線橋です。通過前にはギャラリーがたくさん集まってきましたが、こっちはまさに通過時刻に一天にわかにかき曇り駒ヶ岳も見えなくなってしまいました。直前まで快晴だったのに…
函館開港150周年ブルーインパルス予行
休暇を取って函館まで観光に来ました。
開港150周年イベントでブルーインパルスが飛来するのでそれが目当てです。
今日は予行で、天気は朝からドン曇り。ところが予定時刻になるとみるみる晴れあがってきました。函館は平たい町でブルーはどこからでも見えるようなので、港を見下す元町公園で待つことにしました。市街地上空ということでアクロはなしで航過飛行が中心です。やや雲が多いものの、晴天下のサクラやレベルキューピッドなどの演技を見ることができました。
午後からは電車に乗ったり五稜郭見たり函館山で夜景を見たり谷地頭の温泉に入ったりと、普通に観光してきました。とても元函館市民とは思えません。どこも昔と同じでしたが、五稜郭タワーがムチャクチャ高くなり、JR函館駅はモダンな駅舎に建て替えられていました。昔の函館駅は場末の観光地みたいな広告看板だらけの駅だったのが、すっかりきれいになっていました。
M上氏宅ゲーム会
M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
TV Wars (AH)・Pandemic (Z-man)をプレイしました。
TVウォーズはモノポリーっぽいシステムをベースに放送局の視聴率争いの要素を加えたゲームです。番組を買い集めながらトラックを周回し、スタート以外の3つの角マスに誰かが止まったら視聴率戦争が勃発します。手持ちの番組を組み合わせてゴールデンタイムの3時間の枠を埋め、30分ごとに最低視聴率の番組を打ち切っていきます。すべての番組が打ち切られて放送できなくなった局は停波になって脱落です。
タイミングよくスポンサーの支援が降ってきたうえに、人気番組の危機を緊急ニュース速報を割り込ませて誤魔化したり、ダイス判定の特番で良い目を振ったりしてなんとか最後まで生き残ることができました。最後に残ったのは胸にS字のマークをつけた白痴のヒーローが活躍する30分アクション番組Stupormanの1本だけでした。
さすがに20年前のゲームだけあってシステムは古く、しかもかなりの運ゲーなのですが、そこはかとなく感じさせる戦略性と異様な収束性が特徴の怪作でした。ほぼ4人固定なのと、アメリカの(80年代の) TV事情を知ってないと元ネタが分からなのが惜しいです。
最近は豚フルのニュースもとんと見なくなりましたが、パンデミックは昨日発売のHJの日本語版です。拡張セットの絶対絶命(On the Brink)と合わせて買ってきました。例によって細かい誤植はいくつかあるのですが、ゲーム的に支障のあるものではなく、日本語になってかなり遊びやすくなりました。コンポーネントも充実していますし、箱もかなり頑丈でとてもよいつくりです。
1人増えて5人。とりあえず1回めは基本セットのまま、難易度は標準で。作戦エキスパートが改訂版でちょっと強化されたものに差し替えられています。ワクチンを2種開発してこのまま行けそうかといったところでアウトブレークの連鎖で人類滅亡。
気を取り直して2回めは拡張の役職とスペシャルカードを投入し、紫キューブの変異種を入れてみました。新しいスペシャルカードを活用して、ぎりぎり山札が尽きる前にすべてのワクチンを開発することができました。
元のルールでは人数が増えるほど一人にカードを集めにくくなって難易度が上がっていたのですが、今回の拡張でスペシャルカードを人数×2枚入れるよう変更になりました。人数に応じた調整が自動的に入るよい修正だと思います。あとはエピデミックカードが増えて、もっともっと難易度を上げられるようになったので、もうしばらくは楽しめそうです。
ML.K 裏例会
ML.Kの裏例会がありました。
昨日の段階では中止の予定でしたが、羅臼からはるばるやって来たM元氏を迎撃するために急遽開催することになりました。参加者3人。
RftG (RGG)・Dominion (RGG)・Arkham Horror (FFG)をプレイしました。
RftGはαケンタウリから技術系に進みました。RvsIの新カード、唯一6コスト技術で得点が4点固定のPan-Garactic Researchが強力で、ここから供給される潤沢なカードを活用して勝つことができました。
アーカムホラーはダークファラオ・ダニッチ・キングインイエロー・キングスポート・ブラックゴート・インスマウスと拡張全部入り。ついにゲームボードは2倍の面積になりました。旧支配者は双子のツァール。このゲームでは、ツァールと対になるロイガーは普通の神話怪物としてユニット化されていて、ツァール自身が2体いるという設定です。ダイスを2個振ってゾロ目だとゲートが2個開くので、あっという間にゲートが規定数に逹して最終戦闘になりました。ツァールを2体倒さなければいけないのですが、2体めを倒しきる前に全滅。アーカムは滅びました。
ドミニオンはAHの前後に1度ずつプレイして2戦1勝。詐欺師と破壊工作員が同時に登場すると、買ったカードを一度も見ることなく失ったりで何だかわけの分からないゲームになります。それでもゲーム自体はちゃんと収束して終わるのはすごい設計です。
ML.K 臨時例会
札幌市北区民センターでML.Kの臨時例会がありました。ML.Kで一部屋占有というわけではなくML.K卓は参加者5人でした。Sword of Rome (GMT)をプレイしました。
5人なのでカルタゴ入り。担当国はランダムに引いて、ガリアN村・エト/サムI田・ギリシアK川・カルタゴ私・ローマT口となりました。
イタリア半島の3人は最初のターンから早速スタックを投げつけあう消耗戦に突入します。そもそもどの勢力も初期配置が5戦力くらいしかないのに、1会戦すると負けた側は5戦力くらいは普通に吹き飛ぶので、空になったところを攻めないわけにもいかずパワーバランスも何もあったものではありません。南の2人は接敵相手が少ないので、とりあえずお見合いしながら様子見です。
序盤はサムニウムがローマ領カプアに食い込んでエト/サム+1VP・ローマ-1VPとなりましたが、中盤ギリシャ・カルタゴ間でセリヌスとメッセナを交換してカルタゴ+1VP、ギリシャはVP源の減った分をサムニウムからカプアを奪って差し引きゼロに戻します。ローマは依然としてマイナスVP、ガリアはちゃくちゃくと周辺を略奪しまくってVPを稼いでいます。
ここで当世最強武将のピュロス率いるギリシャ軍のハイスタックの動向に注目が集まったのですが、ローマプレイヤーのカードプレイによってピュロスはあっさり毒殺されてしまいました。史実では毒殺は止めて正々堂々の戦いに臨み互いに捕虜を交換しましたという美談なのですが…
終盤カルタゴとガリアが勝利条件に駆け込めそうというタイミングで、まずカルタゴが海外植民地の反乱鎮圧に失敗して大幅にバック。ガリアは減点要因こそないものの、あと一歩のところで連戦連敗し勝ちきれません。地道に城塞の建設を進めていたローマが大軍を率いて旧領奪回に乗り出したあたりで時間切れ終了。このまま続けても、さすがにガリアより先に勝ちきれそうな人はいない感じではありました。
ML.K 7月例会
札幌市北区民センターでML.Kの7月例会がありました。参加者6人。
Dominion (RGG)・Lord of the Rings (FFG)・Linq (BeWitched-Spiele)・RftG (RGG)・Big Bang (同人)をプレイしました。
とりあえず人待ちドミニオン4人陰謀入り。拷問吏がいたので手札破壊合戦になって低調な勝負になりました。1位タイ。
クニツィアの指輪物語は「友と敵」と「サウロン」の拡張入り。「サウロン」を入れると1人がサウロンプレイヤーになって6人で遊べるようになります。ホビットがダイスを振る代わりにサウロンプレイヤーの手番になり、専用のサウロンカードでホビットを妨害します。また、黒の乗り手コマが登場し、各ボードをクリアする前に乗り手が指輪を奪ってモルドールに帰還してしまうと負けになってしまいます。
フロド担当でしたが、なぜか最初の手番を終わった時点でフロドだけ堕落トラックの真ん中あたりまで突出してしまいました。これはどう見ても一瞬で終わりだろうと思ったのですが、ホビットがダイスを振らないせいで敵の出現頻度が低いのか、景気よく敵を撃退してモリアやヘルム峡谷のボードをすっ飛ばすことができ、あれよあれよという間にモルドールに到着してしまいました。さすがにここが限界のようでホビット達は次々と脱落、最後は黒の乗り手が指輪を持ち帰ってゲームオーバーでした。
5対1という構図ではありますが、サウロンプレイヤーはかなり頻繁に起動し、それなりに楽しそうには見えました。
Linqはランダムに配ったお題カードに関係する単語をヒントとして1人2つずつ発表し、自分以外に1人だけいる自分と同じカードを配られた誰かを探すゲームです。自分のペアを発見できれば得点を獲得できるのですが、自分以外のペア2人を発見しても得点になり発見された方は減点になるので、トイバーのバルバロッサのように分かりやすく分かりにくい工夫をこらさないといけません。悩ましいワードゲームです。
RftGは拡張全部で侵略禁止。初期星系エイリアンから生産売却がよく回転し、ゴールタイルは全然取れませんでしたが何とか勝つことができました。
続けてドミニオン6人陰謀入り。さすがに6人でしかも6番手だと自分の手番が回ってくるのがちょっと遅すぎでした。やはり3人2卓の方がいいでしょう。どど負け。
1人減ってBigBangは5人冥闘士入りで時間切れ。
Blackbeard
そういえば一昨日の祝日は海の日だったそうなので、要望のあったBlackbeardの訳をちゃちゃっと上げておきました。海の日あんま関係ないですね。
「書き込み専用メモリー」の方にアップしています。GMTのサイトのMulti-Lingual Living-Rulesのページにも同じものがあります。
エクリップス
札幌はドン曇りでした。
運悪くというか運良くというか、直視だとそこそこ眩しいくらいで一応形は見えていて、普通の減光フィルターでも大丈夫そうだったので1枚撮ってみました。
ML.K 裏例会
某所でML.Kの裏例会がありました。参加者4人。
RftG (RGG)・18Ardennes (DTG)・Dominion (RGG)をプレイしました。
まずはレースフォーザギャラクシーは発売されたばかりの拡張#2入り。全員1セットずつ計4セットも持ち寄りましたが、どう考えても1セットあれば十分です。初期星系が2つ配られて好きな方を選べるようになりました。新しく追加されたGalactic DeveloperがInterstaller Bankと同じIIでカードを1枚引ける能力を持っていて強そうだったので、これを選んでみました。いいタイミングでWindfallな星系と技術を交互に引いて建てきり勝ち。一応侵略ルールはアリだったのですが、さすがにデッキ中4枚しかないカードを引き当てないといけないので、実際に侵略した人はいませんでした。
18アルデンヌはヨーロッパの低地諸国を舞台とした18xxです。まだ制作途中の公開テスト版ですが、コンポーネント類は細かくできていて、かなり完成に近そうな雰囲気です。基本的なシステムは18EUの流用で、最初に15ある小会社を競りで配分し、これらがゆくゆくは合併したりしなかったりして大会社に発展していきます。
他の18xxとの大きな違いは小会社が株価を持っていることで、このため運営順が小会社大会社を問わず株価順になっているのと、大会社への変換時の初期株価が小会社の株価によって自動的に決まるようになっています。序盤の経営手腕次第で大きく差がつく結果になります。その他フレーバー的な細かな特徴として、あらかじめ小会社ごとに変換先の大会社が決まっていて、18EUのようにドイツの真ん中にフランス国鉄を建てたりするようなことはできなくなりました。また、鉱山や港湾などマップの各所にボーナス収入の要素があって、会社ごとの特徴が出やすくなっています。
ゲームの展開的には、18EUと同じく3列車の数が少ない代わりにパーマネント列車はさほど高くないので、序盤は会社間の列車転がしによる3列車の争奪戦が激しい一方で、後半以降は破産の心配もなく経営(というか作業)に専念できるようになります。勝敗だけを見るなら、最初の競りと3列車の割り振りが決まった時点でおおむね将来の展開は決まってしまうので、18EUと何も変わらない前半1/3だけプレイすればよいゲームです。ヘクト氏の好みなんでしょうか。
競りではマップの南半分でうまくつながるように4社確保できたのですが、会社密度の低い南方はあまり儲からず3位。大会社2社もいりませんでした。
ドミニオンは陰謀入り。新しいカードは効果に複数の選択肢があったり、最初から複数の効果を兼ね備えていたり、他人のデッキを勝手に操作したりと、どのカードも基本的に単機能だった元のドミニオンと比べて、飛躍的に複雑なゲームになりました。とりあえずしばらくは楽しめそうです。何戦やったか数えてないですが、勝ったり負けたり。