静内は訓練展示で実弾射撃を見せてくれるレアな駐屯地です。今日は小雨まじりの今いちな天気でした。
記念式典は訓示だけで、他所の基地みたいな観閲や行進はありませんでした。千歳から来た偵察隊のバイクドリルの後、訓練展示で87式自走高射機関砲の射撃がありました。濃霧で視界がまったくなかったので、最初の点検射のみで標的射撃はなしでした。
北大植物園
北大植物園に行って花を撮ってきました。
バラとアジサイがよく咲いていました。
初めて訪れたのですが、すみずみまでよく整備されたすばらしい植物園です。学生のころに来なかったのは大変もったいないことをしました。
使用レンズはペンタックスDA★50-135mm。明日雨が降りそうな気がしたので、思いきって防滴仕様の望遠レンズを買ってみました。F2.8と明るいので、静物撮りでは背景がよくボケてよい感じです。この後苗穂駅近くで鉄撮りにも使ってみたのですが、超音波モーターはあまり早くなく、列車を動体AFモードで狙っても命中率50%くらいにしかなりませんでした。特急とはいえ駅近くで減速してるのに。これではMFで置きピンした方がマシなくらいです。
国鉄富内線跡
日高地方は国鉄富内線の跡を訪ねてみました。
公園として整備されてる振内駅と富内駅、バス停として残っている春日駅、その他富内線と関係ないけど平取町の放置SLと二風谷のアイヌ資料館あたりを見てきました。
写真は平取町の放置SLです。サハリンの戦時賠償の帰還機ですが見ての通りものすごい状態です。その他の富内線の遺構も廃線としては多数残っている方なのですが、車両のメンテナンス状態はどれもあまりよくありません。
ML.K 裏例会
7/12は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
国富論(TableStar Games)・On the Underground (JKLM)・Through the Ages (CBG)をプレイしました。
国富論は各自1国を担当し、現金と資源をやりくりしながら資産を増やすゲームです。ヘックスボードに産業施設を表すタイルを置くシステムが少し工夫されていることを除けば、ごく普通の経営ゲーム。ランダム要素は一切ありません。
コンポーネントが大変よくできています。特に各プレイヤー用のサマリーシートは、それ1枚を見るだけでゲームのすべてのルールが理解できるほどのすぐれものです。
資源をうまく運用して拡大再生産をめざすのですが、タイルを置くにも置いたタイルから新しい資源を算出させるにも何がしかの資源が必要になっていて、足りない資源を市場から買うと価格が上昇し、逆に生産した資源を市場に売ると価格は下落します。このため、やみくもに自国を発展させても自給できない資源が高騰するばかりで、自分の産出物の価格は低迷してしまいうまくいきません。
N田氏が巧みな供給量コントロールで電力の価格と独占状態を維持して勝利しました。僕は借金しまくりで序盤から高価な資源の量産を目指したのですが、運転用資源の購入費と借金返済分のロスがたたり及びませんでした。
巷の評価高い割に近所では全然プレイされていないOn the Underground。ロンドンに地下鉄を引くゲームです。ボード上に1個置かれた乗客がカードの指示で右往左往し、自分の手番がまわって来たときは盤面の状況が全然変わってしまうので、人の手番に作戦立ててもしかたがないという難点はありますが、全体的には軽くよくできた列車ゲームです。
ひたすら乗客の移動先を追って1路線で蛇行した線路を引いたのですが、これがあまりよくなかったらしく最下位。3人プレイだと3路線持てるのでうまく使い分けて路線の配置による勝利得点もきちんと稼いでおかなければならなかったようです。
BGGで上位ランクインのThrough the Ages。民族同士で文明の発展を競うというテーマ的にはよくあるゲームです。地政学的な要素は完全に省かれており、ひたすら資源の再生産と技術の開発を繰り返します。プレイ時間と使用するルールによってシンプル・上級・フルゲームの3種類から選べるのですが、最初からフルゲームで。フルゲームは古代から現代までを網羅しています。
ルールやカードごとの特殊効果が多いので仕方ないと言えば仕方ないのですが、コンポーネントはあまりよくできていません。ルールの記述もやや不親切なので英文ルールを精読しないと正しいルールではプレイできないと思います。
例えば、各文明は技術を開発するために科学値というポイントを蓄積するのですが、
・ゲームボードでは「蓄積済みの科学値=電球のアイコン」「1ターンあたり蓄積できる科学値=電球のアイコンと+記号」
・アクションカードでは「蓄積済みの科学値=電球のアイコン」
・テクノロジーカードでは「1ターンあたり蓄積できる科学値=電球のアイコン」
・イベントカードでは「蓄積済みの科学値=Science Points」「1ターンあたり蓄積できる科学値=Science Rating」
・ルールブックでは「蓄積済みの科学値=Science Points」「1ターンあたり蓄積できる科学値=Science」さらにボードと同じアイコン
と見事に表記がバラバラです。ちょっとデザイナーの正気を疑いたくなります。
また、同じトークンでも置かれている場所によって機能が変わるのはルールシステム的には洗練されているのですが、それに応じてトークンの呼び名が変わってしまうのが混乱に拍車をかけています。
一通りのルールを飲み込めば基本的なシステムはそれほど複雑ではありません。フルゲームで6時間近くかかりますが、文明発展ゲームは基本的に重量級が多いことを考慮すれば水準以上のできだと思います。
ゲームの勝敗は文化ポイント(=勝利得点)の大小だけで決まるので、序盤からエッフェル塔や活版印刷など文化ポイントの得られる雅な技術を重点的に開発してみました。最後は映画とプレスリーで大量得点して大差勝ち。軍事面は完全に手抜きしたので20世紀になっても古代歩兵のままでした。今回は戦争系のカードがほとんど使われなかったので無事だったのですが、この手の攻撃による成功時のリターン(ともちろん敗北時のペナルティ)はかなり大きそうなので次からはこうは行かないでしょう。
特急カシオペア
千歳線上野幌北広島間を走る上りの特急カシオペア(8010レ)。
こいつは必ずディーゼル機関車2両の重連で来るので貨物列車みたく日によって違うことはありません。
空気がもやっていてイマイチです。しかも千歳線が東西に伸びている区間なので午後遅くの便はどうやっても逆光になっちゃいます。も少し苫小牧方面で線路が南に向かう撮影ポイントを探した方がいいかも。
ML.K 6月例会
6/28は札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者7人。
アーカムホラー(FFG)・BigBang (同人)・長城(TENKIGAMES)・バッカスの宴(Mayfair)・アクワイア(AH)をプレイしました。
4人アーカムホラー。旧支配者はイブ=スティトル。最終戦闘の戦闘修正が取り残しのクルートークン数なのでうっかりすると強敵ですが、注意してクルートークンを回収していればそれほど難敵ではなく探索者側の勝利。守護者に猫神バーストを選んでみたのですが、全く使う機会がありませんでした。
BigBangで時間調整し、続いて長城。壁のコマを並べて万里の長城を作るゲームです。基本的にエリアマジョリティで、壁に接する中国側のエリアの分がプラス得点、モンゴル側のエリアの分がマイナス得点になります。僅差で勝ちましたが微妙に不明瞭な訳のせいで間違ったルールでプレイしていたような気が。
バッカスの宴5人。皿を盥回ししながらメタボの限界に挑戦するゲーム。キャラクター間で勝利条件の有利不利が大きそうに感じますが、正体は秘密なのでそれを推理するところも含めてバランスの範囲ということでしょうか。
アクワイア5人。位置的にうまく吸収されそうな会社で2社社長1社副社長に収まりあとはキータイルを引くだけだったのですが全然潰せないまま資金ショート。引きのよくないときに社長になるのもどうかと。結局時間切れ終了。
他の卓ではルーンバウンド・サンドオブアルカリムがプレイされていました。
終了後、某所に移動して裏例会。参加者5人。
Last Night on Earth (FFP)・アーカムホラー(FFG)をプレイしました。
今回はBurn ’em outシナリオをプレイ。ゾンビの発生穴を3つ焼き払うのが目的です。エキスパンションGlowing Horrorでカードが増えたせいか引いても引いてもガソリンもダイナマイトも見つかりません。これは厳しい。
続けてアーカムホラーはイゴーロナク。たびたび苦労させられてきたゲートを封印できなくなる環境カードで今回もスローダウン。予想外に長びいたのですが、その分準備を整えて最終戦闘を開始。ところがあと一歩のところでイゴーロナク用の英雄的戦闘バリアントカードの1枚でいきなり全滅しました。旧来ルールでは神相手にできの悪いRPGのラスボスまがいの攻略パターンを組めてしまっていたので、キングスポートホラーで追加されたこのシステムは非常にスリリングです。
1080レ
14日は単機牽引で残念だった1080レの撮影に再挑戦。場所は前回と同じ江別大橋そばの踏切。今日は期待通りに重連で来ました。もしかして曜日で決まってるのかな。
Phage 6月例会
6/22はゲームサークルPhageの6月例会に参加しました。
Last Night on Earth (FFP)・上海トレーダー(HJ)をプレイしました。
LNoEは最大人数の6人プレイ。何人プレイでもゾンビ14体ヒーロー4人のまま各自の分担人数が変わるだけなのでバランスは一定です。シナリオは面白そうなエスケープ・イン・ザ・トラックを選びました。時間内にガソリンとキーを見つけてトラックに乗って逃げるのが勝利条件です。
ゾンビは毎ターン手札が補充されるのですが、ヒーローは初期手札はないうえにアクションを使って探索しないとカードが増えないので、序盤はゾンビの群れから逃げ惑いながら建物を渡り歩きつつアイテムを揃え、中盤から反撃に移るというのが想定された展開のようです。
まず探索の上手い浮浪者ジェイクが簡単にキーとガソリンを見つけたのですが、女子高生サリーとイチャイチャしている間にゾンビに包囲されてしまい、サリーはゾンビに喰われてしまいました。ジェイクは保安官アンダーソンのショットガンに支援されつつ奮戦し、犬のベッツィーにゾンビの足止めをさせて全力でトラックに走ります(保安官とベッツィーは速攻で喰われました)。別方向から駆けつけた保安官の息子と一緒にトラックを動かそうとしますが、結局集まってきたゾンビに全員喰われてヒーローは敗北しました。
良好なバランスとストーリー性を兼ね備えた評判通りの怪作でした。
上海は時間の都合で6人が途中抜けで5人。人数が多いと序盤で苦力を何人確保できるかの運でかなり有利不利が出てきます。調子のよいプレイヤーが早め早めに倉庫や工場を押えてしまうので、後から追い上げるのはなかなか難しくできています。やはり序盤からバンバン暴漢を雇った方がいいんでしょうか。K川氏とK藤氏が資金的に優位で、僕とF原氏はほどほど、M上氏は市外に出るたびに上海されてしまう厳しい展開となりました。最終ターンにK藤氏は一早く脱出を試みましたが、3人のボディーガードを躱されれて1発の凶弾に倒れます。K川氏はギリギリまで粘る戦術、残りの3人も最後まで遅らせたり遅れたりでした。イニシアティブの都合上K川氏は暗殺の対象になるのですが、ボディーガード2人で2回の暗殺を華麗に回避して脱出に成功。残りも全員首尾よく脱出できましたが、やはり預金量でK川氏の勝利でした。
ML.K 裏例会
6/21は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者4人。
アーカムホラー(FFG)・トワイライトストラグル(GMT)・RftG (RGG)・18EU (DTG)をプレイしました。
まずは3人アーカムホラー。新エキスパンションのキングスポートホラーを加えています。旧支配者は蜘蛛神アトラック=ナチャ。常時ゲートバースト扱いでゲートの封印が無意味になるという特殊能力です。ゲートを閉じて勝つのは無理そうなので最終戦闘に賭ける方針ですが、アトラック=ナチャの攻撃能力は毎ターン協力者(Ally)か探索者を1人除去なので下宿等を活用して協力者を大勢用意しておきます。選択ルールの英雄的最終戦闘バリアントのせいで予定より早く協力者が全滅してしまい探索者にも犠牲者が出ましたが、素手の戦闘力が高い新キャラの武道家リリー・チェンがアトラック=ナチャを拳で倒して、探索者たちが勝利しました。
1人減ってトワイライトストラグル。中盤あたりで1人増えたので途中終了。3人になったのでとりあえずRftG。これは技術系から軍事系にシフトして手早く勝利。
18EU。小会社はN村1,4,7,9,13、K川5,6,8,10,11、僕2,3,12,14,15となりました。全員おおむね地域ごとに固まりました。N村氏はタイルの配置を間違えK川氏は南部で低調だったのに対して、僕は中央から北西部の高収益で順調な展開。列車が揃った段階で僕の判定勝利で途中終了としました。
続いてもう一度アーカムホラー。旧支配者は迷宮の神アイホート。何かするごとにアイホートの雛を埋められ、いくつかたまると問答無用で即死するという恐しい特殊能力を持っています。今回は黄衣の王の効果で速攻で最終戦闘に突入したのですが、開始早々全員雛のために破滅してしまいました。
最後に18EUを再戦。小会社はK川4,5,13,14,15、僕2,6,8,10,11、N村1,3,7,9,12。今回は3人とも孤立した使いにくい会社を抱えてしまいました。自分でプレイして初めて分かる南部の儲からなさ。前回のK川氏もそうでしたが、南部で戦うときは人より多く会社を持たないと話にならないです。競りで資金を残しても、その程度の差は1ターンで帳消しでした。しかもY都市のうち小会社5の都市に限り、緑タイルの置き方を工夫すると茶色への置き換えが不可能になるという新事実が判明。この攻撃を喰らって僕は大きく後退しました。K川氏とN村氏は接戦でしたが、先行した分株価の高いK川氏が僅差で逃げ切りました。
お買い物メモ: 再版アクワイア
ポストホビーを覗いたら再版アクワイア(Hasbro/AH)が出ていたので購入しました。5250円なり。
ホテルコマとホテルチェーン名マーカーは紙、ボードは裏打ちされたハードマップです。アバロンヒル大箱よりだいぶ小さくなりましたが旧版よりはまだ大きいです。黒いボードとグレーのホテルはハズブロ版の雰囲気を再現しようとしてるんでしょうか。個人的にはせっかく自由な色が使えるのに暗くてあまり好みではないです。株価配当チャートがボード上にも印刷されてるのはよい考えだと思います。
紙製のコマ立てが付属していますが、セーフホテルマーカーとAH大箱版にあったバリアントルールマーカーが無くなりました。バリアントルールはともかくセーフホテルマーカーがないのは不便だと思うのですが。
ホテルチェーン名はハズブロ版準拠。アバロンヒル時代とは変わっています。紙幣と株券は新デザインで綺麗にできています。
廉価版ながらコンポーネントを豪華に見せようとする努力の跡が見られた再版ディプロと比べると全体的に今一つな感じ。旧版持ってるならあらためて買うほどのものではないかもです。