M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Tales of the Arabian Night (Z-man)・Runebound (FFG)をプレイしました。

まずはZ-manの再版アラビアンナイトから。
基本的なシステムはWEG版と変わってないのにパラグラフ数だけ倍ちかく増えています。すごい。マップは少し見にくくなりました。まれにインドとかヨーロッパとか指定されるのに、マップ上にエリアの区分が全然書いていません。ちょっとおかしいマップです。
その他のコンポーネントはよくできています。特にステータスがチットからカードになって、効果と解除条件がいつでも参照できるようになったのがプレイアビリティを大いに向上させています。
全体的にイベントの報酬が昔より多めになったような気がします。WEG版はいつ終わるともしれない旅が延々と続いていたような記憶があるのですが、今回は調子のよかったK川氏がトントン拍子にポイントを貯めてあっという間に勝ちきってしまいました。訳なしなところを除けば普通にプレイできるゲームになっていると思います。

続けてルーンバウンドは大箱拡張の4つめThe Frozen Wastes。今回は凍てつく氷の大地でお姫様を捜索する冒険です。
あまりに寒いので旅をしていると徐々に氷マーカーが溜って凍死してしまうので、時々街に戻って温まらなければなりません。怪物を倒すと通常の報酬に加えて伝説のアイテムやお姫様の手掛りが手に入ります。ラスボスを力で倒すか、発見したお姫様をラスボスのところに届けるのが勝利条件です。
冷気ダメージのルールは雰囲気をよく再現しているのは分かるのですが、著しくゲームをスローダウンさせるのが弱点です。勝ち筋が2つあるのはルーンバウンドの終盤の行き詰まり感の軽減に役立っているのは良いのですが、赤い冒険カードに挑まずに勝ててしまうので逆に雰囲気的には良し悪しではあります。全体的には割と手堅くまとまっている感じを受けました。
今回は冒険デッキからイベントがなかなか出なくて、盤上の冒険チットが足りなくなる展開。ルーンバウンドの構造的な問題なので、この拡張だからどうというわけではないのですが、みんな不毛な土地を彷徨うのに労力を取られて苦労していました。僕は首尾よくお姫様を発見できたので、これをラスボスに届けて勝ちました。

ゲームの後はお好み焼き。たいそうおいしゅうございました。

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