ML.K裏例会

6/10は某所で北大ML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
プレイしたゲームは、クィーンズブレイド(HJ)・Dungeon Twister (Pro Ludo)・18US (G. D. Hecht)・Thurn and Taxis (HiG)でした。

クィーンズブレイドは先週出た第3弾。トモエ対エキドナでトモエの勝ち。結局のところ複雑ジャンケンですが。

ダンジョンツイスターは2人用で、それぞれ8人のキャラをあやつってダンジョンの両端から反対側へ抜ける競走をします。ランダム要素が皆無なのと手番にできるアクション数が少なめなので、攻めるにしても守るにしても手数が足りない感が強く、ちょっと盛り上がりどころがよくわかりませんでした。隙をついてスピードポーションで加速したゴブリンを脱出させて勝てました。

18USはルールの改定が進み、かなり陰謀くささが抜けて普通の18系列車ゲームになってきた感じです。これは僅差で勝利。

最後は郵便馬車。一人だけ7馬車に進めなくて最下位だったのですが、ひとつ分かったことがあります。ちまたでは他プレイヤーとの駆け引きの薄いソロ風味の運ゲーという評価ですが、これは間違いです。このゲームは他のプレーヤーが取ったカードと山札の残り枚数をきっちり計算して「仕事をする(下家が欲しがっているカードを握ったり流したりして妨害する)」のが重要な同じ作者のプエルトリコによく似たテイストのゲームです。

ML.K裏例会

6/3は某所で北大ML.Kの裏例会がありました。参加者4人。
プレイしたゲームは、世界史(名工大シミュレーション友の会)・Puerto Rico (alea)・Mauer Bauer (HiG)・1830 (AH)でした。

同人世界史(写真)はAH/HasbroのHistory of the Worldをカードゲーム化したもので、最初にM:tGのブースタードラフトの要領でプレイする国を選びます。プレイ感がHotWそっくりなのに短時間で終わるので、一度経験するともうHotWをプレイする気にならなくなる良作でした。

プはいつも通りマスターアレアの異名をとるN田氏が勝ちました。最近は石を取らない出荷型を試しているのですがなかなかうまくいきません。

マウアーバウアーは上位3人が1点差ずつの僅差で2位でした。勝利条件や勝利得点がカードで隠蔽情報になっているゲームはバランス調整がよくないと大味になりがちです。カードの強弱が強いと運のし引きゲーになりますし、他のプレーヤーの打ち筋からある程度はカード内容を推測できないと競技性が低くなります。これらの観点からはこのゲームは良作のレベルには達してないです。運ゲーと割り切るなら十分に楽しいゲームだとは思いますが。

1830は手出しDの投了者が出たときに一人だけ必要十分なパーマネント列車と保有上限一杯の株券を持っていたので判定勝ちとなりました。もっとも内部留保して株価が下がっていたので、この時点で清算しても勝ってなかったはずですが。ちなみに投了者が直前の株式ラウンドで無用な株価操作をして会社の運営順を変えていなければ手出しDで投了するハメになっていたのは私だったはずという事実は秘密です。