M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Sanctuary (Feuerland/テンデイズ)・レイルウェイブーム (OKAZU brand/アークライト)・Lightning Train (Dire Wolf)・アトリエ・ウィズ・ジニーズ (やのまん)をプレイしました。

アークノヴァ・サンクチュアリ。
慣れてくるとサクサク進むので、アークノヴァと比べると軽ゲーの範囲です。今日は2人が埋めきりトリガーでした。マップ埋める速度はプレイヤー間でそんなには違わないこと、野生復帰させるとその分埋める速度が遅くなることから、さっさと埋める作戦と保全計画を完遂する作戦で競走になる、というのがパターンなんだと思います。
どっちつかずで埋められもせず保全計画も残していいところなく負け。

レイルウェイブーム。
アークライトの新版。ルールは若干調整されているそうです。旧版やったことないですが。関東地方のマップの地形の描写が抽象的になったせいで、都市名見ないとどこがどこだかよく分かりません。
蒸気の時代の競りシステム(1位と2位がビッド全額を支払い、3位は半額、4位は無料の競り)で、線路を建設してピック&デリバリーをします。マップからはピックするだけで、どこともない架空の場所に輸送しているので厳密には違いますが。蒸気と違って借金はないので、競り値は常識的な価格に落ち着かざるをえず、少ないリソースをやりくりすることになります。
競りの対象である機関車も都市も技術カードも、山からランダム引きでかなりの性能差がありますが、そこは競りゲーなのでプレイヤー間でバランス取ってね、というデザインのゲームです。
走らせるだけで固定のVPを生んでくれる客車で序盤からけっこう稼がせてもらいましたが、決算すると全然及ばず。
各ラウンドの最後に競る終了時ボーナスの点が大きいので、列車の数ごとにVPみたいな誰がどうやっても基礎点は確実に取れるボーナスカードで上位の高係数を確保して人と差をつけるのが重要そう。路線の連結点も無視できない得点を生むので、自社路線を合流させるのも必須と思われます。結局のところ列車の性能と線路ネットワークが富の源泉なので、材木とお金がリソースとしては重要度が高そう。

ライトニングトレイン。
地域へのアクセス権やトンネル権は専用のチットを買わなくても、汎用の列車チットを個人ボードのアクションマスに置くことで代用できます。+アイコンの入ってる機関車チットは毎ターンドローする5枚とは別枠で引けるので、機関車でこれらのアクションマスを埋め、普通の列車をマップに配置してバッグを圧縮する、というのが基本戦術らしいです。
今回はみんな機関車チットを大事にしてたのか、大陸横断鉄道ができたときは誰もマップ上に機関車置いてませんでした。
1点差勝ち。やっぱりカードの引き運の差が大きいような。

アトリエ・ウィズ・ジニーズ。
小箱のカードゲーム。仕入れた宝石を加工して価値を高めて売ったりVPに変換したりするのを繰り返して得点の多い人が勝ち。
1手番1アクションしかないところがジニーに投資することで実質2アクションになるので、まずはそれを目指すのですが、それにはジニーを強化できる宝石を山引きするしかないという。
手番を最適化するパズルはそれなりに面白いですが、結局は引き運ゲーなのと、加工に手数と資金をかけてもその割には大して価値が上がってない感じがするのがちょっと気になりました。