ML.K 11月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者8人。
Black Spy (Z-man)・Mascarade (Repos)・Nugets (NGO)・Filipino Fruit Market (NGO)・Dominion (RGG)・Zan (HJ)をプレイしました。

まずは人待ちブラックスパイ6人。傾向としてラウンドの中盤で一度リーダーになるともうそれ以降全トリック取ってしまうのがツラい。途中終了。

ブルーノ・フェドゥッティのマスカレード。13人まで吸収できる便利な作品です。1人1枚役職カードを持って、それを他のプレイヤーとこっそり交換しながら正体を探りつつ、役職の能力でお金を稼ぐゲーム。7人と8人で1戦ずつ。やはり人数多い方が面白そうです。

2卓に分けて4人ナゲット。パートナーとの連携がバッチリ決まって、高得点ナゲットを狭く囲いつつユニット数で相手チームを圧倒するという必勝の態勢を作ったと思ったら、戦力の配分が悪くことごとく1点差で取られていたという最悪の結果に。

卓組み換えて4人ティンダハン。バランスが重要で、店員とトリックのどちらかに寄せると得点伸びないという説が。毎ラウンド大崩れすることなく得点を重ねて勝ち。

卓組み換えて4人ドミニオン。全部入り完全ランダムで3戦2勝。たとえ呪いを廃棄できる場でも、呪い配る系の攻撃カードを独占させるのはよろしくなさそう。

他の卓ではEdel, Stein & Reich (alea)・ロストレガシー(ワンドロー)・Love Letter (カナイ製作所)・Hanabi (R&R)・シェフィ(冒険企画局)・Coloretto (Abacus)がプレイされていました。

人減って6人で斬。役職配られたら侍。6人のときは侍1人しかいないうえに将軍より得点係数が高いので、一度将軍殴って迷彩しておいた方がよいかもしれません。防御力高い千代でしたが防御能力の効かない全体攻撃に巻き込まれて即死。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。
Spyrium (Ystari)・Agricola (Lookout)をプレイしました。

イスタリのスパイリウム。意味ありげなタイトルですが、YとSのつく適当な造語のようです。謎の鉱石を掘って儲けるワーカープレースメント。ケイラスのアティアの作品で、資金カツカツなところはよく似ています。欲しいカードにワーカーを送って、お金払ってカードを買うか、カード買わずに帰ってお金もらうか選択します。大抵の場合、そもそもお金が足りないのでどちらにせよカードは手に入らないという悲しいゲーム。一部のカードがバランス崩しそうな勢いで強力なのが気になりますが、歯応えのある良作です。3位。

最後はアグリコラを世界選手権デッキで。4人だと資源もアクションマスも足りないので全員穴開き農場という低調な展開。どど負け。世界選手権デッキはどれ取っても他人のカードの方が凶悪に見えるのはなぜ。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Black Spy (AH/Z-man)・Nuggets (Winning Moves/NGO)・惨劇RoopeR (Bakafire)・Seasons (Libellud)・Filipino Fruit Market (Bambus Spieleverlag/NGO)をプレイしました。

まずはアラン・R・ムーンのブラックスパイ。アバロンヒルの古い作品の再版です。システムはいたって普通なマストフォロー・ノートランプなトリックテイク。5色のうち黒だけ得点があり他はほとんど0点ですが、最も得点少ない人の勝ちなので、トリック取らない方がよいタイプです。色だけでなく数字でも可能ならフォローしなければならないため、高度な手札管理が要求される高難度ゲーム。色は枯らした方が自由度が大きくなりますが、数字はなるべく手広く待てるようにした方が良いらしい。負け。

ナゲッツはニューゲームズオーダーの再版。レーベンヘルツみたいに格子を柵で囲って戦力を置いて陣取りをするゲームです。4人プレイのときは対面と組んで2対2のチーム戦になります。戦力を先に置くと柵で分断され、柵を先に置くといいところに戦力置かれてしまう悩ましいゲームです。盤面全部に何がしかの戦力コマが置かれるので、後半の残りコマが多すぎると、最後に何も取れない空白エリアしか置けるマスがなくなって困りそう。勝ち。
値段の割にコンポーネントの品質はかなり高いのですが、柵を1手に2本ずつ置くのになぜか奇数本しか入っていない謎。ルールにもその辺何も書いてませんが、これは元のWinning Games版からそうなっていたようです。日本語以外の多国語版が別のメーカーから出る予定があるのですが、そちらでは1本だけ置いてもよいと明確化されているらしい。仏語ルールしか公開されてないので確認はしていませんが。

惨劇RoopeRは脚本集から2本。BTXの普通な感じの脚本と、BTXの1ループが1日しかない極端なシナリオの2本をプレイしました。どちらも主人公サイドの勝ち。

12季節の魔法使い。プレイ間隔が空くとまた50種類のカードを覚えるフェイズから始まるので全然上達しません。1魔力払って全員にクリスタル4のダメージを与える使い魔をフル稼動させてVP差をつける作戦でしたが、皆さん0より下に下がるわけでもなく、それ以外のカード点も足りなくて3位。30VPの得点だけアイテムくらいは先に押さえておくべきでした。

フィリピンフルーツマーケットもNGOの再版。ティンダハンの方をプレイしました。トリック取れば次から切り札を変えられるシステムですが、序列低めで枚数だけ多い色を切り札にしても全然使う機会がありません。枚数少なくても序列の高い色こそ切り札にすべきでした。大敗。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Flaschenteufel (Bambus)・惨劇RoopeR (Bakafire)・Last Will (CGE)をプレイしました。

人待ち3人ボトルインプ。3戦して全員1回づつ壺掴んでいい勝負、と思ったら得点では大差負け。

惨劇RoopeRを2回。
1回めは拡張3の最初のシナリオ。ゲーム中に友好カウンターと不安カウンターの効果が入れ替わるようになったのと、脚本家が4枚めのカードで友好カウンターを置けるようになったのが最大の変更点。お互いにガンガントークンを置きあい毎日情勢ががらりと変わるアグレッシブな拡張です。拡張3のサマリーシートがまだ公式サイトに上がってないので、お金持ちは2冊買って1冊切り裂くのがお勧めです。
2回めは脚本集の最後のシナリオ。あまりに高難易度なので相談ありでプレイ。拡張1のシナリオらしく事件が次々に起こる割にはその犯人が誰なのかさっぱり分かりません。それでもきちんと謎が解けていくあたりが秀逸。

最後はおかしな遺言の日本語版。最初に破産した人が勝ちという独特の発想ですが、システムはワーカープレースメントとアクションポイント制の併用で割とスタンダードな経営ゲーム。早い者勝ちなのに後番に何も特典がないので座り順と引きで決まるところがなきにしもあらずです。スタートプレイヤーという悪くない手番ながら及ばず負け。

ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者4人。
Ra (alea)・Dominion (RGG)・Poison (Playroom)・Suburbia (Bézier Games/アークライト)・OWACON (Bakafire)・Hanabi (R&R)をプレイしました。

人待ち3人ラー。全然モニュメント買えず最下位。
ドミニオンは全部入りで完全ランダム。3人で2戦2敗、4人で1戦1勝。

箱絵のクニチーが素敵なポイズンは本質的にはシンプルなバースト系ですが、3つ同時進行というところが独特のゲーム。どど負け。

日本語化されたシティビルダー。スルージエイジズ方式で流れてくる建物を買っていく箱庭系。結構建物の能力差があるような気はしますが、バラエティに富んでいていくつも戦い方がありそうで、なかなかに楽しいです。得点が先行するとどんどん調整が入る露骨な陰謀ルールも、厳しすぎず楽させすぎずとそれなりに良く機能している感じ。
黄色い産業建物メインで進めて空港を多数配置した相乗効果と目標タイルの得点で勝ち。

オワコンは人の条件一通り見た割には時すでにお寿司で結局手も足も出ず。最近の流行りは終盤スタートプレイヤー取って防御マスに置くのが鉄板なようです。

最後に花火は1色出せず残り4色完成の20点。普段と面子違う割には健闘でした。

ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者6人。
Room 25 (Matagot/HJ)・Keyflower (R&D)・Terra Mystica (White Goblin Games/テンデイズ)をプレイしました。

6人でルーム25。役割引いたら看守。出口は割と早いタイミングで見つかったのですが、看守2人がかりで妨害するとなかなか簡単には出られません。看守の勝ち。

1人減って5人でキーフラワー。初手に配られた冬タイルはイマイチ方向性の指針にならないKeythedralとJeweller。人数分のタイルはないゲームなので、資源と輸送力がきちんと出るようにタイルを取って悪くない展開でしたが届かず2位。

テラミスティカは黄色はヨガテレポートの行者。船に乗れない代わりに最大2マス先まで飛行できます。最後の得点計算では隣接扱いですが都市建てる役には立たないので後半の伸びが悪いです。船に乗れないのも特権タイルが1枚死ぬのでさりげなくダメージがあります。似たようなワープ能力を持つ種族は他にもいるので、あまりこれ独自の強みというのを感じない微妙な種族でした。時間切れ終了。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。
Empire Express (Mayfair)をプレイしました。僅差勝ち。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
惨劇RoopeR (Bakafire)・Hanabi (Cocktail Games/HJ)・Catan (Kosmos)・Dominion (RGG)をプレイしました。

まずは惨劇RoopeR、拡張2のHaunted Stageを初プレイで、とりあえずは付属シナリオの最初の1本です。基本セットとの共通部分が多かった拡張1とは違って役職も事件も完全に入れ替わっていて、よほどのことがなければ毎日1人死人が出るのがほぼ確定という派手なシステムに化けました。序盤から情報がほどよく出てくる代わりに後半に向けて難易度が上がっていく良い拡張だと思います。プレイヤーで負け。

花火はいい感じに連携できて21点。25点は遠い。

久しぶりに何も入っていない普通のカタン。最長道路の取り合いとか最後はカードのVPの引き次第とか、展開的にはよくあるパターンでしたが、やはり面白いものは面白い。木と泥に厚く置いてあっという間に家5軒建てるも、予想通りそこから先に進めず大敗。

最後はドミニオン。4戦1勝。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
惨劇Rooper (Bakafire)・Dominion (RGG)・Catan Histories: Merchants of Europe (Kosmos)・Empire Express (Mayfair)・Puerto Rico (alea)・Katzenjammer Blues (Goldsieber)をプレイしました。

まずは惨劇Rooperから。K川氏の自作シナリオをプレイ。拡張2のMystery Circleのシナリオで、3ループめに満を持して登場した神格がただのパーソンだったり、巫女で正体吐かせれば主人公の勝ち確定な状態で対象キャラが都市で偽装自殺したりと、楽しそうにルールを活用していました。ゲーム自体は最終ループで敗北条件をすべて回避して主人公の勝ち。

ドミニオンはギルドのみ。となると予言者(Soothsayer)とパン屋(Baker)ががぜん強力です。勝ち。

1人減ってヨーロッパカタンはアメリカタン以上に資源産出の出目チップが移動して廻るので、固定で印刷されてる6と8を重点的に囲うと安定すると思います。3人プレイだと商品配送先の奪い合いになるので、やはり4人いた方が良さそうな感じ。勝ち。

エンパイアエクスプレスはMayfairのクレヨンシリーズの簡易版。マップはアメリカ東海岸。マップがやや狭いため見るからに優良路線が分かりやすく、あまり繰り返しプレイには向いてなさそう。ルールは従来のクレヨンより大幅に洗練されています。最大の違いは手番中の輸送と建設の処理順を入れ替えたうえでカード補充を最後に持って来たことで、他プレイヤーの手番中に配送ルートを考えられるようになってプレイがぐっと迅速化されます。普通のクレヨンもこのルールでプレイした方がよいと思います。大差負け。

プレイするたびに久し振り感たっぷりなプエルトリコ。意外と高頻度でプレイしているのかも。1番手で開拓を選んでコーン取りました。下家に被せたタバコを売ることができたので港造船所で上家も出荷型の出荷型と展開的には悪くなかったはずですが、10金建物なしで48点はトップと1点差最下位。トップは石4個からコーヒーを売って大学で10建3軒のお大尽。

最後はカッツェンジャマーブルース。最後の手札にJJJ444555と握ったまま山が尽きて大敗。

ML.K 8月例会

札幌市北区民センターでML.Kの8月例会が開催されました。参加者7人。
We Didn’t Playtest This at All (Asmadi Games)・Hanabi (R&R)・Room 25 (Matagot/HJ)・Elder Sign (FFG)・Dominion (RGG)をプレイしました。

まずは人待ちでふざけたタイトルの「プレイテストはやってない」を1戦。基本ルールは手札2枚で毎手番1枚引いて1枚プレイ、勝利条件と敗北条件は全部カードに書いてある、という要するにFluxxの変種です。Fluxxよりバランスは派手めで、勝つにしろ負けるにしろ1枚かそこらですぐ決まってしまう短時間ゲームです。多人数向きな気もしますが、あまり多いとしばしば順番回って来る前に負けてたりします。

5人で花火は面子変わると以心伝心関係の再構築から始まるのでなかなか得点伸びません。

ルーム25はタイルを並べて作ったランダムマップ上で隠蔽した正体を探りつつ囚人と看守が追いかけっこをするゲーム。10ラウンド以内に1ヶ所だけある脱出に全員集合できれば囚人の勝ち、脱出を阻止するか囚人を2人殺せば看守の勝ちです。システムはプロット方式なので、後順のプレイヤーは全然予定立たないのですが、そもそも選べるアクションの種類が少ないのであまり悩んでも仕方ありません。その数少ない選択肢の中に同室の他人を隣の部屋に押す、というアクションがあって、看守の主な殺害手段がトラップ部屋に囚人を突き落とすことなので、押すなよ絶対押すなよ、ドーン、なダチョウ倶楽部ゲームです。囚人の手数的にはけっこうギリギリなので、看守としては殺害を目指すよりは脱出を妨害した方が手堅そうですが。バランス的にはやや看守有利かもしれません。5人で2戦、6人で1戦プレイ。6人いた方が面白そうです。

エルダーサイン6人は拡張入り。拡張入るとエルダーサイン買えなくなってしまうのですが、祝福ダイスがやはり強力なため、展開的にはそれほど不利にはなってない感じです。旧支配者をランダムに引くとヨグ・ソトース。最終戦闘で旧支配者を倒して勝ち。基本的に人数変わってもバランスには影響ないシステムのはずなのですが、多すぎても少なすぎても難易度上がるような気がします。

2卓に分けて3人ドミニオンは拡張全部入り。やっとギルドの日本語版も出たそうです。やはり蝋燭職人が強いのですが、結局のところ1枚で1金しか出てないので、大量投入しても意外とパンチ力はありません。1戦1勝。時間調整に「テストプレイは~」も2回ほどプレイ。

その他の卓ではハートオブクラウン(FLIPFLOPs)がプレイされておりました。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者4人。
Falsche FuFFziger (2F-Spiele)をプレイしました。

フリーゼの古いゲームと思ったら94年なので言うほど古くはなかったです。ニセ札を刷って勝利得点を競るゲーム。
プレイヤーの最初の資産は3台のニセ札印刷機だけで、ニセ札を刷る→競りで資金洗浄して現金に替える→印刷機を買う→ニセ札を刷るというサイクルを回して資金を稼ぎ、できた資金で別途勝利得点を競ります。印刷機は現金でなければ買えないのですが、勝利得点はニセ札でも現金でも競れるというあたりがうまく工夫されていて、リソース変換サイクルを切り替えるタイミングがゲームの鍵を握っています。フリーゼらしい独特のシステムの好ゲームなのですが、実はニセ札印刷機にものすごく当り外れがあって、引き運が悪いとどうにもなりません。見た目以上の運ゲーで、その辺なんとかならんかなーと思わないでもないですが、引き運は印刷機の数を揃えてリスクヘッジするといったあたりまでデザイン意図なようなそうでもないような、微妙な評価のゲームです。大敗。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Tzolk’in (CGE)・Coup (La Mame Games/デンデイズ)・Canyon (ABACUSSPIELE)・誘導遊戯(箱の中のネコ)・Walnut Grove (Lookout)・Elder Sign (FFG)をプレイしました。

早速ツォルキンから。ワーカープレースメントですが、不利そうな後番プレイヤーに初期資産のゲタの類は一切なく、4人プレイの4番だと1巡目の手番が回ってくるころには安めに置けるマスが全然残ってません。スタートプレイヤーがかなり有利なシステムなので、初手はとりあえず無料で1人スタートプレイヤーに置いて終わり、というのもアリかも。最下位。

クーは正体隠匿系のブラフゲーム。ライフ兼役職のカードを手札として2枚持ち、役職の効果でお金貯めたり暗殺したりしますが、持ってる役職は自由に偽ってよいというシステム。7金貯めてクーで殺すのは無条件で通ってしまうので、本当はその前に3金で済む刺客使ったり刺客のふりしたりして何とかするようなゲームなような気がします。2戦2敗。

謎に赤ポーンの入っているキャニオンは98年の候補作。トリックテイクでボートレースをするという、システムとフレーバーの全く噛み合ってないゲーム。マストフォロー切り札ありのトリックテイクで勝ったトリック数だけ前に進むという単純なシステムですが、ビッディングして当たれば歩数にボーナスというのが良く効いています。98年は2冠のエルフェンランドの年だったせいもあって候補作の中ではイマイチ目立ててなかったと記憶していますが、これはぜひ押さえておくべきゲームの一つと言ってよいと思います。負け。

誘導遊戯は今年のゲームマーケットの新作。各自自分だけ知らないNGワードを割り当てられた上で、お題に沿った自由会話を一定時間切り抜けるというゲーム。これがゲームかどうかはちょっと微妙ですが、面子とテーマとNGワードの選定がうまくハマればこれ以上のものはない独自性を発揮する好作品です。

1人減ってLookoutの箱がおっさんシリーズの一つウォルナットグローブ開拓史。ワーカープレースメントですが、ワーカーの維持コストが異様に高く、日々の暮らしに追われているうちに終わってしまうカツカツゲー。これも後番不利な割に何も代替措置がないですが、ワーカー数に比較してアクションマスの数が多いので問題ないというデザインなのでしょう。実際のところアクションの選択より地形のタイル引きと配置の方が展開に大きく影響しそうな感じ。資源の種類は多いのですが、何はなくとも材木が最も重要です。最下位。

最後はエルダーサイン拡張入り。システム的には白ダイスと黒ダイスが追加されたのが最も大きな変更点です。祝福されると白ダイスが貰えて、これは普通に緑ダイスに追加で振れます。呪われると黒ダイスが貰えて、こちらは同時に振った緑ダイスと相殺されるという恐しいダイスです。今回の旧支配者はハスター。祝福2人に呪い0人だったせいか楽々クリアでした。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Blackrock Castle (Schmidt)・Eight-Minute Empire (Red Raven Games)・Catan Histories: Merchants of Europe (Kosmos)・Eurorails (Mayfair)をプレイしました。

まずはブラックロック城。各プレイヤー3人の騎士を持ち、10マス×10マスの格子状の城の中を探索して宝物庫へ到達するゲーム。1手番の移動歩数は無制限という豪快な作りの代わりに、2×2の4マスのうち1マスは必ず落とし穴になっていて、当然ながら踏んでみないと分からないギミックが組込まれています。見た目以上に手応えのあるパズル+記憶ゲーム。負け。

8分帝国は3人プレイだと1人10枚、1人8枚の4人プレイより30秒短縮される計算です。勝ち。やはり少しエリアマジョリティ側の比重が大きすぎるような気がします。

一見ローマカタンのように見える歴史カタン:ヨーロッパの商人はアメリカタンのヨーロッパマップ版。システムは全く共通で、石炭が塩に、鉄道が交易路に置き換えられているだけです。大陸横断鉄道を作るために全員東海岸から西を目指したアメリカタンと違い、マップ中央のドイツ近辺からスタートして外周へと散って行きます。他人と進出方向が被らないので、一度出遅れると血を吐く思いで砂漠を越えるしかなかったアメリカと違い、バランス面は相当改善されていそうですが、フレーバーや歴史感といったところはちょっと弱いかなと思います。勝ち。

最後はクレヨン列車ゲー。スペイン方面に進出してコルクで稼いで勝ち。不人気ですが労力分は返ってくる土地だと思います。